白無垢にあう髪型って?前髪あり・なしのヘアスタイルも紹介!

白無垢とは、日本の伝統的な花嫁衣装であり、白一色で統一された和服のことを指します。
花嫁の人気が非常に高い白無垢ですが、なぜ真っ白なのか、色打掛との違いは何なのかをご存知でしょうか。
また、和服の象徴とも言える白無垢に洋髪を合わせるのはありなのでしょうか。
このように白無垢に関してわからないことがある方も多いでしょう。

そこで今回は白無垢の概要や、白無垢に合わせる前髪あり・なしのヘアスタイルなどについてご紹介します。
結婚式の前撮りで白無垢を検討されている方はぜひご覧ください。

□白無垢とは?

和婚に欠かせない衣装の白無垢は、着物に羽織る色打掛のことです。
基本的には、白無垢に合わせて着物や小物、装飾品など全てを白に揃えます。
以下では、白無垢の意味を解説します。

*白無垢が持つ意味

結婚式における和装は白無垢、色打掛、引き振袖、振袖の4種類あります。
その中でも白無垢は和装の代表格とされ、婚礼衣装の中では最も格式が高い衣装となっています。

白無垢の歴史は古く、室町時代に武家の婚礼衣装として始まりました。
白無垢の白さは神聖を表しており、「嫁いだ先の家風に染まる」といった意味合いがあったのです。

一方で、近年は色打掛の人気も非常に高まっています。
色打掛はカラーが豊富で、染や刺繍で模様を表現できるため華やかさが際立ちます。
白無垢とは違った雰囲気を演出できるのです。

*新郎のスタイル

白無垢に合わせる新郎のスタイルは紋付き袴が一般的です。
種類はいくつかありますが、最も格式が高いのは黒五つ紋付き羽織袴です。
両方の胸元、袖、背中の5箇所に家紋が入ります。

複数のカラーが選べる袴もありますが、格式が少し下がるため神社によっては着用できない場合があります。
そのため、色付きの袴はお色直しや前撮りでの着用を検討すると良いでしょう。

*白無垢に合う挙式スタイル

白無垢で行える挙式は神前式、仏前式、人前式の3種類です。
その中でも白無垢挙式の代表格とされるのが神前式です。
日本古来の宗教である新道にのっとったスタイルであり、神社や神殿などで挙式を挙げられます。

ウェディングドレスと白無垢をどちらも着たいとお考えの方は前撮りやフォトウェディングがおすすめです。
その際はぜひMai BRIDEをご利用ください。

□白無垢にどんな髪型を合わせる?前髪あり・なしのヘアスタイルについて紹介!

和装の代表格である白無垢にはどのような髪型を合わせれば良いのでしょうか。
以下では、白無垢に合わせる前髪あり・前髪なしのヘアスタイルについてご紹介します。

*前髪あり

和装に限らず言えることですが、前髪があれば可愛らしい印象を与えられます。
綺麗さよりも可愛さを演出したい方は、前髪ありにすると満足できる仕上がりになるでしょう。
また、おでこが隠れ、顔の見える面積が小さくなるため、小顔効果も期待できます。

前髪の長さを揃えたり、前髪を眉上の長さにしたりするのも良いでしょう。
可愛さに加えてモダンな印象になります。
おしゃれな方におすすめの髪型と言えます。

一方で、ある程度長さがある前髪であれば、おでこを隠しながらどちらかの方向に前髪を流すのも良いでしょう。
しっかりとしたスタイルに仕上がるため、より好感が持てるでしょう。

*前髪なし

前髪なしのヘアスタイルは綺麗な印象になり、大人っぽい印象に仕上がります。
また、白無垢の雰囲気と合わさって、色っぽさも演出できるでしょう。

さらに、オールバックにしておでこを出したスタイルも人気です。
表情がよく見えるため、大人っぽさの中にも快活な印象を与えられるでしょう。

前髪なしでよりおしゃれにしたい方は、編み込みがおすすめです。
髪の毛が崩れやすい方でも、編み込みで固めておくことで崩れる心配がありません。

□白無垢に合わせる装飾品や髪飾りは?

