和装から洋装へのお色直しが人気!?お色直しで和装が選ばれる理由をご紹介!

結婚式を検討している方の中で、結婚式でお色直しを行う理由をご存知の方はいらっしゃいますか。
結婚式で行われるお色直しは日本ならではの風習とされていますが、実際、意味や由来を認識している方は少ないでしょう。

どのような理由や利点があって、お色直しを行うのか知りたい方も、結婚式について調べている方の中にはいらっしゃいますよね。
そこで今回は、結婚式で行うお色直しについて紹介します。
お色直しでおすすめの衣装や流れも合わせてご紹介しますので、参考にしてみてください。

□お色直しの意味と必要性とは?

*お色直しの必要性

結婚式の途中で新郎新婦が一度席を外して衣装チェンジすることをお色直しとよびます。
お色直しが取り入れられるようになった理由は諸説ありますが、「結婚後3日間は白無垢を、4日目は色打掛を着る」かつての嫁入りの風習が大きな理由です。

かつてお嫁に行く際に、白い着物から色の付いた着物へと着替えることが、嫁ぎ先の家に染まることを意味していました。
お色直しは日本ならではの風習です。
お色直しの必要性は、地域や人によって考え方が異なります。

最近では、結婚式にいらっしゃったゲストとの時間を設けるために、お色直しをしない方もいらっしゃいます。

ただ、結婚式で着た衣装の数の平均は2、3着で多くの人が1回はお色直しをしています。
結婚式の最中に1回だけお色直しを行う場合、一般的なお色直しのタイミングは披露宴の中盤です。

*お色直しを行うメリットとは?

お色直しをプログラムに組み込むメリットは、大きく分けて3つあります。

1つ目は、結婚式自体にメリハリがつき、飽きにくい式になることです。
お色直しが1つのイベントとなることで、結婚式を飽きずに楽しんでもらえます。

2つ目は、ゲストにとっての休憩時間になることです。
ゲスト同士で会話を楽しんだり、食事をとったり、お手洗いにいくタイミングとしてお色直しは有効活用できます。

3つ目は、新郎新婦にとっても緊張をほぐせる休憩時間になることです。
結婚式の間、新郎新婦のおふたりはずっと注目を浴びているので、なかなかリラックスできる時間がありません。
そんな中、息抜きやお手洗いに行きたいとなったときにお色直しがあれば、自然に席を離れることができます。

□お色直し中におすすめの演出

お色直しの時間にゲストが退屈しないための工夫として、おすすめな演出は3つあります。

1つ目は、新郎新婦のプロフィールムービーを流すことです。
新郎新婦の生まれや育ち、馴れ初めを紹介するプロフィールムービーは人気の演出です。
言葉だけでなく映像を用いた新郎新婦のお披露目で、より詳しく2人のことを知ってもらえます。

2つ目は、ゲスト参加型のクイズです。
ゲストが参加して取り組める演出は会場全体で盛り上がれるため、おすすめできます。
クイズの内容が結婚式やおふたりにまつわる内容であればより盛り上がります。
また、参加型ですのでゲスト同士が親睦を深める機会にもなりますよ。

お伝えしたように、お色直しの時間はゲストにとっても休憩時間ですので、演出を詰め込みすぎないようにしましょう。

□和装から洋装へのお色直し

多くの新郎新婦に選ばれるのが、和装から洋装に変わるお色直しです。
お色直しは平均して洋装は20分から30分、和装では30分以上かかります。
披露宴は平均で2時間から3時間なので、その中でどのように着替えやプログラムを組むかが重要です。
和装から洋装の順番にすることで、衣装替えがスムーズになり、時間を節約できます。

お色直しをスムーズに進めるためには「お色直しの順番」「披露宴会場と控室の距離」「髪型」の3点が重要です。

先述の通り、和装から洋装の順番で衣装を変えると中座の時間を短縮できます。
洋装から洋装への着替えや和装から和装への組み合わせでも効率よくお色直しが行えます。
白無垢から色打掛は羽織を変えるだけで簡単に衣装を変えられるため、和装から和装への着替えで着用する方が多くいらっしゃいます。

着替えの回数が多い場合には、披露宴会場と控室が近い距離にあると良いでしょう。
衣装は重いものもあり、着たままで遠くまで移動するのは大変なので、結婚式場を選ぶ段階から確認しておくことをおすすめします。

お色直しの時間を短くするためには、髪型を変えないこともおすすめです。
洋装と和装両方着る場合には、どちらを着る際にも違和感がないように洋髪にするのをお勧めします。
髪型そのものを変えるのではなく、ティアラや生花の髪飾りのような小物を変えることで印象を変えてみましょう。

□お色直しで和装が選ばれる理由

お色直しで和装が選ばれやすい理由は、大きく分けて2つあります。

1つ目は、和装を着る機会が少ないことです。
ドレスのような洋装は、結婚式だけではなくパーティーのような場で着ることがある方もいらっしゃるでしょう。

しかし、結婚式で着るような豪華な和装は、他で着る機会はほとんどありません。
例えば、引き振袖は花嫁のために仕立てるものですから、結婚後は着ることができません。
そのため、結婚式でしか着られない和装を選ぶ人が増えています。

2つ目は、日本独自の文化を楽しめることです。
着物や和装は日本独自の文化でもあり、縁起が良い意味合いを持つものもあります。
伝統的な和装は、ご高齢の方にも評判が良いため、家族や親族向けに和装を選ぶ方もいらっしゃいます。

Mai BRIDEには花嫁和装(白無垢や色打掛)が350着と豊富に揃っており、好みのデザインを探していただけます。
和装だけでなく、ブランドドレスや最新のドレスも、豊富に取り扱っておりますので衣装にお悩みの際にはご相談ください。

□お色直しで和装を選ぶなら?おすすめの3つの和装

*艶やかで重厚感のある見た目が美しい「色打掛」

挙式でも着用できる正式な和装の1つが色打掛です。
色を取り入れた鮮やかな見た目は、美しさと豪華さを持ち合わせています。
色打掛を選ぶ際には、込められた意味にも注目して選んでみることもおすすめです。

*未婚の女性のみ着ることを許された「引き振袖」

引き振袖は、花嫁のためだけに仕立てられた特別な振袖のことです。
裾の部分にふき綿と呼ばれる綿が入っており、裾を引きながら着用するスタイルの振袖を指します。
色打掛よりも動きやすく、ドレスと同じ感覚で選ばれることも多いです。

*和装と洋装を組み合わせた「新和装」

新和装とは、和装に洋装の魅力を合わせてつくられた着物のことです。
伝統的な和装の要素を残しつつ、オーガンジーのような洋風の素材や現代風の色柄を取り入れており、和装と洋装の両方の雰囲気を楽しめます。
和装と洋装の間で悩んでいる人にもおすすめできる和装です。

ただし、挙式の場合には本来の和装でなければならないこともあります。
自分の挙げる結婚式の内容に取り入れられるスタイルかどうか、確認しておくようにしましょう。

□まとめ

今回は、お色直しの必要性や和装のお色直しについてご紹介しました。
日本独自の文化を味わえたり、結婚式でしかできない豪華な和装は披露宴のお色直しで人気です。
複数の衣装を着用したいが費用面で不安な方はフォトウェディングを活用して、好きな衣装を好きなだけ着ることもおすすめします。

フォトウェディングを検討されている方は、衣装数やスタジオ背景が豊富なMai BRIDEまでお気軽にお問合せください。

家族フォトウェディングでの服装や当日までに確認しておきたいポイントとは?

