外での前撮りで叶える!理想のウエディングフォトの撮影ポイントをご紹介

結婚式は人生の大きなイベントであり、その記念となる写真は、一生の宝物となるものです。
こだわりのある結婚式を計画し、思い出に残る写真を大切にしたいと考えるカップルにとって、前撮りや後撮りは、結婚式当日の慌ただしさとは別に、二人の姿を美しく写真に収める絶好の機会となります。
特に、自然の中に身を置き、特別な瞬間を美しい風景とともに写真に収めたいと願うカップルにとって、ロケーション撮影は魅力的な選択肢といえるでしょう。
この記事では、前撮りや後撮りの魅力やロケーション撮影のポイントを解説し、理想の撮影プランを見つけるための具体的な情報をご紹介します。

□外においても!前撮り、後撮りのメリット

結婚式当日は、ゲストとの歓談や食事、さまざまなイベントが詰まっており、ゆっくりと写真撮影に時間を割くことは難しいものです。
そこで、多くのカップルが選択するのが、結婚式の前後に時間をとって行う「別撮り」と呼ばれる撮影方法です。
結婚式前に撮影を行う場合は「前撮り」、結婚式後に撮影を行う場合は「後撮り」と呼ばれます。
前撮り、後撮りは、結婚式当日の慌ただしさとは別に、二人の姿をじっくりと写真に収めることができるだけでなく、さまざまなメリットがあります。

1:時間をかけてふたりらしい写真が残せる

前撮りや後撮りでは、結婚式当日のように時間制限やスケジュールに追われることなく、二人のペースで撮影を進められます。
そのため、二人の希望するイメージや雰囲気に合わせたシチュエーションをしっかりと作り込み、ただの記念写真や記録にとどまらない、二人の個性を表現できる写真に仕上げられます。
例えば、自然の中で二人だけの時間を満喫したり、思い出の場所に立ち寄って特別な瞬間を写真に収めたり、二人のストーリーが感じられる写真にすることも可能です。

2:結婚式で着ない衣裳で写真が残せる

結婚式では、ゲストとのふれあいの時間をたっぷり取りたいなどの理由で、衣裳の着替え回数を抑えるカップルも多いようです。
しかし、多くの花嫁は、結婚式とは別に、さまざまな種類のドレスを着てみたいという憧れを持っているものです。
前撮りや後撮りを利用すれば、結婚式では選ばなかった和装や、違うタイプのドレスを着て、写真に残せます。
和装で凛とした美しさ、カラードレスで華やかな可愛らしさなど、結婚式では叶えられなかった夢を写真で実現できます。

3:希望する時期やロケーションで撮影できる

前撮りや後撮りでは、結婚式の日程に縛られることなく、二人の希望する時期やロケーションで撮影できます。
例えば、桜の満開の時期に、満開の桜をバックに撮影したり、紅葉の美しい秋に、紅葉の風景の中に二人の姿を収めたり、季節感を取り入れた写真撮影を楽しめます。
また、二人の思い出の場所や、憧れのロケーションなど、特別な場所での撮影も可能です。
二人の思い出の地で撮影すれば、写真を見るたびにその時の思い出が蘇り、より一層心に響く写真になるでしょう。

4:ウエディングアイテムに利用できる

前撮りの場合は、撮影した写真を結婚式で使用するためのアイテムに活用することもできます。
例えば、ウエルカムボードやペーパーアイテム、席札などに、二人の写真を用いることで、結婚式に統一感を持たせられます。
また、写真にメッセージを添えて、ゲストへの感謝の気持ちを伝えることもできます。
写真を使用したアイテムは、結婚式が終わった後も、二人の大切な思い出として残せるので、おすすめです。

□撮影にかかる費用の詳細

前撮りや後撮りにかかる費用は、撮影場所、衣裳、ヘアメイク、写真データの納品方法などによって大きく異なります。
ここでは、スタジオ撮影とロケーション撮影の費用相場について、解説していきます。

1:スタジオ撮影の費用

スタジオ撮影は、天候に左右されることなく、快適な環境で撮影できるのが魅力です。
また、スタジオにはさまざまな背景や小道具が用意されているため、さまざまなシチュエーションの写真を撮影できます。
スタジオ撮影の費用は、撮影料、衣裳代、着付け代、ヘアメイク代、写真データ代などが含まれており、平均は約20万8000円です。
ただし、スタジオやプランによって費用は大きく異なるため、事前に複数のスタジオから見積もりを取り、比較検討することが大切です。

2:ロケーション撮影の費用

ロケーション撮影は、自然や街並みを背景に、より個性的な写真撮影を楽しみたいカップルにおすすめです。
自然光を利用した写真撮影は、スタジオ撮影とはまた違った雰囲気の写真に仕上がります。
ロケーション撮影の費用は、スタジオ撮影の費用に加えて、移動費やロケーション使用料などが加算されます。
平均は約21万3000円ですが、スタジオ撮影よりも費用がかかる傾向があります。
ロケーション撮影の場合、移動費やロケーション使用料以外にも、天候に左右されるリスクも考慮する必要があります。

