「ブライダルフォトの撮影がどのようなスケジュールで進むのか知りたい」
「どのような持ち物があれば便利なのか知りたい」
このようにブライダルフォトに関してお悩みの方は多いでしょう。
そこでこの記事ではブライダルフォトの準備スケジュールや持ち物、撮影する際のコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
□ブライダルフォトの準備スケジュールとは?
ブライダルフォトの流れは「スタジオや場所の検討期間」「下見や契約、打ち合わせを行う期間」「撮影データの納品期間」の大きく3つに分けられます。
1つ目の検討期間では1ヶ月程度、2つ目の打ち合わせと準備期間では1ヶ月から2ヶ月、3つ目の撮影データ納品期間では2週間から2ヶ月程度が目安の期間です。
ではブライダルフォトの準備期間はおおよそどれくらいなのでしょうか。
平均的な準備期間は検討期間と申し込みから撮影当日まで、2ヶ月から3ヶ月程度です。
しかし、撮影するスタジオが人気であったり、ロケーション撮影に人気のシーズンである春や秋に撮影を申し込んだりしたければ、それ以上の期間を想定しておくと良いでしょう。
具体的には4ヶ月から6ヶ月程度です。
加えてロケーション撮影では、使用許可や撮影の日取りを含めて、スタジオ撮影と比較して長い準備期間が必要です。
雨が降った場合の予備日も含め、期間に余裕を持たせておくと良いでしょう。
□ブライダルフォトの持ち物の注意点をご紹介!
ブライダルフォトで知っておきたいのは「ほとんどのアイテムはレンタル可能であること」「購入や手作り期間が必要なものは余裕を持って準備すること」の2つです。
それぞれのポイントを詳しく解説していきます。
まずはほとんどのアイテムがレンタル可能であることです。
撮影のために必要なアイテムは、ほとんど撮影スタジオでレンタルできます。
貸し出しの料金は「プラン料金」と呼ばれる撮影や小物レンタル、ヘアメイクなど含んだセット料金として計算されます。
ただ、衣装の質によってグレード分けをしている会社が多いです。
そのため、プラン料金内で貸し出しが設定されている衣装以外で、グレードが高い衣装を選ぶときは料金が追加されることもあるでしょう。
そして、サイズが小さいアイテムはほぼ無料であることが多いですが、カツラのようなメンテナンスが必要なアイテムは一部有料であることも多いです。
どのような撮影小物が借りられるのかは、撮影希望シーンやポーズがある場合は早めに確認しておくと良いでしょう。
撮影スタジオでは、アクセサリー類やブーケ、靴や衣装などの貸し出しを行なっています。
次は購入や手作り期間が必要なものは余裕を持って準備することです。
ドレスや和装の下に着用する肌着類は新郎新婦側で準備することが多いでしょう。
下着類は、撮影スタジオによっては販売で取り扱いしているケースもあります。
そのため、あらかじめ購入をお願いしておけば、スタジオ側が準備してくれて、当日持っていかなくても良い場合もあるのです。
また、撮影にあればより楽しめるものがあれば、自分たちでアイデアを工夫して持ち込むことになるでしょう。
撮影小物は手作りする方が多いため、制作期間が長くなってしまうものは早めに準備に取りかかってくださいね。
撮影小物は多くの場合、持ち込みが許可されていますが、メンテナンスが必要なものは有料であったり、持ち込みが許可されていなかったりします。
そのため、持ち込みをご検討中の方は事前に申告して、確認してくださいね。
□ブライダルフォトの持ち物を紹介します!
ブライダルフォトにはどのような持ち物が必要なのでしょうか。
ここでは、本番で撮影するために準備しておく必要があるものを新婦と新郎に分けて解説していきます。
まずは新婦の持ち物です。
新婦は和装もしくは洋装を着ることになるでしょう。
和装と洋装、それぞれに分けて説明していきます。
和装では、白無垢や色打掛のような素敵な衣装を着用することになります。
撮影会社によっては準備してあるものやそうでないもの、追加料金がかかるものなど、いくつか異なる点がありますが、基本的に準備する候補としては以下のようなものが挙げられます。
・補正用タオル
・和装下着
・裾よけ
・白足袋
補正用タオルは、和装を着用する際に体型を補正するために使用されます。
これらはスタジオによってはレンタル可能ですが、高額になってしまうことが多いので、可能な限りご自身で準備することで出費を抑えられるでしょう。
そのほかにも季節によっては和装用のストッキングなどがあれば便利ですね。
洋装のウェディングドレスを着用する上では、ドレスの下着であるブライダルインナーやストッキングなどが準備するべきものとして挙げられます。
しかしブライダルインナーがすぐ手元にない、という方も多くいらっしゃるでしょう。
その場合はレンタルを検討すると良いでしょう。
ブライダルインナーはドレスの形によっても変わってくるので、着用するドレスが決まってから購入するかレンタルするかを決めると良いでしょう。
次に新郎の持ち物です。
新郎に関しても和装と洋装に分けて説明していきます。
和装では、男性は紋服などを着用することが多いですが、その際に主に必要なのが以下の3つです。
・UネックもしくはVネックの下着
・ももひきステテコのような下にはくもの
・足袋
撮影スタジオによって準備してあるものは異なったり、追加料金がかかったりするものがあるので、あらかじめチェックするようにしてくださいね。
洋装であってもUネックやVネックなどの下着や靴下を用意しておくと良いでしょう。
タキシードを着る際に、目立ってしまってはいけないので、白の下着を着用すると良いでしょう。
□あれば便利なものを紹介します!
ブライダルフォトであれば便利なものは「防寒具やタオル」「移動用の履物」「軽食」の3つです。
1つ目は防寒具やタオルです。
ロケーション撮影があるケースを考えてみましょう。
夏では日焼け止めやタオル、うちわのような暑さ対策が必須です。
逆に冬はカイロや防寒着のような寒さ対策が必須です。
2つ目は移動用の履物です。
ロケーション撮影ではもちろん、スタジオ撮影でも移動は必要です。
ドレスを着用すると、足元が見えないため、移動には履きやすいサンダルを用意しておくと良いでしょう。
3つ目は軽食です。
撮影は長くなってしまうことがあります。
しかし、空腹になってもドレスや和装姿ではなかなか食事はできません。
そのため、手間をかけずに食べられる軽食を用意しておくと良いでしょう。
□ブライダルフォトを撮影する際のコツとは?
ブライダルフォトで最も意識するべきなのが「姿勢を伸ばすこと」です。
普段姿勢が良い方でも、式当日になると重い衣装を着るため、姿勢が悪くなってしまいがちです。
そのため、写真写りを良くするためには意識的に背筋を伸ばすことが大切です。
具体的には、両肩を後ろに引いて、肩甲骨を背中の真ん中へ寄せるようにすると背筋が伸びます。
日頃からスマホやパソコン、本などを高い位置で見るようにして姿勢を直していくと良いでしょう。
□まとめ
ブライダルフォトの準備スケジュールや持ち物、撮影する際のコツをご紹介しました。
どのようにすればブライダルフォトの撮影を成功させられるのか、イメージできたでしょうか。
今回の記事を参考に、ブライダルフォトの準備を進めていってくださいね。