近年、結婚式のスタイルが多様化する中で、フォトウェディングの人気が上昇しています。
フォトウェディングは結婚式のスタイルの1つで、記念写真のみを撮影するスタイルです。
フォトウェディングは自由度が高いので、結婚式とは異なるシチュエーションで撮影するために検討する方も多くいらっしゃいます。

フォトウェディング検討中の方には、結婚式ではあまり取れなかった家族との写真を改めて残しておきたい方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、家族で撮影する場合のフォトウェディングの注意点について紹介します。

□フォトウェディングとは?

フォトウェディングは、式を挙げずに2人の記念写真を撮影する結婚式のスタイルのことです。

フォトウェディングの最大の魅力は、撮影場所の自由度が高いことです。
「スタジオ撮影」だけでなく、好きな場所を選んで撮影する「ロケーション撮影」もできます。
ロケーション撮影とは屋外で撮影する方法で、自然の中でも撮影できるため、ロマンチックな雰囲気の写真に仕上げられます。

フォトウェディングの魅力は目に見えないところにもあります。
目に見えない大きな魅力として挙げられるのが、スケジュール面と費用面です。

結婚式は早いと1年前から準備が必要です。

しかし、フォトウェディングであれば早くても3ヵ月前で準備が完了します。
2人のペースで余裕を持ってスケジュールを進められる点は他にはない魅力です。

さらに、フォトウェディングは費用を抑えられるところも魅力だといえます。
結婚式はゲストに対しておもてなしをする分、百万円単位のお金がかかる場合が大半です。
ご祝儀をもらえるとしても、費用面が心配ですよね。

一方で、写真に特化したフォトウェディングであれば、費用の相場は10万円から30万円程です。
どのようなプランや撮影方法、カット数を選ぶかによって実際の金額は異なりますが、結婚式よりも費用を抑えながら素敵な思い出を残せます。

□フォトウェディングで家族写真を撮るメリット・デメリット

*家族との時間を十分に取りながら撮影できる

結婚式では、次から次へとプログラムが進んでいくため、時間に追われてしまうことがあります。
その点、フォトウェディングであれば家族でゆっくりと過ごせる時間と空間の中で共に撮影を楽しめます。
参加するのも家族だけですから、普段と変わらない柔らかな雰囲気の2人の姿を写真に収められます。

*感染症等の心配が少ない

高齢の親族がいる場合、感染症のリスクがあることから、密になりやすい結婚式を行うか迷うこともあるでしょう。
フォトウェディングであれば結婚式と比べて、密になる状況を生み出しにくいです。
ロケーション撮影であれば、屋外ですから換気の必要もないため、安心して撮影できます。

*天候によってスケジュールが左右されることがある

ロケーション撮影の場合、屋外で写真撮影を行うため、悪天候の際には撮影ができなくなることがあります。
2人だけでなく、家族での撮影であれば再度スケジュールを組み直すことが難しいことは大きなデメリットです。

□家族写真を撮る際の服装のポイント

家族の服装には明確なルールはありません。
理想の写真の雰囲気によって服装は異なりますが、最も大切なことは全員のランクを揃えることです。

*フォーマルな衣装での撮影

一般的に、フォトウェディングでは和装か洋装の婚礼衣装が用いられます。
洋装の場合、男性は、モーニングスーツやフォーマルなスーツを着用しましょう。
女性は、和装であれば留袖、洋装であればドレスなどが一般的です。
細かな規定はありませんが、結婚式の服装マナーと同じだと考えてください。

家族側が衣装を用意するのが難しい場合には、新郎新婦側でレンタルの手配をしておくとスムーズです。
また、着物を着る際には、着付けの手配も忘れないようにしましょう。

*カジュアルに撮る場合

最近では、家族には普段着で参加してもらい、主役もカジュアルな衣装で撮影するフォトウェディングも増えています。

ただ、カジュアルと言われて想像する服装は人によって変わるため、事前にコーディネートやドレスコードなどを伝えるようにしましょう。
特に、肌の露出が多いものや派手な色合い、豪華な柄のものは控えるようにしてください。

兄弟姉妹や友人と撮影する場合には、花嫁のサポート役をお願いして色や柄がお揃いの服装にしてもらうのもおすすめです。
衣装をお揃いにするのであれば、誰が衣装を用意するか、決めておくようにしましょう。

ドレスコードを決めても、祖父母がご高齢の場合にはどのような衣装を着れば良いのか分からないと悩まれることもあります。
そのため、衣装のイメージを写真で共有したり、一緒の衣装を選んだりすることをおすすめします。

MaiBRIDEでは、夫婦2人だけでなく、家族衣装も数多く取り揃えております。
ご家族と一緒に衣装を選んで撮影できるため、衣装選びでの悩みを減らしたければ、お気軽にお問い合わせください。

□家族とフォトウェディングを行う際の注意点とは?

家族とフォトウェディングを行う際に注意すべきことは、大きく分けて3つあります。

1つ目は、両家の服装に大きな差が出ないようにすることです。
形に残る思い出になる写真ですから、両家の服装に差が生まれて、気まずくなってしまうことがないようにしましょう。
服装に関する事前連絡は、どちらの家族に対してもきちんと伝えるようにしてくださいね。

2つ目は、スケジュールが変更になることを想定して複数日程を抑えることです。
お伝えした通り、フォトウェディングは天候によって、スケジュールが変わることもあります。
そのため、予定が合う日を複数予備の日程として押さえて、急な日程変更にも対応できるようにしましょう。

3つ目は、撮影中の家族の体調への配慮です。
フォトウェディングでは、場所や衣装数によって4時間から6時間程、時間がかかります。
ご高齢の家族がいる場合には、疲れていないか、休める場所が近くにあるかなど体調への配慮をしましょう。

□当日までに事前に確認しておくべきポイントとは

家族フォトウェディングを行う上で事前に確認しておくべきポイントは、主に2つあります

1つ目は「参加上限人数」です。
フォトウェディングは基本的に新郎新婦の撮影が中心です。
そのため、一緒に撮影が可能な人数が限られているスタジオもあります。
したがって、複数人で撮影することを検討している場合には、事前に確認しておくことが重要です。

2つ目は「追加料金」です。
フォトウェディングのプランのほとんどは、新郎新婦の2人の撮影を想定しています。
そのため、家族と撮影する場合には衣装やヘアメイク代などが追加で発生するため、費用が増えてしまうことがあります。

追加料金は一定額ではないため、スタジオに事前に確認しておきましょう。

□まとめ

家族で行うフォトウェディングは、ゲストに気を使うことなく、大切な家族との時間をゆっくりと楽しめます。
結婚式に比べると費用が抑えやすいのも魅力の1つです。
フォトウェディングを検討する際はプランの内容をしっかり確認しましょう。

また、家族とのスケジュール調整も丁寧に行い、素敵な写真と思い出に残る一日を過ごしてみてください。
家族とフォトウェディングを取るのであれば、家族衣装も豊富に取り揃えているMaiBRIDEでの撮影がおすすめです。

お気軽にお問い合わせください。

結婚式の前撮りってなんのためにあるの?結婚式の前撮りの時期や衣装もご紹介!

結婚式の前撮りの実施率は7割を超えており、多くの新郎新婦が行う定番のイベントとなりつつあります。
近年では、前撮りの衣装として和装を選ぶ方も増えており、前撮りのスタイルも多様化しています。

結婚式当日は着用できなかった衣装を着る方や結婚式とは違うスタイルで撮影したい方が、前撮りを行っているイメージがあるでしょう。
中には、前撮りをなんのために行うのか、疑問に感じている方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、結婚式の前撮りについて詳しく紹介します。
前撮りを行うか、決めるための判断材料にしていただければ幸いです。

□結婚式の前撮りってなんのためにするの?

