「フォトウェディングは和装か洋装どっちが良いのかな」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
一生の思い出に残ることを考えると、どうしても迷ってしまいますよね。
そこで今回は、フォトウェディングにおける衣装の選び方について紹介します。
□洋装と和装それぞれを選ぶメリットとは
フォトウェディングを行うにあたって、和装と洋装のどちらを選ぶかで迷われる方は多いです。
ここでは、それぞれの特徴を解説します。
まずは洋装についてです。
女性はウェディングドレス、男性はタキシードという王道のウェディングスタイルは、やはり人気が高いです。
また、鮮やかなカラードレスを選んで撮影するのも良いでしょう。
ウェディングドレスにはたくさんの種類があるため、あらかじめいくつか試着しておき、気に入ったものを選んでおきましょう。
さらに、ヘアメイクやアクセサリーの選び方によっても、ドレス姿の雰囲気が全く異なります。
ヘアメイクの担当者と相談して、最も美しい姿で演出できるように色々な工夫をしてみてください。
続いては、和装についてです。
着れるのは今だけだからと、フォトウェディングに和装を選ぶ方も多いです。
白無垢や色打掛、引振袖といった日本の伝統的な衣装に身を包んで行う撮影は、身の引き締まる思いのするものです。
落ち着いた雰囲気のものから華やかなものまで、色々なスタイルを楽しめるのが、和装の魅力でしょう。
また、以前は和髪や角隠しを合わせることが一般的でしたが、最近では和装に洋装のヘアアレンジを合わせる花嫁さんも多くいます。
パートナーと相談してアイデアを詰め込めば、オリジナリティ溢れたフォトを残すことも可能です。
□和装と洋装を選ぶ際のポイントとは
先ほど、和装と洋装それぞれの特徴について紹介しました。
続いては、実際にそれぞれを選ぶ際のポイントについて解説します。
まずは洋装を選ぶ際のポイントとして、3つのシルエットラインをご紹介します。
1つ目は、Aラインです。
どんな体型の方でも、綺麗に変身させる無敵のAラインは、フォトウェディングドレスの中でも特に人気です。
トップは高めのウエストと、そこから裾へ向かってゆったり広がるボトムがエレガントな雰囲気を醸し出します。
クラシカルにまとめたいとお考えの方であれば、身につけるアクセサリーは控えめにしましょう。
どんな体型でも補ってくれるのが、Aラインドレスの大きな魅力です。
体型を選ばないため、小柄な女性にもオススメです。
2つ目は、プリンセスラインです。
ウエストから下のスカートがふんわりと広がったプリンセスラインは、お姫様のようなロマンティックな雰囲気を醸し出します。
この型のドレスにすれば、圧倒的な華やかさで花嫁を輝かせてくれるでしょう。
プリンセスラインはドレスの下半身にボリュームがあるデザインのため、全体のバランスに注意が必要です。
下半身をしっかりとカバーして、上半身はスッキリとした印象に仕上げれば、美しくなります。
またヘッドアクセサリーがスッキリしていないと、全体的なバランスがおかしくなります。
ぽっちゃり体型の花嫁さんや小柄な花嫁さんは、ふんわりとしたボリュームのスカートが特徴的なプリンセスラインのドレスがよく似合います。
気になる二の腕はマリアペールで隠して、デコルテをスッキリ見せれば体型を上手くカバーできるでしょう。
3つ目は、スレンダーライン・マーメイドラインです。
これは名前の通り、曲線が特徴で長身をより美しく見せられるデザインのドレスです。
体のラインが強調されるため、女性らしさをアピールできます。
一方で、あまり体のラインを強調したくない方もいらっしゃいますよね。
そんな方には、スレンダーラインとマーメイドラインの中間のようなソフトマーメイドもオススメです。
ピッタリのスレンダーラインやマーメイドラインのドレスは、スタイルの良さを活かせるため、背が高く細身の女性に似合います。
あまり身長が高くなくても、しっかりと高さのあるヒールを履けば全体のバランスが良くなります。
細身で華奢な花嫁さんは、カバーしたいところにフリルやリボンなどを付けることで、華やかさをプラスできるでしょう。
続いては、和装を選ぶ際のポイントを2つ紹介します。
1つ目は、綿帽子と角隠しについてです。
ウェディングドレスのベールのような意味を持つ綿帽子は、白無垢の時しか合わせられません。
一方で角隠しは、白無垢や色打掛、引き袖にも用いられます。
2つ目は、打掛についてです。
白無垢と同格の正礼装である打掛は、角隠しをつけて挙式に臨むことも可能です。
しかし、和装を好む方の多くは挙式時に白無垢を着て、お色直しで色や柄が華やかな色打掛を身にまといます。
□フォトウェディングであれば和装と洋装を両方着ることも可能?
結婚式では、大勢の客にお祝いされ、準備や挨拶で忙しい中で撮影も同時に行われます。
そのため、自分の理想的なポーズや表情での撮影が難しくなり、取り直しの時間も余裕が無いでしょう。
衣装を変更するのは、お色直しのタイミングしかありません。
一方で、フォトウェディングであれば、撮影のためにたくさんの手間や装飾を施せます。
さらに、カメラマンとご本人やそのご家族だけで撮影が行われる場合が多いため、十分な時間を確保できます。
二人にとって良い思い出となる写真を撮るために、構図やポーズ、表情に十分にこだわれるでしょう。
そして、自分のこだわりが叶えられるのは衣装も同様です。
これまでの章では、和装か洋装のどちらかに絞って紹介してきましたが、フォトウエディングであれば両方選ぶという選択肢もあります。
衣装に合わせたセットやロケーション場所を選び、シチュエーションにとことんこだわった撮影を自分でプロデュースできます。
白無垢なら神社、色打掛なら日本庭園、ウェディングドレスならチャペルガーデン、カラードレスなら色とりどりの花をあしらったセットに囲まれる、といったように自分の選んだ衣装に合わせて選択してみてはいかがでしょうか。
□両方撮影する際の注意点とは
前の章で、フォトウエディングであれば和装と洋装の両方を着られることを紹介しました。
ただしその選択肢を選ぶ場合は、いくつか注意点があります。
ここでは、両方を着て撮影する際の注意点を2つ紹介します。
1つ目は、和装用と洋装用の下着をそれぞれ用意することです。
着物やドレスはレンタルできますが、下着は直接身に着けるものであるため、ご自身で用意する場合が多いです。
和装と洋装を両方着る場合は、下着はそれぞれに用意する必要があります。
和装では、肌襦袢や裾よけ、白足袋などが必要です。
また洋装では、ブラジャーとウエストニッパーを組み合わせたブライダルインナー、ガードルなどが必要です。
どんな下着が必要になるかはスタジオによっても指示が異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
2つ目は、撮影が長くなるため体力が必要であることです。
写真撮影では、衣装の数が多くなるほど、撮影時間が長くなります。
和装と洋装を両方着る場合は、撮影が半日以上かかるため、体力勝負となります。
万全な状態で撮影に挑めるように、前日はしっかり睡眠をとっておきましょう。
□まとめ
今回は、フォトウェディングは和装と洋装どっちが良いのかについて紹介しました。
どちらかで迷ったときは、ぜひこの記事を参考にしてください。
Mai BRIDE では、伝統的な和装から最新のブランドドレスまで豊富な撮影衣装をラインナップしています。
興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。