「結婚式」それは夫婦の2人の晴れ舞台です。
近年では結婚式といっても形式は1つではなく、さまざまな形のブライダルが存在します。
豪華な結婚式からシンプルな結婚式までさまざまありますが、好みは人それぞれです。
今回は、最近よく耳にするようになった結婚式をしない写真のみの「フォトウエディング」や結婚式を行うことを前提にした「前撮り・後撮り」について紹介します。
また、 ロケーション撮影の魅力や、前撮りでおすすめの時期についてもお伝えします。
□フォトウェディングの種類とは?
フォトウェディングとは結婚式を挙げない、写真だけの結婚式を意味します。
一般的な結婚式では行われる挙式や披露宴を行いますが、フォトウェディングでは行いません。
この形式の結婚式は写真を撮ることのみです。
実際にどれぐらいのカップルがフォトウェディングを行っているのかというと、約1割強の人がフォトウェディングを実施しています。
結婚式派に比べると少数ではありますが、近年、需要がますます増加しています。
フォトウェディングと似た形式で写真撮影が行われる「前撮り・後撮り」という方法があります。
フォトウェディングとは異なる点は、挙式や披露宴を行うことを前提として写真撮影が行われる点です。
前撮り・後撮りはカップルの7割が行っており、主流な方法と言えます。
フォトウェディングや前撮り・後撮りではスタジオだけでなく、海辺やチャペルなどの自分好みの場所でも撮影ができます。
このような撮影方法をロケーション撮影と言います。
さらには、洋装や和装といった衣装も選べるので比較的自由に撮影ができます
「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」それぞれどのような特徴があるのか見ていきましょう。
*スタジオ撮影
スタジオ撮影のメリットは「天候に左右されないこと」「費用が安いこと」「撮影時間が短いこと」「照明が整っていること」が挙げられます。
それぞれのメリットについて解説します。
天候に左右されない点については、室内なので当然なのですが、雨天中止にならないのは大きな魅力です。
忙しくてなかなかスケジュールを空けられないカップルでも安心して撮影できます。
スタジオ撮影だとロケーション撮影よりも費用を抑えられる傾向があります。
ロケーション撮影では、雨天中止となった場合には延期料金や撮影場所の使用量、移動にかかる費用などが発生するケースがほとんどです。
一方で、スタジオ撮影ではそのような心配は必要ありません。
また、スタジオにはあらかじめ撮影機材が設置されており、セットも整っていることから、撮影時間が短縮できます。
メイクやヘア、着替えの部屋も完備されているため、スムーズに撮影が行えます。
屋内には、撮影関係者しかいないことから人目を気にすることなく、落ち着いて撮影できます。
当たり前ですが、スタジオには照明設備が用意されています。
人工的に光を当てて撮影できるため、写真写りも良くなるでしょう。
デメリットについては「バリエーションが限られていること」「自然体の写真が残しづらいこと」が挙げられます。
撮影セットのバリエーションは決して多くはありません。
そのため、自分らしさのある写真を撮影するのはどうしても難しくなってしまいます。
オリジナリティあふれる写真を撮りたいという人はロケーション撮影が向いているかもしれません。
また、スタジオ撮影の場合は決まったポーズでの撮影も多くなるため自然体での写真が残しづらいというデメリットもあります。
ただ、メイク中の写真や談笑中の写真を残すこともできます。
*ロケーション撮影
ロケーション撮影のメリットは「撮影のバリエーションが豊富」「思い出の地で撮影が可能」「自然光を浴びて撮影ができること」が挙げられます。
屋外ということもあって、カメラアングルによって写真の表情を変えられます。
自分らしさを出したい方やシチュエーションにこだわりたいという方におすすめです。
自由に場所が選べるということもあり、2人の思い出の場所での撮影も可能です。
初めて会った場所、馴染みのある街、プロポーズした場所など、見ただけで当時の記憶が蘇るような写真を撮れます。
屋外なので当然ですが、晴れていれば日光を浴び、青空のもとで撮影できます。
また、桜・紅葉など季節感のある写真を残すこともできます。
スタジオ撮影にはない気持ちの良い雰囲気を演出できるでしょう。
デメリットについては「天候に左右されること」「人目が気になること」が挙げられます。
当然ですが、撮影日が必ず晴天とは限りませんし、撮影中に天候が変わることもあります。
あらかじめ決めていたスケジュールで動けなくなること、変更を余儀なくされることを念頭におく必要があります。
街中での撮影では、一般の人がいる中で撮影することになります。
人が多いと撮影時に人が写り込まないように注意する必要があるため、撮影時間は多く見積もっておくと良いでしょう。
また、そういった中で撮影することになるとあらかじめ覚悟しておきましょう。
□フォトウェディングの時期を決めるポイント
*予約が取りやすい時期を選ぶ
希望日程に撮影できる可能性も高く、1日のスケジュールを立てやすいです。
予約がとりやすいシーズンは、繁忙期と比較してお得なキャンペーンプランが販売されている可能性が高いです。
季節にこだわりがない方や、スタジオ撮影をご希望の方、少しでもお得に撮影をされたい方にはおすすめです。
*撮りたい風景にマッチした時期を選ぶ
ロケーション撮影をご希望する場合は、撮りたいシチュエーションが美しく見える時期を選ぶと良いでしょう。
季節によって景色も変わってくるため、季節の植物と撮影したいときは特に日程など確認しておくことが重要です。
一緒に撮りたい対象を決めておくと、撮影を希望する時期も決まりやすくスムーズです。
□衣装別!前撮りでおすすめの時期とは?
*洋装におすすめの時季
ロケーション撮影で洋装を着たい場合には、4月〜11月がおすすめです。
洋装は薄手になっているものが多く、露出も多いため、寒い季節の撮影には向いていないためです。
もし冬の撮影が希望であれば、防寒対策のグッズを準備しておきましょう。
ドレスのタイプによって合うロケーションも変わってきます。
例えば、プリンセスラインのドレスは存在感があるため、教会や挙式などの空間の広いロケーションに映えます。
マーメイドラインのドレスであれば、女性らしいしなやかなスタイルが演出できるため、広い屋内外での撮影に適しています。
*和装におすすめの時季
ロケーションフォトで和装を着たい場合は、1~5月、または10~12月がおすすめです。
特に桜と紅葉の季節は和装にマッチした写真が撮りやすいです。
和装におすすめのロケーションは寺院や神社です。
暑くも寒くもない春・秋の撮影では和装をご希望の方にはベストシーズンといえるでしょう。
和装は重ね着のため熱がこもりやすく、汗ばんでしまうことが多いためです。
もし夏場で和装の撮影を希望の際には、水分補給を準備して、暑さと熱中症対策を万全にしましょう。
□まとめ
今回は、フォトウェディングの撮影方法やおすすめの撮影時期について紹介しました。
スタジオ撮影・ロケーション撮影にはそれぞれのメリット・デメリットがあります。
要望や好みに合わせて自分達にあったプランを選びましょう。
また、フォトウェディングの時期を決めるポイントとして、予約が取りやすい時期を選ぶことと、撮りたい風景にマッチした時期を選ぶことが挙げられます。
Mai BRIDEでは、複数の撮影プランを設けています。
フォトウェディングや前撮り・後撮りについて興味のある方は当社までお問い合わせください。