前撮りは「プレウェディングフォト」とも呼ばれており、結婚式とは別日に写真撮影を楽しんでいただくものです。
基本的に結婚式よりも前に実施するため、前撮りと呼ばれています。

前撮りを行う最大の魅力は、時間に追われずゆったりとした状態で写真撮影を楽しめることです。
結婚式当日はゲストやプログラムも多く、撮影できるシチュエーションや時間は限られてしまいます。

結婚式とは別に前撮りの日程を設けていただくことで、余裕をもって理想の写真を撮ることができるのです。
また、時間的に余裕があるため、リラックスした自然で柔らかな表情での写真が撮れます。

また、結婚式でお召しになる衣装以外にも、複数の衣装を着用できる点も魅力の1つです。
婚礼衣装を着用する機会は、一生に何度もある機会じゃないからこそ、前撮りを活用すると良いでしょう。
撮影した写真を、ウェルカムボードとして披露宴会場に飾っていただくこともできます。

前撮りの撮影方法は、「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」の2つです。
ロケーション撮影では、2人の好きな場所や思い出の場所でも撮影できます。
洋装ではチャペルや教会、和装では神社や寺院が人気の撮影スポットです。

スタジオは、自然光のロケーションでは再現できない計算されたライティングになっているため、写真写りが良くなります。
光量を測り、ベストなコントラストで撮れるように機材を設営するため、衣装の色味も綺麗に写真に残せる点が魅力的です。

□前撮りを行う時期っていつ?

前撮りは、結婚式当日の2ヶ月前程度に行うケースが一般的です。
直前でも実施できますが、招待状やウェルカムボードに写真を使いたい場合には、期間に余裕持って撮影することをおすすめします。
前撮りを行う時期として人気な時期は、桜が咲く春と紅葉が美しい秋です。

同じ桜であっても早咲きの桜や満開の桜、葉桜など見せる顔は異なります。
遅咲きのソメイヨシノであれば長い期間楽しむことができます。
10・11月ごろに結婚式を控えており、その前に前撮りをしたい方には、新緑が美しく芽吹き始める初夏や真夏の撮影もおすすめです。

*雨天時の前撮りで気を付けるべきこと

前撮りのスケジュールは決まったけれど、雨が降ってしまう可能性があり、不安に感じる方は多いですよね。
撮影を申し込むスタジオごとに天候に関するルールが決まっている場合も多いため、あらかじめ雨天時の対応を確認しておくようにしましょう。

ロケーション撮影の場合には、撮影の延期かスタジオ撮影に変更となるケースがあります。
延期になった際に、希望の衣装が借りられるかどうかも、事前に確認しておくと悪天候でも安心です。

ロケーション撮影であっても、チャペルや洋館での撮影の場合には天候に左右されないケースがあります。
窓ガラスを伝う水滴がファンタジックで美しい雰囲気を演出する要素にもなるでしょう。
雨の日の屋内撮影は、外からの光の影響を受けにくいため、晴れの日よりも綺麗に撮影できる場合もあります。

□前撮りの衣装は何が選ばれている?

近年、前撮りの衣装としては和装の「白無垢」や「色打掛」が人気です。
前撮りで和装が多く選ばれる理由は、大きく分けて2つあります。

1つ目は、費用面です。
前撮りの和装衣装は、結婚式当日に和装を着るよりも安い場合があります。
そのため、和装を前撮りで着る方が多くいらっしゃるのです。

2つ目は、着るまでに手間がかかることです。
和装は着付けに時間がかかります。
そのため、結婚式当日にお色直しをすると忙しさが増してしまうことから、時間に余裕がある前撮りで選ばれる方が多いです。

また、成人式の振袖を着用して前撮りの写真を撮影する花嫁さんもいらっしゃいます。
成人式で着用する振袖は「中振袖」と呼ばれる袖丈の短いものです。
袖の長さに合わせて衣装の格が低くなってしまうため、神前式では着用できません。
しかし、前撮りであれば振袖を着ても問題はありません。

*和装と洋装の両方を前撮りで着たい方が気になる費用や撮影時間について

前撮りで複数の衣装を着用するとその分金額も高くなります。
どのようなプランで撮影するかによっても異なりますが、費用の目安としては20万円から30万円程はかかると考えてください。

プランによっては、より低い価格で洋装と和装のどちらも着られるものもありますが、写真のデータ数やアルバムなどが別価格の場合があります。

そのため、プランを選ぶ際には、何が価格に含まれるのか内容を確認してから選ぶようにしましょう。

撮影にかかる時間も、着用する衣装の数によって異なります。
例えば、2つ衣装を着る場合には、着替えから撮影終了まで4時間から5時間程かかると考えてください。
ロケーション撮影の場合には、移動時間も必要ですので、その分撮影時間も長くなります。

写真選びを撮影後に行う場合には、さらに30分から2時間程必要です。
したがって、和装とドレスの両方で撮影する場合には、半日以上かかると考えておきましょう。

□前撮りの最近のトレンドとは?

*ロケーション

前撮りでは「チャペル・海・神社・有名な観光地・2人の思い出の地」などが人気のロケーションとして挙げられます。
基本的に、洋装・和装それぞれに見合う景色の良い場所が人気です。
近年は、前撮りと神前式を合わせて行うカップルも増えています。

*ポーズ

全身ショットは衣装の美しさがよく分かるため、取り入れる方が大半です。
海や洋館など素敵な風景を背景に見つめ合うポーズも人気のポーズの1つです。
どの距離から撮影するかによって、写真の雰囲気が変わるため、複数のポーズと構図で撮影する方もいらっしゃいます。

*小物

最近では、小物を用いて自分らしさを演出する方も増えています。
和装であれば、扇子や番傘、洋装ならイニシャル入りのオブジェを持つ演出も人気です。
ドラマチックなテイストの写真を撮影するための、婚約指輪を使用してプロポーズ場面を再現する方もいらっしゃいます。

小物の持ち込みには、スタジオごとにルールがある場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
手軽に入手できる小物もありますし、手作りの小物を使用するのもおすすめです。

□まとめ

今回は、結婚式の前撮りについておすすめの時期や衣装、ロケーションに関するトレンドを紹介しました。
前撮りでは和装を選ぶ方が多く、成人式で着た振袖を着る方もいらっしゃいます。
ロケーションやポーズ次第で、オリジナリティのある素敵な写真が取れますので、理想の雰囲気を探してみてくださいね。

Mai BRIDEは、最高の幸せを写真に収める、豊富なスタジオや衣装数でウェディングフォトを撮影しております。
結婚式の前撮りを検討中の方は、お気軽にお問合せください。

フォトウェディングの準備期間にやることとは?成功させるポイントも併せて紹介!

結婚式の一つのスタイルとして近年注目を集めている「フォトウェディング」をご存じですか。
フォトウェディングとは、結婚式を行わず、写真撮影のみを行うスタイルのことです。
結婚式を挙げる上で「前撮り」や「後撮り」として活用している方もいます。

今回は、そんなフォトウェディングに向けて準備すべきことや、必要なものをピックアップしました。
準備期間や必要不可欠な美容準備についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

□フォトウェディングの準備期間や申し込み方法は?

フォトウェディングをすることが決まったら、まず、写真スタジオの予約をしましょう。
直接写真スタジオで予約する方法や、電話やWebで問い合わせる方法もあります。
予約をした後に行う打ち合わせは、衣装選びや当日の段取り、撮影プランを決める場です。

Mai BRIDEでは、1500着を超える花嫁衣装やタキシードも1000着と豊富に揃っており、この中からお好みの1着をお選びいただけます。
ブランドドレスや最新ドレスなど衣装の数が多いだけでなく、それぞれの衣装のサイズ展開も豊富です。

フォトウェディングの申し込みや日程調整が終わってから、撮影当日までの期間は2ヵ月から3ヵ月が一般的です。
ロケーションや時期をこだわりたい場合には、半年程かかる場合もあるため、準備期間は余裕を持って設定することをおすすめします。

撮影してからデータを受け取るまでは、約2週間ほど必要です。
プランによっても異なりますが、撮影データをアルバムのような形式で加工する場合には、できあがるまでにおよそ2週間から1か月ほどかかります。
スタジオで製作するアルバムは、自作のアルバムよりも高品質・高画質なためおすすめです。

Mai BRIDEには、通常の撮影プランにアルバムや撮影データがついた「フォト婚」と呼ばれるコースが存在します。
撮影プランに、アルバムのみをつけたり、撮影全データのみをつけたり、両方をつけたりと組み合わせてフォト婚のコースを選択可能です。

撮影データは結婚報告や友人へのお披露目、年賀状などさまざまな用途に活用できるものですから、アルバムと合わせて有効活用してみてください。

□フォトウェディングのための美容準備とは?