3:料金が変わる要因

前撮りや後撮りにかかる費用は、衣裳、撮影カット数、納品方法などによって変動します。
衣裳は、和装やドレスの種類によって価格が異なり、着用する衣裳の点数が多いほど費用も高くなります。
撮影カット数も料金に影響し、多くのカットを撮影したい場合は、追加料金が発生する場合があります。
納品方法は、データだけ、アルバムだけ、データとアルバムのセットなど、さまざまな選択肢があり、それぞれ料金が異なります。
これらの要素を考慮して、予算に合わせてプランを選ぶようにしましょう。

□人気の衣裳とその選び方

前撮りや後撮りでは、結婚式とは別の衣裳を着て、さまざまな表情の写真を残せます。
ここでは、前撮りや後撮りで人気の高い衣裳の種類とその選び方について解説します。

1:スタジオ撮影で人気の衣裳

スタジオ撮影では、新婦はウエディングドレスや色打ち掛けが人気です。
ウエディングドレスは、美しく華やかな写真に仕上げられて、憧れのプリンセスのような姿を実現できます。
色打ち掛けは、和の伝統的な美しさを表現できる衣裳で、結婚式では着なかった和装で写真に残したいという花嫁に人気です。
新郎は、紋付袴やタキシードが人気です。
紋付袴は、新婦が和装を着る場合に合わせることが多く、凛々しく粋な姿の写真に仕上がります。
タキシードは、新婦がウエディングドレスを着る場合に合わせることが多く、スタイリッシュで洗練された雰囲気の写真に仕上がります。

2:ロケーション撮影で人気の衣裳

ロケーション撮影では、スタジオ撮影に比べて、屋外での撮影になるため、衣裳の持ち運びや着替えなどが大変になることから、衣裳の着数は少なくなる傾向があります。
しかし、ロケーション撮影では、自然の背景を活かした写真撮影ができるため、衣裳選びもより重要となります。
新婦は、ウエディングドレスや色打ち掛けが人気ですが、カラードレスや白無垢を選ぶ花嫁も少なくありません。
カラードレスは、自然の背景と調和した、華やかで印象的な写真に仕上がります。
白無垢は、日本の伝統的な美しさを表現できる衣裳で、神聖な雰囲気の写真に仕上がります。
新郎は、紋付袴やタキシードが人気ですが、カジュアルな服装を選ぶ新郎もいます。
カジュアルな服装は、自然な雰囲気の写真に仕上がります。

3:衣裳選びのポイント

前撮りや後撮りの衣裳選びでは、撮影場所やテーマ、二人の希望する雰囲気などを考慮することが大切です。
例えば、自然の中で撮影する場合は、自然に溶け込むような色合いの衣裳を選ぶと、より美しい写真に仕上がります。
また、二人の個性を際立たせるような、お気に入りの衣裳を選ぶことも大切です。
事前に、複数の衣裳を試着して、実際に着てみて、自分に似合う衣裳を見つけることをおすすめします。

□前撮り・後撮りを成功させるためのポイント

前撮りや後撮りは、二人の大切な思い出を残すための特別な時間です。
成功させるためには、事前の準備が大切です。
ここでは、前撮り・後撮りを成功させるためのポイントを解説していきます。

1:撮影時期の検討

前撮りや後撮りは、季節や天候によって写真に大きく影響します。
例えば、桜の満開の時期に撮影したい場合は、桜の開花時期を事前に確認しておく必要があります。
また、天候が不安定な時期は、雨天時の撮影プランなども検討しておくと安心です。

2:フォトグラファーの選び方

前撮りや後撮りの写真は、二人の大切な思い出を形にするものです。
そのため、信頼できるフォトグラファーを選ぶことが重要です。
フォトグラファーの選び方としては、二人の希望する写真スタイル、撮影場所、予算などを考慮することが大切です。
ポートフォリオや口コミなどを参考に、信頼できるフォトグラファーを見つけるようにしましょう。

3:ロケーションの選定

ロケーション撮影を行う場合は、撮影場所の選定も重要なポイントです。
二人の思い出の場所、憧れのロケーション、季節感を取り入れた場所など、さまざまな場所が考えられます。
事前に、実際に足を運んで場所を確認したり、写真や動画などを参考にしたりして、理想のロケーションを選びましょう。

4:衣裳の準備

前撮りや後撮りの衣裳は、事前にしっかりと準備しておきましょう。
結婚式で着ない衣裳を着たい場合は、早めに衣裳探しを始めると良いでしょう。
また、衣裳に合わせてヘアスタイルやメイクも事前に決めておくと、撮影当日に慌てずに済みます。

5:撮影当日の準備

撮影当日は、時間に余裕を持って準備を行いましょう。
特に、ヘアメイクや着付けは時間がかかるため、時間に余裕を持つことが大切です。
また、持ち物も忘れずに準備しましょう。
必要な持ち物としては、カメラ、充電器、メイク道具、着替え、タオル、飲み物などがあります。

□まとめ

前撮りや後撮りは、結婚式当日の慌ただしさとは別に、二人の姿を美しく写真に収める絶好の機会です。
この記事では、前撮りや後撮りの魅力やロケーション撮影のポイントを解説しました。
時間をかけて二人の姿を写真に収めたい、結婚式とは別の衣裳を着てみたい、希望する時期やロケーションで撮影したい、など、前撮りや後撮りは、さまざまなニーズに対応することができます。
費用や撮影場所、衣裳など、事前にしっかりと準備をすることで、二人の大切な思い出となる写真撮影を実現できます。
この記事が、前撮りや後撮りの計画を立てる参考になれば幸いです。