前撮りブーケの選び方!ドレスとの相性や人気の花、ブーケの種類まで解説

結婚式の前撮りは、やはり素敵な思い出を残したいですよね。
ドレス選びと同じくらい、花嫁のみなさんにとって重要なのがブーケ選びです。
前撮りでは、結婚式とはまた違う雰囲気で、より自由に、そして自分らしく写真に写りたいと考える花嫁のみなさんも多いのではないでしょうか。
そんな方にとって、ブーケは写真全体の印象を大きく左右する重要なアイテムです。
この記事では、前撮りブーケの重要性や選び方を解説していきます。

前撮りブーケの重要性とは?

前撮りでブーケを使うことは、単なる飾り付けではなく、写真に深みとストーリー性をもたらす重要な要素です。
ブーケは花嫁の美しさを引き立て、写真に華やかさと幸福感を添えてくれます。
ブーケを通して、花嫁の個性や想いが表現され、写真を見るたびに特別な思い出が蘇るでしょう。

1: 前撮りにおけるブーケの役割

前撮りは、結婚式本番とは違う、リラックスした雰囲気の中で、二人の姿を写真に残す特別な時間です。
結婚式当日は、緊張感や慌ただしさから、なかなか自由にポーズをとったり、ゆっくりと景色を眺める時間を取ることが難しいものです。
しかし、前撮りであれば、時間に余裕を持って撮影できるため、自然な表情や二人の仲の良さを写真に収めることができます。

そして、その特別な時間をさらに彩るのが、今回解説するブーケです。
ブーケは、花嫁のドレスにアクセントを加え、写真全体の雰囲気をガラリと変える力を持っています。

2: ブーケが持つ意味

ブーケは、結婚式において「愛」や「新たな始まりの象徴」として、古くから大切にされてきました。
ヨーロッパでは、男性がプロポーズをする際に、女性に花束を贈るという風習がありました。
そして、女性がその花束の中から1本の花を選び、男性の胸元に挿すことで、プロポーズへの承諾を表したそうです。
この伝統を受け継ぎ、現代では、ブーケは二人の愛と新たな章の始まりを象徴する、特別なアイテムとして結婚式に欠かせない存在となっています。

前撮りブーケの種類と特徴

前撮りブーケには、生花、造花、ドライフラワーの3種類があります。
それぞれに特徴やメリット・デメリットがあり、撮影場所やイメージによって最適な種類が異なります。

1: 生花ブーケ

生花ブーケは、花本来の美しさや香りを楽しむことができる、最も一般的なブーケです。
結婚式当日にも使用できるため、前撮りで同じブーケを使うことで、統一感を出すことも可能です。
しかし、生花は日持ちが短いというデメリットがあります。
特に夏の暑い時期や冬の寒い時期は、花が傷みやすいため、注意が必要です。

2: 造花ブーケ

造花ブーケは、生花に比べて傷みにくく、長期間保存できるのが魅力です。
屋外での撮影や、結婚式後のインテリアとしても使用できるため、実用性も高いです。
また、生花と比べて価格が安く、季節や種類を選ばずに好きな花を選ぶことができるのも魅力です。

近年では、生花に限りなく近い質感のアーティフィシャルフラワーも登場しており、見た目も美しく、生花との違いを感じにくいものもあります。
ただし、造花は生花の持つ自然な風合い、香りを感じることができないという点は、留意が必要です。

3: ドライフラワーブーケ

ドライフラワーブーケは、生花を乾燥させたもので、独特の風合いと温かみがあります。
アンティークな雰囲気やナチュラルな雰囲気の写真にしたい場合に最適です。
また、ドライフラワーは生花や造花に比べて軽く、持ち運びしやすいのもメリットです。
ただし、ドライフラワーは、触ると崩れやすいという性質があります。
撮影時に丁寧に扱う必要がある点には注意が必要です。

前撮りブーケに人気の生花

前撮りブーケに人気の生花は、季節の花、定番の花、トレンドの花など、実にさまざまです。
それぞれの魅力や特徴、注意点などを理解することで、理想のブーケを選ぶことができるでしょう。

