結婚式の前撮りドレスはどうする?ドレスの選び方をご紹介します!

人生において重要なイベントの1つである結婚式では、誰しもが素敵なウエディングドレス姿を綺麗に写真に残したいと考えるものです。
しかし、本番ではゲストの招待や挙式後の集合写真撮影、披露宴に向けたお色直し等々で忙しく、ドレス姿をじっくりと撮影できないことがあります。
そしてその結果、挙式できたけれど思い出に残る写真を残せなかったと後悔してしまう方がいらっしゃいます。

そのような事態を防ぐための手段の1つが前撮りであり、撮影に余裕をもって挑める方法として採用されています。
しかし、時間に余裕がある分、ドレス選びで迷ってしまう方が多いのも事実です。
そこで今回は、前撮りの時のドレス選びのポイントを紹介します。

□結婚式当日は忙しい?前撮りをおすすめする理由を紹介します!

挙式を予定している方の中には、「結婚式当日にウエディングドレスを着るから、その日に撮影すればそれで充分」とお考えの方がいらっしゃいます。
しかし、当日のスケジュールを考慮すると、その考えが失敗を招く恐れがあることが分かります。
まずは、具体的に結婚式当日のスケジュールを確認し、前撮りの必要性を検討してみましょう。

結婚式は新郎新婦のメイクや衣装の準備から始まり、リハーサル、ゲストのお出迎え、集合写真、披露宴会場への移動、お色直し、といったスケジュールで進んでいきます。
このようなスケジュールの中で、ウエディングドレスを着てじっくり写真撮影するのは至難の業であり、仮に実行すれば、式のスケジュールに遅延を生じさせてしまうといった問題が発生してしまう恐れがあります。
このような事態を未然に防止する為に、前撮りでゆっくりと写真撮影しておくことは非常に効果的だといえます。

さらに、前撮りでは結婚式当日のメイクを事前に行う場合が多く、本番で細かな調整によってゲストを待たせてしまうといったトラブルを防ぐことも可能です。
仮に前撮りを実施しない場合、結婚式当日に一発本番でメイクをせざるを得ないことがあるので、特にメイクにこだわりを持っている方は、本番のためにも前撮りをしておくのがおすすめです。

□前撮りの撮影方法とは?主な2つの方法について解説します!

前撮りの撮影方法は、スタジオ撮影とロケーション撮影の2つに大別されます。
一般的に、スタジオ撮影とは該当店舗のスタジオでの撮影のことで、ロケーション撮影とは景色が綺麗な場所や観光地などといった屋外での撮影のことです。
実際に選ぶときは、それぞれの撮影方法のメリット・デメリットを考慮した上で、自分たちに合った方法を選択する必要があります。

スタジオ撮影のメリットとしては、天候の影響を受けにくいためスケジュール通りに撮影を進められることや、撮影の妨げになってしまう通行人や動物がいないことなどが挙げられます。
費用もロケーション撮影と比較すると低い傾向にあるので、コストパフォーマンスを重視される方々におすすめの方法でもあります。
また、移動にかかる時間が無いので、撮影時間が短くて済むこともメリットとして挙げられるでしょう。

デメリットとしては、固定された背景が原因で写真のパターンが限定されてしまうことが挙げられます。
さらに、依頼先によっては厳格な雰囲気で撮影することがあるので、ありのままの自然体で撮影に挑みたい方には、不向きな方法に感じてしまう可能性があります。

ロケーション撮影のメリットは、何といっても様々なスポットで四季を感じられる写真を撮影できることです。
また、リゾートウエディングを羨望している人にとっては、南国の浜辺や海岸でのロケーション撮影は夢のような時間になるでしょう。
ロケーション撮影をハネムーン先で実施すれば、夫婦の貴重な思い出を写真に残せるのも魅力です。

デメリットとしては、費用が高くなってしまう傾向があることや移動時間がかかってしまうこと、天候の影響を受けやすく、撮影がスケジュール通りに進まない可能性があることなどが考えられます。
さらに、人気のある観光地や絶景スポットは混雑している可能性が高く、周囲の目が気になって撮影に集中できない恐れもあります。
短期間でお得に撮影したい方々や、人だかりが苦手な方々にとっては、不向きな撮影方法になってしまう恐れがあります。

□ウエディングドレスにはどんな種類がある?それぞれの特徴をご紹介!

