ウェディングドレスでの写真の撮り方!ただ撮るだけではダメ?

フォトウェディングは結婚の記念に撮影されることが多いです。
別日を設けずに結婚式当日に撮るケースもあります。
そんな一生に残る結婚写真は、絶対に失敗したくありませんよね。
素敵な写真を仕上げるには、衣装の選び方や撮り方が重要です。
そこで今回は、結婚写真を撮る際の注意点について詳しく紹介します。

□ウェディングドレスの写真の撮り方のコツ

結婚式当日や前撮り時に、後から「あの写真も撮っておけばよかった」と後悔しないように、あらかじめカメラアングルを決めておきましょう。
最低でも「全身」「上半身」「後ろ姿」の3点は押さえておきたいです。
余裕があれば「サイド」「360度の動画」も撮ることをおすすめします。
撮影する位置でウェディングドレスや和装の見え方は変わってくるので、細かい部分も撮影しておきましょう。

婚礼衣装を着用する時には恥ずかしがらずにポーズを取ることがポイントです。
ウエストラインに両手を添えたポーズがおすすめです。
背筋を伸ばすこと、あごを引くこと、胸を張ること、肩の力を抜くことを意識しましょう。
姿勢を良くするだけで見栄えがよくなります。
あごを引くと目線が下がりがちになりますが、そこで意識して目を挙げてみましょう。
こうすることで自然に上目遣いになり、目が開き、目力がでます。
猫背気味かもと自覚がある人は、普段から意識すると良いでしょう。

専門のカメラマンに撮ってもらえる場合には、指示通りに動けば良いでしょう。
ただ、カメラをまっすぐ見るのが苦手な場合には、レンズの少し上を見ると良いでしょう。

□ドレスの試着で意識すべきポイント

ウエディングドレスの試着では、普段はあまり着ることのないドレス姿に気分が高まると思います。
ただ、試着時には注意すべきポイントがいくつか存在します。

衣装を試着する時に必ず行っておくことは写真撮影です。
写真で残しておくことで、自分1人で決めるのが難しい時に、旦那さんや両親と一緒に写真を確認しながら検討できます。
衣装を比較する時に参考になるので必ず撮影しておきましょう。
試着の目的は、お気に入りの1着を見つけることなので、そのポイントを確認しつつチェックしましょう。

写真撮影をするときのポイントはポーズやカットを統一することをおすすめします。
ポーズやカットはバラバラになると、見返す時に比較しづらくなるので要注意です。
撮り方を統一することで、衣装のデザインも検討しやすくなります。

撮影位置でありがちな間違いは、花嫁と同じ目線で撮影することです、
被写体と同じ目線で撮影すると、顔が大きく映り、全体のバランスが悪くなります。
ウエスト位置で撮影すると、全体のバランスが良くなります。
衣装のイメージや雰囲気が分かり、他の衣装と比較しやすくなります。
ウエスト位置より下からしゃがんで撮影すると、小顔に見え、一層雰囲気のある写真に仕上がります。

□ドレスを決定する際に意識するべきこと

衣装合わせは、会場の打ち合わせが始まる前後で試着できているのが理想です。
試着希望日の2週間前には予約の問い合わせを入れて、衣装の決定は式の4ヶ月前を目安にしておくと良いでしょう。
式準備が忙しくなる前に決めておくと安心できるので、余裕を持って準備しましょう。

ドレスの選び方のポイントは、「自分が好きなデザインを知ること」「体型に合うデザインを選ぶこと」「結婚式場の雰囲気に合わせること」の3つです。

自分が着てみたいと思うデザインを決めておけば、衣装選びをスムーズに進めることができます。
「こんな花嫁になりたい」という雰囲気をきちんと把握しておきましょう。
SNSや雑誌をチェックするのがおすすめです。