1: 季節の花

季節の花は、その時期ならではの美しさがあり、写真に季節感を演出することができます。
春の桜は、可憐で華やかなイメージを、夏のひまわりは、明るく元気なイメージを、秋の紅葉は、温かみのあるイメージを、冬の白い花は、清楚で凛としたイメージを写真に与えてくれます。
季節の花を取り入れることで、前撮り写真に、より一層の深みとストーリー性をもたらすことができます。

2: 定番の花

バラ、ユリ、ガーベラなど、定番の花は、その美しさから、いつまでも色褪せない人気を誇ります。
バラは、花言葉が「愛」であることから、結婚式にぴったりの花です。
ユリは、その純粋な美しさから、花嫁の純粋な心を象徴する花として人気があります。
ガーベラは、その明るい色彩から、結婚式を華やかに彩ってくれる花です。
定番の花は、どんなスタイルのドレスにも合わせやすく、安心して選ぶことができます。

3: トレンドの花

近年では、アネモネ、ラナンキュラス、トルコキキョウなど、トレンドの花も人気です。
アネモネは、可憐で華やかな花で、個性的なブーケに仕上げたい花嫁に人気です。
ラナンキュラスは、花びらが重なり合って咲く姿が美しく、ゴージャスなブーケにしたい花嫁に人気です。
トルコキキョウは、花色が豊富で、どんな花とも合わせやすく、アレンジしやすい花です。
トレンドの花を取り入れることで、個性的なブーケを作ることができます。

4: 生花ブーケの注意点

生花は、季節によって入手できる種類や品質が異なります。
また、花によっては、花持ちが短いものもあります。
ブーケに使用する花の種類や季節、花持ちなどを事前に確認し、安心して当日を迎えることができるようにしましょう。

ドレスのシルエットに合わせたブーケの選び方

前撮りでは、ドレスのシルエットに合わせたブーケを選ぶことも重要です。
ブーケの形や大きさは、ドレスのシルエットとのバランスを考慮することで、花嫁の美しさを最大限に引き立て、写真全体の調和を生み出すことができます。
ここでは、ドレスのシルエット別に、相性の良いブーケの形状をいくつかご紹介します。

1: Aラインドレス

Aラインドレスは、裾に向かって広がるシルエットが特徴です。
どんなブーケとも合わせやすいですが、特にラウンドブーケやキャスケードブーケがおすすめです。
ラウンドブーケは、丸みのある優しいシルエットで、Aラインドレスの女性らしさを引き立てます。
キャスケードブーケは、縦長で流れるようなシルエットで、Aラインドレスの優雅さをさらに強調します。

2: プリンセスラインドレス

プリンセスラインドレスは、ウエストから裾に向かって広がる、ボリュームのあるシルエットが特徴です。
ボリュームのあるドレスには、同じくボリュームのあるブーケがおすすめです。
ラウンドブーケやクラッチブーケなどがよく合います。
ラウンドブーケは、プリンセスラインドレスの華やかさをさらに引き立てます。
クラッチブーケは、コンパクトで持ちやすく、写真映えするアイテムです。

3: スレンダーラインドレス

スレンダーラインドレスは、体のラインに沿った、シンプルなシルエットが特徴です。
スレンダーラインドレスには、シンプルなブーケがおすすめです。
手元がすっきりとした印象になるクラッチブーケや、コンパクトなラウンドブーケなどがよく合います。
また、個性的なデザインのブーケを選ぶことで、よりスタイリッシュな印象になります。

4: エンパイアラインドレス

エンパイアラインドレスは、胸元が高く、ウエストから裾に向かって緩やかに広がるシルエットが特徴です。
エンパイアラインドレスには、シンプルでナチュラルなブーケがおすすめです。
ラウンドブーケや、手元を華やかに彩るリストブーケなどがよく合います。
また、ドレスのデザインに合わせたカラーのブーケを選ぶことで、より洗練された印象になります。

まとめ

前撮りブーケは、写真全体の印象を大きく左右する重要なアイテムです。
生花、造花、ドライフラワーなど、さまざまな種類があり、それぞれのメリット・デメリットがあります。
また、ドレスのシルエットに合わせたブーケを選ぶことで、花嫁のみなさんの美しさをさらに引き立て、素敵な写真に仕上がります。
この記事を参考に、みなさんにぴったりのブーケを選んで、素敵な前撮り写真にしましょう。

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