撮影までの準備期間には、段取りや小物の準備以外に、セルフケアを早期に開始しましょう。
フォトウェディングを検討し始めた頃から、体に関する短期集中ケアを重点的に行う方が多いです。
一生に残る思い出の記録のため、美容準備をする方は多いですが、結婚式の準備ほど力を入れる方は多くありません。

しかし、婚礼衣装は露出が多く、写真は高画質で鮮明に細部まで映るため美容ケアは必須です。
フォトウェディングでおすすめの美容方法は「美容院・ネイル・シェービング」の3つです。

まずは、美容院についてです。
美容院での施術は撮影の1週間前頃に行うことをおすすめします。
仮に、カラーの仕上がりが満足いかなかった場合にお直しする余裕があるためです。
アップスタイルを希望する場合には、鎖骨ラインまで髪の長さがあればアレンジ可能です。

希望のヘアスタイルにするための長さが足りない場合には、当日まで髪は伸ばしておきましょう。

次に、ネイルについてです。
フォトウェディングでは手元の写真の撮影も多いため、衣装の雰囲気に合わせたネイルをすることがおすすめです。
爪の形を整える必要もあるため、1ヵ月前に当日のデザインを決めるのを兼ねて相談してみると良いでしょう。

最後に、シェービングについてです。
ドレスや衣装を着た際に見えるデコルテや背中、うなじや顔のシェービングは欠かせません。
シェービングは、フォトウェディングの2週間から4日前に行うことをおすすめします。
肌が弱い方は荒れてしまう可能性もあるので、余裕を持って施術を行うようにしましょう。

自己処理でも良いですが、理容師の資格を持った施術者がいるところで行うことをおすすめします。
フォトウェディングの2日から3日前になったら、気になる部分を再度自分で処理しましょう。

赤みが出てしまうこともあるため、こちらも日程には余裕を持つようにしてくださいね。

□フォトウェディングに必要な持ち物とは?

一般的にスタジオ側で貸し出しを行っているアイテムは以下のようなものです。
・新郎新婦が着用する衣装
・アクセサリー類
・ブーケやベールのような衣装と合わせるもの
・靴
・撮影に使用する小物

撮影に必要なものは、基本的に撮影を行うスタジオで借りることができます。
衣装や小物の質によってランクが分けられており、場合によっては追加料金がかかることもあるため注意が必要です。
また、撮影で使用したい小物がある場合には、スタジオで借りられるかどうか事前に確認しましょう。

自分で用意する必要があるアイテムは、衣装用の下着や衣装に合った靴下などです。
例えば、女性で和装の場合には補正用のタオルや肌襦袢、洋装の場合にはブライダルインナーやストッキングが必要です。
また、家族と撮影する場合には、家族の衣装も必要な場合があります。

Mai BRIDEのように家族の衣装もレンタルできるケースもありますので、事前に必要かどうか確認するようにしましょう。

その他「撮影にあったらより撮影が楽しめるもの」は自分達で持ち込むことになります。
例えば、結婚指輪やガーランドのような撮影用小物が挙げられます。
撮影用の小物は、スタジオによって持ち込み料がかかる場合もあるため、注意が必要です。

満足のいく写真を残せるように「撮影指示書」を作ってくる方もいらっしゃいます。
前撮りでありがちな後悔の1つが、打ち合わせ時に言葉で伝えていたイメージと実際に撮った写真の雰囲気が違うことです。
言葉だけで理想を伝えることには限界があるため、イメージ画像をまとめた指示書を用意しておくことも方法の1つとして挙げられます。

□フォトウェディングを成功させるポイントとは?

*プラン内容の確認

フォトウェディングを成功させるには、自分達が求めていることができるプランなのか、しっかり確認することが大切です。
例えば、Mai BRIDEでは、家族や子どもと一緒に衣装を着て撮影するプランもあります。
他の写真館よりも家族衣装が豊富なので、新郎新婦の衣装とも相性の良い衣装で、理想のお写真を撮影することができます。

プランを確認する際には、以下のようなチェックポイントに気を付けましょう。
・料金の総額が予算内に収まるか
・費用に含まれる物は何か
・撮影カット数
・撮影にかかる時間の長さ
・何に追加料金がかかるか
・料金の支払い方法

*撮影イメージを考える

記念となる写真のために撮影を頑張ったのに見返してみると「思っていた写真と違う」となってしまうのは悲しいですよね。
だからこそ、撮影までに理想の雰囲気やイメージを明確にしておく必要があります。
写真の構成だけでなく、ポーズやヘアメイクも事前にリストアップしておくことがおすすめです。

□まとめ

今回は、フォトウェディングの準備や流れについて紹介しました。
結婚式よりも手軽に行えるフォトウェディングですが、準備不足のまま撮影すると後悔してしまうこともあります。
そのため、フォトウェディングをすると決まったら、少しずつ準備を行いましょう。

Mai BRIDEはフォトギャラリーに和装・洋装フォトウェディングやスタジオ撮影・ロケーション撮影のさまざまな写真を掲載しています。
理想のウェディングフォトのイメージが掴みやすくなるため、ぜひ参考にしてみてくださいね。

結婚式の前撮りを和装で行う方必見!色打掛の人気色は?

憧れの花嫁姿といえば、ウェディングドレスやカラードレスをイメージする方も多いでしょう。
しかし、近年では、和装の需要も増大しています。
ただ、和装に興味がある方でも馴染みのない和装に対して不安を抱く方も少なくありません。
そこで今回は、自分に似合う和装の選び方や和装の人気の色、和装を着用する際の注意点について紹介します。
また、和装の中でも色打掛について詳しくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧下さい。

□お色直しの定番、結婚式の色打掛とは?

和婚で着る和装といえば「白無垢」をイメージする方が多いでしょう。
白無垢の白は「嫁いだ先の家の色に染まる」といった意味が込められています。
とはいえ、現代ではそこまで深く意味を込めて衣装選びをする花嫁様は少数で、見た目が華やかな「色打掛」の需要が高まっています。
また、赤の色打掛には「嫁ぎ先の色に染まる」という意味が込められており、色によって色打掛にも意味が含まれています。

白無垢と色打掛には「打掛」と「着物の色」の違いがあります。
打掛とは、女性の和装の種類の1つで、花嫁が着る格式の高い婚礼衣装とされ、小袖の上から打ち掛けるようにして羽織る着物のことです。
ここでは、近年人気を集めている「色打掛」に絞って概要を説明します。

色打掛が用いられたのは室町時代が始まりとされています。
純白な白無垢とは対照的に、色打掛は色を取り入れた打掛を使用します。
色柄の種類が豊富なことが特徴で、白無垢と同格の正礼装の花嫁衣装です。

色打掛は挙式と披露宴どちらでも着用できますが、色打掛を着た後に白無垢には戻れないというルールがあります。
それは、色打掛に「婚家の人間となった」という意味が込められているためです。

前撮りや後撮りでの着用率が最も高いのは「色打掛」と「ウェディングドレス」です。
色打掛が選ばれる理由は、着付けに時間がかかる分、結婚式当日には和装を選択しない方が多いことが理由だと考えられます。
そこで、前撮りの機会を利用して、写真は残しておきたいといった理由で着用する人が多いようです。

□和装の人気色は?