1つ目は角隠しです。
日本髪にするのであれば、一枚布を巻き付ける角隠しを合わせるのも良いでしょう。
基本的にはかつらの日本髪に合わせますが、地毛結いや新日本髪に合わせるケースもあります。

かつら以外で角隠しを使用したい場合は、スタイリストに確認すると良いでしょう。

2つ目は綿帽子です。
綿帽子は頭にふんわりと被るものですが、実は白無垢のみに合わせられるアイテムです。
一度は被りたいと憧れる方が多いアイテムの一つです。
顔が少し隠れるため、より奥ゆかしい印象になるでしょう。

3つ目はかんざしです。
伝統的な日本髪ではかんざしといった髪飾りが決められていることもあります。
特に、べっ甲の髪飾りはより美しい印象を与えるでしょう。

4つ目は生花です。
洋髪と胡蝶蘭を組み合わせるスタイルは、白無垢に合わせるスタイルの中でも人気が高くなっています。
華やかでありながらも、白無垢の奥ゆかしい雰囲気を邪魔しません。

また、枝や木の実も和装によく合うアイテムです。
色味をおさえることで、派手になりすぎないでしょう。

5つ目はドライフラワーです。
生花ではなく、ドライフラワーを飾るとよりおしゃれな印象になります。
たくさんのドライフラワーをカチューシャのように飾るのも良いでしょう。
ブーケと花材を合わせることで、統一感が生まれます。

6つ目は金箔・銀箔です。
髪に金箔を散らすことで一気に和の雰囲気になります。

一方で、銀箔にすると透明感がプラスされます。
涼やかでまるで雪のような雰囲気に仕上がるでしょう。

7つ目は水引です。
水引を使った髪飾りもおすすめのアイテムです。
水引は自由自在に曲げられるため、さまざまなアレンジに使えるでしょう。

8つ目はつまみ細工です。
つまみ細工のヘッドドレスは、非常に美しい印象を与えます。
白無垢の清楚なイメージにぴったりのアイテムと言えるでしょう。
特に、鶴のつまみ細工は結婚式にぴったりのおめでたい髪飾りです。

□白無垢をよりおしゃれに!着こなし方のポイントとは?

最後に白無垢をよりおしゃれに着こなすポイントをご紹介します。
着こなしを工夫することでより美しい白無垢姿を実現しましょう。

1つ目は白無垢に洋髪を合わせることです。
白無垢には和髪が基本ですが、最近は洋髪と合わせるスタイルも人気です。
洋髪は髪型そのものの自由度が高いため、様々な装飾品と合わせられます。

また、お色直しで着るドレススタイルを考慮した髪型を作れるため、着替えの時間を短縮できるといったメリットもあります。

2つ目は小物類にアクセントカラーを取り入れることです。
白無垢は全て白で統一するのが基本ですが、部分的にカラーを取り入れることでよりモダンに印象に仕上がります。
白無垢に華やかさをプラスしたい方におすすめです。

3つ目はネイルにワンポイントを入れることです。
ネイルにラメやストーン、パールなどワンポイントを入れることで白無垢の美しさをより引き出せます。

また、さりげない華やかさも演出できるためおすすめです。
ネイルの色は白やベージュ、ピンクなど白無垢に馴染むカラーが良いでしょう。

□まとめ

今回は白無垢の概要や、白無垢に合わせる前髪あり・なしのヘアスタイルなどについてご紹介しました。
白無垢は婚礼衣装の中でも最も格式が高い衣装です。
白無垢には基本的に和髪を合わせますが、前髪ありの場合は、可愛らしい印象を、前髪なしの場合は綺麗な印象を与えます。

また、白無垢に装飾品や髪飾りを合わせることで、白無垢の美しさをより引き立たせられるのです。
結婚式の前撮りを検討されている方は、ぜひMai BRIDEまでお問い合わせください。