ウエディングドレスと一言でいっても、その種類によって特徴は大きく異なります。
前撮り撮影ではスケジュールに余裕があることが多いため、ドレス選びは慎重に行いたいものです。
ここでは、ドレスの種類とその特徴について解説します。

プリンセスラインはその名の通り、物語に登場するようなプリンセスをイメージさせるデザインが特徴的なドレスのフォルムです。
上半身部分は体のラインにフィットしており、下半身部分は足元に向かって大きく広がっていくのが特徴的なデザインです。
似たようなフォルムとしてはAラインが挙げられますが、こちらはよりスッキリとした印象のフォルムになっており、落ち着きのある上品なイメージのドレスを着たい方におすすめです。

マーメイドラインは、ひざ元までは体のラインに沿っていて、裾部分に広がりのあるデザインです。
女性らしい体のフォルムを強調できるので、セクシーな印象を与えられます。
同じように体のフォルムを強調できるスレンダーラインと呼ばれるデザインは、よりシンプルでスタイリッシュな印象を与えたい方におすすめのデザインです。

□前撮りドレスの選び方とは?

ウエディングドレスの種類について解説しましたが、「いざ選ぶとなると何を基準にすれば良いのか分からない」という方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、前撮りドレスの選び方をいくつか紹介します。

理想のイメージを決定することは、ドレス選びの重要なポイントの1つです。
実際に結婚式でドレスを着るときは、その場の雰囲気との相性を考えなければなりませんが、前撮りでは自分らしさをありのままに表現できます。
自分の理想のイメージを想像するのはもちろん、撮影した写真をどのように活用したいかを事前に考えておくと、ドレス選びをスムーズに進められるでしょう。

結婚式当日に着用するドレスと同じものを選択するという手もあります。
あらかじめ同様のドレスを着ておくことで、本番でイメージとの相違やサイズの違いを感じる恐れが小さくなりますし、費用削減にもつながります。

カラードレスは、結婚式当日にお色直しをしない方や当日に着るドレスとは全く異なる印象のドレスを着てみたい方にとっておすすめのドレスです。
周囲の環境に合わせてドレスのカラーを調整すると調和の取れた写真にできるので、ロケーション撮影を行いたい方はその環境に合ったカラードレスを選ぶのがポイントです。
また、南国の海岸や浜辺など、リラックスした雰囲気の場所で撮影したいという方は、ラフなドレスを選ぶと素敵な写真に仕上げられるでしょう。

□失敗しないために!前撮りで確認すべきポイントとは?

前撮りで事前に確認すべきポイントは大きく分けて2つあります。
1つ目は、前撮りには人気の季節があることです。
特に桜が咲き乱れる春や紅葉が美しい秋には予約が殺到する傾向があるので、できるだけ早い時期に予約を取っておくのがおすすめです。

2つ目は、カメラマンによって写真のスタイルや印象が大きく異なることです。
自分達が想像している写真のスタイル・印象と依頼先のカメラマンがこれまで撮影してきた写真のスタイル・印象が一致しているかを事前に必ず確認しておきましょう。

□まとめ

結婚式当日は、メイクや衣装の準備、ゲストの招待などやるべきことが意外と多く、撮影に充分な時間を割けられない可能性が高いです。
しかし、前撮りを行えばそのようなリスクを抑えられるだけでなく、心理的にも余裕をもってゆっくりドレスや撮影スタイルを選択できます。
実際に前撮りでは、スタジオ撮影、ロケーション撮影という異なる撮影スタイルに加え、前撮りで着るドレスにもプリンセスラインやマーメイドラインなどといった様々な種類があります。
自分達に合ったものはどれか、押さえるべきポイントを把握し、慎重に検討しましょう。