和装を検討中の方には、どのような色にしようかお悩みの方も多いでしょう。
ここでは、人気色を4つ紹介します。

*いつの時代も人気な「赤」

打掛で一番の人気カラーはやはり赤です。
見た目の絢爛さだけでなく、情熱や決意の意味が込められているパワーカラーでもあるためです。
強烈なカラーですが、朱色寄りの色味だと優しいイメージを抱かせます。
肌色をきれいに見せてくれる効果もあるためおすすめです。

*「ペールトーン」柔らかな色味の打掛

最近人気が出ている優しい印象のペールトーンカラーの色打掛です。
全体的に淡いお色味で仕上げられており、和装ならではの凛とした雰囲気に加え、可愛らしさや上品さも兼ね備えるスタイルです。
全体的に淡い色味である分、足元に広がる比翼のカラーで引き締めると視覚的にスタイルアップが期待できます。

*日本庭園に馴染む「グリーン」

緑の打掛は、珍しいカラーですが、モスグリーンのような少しトーンを落とした色味であれば、自然の植物に馴染みがよく、花嫁を上品に魅せてくれます。
小物使いや髪型にこだわることで、景色に溶け込まず、一際目立たせられます。
日本庭園や寺院など屋外での写真撮影を予定する花嫁におすすめの色打掛です。

*高貴な雰囲気の「金」

金には「高貴・神聖・豊穣」などの意味が込められており、おめでたい色とされています。
昔から金は縁起の良い色であるため、婚礼衣装にも必ずと言って良いほど取り入れられています。
華やかさや豪華さを演出したい方におすすめの色だと言えます。

□和装の色をどうやって選ぶ?4つのポイントとは?

1つ目は「好みや季節に合わせてメインカラーを決める」ことです。
限られた時間を効率よく使うためにも、最初にメインとなる色を決めることが重要です。
色を決める基準は自分の好きな色や季節に合わせた色で構いません。

2つ目は「肌色や顔の雰囲気に合う色を選ぶ」ことです。
肌色の系統に合わせてベースカラーを決めると良いでしょう。
日本人に多いイエロー系やオークル系の肌色には赤色の色打掛が似合います。
他にも黄色やゴールドの色味も似合うため候補に入れておきましょう。

色白の方には、青色系の色打掛が似合います。
ピンク系の肌色ならライトブルーな明るい青、イエロー系の肌色なら深みのある青を選ぶと良いでしょう。

3つ目は「撮影場所やシチュエーションをヒントにして考えること」です。
衣装だけをみて考えるのではなく、着用シーンをイメージすることも重要です。
例えば、神社仏閣などでの緑の中では、白で統一した白無垢は、奥ゆかしさを感じられます。
色打掛の場合、柄を季節感のあるものにしてロケーションに合わせることで統一感を演出できます。
また、華やかな景色の中では、背景に負けずに存在感を出せます。

4つ目は「後ろ姿をチェックする」ことです。
色打掛は帯をせず、背中に華やかな柄が配置されている場合が多いため、試着時には後ろ姿も確認しておきましょう。
第一印象で「自分には合わない」と感じたものでも、実際に試着してみると意外に似合うことが多いものです。

□色打ち掛けの髪型&かぶり物

色打掛の髪型は大きく「日本髪」と「洋髪」に分けられます。

日本髪はかつらをかぶるスタイルで、伝統的な女性の髪型とされています。
日本髪の髪型として有名なのが「文金高島田」です。
文金高島田とは、まげを高い位置で結った髪型のことです。
最近では、かつらを用いずに自分の髪で結い上げる「地毛結い」も広まっています。

洋髪は、和にこだわらず、ドレスと同様のヘアアレンジをする髪型です。
和装に洋髪を合わせるスタイルは「大人花嫁」な印象を与えます。
成人式では複数の髪飾りをつけて、盛って楽しんだ人も多いのではないでしょうか。
ただ、洋髪で大人花嫁を目指すなら、引き算思考でシンプルな髪飾りを心がけることが重要です。

色打掛のかぶり物は「角隠し」があります。
角隠しとは日本髪を包むように飾る帯状の白い布のことです。
怒りの象徴である角を隠すことによって、「従順でしとやかな妻になる」という意味が込められています。
角隠しは色打掛だけでなく、白無垢・引き振袖にも合わせることができ、挙式や披露宴で着用できます。

□結婚式の前撮りを和装でする際の注意点とは?

*露出部分のお手入れ

和装をするとなると体の露出が増えます。
例えばうなじや手、顔は常に露出している部分ですよね。
その部分の事前手入れを怠らないようにしましょう。
必要であれば、エステに行ってお手入れしてもらうことも考えましょう。

*持ち物の確認

和装を着用する際に持っていくべきものは以下のものが挙げられます。
・タオルやてぬぐい
・裾よけ
・ストッキング
・自分のサイズに合った白足袋
・撮影時に使いたい小物

スタジオによって貸し出し可能なアイテムは異なるので、事前に確認するようにしましょう。

□まとめ

今回は、和装の中でも特に色打掛に絞って概要を紹介しました。
和装を選ぶ際、鏡で見るだけでなく写真を撮って確認することで、理想の一着を見つけやすくなるでしょう。
また、色には込められている意味があるため、意味にこだわって選んでみるのもおすすめです。
和装を着用する際には自分で持参すべきアイテムもあるため事前に確認しておきましょう。
撮影日が近づいて慌てないためにも、必要なアイテムの準備は早めに始めておいてくださいね。

フォトウェディングの撮影当日までの流れとは?余裕のある準備を心がけよう!

近年注目されているブライダルの形として「フォトウェディング」が挙げられます。
メリットの多いフォトウェディングですが、まだ聞き慣れない方も多く、実際に利用するとなると心配な点もあることでしょう。
そこで、今回はフォトウェディングの概要やメリット、流れについて紹介します。
また、フォトウエディング当日までの流れや、撮影当日までの流れ、フォトウェディングの注意点についてもお伝えします。
ぜひ最後までご覧下さい。

□フォトウエディングとは?

フォトウェディングとは、結婚式の代わりとしてウェディング姿を撮影する写真撮影のことです。
結婚式を行わず、結婚式の衣装を着て、好みのロケーションで写真を撮影し、結婚の思い出を残します。
結婚式のような準備も不要なため人気が高まりつつあるブライダルの形です。

撮影方法もスタジオ撮影やロケーション撮影といったプランがあり、ご親族や立会人の方を招いて撮影会を行えるプランもあります。

フォトウェディングと似たもので、「前撮り」や「後撮り」といったものがあります。
婚礼衣装を身につけ、写真を撮るという形式は同じですが、「結婚式を挙げることを前提にしているか」に違いがあります。
前撮り・後撮りは結婚式を挙げる上で行う写真撮影のことです。

フォトウェディングの衣装は、従来はウェディングドレスが圧倒的な人気を誇っていましたが、近年は和装コーデの人気が上昇しています。
それは、日本ならではの和装衣装の厳かで格式高い雰囲気は何ものにも変えることができないからと考えられます。

人気の撮影場所は、チャペルや教会が挙げられます。
全体的には、屋内での撮影のニーズが高い傾向が見られますが、和装の場合には神社仏閣や季節を感じられる場所の人気が高いです。
撮影場所を選ぶ基準としては、「イメージする写真が撮れそうだから」や「SNSを見て興味を持ったから」など、写真のイメージから撮影場所を選ぶ方が多いです。

*フォトウェディングを選択する人ってどんな人?

