「結婚式の前撮りって何」
「前撮りって気になるけどよく分からない」
このようなお悩みをお持ちの方は必見です。
今回の記事では前撮りの解説やその費用相場の紹介、費用を抑えるためのポイントをご紹介していきます。
□前撮り・後撮りの種類
まず結婚式とは別の日にする撮影として「別撮り」があります。
そして結婚式前に行う別撮りを「前撮り」、後に行う別撮りを「後撮り」といいます。
それぞれにメリットがあり、どちらもおすすめの撮影方法です。
撮影場所について、別撮りは「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」に分けられます。
スタジオ撮影とはフォトスタジオの中でする撮影です。
ロケーション撮影とはビーチや庭園といったスタジオ以外で行う撮影です。
□前撮り・後撮りをする場合に決めるポイント
別撮りの検討をし始めたら、まず決めておきたいポイントが以下の通りです。
これらを決めることで、プラン決めもスムーズになります。
・撮影時期決め
・撮影をする人決め
・撮影場所決め
・衣装決め
・予算決め
順に見ていきましょう。
1つ目は、撮影時期決めです。
結婚式の前に撮るか後に撮るかという以外の観点でも、ロケーション撮影の場合は季節を基準として時期を決める方もいらっしゃいます。
季節を基準にする場合は、景観の美しい「春」や「初夏」、過ごしやすい「秋」が非常に人気です。
撮影時期に関して注意したい点は2点です。
まず、人気のシーズンは予約を取りにくい点です。
そのため、好きなシーズンに撮影したい場合、早めに予約する必要があります。
参考になるデータとして、ゼクシィが2021年に行った調査によると、ロケーション撮影の検討開始時期は約8.5か月前、申し込み時期は7.2か月前となっています。
なお、2020年の調査では検討開始時期は5.4か月前、申し込み時期は4.5か月前となっていたので、申し込み時期の早期化が進んでいます。
もう1つの注意点は、結婚式でデータを使いたい場合は納品スケジュールまで気をつける必要があることです。
データを式のときに使いたい場合、それらを加工・編集する時間まで必要になってきます。
前撮りの段階で良く計画しておくことが必要になってきます。
2つ目のポイントは、依頼者を決めておくことです。
式場提携のフォトグラファーに依頼する人が約半数を占める一方、自分たちで見つけたフォトグラファーに依頼する人も3割以上いらっしゃいます。
SNSなどで気に入ったフォトグラファーがいた場合、その方に依頼するのも良いでしょう。
なお、どんなフォトグラファーに依頼するにせよ、どんな写真を撮るのか確認しておく必要があります。
人によって得意なテイストの写真があるでしょうから、あらかじめそれを知っておくことで、完成品が期待通りのものになる可能性が高まります。
3つ目は、撮影場所決めです。
まずはスタジオ撮影かロケーション撮影かという選択があります。
次にスタジオであればどのスタジオか、ロケーションであれば場所と季節を決める必要があります。
スタジオ撮影では、セット・小物・設備がスタジオごとに異なります。
ロケーションの場合はそもそも撮影が可能なのか、ヘアメイクや着替えに問題がないかなどを確認する必要があります。
4つ目は、衣装決めです。
式当日と同じ衣装という人もいらっしゃいますが、多くの方は別の衣装を着ます。
実際に様々な衣装が来たいから別撮りをする、という方も多いです。
衣装を変える場合、どんな衣装を着るか決める必要があります。
最近では撮影したい写真のイメージやロケーションに合わせて衣装を決める方も多いです。
特にロケーション撮影の場合は撮影場所とのバランスを考えるのがおすすめです。
5つ目は予算決めです。
別撮りの予算は10から20万円程が平均です。
これを目安にしてある程度の予算を決めておきましょう。
こだわりたい場合は平均額よりも費用が高くなることもあるので、上限金額を決めておくのがおすすめです。
注意点として、オプション料金を考慮するようにしましょう。
そのため、プラン決めの際は費用以外にも、内容の面にも気を配るようにしましょう。
そうすることで、想像以上にオプション料金がかかることを防げます。
□結婚式の前撮りの費用相場
これもゼクシィによる調査なのですが、前撮りの相場は14から15万円ほどです。
なお、10万円前後で満足の行く前撮りが出来たという方も多くおり、約35パーセントがこれに当たります。
一方で前撮りに50万円以上かけたカップルもおり、これは衣装・ロケーションにこだわった結果です。
反対に2万円以下で前撮りをしたカップルもいます。
このように前撮りの費用は、平均から大きくかけ離れた幅があります。
逆に言えば選択肢が多いということなので、自分たちに合った前撮りができるようにできると良いでしょう。
□結婚式の前撮りを少しでも安くするためには
理想を追求すると前撮りの費用は非常に高くなります。
一方で抑えるべきではない費用を抑えてしまうと満足できない結果になってしまうでしょう。
ここでは前撮りの費用を抑えるための3つのポイントをご紹介します。
1つ目は、「平日に撮影すること」です。
平日に撮影すると、土日に比べて1から3万円程の節約効果があります。
お二人の予定次第ですが、できれば平日に撮影するのがおすすめです。
また、平日に撮影すると人通りは一般的に少なくなるため、ロケーション撮影の場合はその点もメリットです。
2つ目は「アルバムを注文しないこと」です。
思っている以上ににアルバム代は大きく、データのみを受け取るという選択肢もあります。
ただし、データのみ入手してアルバムを自分で作るよりも、依頼した方がやはり質の高いアルバムになります。
3つ目は「撮影アイテムや小物を自分で用意すること」です。
最低限の撮影アイテムは借りられますが、必要なものを揃えてもらうときには別途料金がかかることもあります。
あらかじめ自分でアイテムを作っておくことで、小物のレンタルにかかる費用を抑えられるでしょう。
ただし、アイテムの持ち込みが不可な場合もあります。
その点に関してはあらかじめ確認しておきましょう。
□結婚式の前撮りは相場以上かかってもするのがおすすめです!
結婚式の前撮りは10から15万円程が平均でもかかりますし、こだわるとそれ以上に費用がかかってしまいます。
しかし、以下のようにそれ以上のメリットも存在します。
・余裕をもって撮影のみに集中できる
・緊張せずに撮影できる
・結婚式で着ない衣装を着られる
・前撮りのデータは式当日にも利用できる
また、撮影はそれ自体が思い出となりますし、様々な衣装を着られる経験はなかなかできないものです。
思い出にもなるため、前撮りは非常におすすめです。
ただし、費用面についてはよく検討する必要もあるでしょう。
今回紹介したポイントを意識して、適宜費用を抑えて満足のいく前撮りをしましょう。
□まとめ
結婚式の別撮りは前に行う場合「前撮り」、後に行う場合「後撮り」といいます。
スタジオで撮影する場合は「スタジオ撮影」、屋外で撮影する場合は「ロケーション撮影」といい、かつそれぞれに様々な場所があります。
費用面は10万円から15万円程が相場で、「平日の撮影」「データのみの注文」「小物は自分で用意」の3点を気をつけることで費用は抑えやすくなります。
前撮りは非常におすすめなので、今回の記事がその際の参考になれば幸いです。
Mai BRIDEでは別撮りやフォトウェディングをしております。
検討しているという方は、お気軽にご相談ください。