体型や顔立ちによって似合うデザインは人それぞれ変わります。
例えば下半身が気になる場合には、スカート部分にボリュームのあるAライン型がおすすめです。
長所は活かし、コンプレックスは隠せるデザインがそれぞれの体型に合わせて存在します。

ドレスが自身に似合っているのはもちろんですが、結婚式場の雰囲気に合っているかも気にしておきたい所です。
例えば、格式の高い結婚式場なら露出を控えたり、豪華な結婚式場ならプリンセスラインのドレスにしたりすると良いでしょう。

依頼先によって異なりますが、衣装打ち合わせと同タイミングでブーケも決定します。
ブーケは衣装とコーディネートしてこそのアイテムなので打ち合わせには試着時の写真を持っていくことをおすすめします。

□フォトウェディングはプロに任せる?セルフで撮影?

フォトウェディングの撮影方法は業者に依頼してプロに任せる方法と、セルフで仕上げる方法があります。
自己流にこだわりのある方にはおすすめですが、仕上がりが不安な方にはプロに依頼することをおすすめします。
衣装やメイク、ヘアセットまで一式行ってくれる業者もありますので、プロならではの仕上がりが期待できます。
一生に残る大切な写真になるので、後悔のないよう、ぜひプロに任せて最高のフォトウェディングにしましょう。

前撮りや後撮りなどの別日を設けてウエディングフォトを撮影するのもおすすめです。
前撮りを活用することで、結婚式当日のウェルカムボードや演出ムービーや、結婚報告用の年賀状やハガキを制作できます。
また、後撮りを活用することで、結婚式での後悔を生かして改善できます。
これらの方法を活かすことで、結婚式当日とは異なる衣装を着用することができ、洋装か和装も選ぶことができます。
スタジオ撮影だけでなく、ロケーション撮影も可能なため、希望するポーズやシチュエーションを複数試すことができます。

□セルフで撮影する際に用意すべきものとは?

ここでは、結婚式当日や結婚式の前後で、セルフで撮影する場合に必要なものについて紹介します。
セルフで撮影する場合には、業者に依頼せずに自分達だけでウェディングフォトを撮ることになります。

ただ、カメラマンを友人に依頼する方もいます。
費用を抑えたい方や、撮影したいロケーションが複数ある方、こだわりが強い方におすすめの方法です。
セルフ撮影は、自由な撮影方法と言えますが、必要なアイテムを自分達で手配する必要があるため、負担が大きいとも言えます。

衣装を手配する場合、持ち運ぶ都合があるため、畳んでもシワになりにくい素材や家で選択できるものを選ぶといいでしょう。
ウェディングドレスを手配する方法は、購入とレンタルの2つの方法があります。
購入する場合、ネット通販で探すと安いものなら1万円から3万円程度で手配できます。
ウェディングドレスではなく、丈が長めの白ワンピースでナチュラルに仕上げるのも素敵です。
アクセサリーやブーケなどの小物を取り入れることで、シンプルな衣装でも雰囲気を演出できます。

そして、セルフ撮影でおすすめの時期は「春・秋」です。
桜や紅葉などの自然風景が美しいこの時期は、ロケーション撮影が適しています。
セルフ撮影では、撮影場所の決定から機材の調達など全ての段取りを自分達で行う必要があります。
撮影場所は基本的にどこで撮影しても大丈夫なのですが、「撮影前にロケハンすること」「第三者が写り込まない場所であること」この2点はおさえておきましょう。

撮影で必要な機材は「カメラ・三脚・リモートシャッター」の3点が必須です。
カメラは好みのもので構いませんが、解像度の高い高性能カメラをおすすめします。
リモートシャッターを用いることで手ブレ防止になります。

□まとめ

今回は、結婚写真を撮る際の注意点について、衣装の選び方や撮り方など、多方面から解説しました。
事前の準備が重要であり、ポーズを決めたり、映りを研究しておくことをおすすめします。
念入りに準備したフォトウエディングは格別の仕上がりになります。
今回紹介した内容が参考になれば幸いです。