結婚式を挙げず、フォトウェディングを選ぶ方には、「予算がなくて結婚式を挙げられない方」や「費用をできるだけ節約したい方」もいます。
フォトウェディングであれば、挙式の費用がかからないことで大きくコストを抑えられます。

また、挙式や披露宴は事前準備や打ち合わせなど活動量が多いものです。
その点、フォトウェディングであれば、多くても2回ぐらいの打ち合わせだけで当日を迎えられます。
そのため、「時間や手間をかけずに結婚の記念となるものが欲しい」という方におすすめです。

その他にも、「授かり婚のため結婚式を挙げる余裕がない」「再婚なので記念だけ残したい」「入籍して数年経ってから、ウェディングドレスを着た写真が欲しい」といった方もフォトウェディングを選ぶ傾向にあります。

□フォトウェディングのみを行うメリット

1つ目は「費用を抑えられる」ことです。
先述の通り、挙式に比べて費用が圧倒的に安いのがメリットです。
撮影するカット数や、スタジオ撮影かロケーション撮影かなどによっても費用は異なりますが、場合によっては、結婚式を行う10分の1以下の費用で行えます。

2つ目は「気を使わずに自由に行える」ことです。
結婚式のようにゲストの方に気を遣うことなく自由度が高いのも魅力の1つです。
また、オシャレなセットがあるスタジオでの撮影はもちろん、二人の思い出の場所で撮影したり、新婚旅行を兼ねて海外旅行先で撮影したりすることもできます。
つまり、2人だけの自由に好きなロケーションで好きなように撮影できるということです。
2人で通いなれた街並みの中で撮る、なんていうのも素敵ですよね。

3つ目は「準備や手間が少ない」ことです。
挙式に比べて、準備が少ないため負担が軽減できるのも大きなメリットです。
結婚式を挙げるためには、数ヶ月前からの入念な準備が必要です。
フォトウェディングなら2人の都合さえ合えばいつでもすぐ実行できるので、結婚準備に手が回るか心配な方におすすめです。

□フォトウェディング当日までの流れとは?

まずは、プランを決めて予約することです。
事業者を決める際、予算を基準に選ぶ方が多いと思いますが、「納品される写真の枚数」や「保有している衣装の数」も重要です。
写真が何枚ほしいか決めてから探すようにしましょう。
スタジオ撮影、ロケーション撮影どちらを希望するかも決めておくとよいですね。

次に契約した上で打ち合わせを行います。
この段階で撮影プランや撮影日など詳しい内容を決めていきます。
契約時に料金を支払うケースもあるので、その場合はお金やカードを用意しておきましょう。

Mai BRIDEでは、通常の撮影プランにアルバムや撮影データがついた「フォト婚」と呼ばれるコースが存在します。
撮影プランに、アルバムのみをつけたり、撮影全データのみをつけたり、両方をつけたりと組み合わせてフォト婚のコースを選択可能です。

また、衣装は花嫁和装350着、ウェディングドレス700着、カラードレス580着、タキシード1000着と豊富に揃っており、この中からお好みの1着をお選びいただけます。
ブランドドレスや最新ドレスなど衣装の数が多いだけでなく、それぞれの衣装のサイズ展開も豊富です。

打ち合わせを終えた後、当日に着る予定の衣装の試着を行います。
この時、実際の衣装に袖を通すことで、「こんな雰囲気で撮りたい」「小物を持ちたい」といった撮りたい写真のイメージが明確になるはずです。

衣装を着用するときに必要なインナー類やアクセサリーはレンタルできることもありますが、自分で用意する必要がある場合は持参する必要があるため、持ち物の準備が必要です。
家族や友人などと一緒に撮影する場合は参加していただく方にも準備してもらいましょう。

撮影当日までに、コンディションを整えられるよう、エステやダイエットなど自分でできる準備もこの段階でしておきましょう。
撮影当日を迎えたら、撮った写真の活用方法を決める段階に入ります。
アルバムを作ってもいいですし、データーをSNSにアップするのも良いでしょう。

□撮影当日の流れとは?

ここでは、撮影当日の流れについて紹介します。
流れは以下の順番です。
・スタジオ入り
・ヘアメイク・着付け
・撮影
・写真選び

まずはスタジオ入りです。
指定時間にスタジオに行き、受付で予約内容と当日のスケジュールの確認をします。
その後、ヘアメイク、次に着付けという順番で行います。
また、この段階にかかる時間が最も長いです。

以上が終わったら撮影です。
ロケーション撮影で移動する場合は、スタジオが所有している車やタクシーでの移動です。
撮影時間は、1つの衣装につき30分~1時間程度に設定されています。
撮影時間には限りがあるため、撮りたいイメージがあればあらかじめ伝えておきましょう。
伝えるタイミングは、打ち合わせ時に「撮影指示書」を持参するのも1つの方法です。

撮影が終わったら、写真選びを行います。
選んだ写真は、明るさや色彩などの加工・修正を行ったうえで、後日データが渡されます。

□フォトウェディングの注意点!

*忘れ物をしない

先述の通り、自身で用意すべきものもあるため、事前に確認しておく必要があります。
撮影当日、ストレスなく進めるためには忘れ物しないのが鉄則です。
また、自身で撮影に添える小物を用意する際には、事前に伝えておくとスムーズに撮影を進められるでしょう。

*体調管理をしっかりと

撮影時間はあっという間に過ぎてしまうものです。
納得のいくウェディングフォトにするためには、万全な体調で臨む必要があります。

特に、暑い夏の撮影は水分補給が鉄則です。
寒い冬場のウェディングフォトは、撮影中羽織れるものを持参しましょう。
ウェディングフォトの衣装は薄着のものがほとんどなので、防寒グッズがあると、寒さに気を取られず撮影に集中できるでしょう。

□まとめ

フォトウェディングの流れやメリット、フォトウェディング当日までの流れや撮影当日の流れについて紹介しました。
全体像を掴むことで、準備や心構えができますよね。
フォトウェディングのメリットは、なんといっても費用がリーズナブルで、準備の負担が少ないことです。
新生活のために節約したいというカップルでも気軽にチャレンジできそうです。
また、フォトウェディングの注意点として、忘れ物をしないことと、体調管理をしっかりとすることが挙げられるので、対策をしておきましょう。

前撮りで和装をご検討の方へ!前髪なしのヘアスタイルがおすすめ!

最近の和装ヘアのキーワードは「大人花嫁らしさ」です。
成人式っぽく甘くならずに、トレンド感を出すには前髪のアレンジ方法が重要なポイントです。
そこで今回は、和装ヘアにおすすめな前髪なしのアレンジ方法や前撮り衣装の選び方について紹介します。
併せて、和装のおすすめのヘアスタイルや和装ヘアのNGポイントについても紹介します。
前撮りで和装をご検討中の方にとって役立つ情報となっているので、ぜひ最後までご覧下さい。

□前撮りの衣装

前撮りでは、結婚式当日に着用する衣装だけでなく、それ以外の衣装でも撮影できます。
前撮りで着用できる婚礼衣装は、洋装と和装があります。
洋装には、ウェディングドレスやカラードレスが含まれます。
和装には、白無垢や色打掛、引き振袖があります。
ここでは、それぞれの特徴や選び方を種類別に解説します。

*ウェディングドレス

白は花嫁の純潔さを意味し、キリスト教式の挙式では長袖で胸元が詰まったデザインで、長いとレーンを引くのが正式とされています。
前撮りでは半数のお客様がウェディングドレスを選択しているほど、花嫁の憧れの衣装と言えるでしょう。

ウェディングドレスを選ぶ際には、ロケーションに合わせてデザインや素材を選ぶのが良いでしょう。
例えば、プリンセスラインのドレスは存在感があるため、教会や挙式などの空間の広いロケーションに映えます。
マーメイドラインのドレスであれば、女性らしいしなやかなスタイルが演出できるため、広い屋内外での撮影に適しています。

