「結婚式の前撮りってどこで撮るのがいいのかな」
「前撮りをしたいけれど、決めておくことは何かな」
このようにお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、結婚式の前撮りをお考えの方に、前撮りで着る衣装や着数、決めておくことについて解説します。
ぜひ前撮り前にチェックしてください。
□結婚式の前撮りとは?
ここでは、結婚式の前撮りについてご紹介します。
前撮りとは、結婚式よりも前の日に、洋装や和装で記念撮影をすることを指します。
例えば、結婚式当日にウエディングドレスを着用する場合前撮りでは和装を選択したり、当日に和装を着用する場合は前撮りでは洋装を選択したりします。
結婚式当日はなかなか緊張してしまうことも多いため、前撮りでリラックスした雰囲気を残したいという方におすすめでしょう。
先輩カップルによるアンケートでも、前撮りを行った理由として「ゆっくり写真撮影をしたかったから」が挙げられています。
前撮りを行う場所は、主に2つに分けられます。
スタジオ等の室内で行うスタジオ撮影と、外で行うロケーション撮影です。
どちらの場合でも、一般的に準備から撮影終了まで4〜5時間程度かかるでしょう。
ここからは、それぞれに分けて、魅力を解説します。
*スタジオ撮影の魅力
スタジオ撮影は、基本的に室内での撮影となりますので、天候に左右されません。
そのため、ふたりらしくゆっくりと撮影できるでしょう。
さらに、照明や背景、和傘、小物・アイテムを使用し、室内ならではの写真を撮影できます。
和装の場合は正座をしたポーズや、洋装の場合は寝転がるなど、どのようなポーズでも可能です。
先輩カップルによるアンケートでは、スタジオ撮影をされた方が最も多いようです。
*ロケーション撮影
ロケーション撮影では、リゾート地、神社、結婚式会場のガーデン等の屋外で撮影します。
東京であれば丸の内周辺、大阪であればレトロな洋館といった、その土地ならではのスポットで撮れるという魅力があります。
和装の場合は庭園や神社といった風情のある場所、洋装であれば、海辺や緑地で撮影できます。
先輩カップルによるアンケートでは、結婚式会場の屋外で撮影される方が多いようです。
ただし、天候に左右されやすいという一面があるので考慮しておきましょう。
□結婚式の前撮りでは何着着るの?
ここまでは、前撮りについて解説してきました。
実際に前撮りをしたいと思われた方も多いでしょう。
では、実際に前撮りでは何着着るのがベストなのでしょうか。
結論から申しますと、ドレスの着数は、1着か2着がスタンダードです。
1着しか着ないという場合でも、多くの写真は撮影できるので問題ありません。
特に、ロケーション撮影で複数のドレスを着用する場合、毎回着替える必要があります。
ドレスは、普段着のように簡単には着替えられません。
ドレスが異なるたびに、一からセットする必要があるので、少し手間がかかることもあるでしょう。
そのため、1着か2着がスタンダードと言われています。
そもそも、ドレスは意外と重いです。
見た目ではあまり想像できないかもしれませんが、1着のドレスは平均で3〜4キログラムであることが多いです。
それを毎回着替えるとなると、どうしても疲れてしまうので、楽しく撮影できる着数が良いでしょう。
しかし、それ以上着用したいという方もいらっしゃると思います。
それ以上着用する場合は、スタジオ撮影がおすすめです。
スタジオ撮影であれば、ロケーション撮影と異なり、移動時間を短縮できます。
また、その場で着替えられるので、ロケーション撮影よりも手間を省けるでしょう。
□何を着るべき?
では、実際に前撮りでは何を着るべきでしょうか。
ここでは、先輩花嫁さんたちの例を参考に見ていきましょう。
先輩花嫁さんが前撮りで着た衣装のトップ3は、和装、ウエディングドレス、カラードレスです。
最も多かったのは、白無垢や色打掛といった「和装」です。
式当日はドレスといった洋装を着用される方が多いため、前撮りでは和装を選択されるようです。
親世代からの「和装も見ておきたい」という要望に応えたという声もあります。
また、結婚式当日に着るウエディングドレスを前撮りでも着用される方は多くいらっしゃいます。
同じドレスでなくても、当日着るか迷ったドレスを着用するのもおすすめです。
さらに、お色直しのカラードレスを着用される方も多いでしょう。
色があるので、鮮やかな写真を残せます。
□事前に決めておくことについて
ここまでで、結婚式の前撮り撮影についてご理解していただけたと思います。
前撮りを行う際は、事前に決めておくことがいくつかあります。
この章でご紹介することをしっかりと決めておきましょう。
1つ目は、いつ撮影するかを決めることです。
結婚式から程遠い日程にしてしまうと、気持ちを維持することが難しいです。
逆に近すぎる日程にしてしまうと、準備等で忙しく、前撮りに時間をかけられ無いでしょう。
多くの人は、結婚式の1〜2ヶ月前に前撮りをされる傾向にあります。
結婚式の段取りがある程度決まっており、雰囲気を想像しやすいからです。
また、カップルの結婚式へのモチベーションを高められるでしょう。
2つ目は、どれくらいの費用をかけるのかということです。
前撮りにどれくらいの費用をかけるかを、事前に決めておきましょう。
おそらく、結婚式当日や新婚旅行、お家づくりなど、他にも多くの費用がかかるイベントが多いですよね。
そのため、どこに予算をかけ、どこを抑えるかといった全体をイメージして、前撮りの予算を決めていきましょう。
前撮りの費用の相場は、カット数によって左右されますが、およそ10万円です。
カット数は、100〜200カット以上で頼まれる方が多いです。
これ以上撮影してもらう場合は、さらに費用が高まる可能性があります。
カット数が多ければ、多くのポーズを撮れるので、お気に入りの写真が増えるかもしれません。
しかし、多ければ多いほど必ずしも良くなるとは限りません。
中には、カット数が多いからといって、連写される場合もあります。
これではかえって魅力が薄れてしまう恐れもありますので、慎重にカット数を決めておきましょう。
3つ目は、衣装を決めておくことです。
前章でも解説しましたが、前撮りで着る衣装を事前に決めましょう。
衣装の数によって撮影料金も変動しますので、予算と相談しながら衣装と着数を検討してください。
結婚式は、一生に何度もある機会ではありません。
ご自身の着てみたい衣装を慎重に選んでみてください。
4つ目は、撮影場所やコンセプトを決めることです。
撮影場所によって、前撮りの完成度は大きく変わります。
撮影場所には、スタジオ撮影とロケーション撮影がありましたよね。
こちらを、カップルで話し合って決めておきましょう。
コンセプトも併せて決めておいてくださいね。
可愛さなのか、かっこよさなのかによっても、前撮りの雰囲気は異なります。
どのようなコンセプトで前撮りをするかを事前に話し合って、イメージに近い前撮りができるようにしましょう。
□まとめ
今回は、結婚式の前撮りをお考えの方に、前撮りで着る衣装や着数、決めておくことについて解説しました。
もちろん、カップルによって撮影時期や衣装、着数は異なります。
どのような前撮りにしたいかを事前にしっかりと話し合い、納得のいく前撮りになるようにしてください。