*カラードレス

カラードレスはその名の通り、色のついたドレスで、「あなたの色に染まります」という意味があり、2人の明るい未来の象徴とされています。
結婚式当日にお色直しをしない場合や結婚式とは違う雰囲気に撮影したい場合に、カラードレスを選ぶ方が多いです。

色の種類に加え、最近では柄のデザインが印象的な物も増えています。
それらの中から、自分の肌の色や顔の雰囲気に合ったものを選びましょう。

*白無垢

白無垢は、和装の中で最も格式の高い正礼装とされ、「邪気を払う」「相手の色に染まる」という意味が込められています。

白無垢といえば、真っ白なイメージを持たれる方も多いでしょう。
しかし、小物の色使いに工夫すれば自分なりのアレンジを楽しめます。
組み合わせを楽しみながら、お気に入りにのコーデを見つけましょう。

*色打掛


色打掛は、白無垢と同格の正礼装であり、「婚家の人になった」という意味が込められています。
前撮りでの着用率はウェディングドレスの次に多い衣装です。

色選びの際には、顔写りの良い色を選んでみましょう。
また、色や柄によって込められている意味合いが変わってくるので、その点を考慮して選ぶのもおすすめです。

*引き振袖

着丈を調節するための「おはしょり」を作らずに、そのままの丈で着るのが引き振袖です。
丈が長いため、袖を引きずるのが特徴で、地面に広がった裾が華やかな佇まいを演出します。

色打掛と引き振袖の大きな違いは「帯のうしろが見える」点です。
帯が見えるので、結び方や使用する小物を工夫すれば、自分らしい和装姿になるでしょう。

□前撮りでは何着着るの?

前撮りやフォトウエディングで着る衣装の着数は1着か2着というのが一般的です。
ただ、ドレス2着と和装1着など、少し多めに衣装を着たいという方であれば3着という方もいらっしゃいます。

1着しか着用しない場合でも、撮影の枚数が少ないのかというと、そうではありません。
同じドレスでスタジオ撮影とロケーション撮影の両方をする場合では、カット数はそれなりの枚数になります。

着用衣装を増やすと、着替えが必要になり、着替えるのには専門の部屋が必須です。
普段着のように簡単に着替えることができないということです。
そのため、ロケーション撮影で複数の場所で、複数の衣装で撮りたいと考えている方は、撮影場所が変わるたびに支度部屋に戻らなければなりません。

条件にもよりますが、同じ衣装で回るか、移動先の近くに支度部屋を設けるといった方法をとらない限り、複数の場所でロケーション撮影をするのは難しいでしょう。

□前撮りの衣装はどれにする?

スタジオ撮影の場合、新婦衣装での1番人気は色打掛という結果があります。
それは、色打掛が着付けに時間がかかる分、結婚式当日には和装を選択しない方が多いことが原因です。
そこで、前撮りの機会を利用して、写真は残しておきたいといった理由で着用する人が多いようです。

ロケーション撮影の場合、新婦衣装で人気なのがウェディングドレスと色打掛です。
先述した通り、ウェディングドレスはロケーションスポットに合わせて選ぶことで、存在感や華やかな雰囲気を演出できます。
そのため、ロケーションではウェディングドレスの人気が上昇する傾向があります。

新婦衣装の着数平均は2着であり、着用枚数が絞られている分、カラードレスや白無垢の割合は少なめですが、要望に合わせて着数を増やすことも可能です。

□和装のおすすめのヘアスタイルは前髪なしヘア!

幼い印象を与える前髪は、大人っぽい雰囲気を与える和装にはなくても良い存在です。
ただ、フォーマルで大人っぽい印象になりやすい前髪なしの髪型ではトレンド感を入れないと老けて見えてしまうことがあります。
そこでここでは、前髪なしが与える印象やトレンド感のある前髪なしのアレンジ方法について紹介します。

前髪なしの主なメリットは「大人っぽい印象を与えること」「夏の和装でも清潔感を保てること」が挙げられます。

前髪を上げておでこを見せることで知的な印象を与えられます。
前髪を流して凛々しくなりすぎないかと心配している方も多いでしょう。
そのような場合には、前髪全体にウェーブをかけて結いあげれば柔らかい印象を与えられます。
アレンジ次第で見た目の印象は変えられるので、次に紹介するアレンジ方法を参考にしてみてください。

和装で前撮りに挑む場合、長時間着用していると暑くなることがあります。
特に夏のロケーション撮影では、汗をかくこともあるでしょう。
前髪ありの場合には、汗によって前髪がおでこにくっついてしまうことがあります。
前髪なしではそのようなトラブルが起こらないので、清潔感を維持することができます。

*前髪なしのアレンジ方法

1つ目は清潔感を与える「オールバック」です。
オールバックは見た目の印象が重くなり過ぎず、清潔感を与えられます。
おでこを出すことに抵抗感があるなら、顔周りに大ぶりのアクセサリーを付けましょう。

2つ目はクールな印象の「センター分け」です。
センター分けとは、左右対称に真ん中で前髪を分けるヘアスタイルのことです。
おでこを露出させるので、顔の印象が明るく見えるのが大きな特徴です。

ストレートできっちりセンター分けにするとクールな印象を与えます。
ウェーブをかけて髪色のトーンを明るくすれば、柔らかさをプラスできます。

3つ目はふんわりとした印象を与える「編み込み」です。
髪全体にウェーブをかけた上で前髪を編み込むことで柔らかい雰囲気を演出できます。

□和装ヘアのNGポイントとは?

ここでは、和装ヘアで避けておくべき3つのポイントについて紹介します。

1つ目は、ヘアスタイルを「ふわふわ」にしすぎることです。
和装のヘアは、古典を思わすようなタイトスタイルが適しており、これこそ大人花嫁らしさのポイントとされています。
髪全体に「ふわふわ」した動きがありすぎると可愛くなってしまうので、髪飾りで調整する必要があります。

2つ目は、髪飾りで「欲張り盛り」をしないことです。
成人式では複数の髪飾りをつけて、盛って楽しんだ人も多いのではないでしょうか。
ただ、大人花嫁を目指すなら、引き算思考でシンプルを心がけることが重要です。
着物や髪飾りの色を統一するとシンプルになるのでおすすめです。

□まとめ

今回は、和婚で用いられる婚礼衣装の特徴や選び方、和装におすすめのヘアスタイルについて紹介しました。
理想の前撮りや結婚式のイメージをして、それに合う婚礼衣装を選ぶといいでしょう。
もちろん、ご予算とお時間が許すなら和装・洋装の両方を着用するのも1つの方法です。
着物を着る機会は早々ないため、後悔のないように自分らしい和装の着こなしをイメージして検討してみてください。
ただし、ヘアスタイルを「ふわふわ」にしすぎることと、髪飾りで「欲張り盛り」をしないことの2つのNGポイントには気をつけましょう。

花嫁の髪型で悩んでいる方必見!ミディアムヘアはアレンジしやすい!?

結婚式の前撮りや後撮りは一生に残る写真であるからこそ、衣装やヘアスタイル、ヘアアレンジに悩んでしまいますよね。
ですが、その悩みがちな衣装選びやヘアスタイルの選び方にはコツがあります。
そこで今回は、人気の高い衣装やドレスに似合うヘアスタイルのポイントについて紹介します。
また、前撮りで人気な衣装とヘアカラーの選び方、アレンジ方法についてもお伝えします。
一生残る大切な写真で後悔しないために、ぜひ最後までご覧下さい。

□前撮りで人気なのは洋装?和装?

結婚式の前後に行う前撮りや後撮りとは、結婚式の別の日にウェディング姿を撮影することです。
結婚式当日に記念撮影をする方もいますが、挙式と披露宴の合間はやることが多くゆっくり撮影できない場合がほとんどです。
そこで7割近くのカップルが前撮りや後撮りを活用しています。
また、挙式をせずに写真だけで残す「フォトウェディング」を活用しているカップルも増加しています。

実施した動機には、「挙式や披露宴と異なる衣装を着られるから」であったり、「撮影した写真を挙式や披露宴に利用したかったから」という意見が挙げられます。

前撮りや後撮りで着用できる衣装は大きく「洋装」と「和装」に分けられます。
従来は洋装であるウェディングドレスが圧倒的な人気を誇っていましたが、近年は和装コーデの人気が上昇しています。
それは、日本ならではの和装衣装の厳かで格式高い雰囲気を味わいたいからだと考えられます。

撮影方法は、スタジオ撮影とロケーション撮影に分けることができます。
屋内で撮影が行われてるスタジオ撮影の方がニーズが高い傾向にあります。
スタジオ撮影で人気の衣装は、男女ともに和装です。
特に、女性は華やかな色打掛を着たいと希望する方が多いです。

ロケーション撮影で人気の衣装は、屋外の景色に映える衣装である、ウェディングドレスや色打掛です。
ロケーションや撮影シーンに合わせて洋装と和装を使い分けるカップルが多いです。

ただ、実際には、前撮りや後撮りで和装・洋装の両方を着て撮影するカップルが多いです。
というのも、結婚式で着用するよりもリーズナブルな価格でお色直しが楽しめるからです。
人生で結婚のタイミングでしか着れない婚礼衣装を金額をあまり気にせずに楽しめるのです。

結婚式当日は撮影時間が限られているため、カット数も少なく、写真にこだわっていれません。
しかし、前撮りや後撮りでは、セット内容やシチュエーションにこだわって撮影を自分でプロデュースすることが可能です。
白無垢なら神社で、色打掛なら緑豊かな日本庭園で、ウェディングドレスならチャペル、カラードレスなら花をあしらったセットに囲まれてという風です。

□ミディアムヘアでできるアレンジ方法をご紹介!

憧れの花嫁姿といえば、ウェディングドレスやカラードレスをイメージする方も多いと思います。
ミディアムヘアの髪型は普段から人気の髪の長さですが、ドレスに似合うヘアアレンジには向いていないと思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際はミディアムヘアはアレンジもしやすく、ダウンスタイルもできる長さなんです。
ここでは、ミディアムヘアでどんなアレンジができるのかについて紹介します。

*ローシニヨン

圧倒的な人気を誇るシニヨンの中でも、襟足や耳元らへんの低めの位置でまとめるのが「ローシニヨン」です。
アップヘアはドレスの王道のアレンジ方法ですが、柔らかく抜け感を持たせたシニヨンが人気を集めています。
シャープでタイトめなドレスにはローシニヨンが好まれます。
ボリューム感が少ないかと気になる方は、大きめのヘッドアクセをつけるとバランスが良くなります。

*編み下ろし

編みを取り入れながらバックやサイドで1つにまとめたスタイルを「編み下ろし」と言います。
編み方には、三つ編みや編み込み、フィッシュボーンなどさまざまな方法があります。
編み目に小花散らしや、小刻みにゴムで結ぶ玉ねぎヘア、革ひもを巻き付けるといった方法で一癖あるアレンジができます。

*アップシニヨン

高い位置でお団子にまとめた「アップシニヨン」はプリンセスになりたい花嫁たちの間で不動の人気を誇っています。
たわみや後れ毛で抜け感を強調したり、ルーズなお団子からリボンを垂らすなど、ほどよいゆるさがこなれ感を演出するポイントです。

*ハーフアップ

その名の通り、髪の半分を挙げたスタイルが「ハーフアップ」です。
フルダウンのスタイルより、顔まわりがすっきり見えます。
アップヘアのカットと併せて撮ると印象チェンジを狙えます。
上げる毛束にねじりや編みテクでこなれたひと味をプラスしたり、ティアラやカチューシャなどをバック着けするのが今っぽく見せるコツです。

□髪型・ヘアスタイル選びのコツとは?

*ヘアアレンジとドレスのテイストを合わせる

衣装を選ぶ際には、「どのようなイメージにしたいか」「どのようなシチュエーションを再現したいか」ということを考えると思います。
髪型を決める際も同様に、この描いている理想のイメージに合うアレンジを選ぶことが重要です。
ヘアアレンジを決めるタイミングで、再度「どんな花嫁姿になりたいか」「衣装の雰囲気はどんなものか」を確認しましょう。

*自分のヘアスタイルに合わせてヘアアレンジを取り入れる

その時の髪の長さやヘアスタイルによってヘアアレンジのやり方が変わるので、「長さ・髪型・なりたいイメージ」を明確にしてからヘアアレンジを決めましょう。
例えば、ショートヘアなら存在感を出すために、ティアラや花などの小物の存在が重要です。
また、自分のしたいヘアアレンジが今の髪の長さでは足りなければ、エクステをつけるという選択肢も考えておきましょう。

*花冠やティアラはコーディネート全体とのバランスに注意

花冠やティアラは少し注意が必要なアイテムです。
それは、髪が押さえこまれるアイテムでもあるためです。
ボリューム感を出したヘアアレンジをしたい場合はアイテムのサイズやつける場所を工夫しましょう。
小物の存在は、コーディネート全体の雰囲気をガラッと変えるため、試着時に必ず合わせておくようにしましょう。

□見落としがち!ヘアカラーの選び方とは?

せっかく気に入って選んだドレスや式場に、雰囲気が合わないと台無しです。
自分が選んだドレスや髪型に合わせて髪色も選択しましょう。

髪色を決めるのは、基本的に最後になることが多いと思います。
前撮りの準備を進めていくと「なりたい花嫁姿」のイメージが固まっていきます。
明るい髪色なら若々しく可愛らしい印象、暗い髪色なら大人っぽく落ち着いた印象を与えます。

髪色を変えるだけで、同じ髪型でもイメージは激変するため、慎重に選ぶ必要があります。
美容師さんにも相談しながら、イメージに合った髪色を探してみてください。

「この髪色にしよう」と決まったら早速カラーリングですが、カラーリングをする前に注意すべきことが3つあります。

1つ目は、タイミングに気をつけることです。
あまりに早くカラーリングしてしまうと、当日までにカラーが落ちてしまします
だからといって、直前にヘアカラーに行くのはやり直しが効かないので危険です。
早すぎず遅すぎずということで、おすすめのタイミングは当日の5日前くらいです。

2つ目は、生え際までしっかりと染めてもらうことです。
髪をまとめてアップヘアにする花嫁も多いはずです。
その場合、襟足やおでこの生え際がしっかり染まっていないと、根元の黒髪が見えてしまう事態になりかねません。
美容院では、当日の髪型を伝えて、内側もムラがないようにきちんと染めてもらいましょう。

3つ目は、通い慣れた美容院に行くことです。
髪質によっては同じヘアカラーでも染まり具合が変わります。
ただ、初めてあなたの髪を触る美容師さんに、一目で髪質を見抜いてもらうのはなかなか難しいものです。
そこで、通いなれた美容院ならあなた個人のカルテがあって、髪質もよく知ってくれているはずです。

□まとめ

華やかな衣装やアイテムとのコーディネートで、決めることの多さに戸惑うことも多い結婚式のヘアスタイルですが、「テイストを合わせる」「花嫁さまの雰囲気に合っている」といったポイントを押さえると、綺麗にまとまります。
衣装やアイテム、髪型を決める前に理想の花嫁姿をイメージしておくことが最も重要です。
特に髪型は見た目の印象を大きく変えることになるため、ドレスのテイストと合わせたり、自分のヘアスタイルと合わせたヘアアレンジを取り入れるようにしましょう。