結婚式の準備をしていると、「ブライダルフォト」という単語をよく聞くのではないでしょうか。
ブライダルフォトとは、結婚した二人の記念写真のことです。
生涯の中で最も華やかな日である結婚式では、記念写真にもこだわりたいですよね。
しかし、結婚式で花嫁さんが後悔したこととして多いのが、もっとブライダルフォトにこだわりたかったということです。
あらかじめ定番のポーズや構図を知っておくことで、後悔しない、素敵なブライダルフォトに仕上がります。
そこで今回は、ブライダルフォトのメリットをより詳しく紹介するとともに、定番のポーズや構図を紹介していきます。
□ブライダルフォトの魅力とは?
結婚式前にブライダルフォトを撮影できることはご存じでしょうか。
事前に撮影した写真は、招待状や席次表などに使用できます。
多くの方はブライダルフォトではないツーショット写真を使用されていますが、せっかくこだわったペーパーアイテムであれば、写真もこだわってプロに撮影してもらったものはいかがでしょうか。
また、ペーパーアイテムだけでなく、ウェルカムスペースの飾りつけも悩むところでしょう。
お花や似顔絵など、華やかな飾りつけは多くありますが、やはりお二人の写真が1番ですよね。
そこでブライダルフォトがあれば、華やかな写真で参列者を迎えられます。
このように、ブライダルフォトには思い出として残すだけなく、様々なメリットがあります。
次に、写真のクオリティの面から、ブライダルフォトの魅力を紹介します。
まず、式当日とは違ったヘアメイクができることです。
結婚式のヘアメイクは選択肢が多くて悩んでしまいますよね。
実際のところ、してみたくてもできなかったヘアメイクがあるという方は多くいらっしゃいます。
そこでご紹介するのが、ブライダルフォトでは当日と異なったヘアメイクができることです。
当日にできなかったヘアメイクができるだけでなく、結婚式当日のリハーサルとして活用することもできます。
最後に、好きなスタジオで撮影できる、というメリットがあります。
Mai BRIDEでは、30以上あるフォトスタジオからお好きなスタジオで撮影ができます。
別撮りのブライダルフォトであれば、式のスケジュールを気にする必要がないため、カメラマンさんとじっくり相談して撮影に臨めるでしょう。
□洋装ブライダルフォトの定番ポーズとは?
ここからは、ブライダルフォトのおすすめの構図やポーズについて、洋装と和装に分けてご紹介していきます。
まずは型物写真ポーズです。
型物写真ポーズは、昔からある記念写真用のポーズとして知られています。
上の世代の方でも、このポーズで花嫁花婿の写真をおさめている方は多くいらっしゃいます。
結婚の幸福感の中にも緊張感があり、フォーマルな雰囲気に仕上がります。
衣装が写真におさまるというメリットもあるので、1枚はこのポーズで取る、という方は多くいらっしゃいます。
次にご紹介するのは、花嫁の後ろ姿を写したポーズです。
花嫁さんは、ドレスをまとったご自身の後ろ姿は、鏡でしか見れません。
そのため、後ろ姿の全身写真を撮影し、後から見返せるようにしておくことをおすすめします。
ここからは、少し変わった構図・ポーズのご紹介です。
まず、2人が少し離れた位置の構図です。
ブライダルフォトであるのに、2人が寄り添わない構図というのは珍しいですよね。
この構図は、2人が離れていることで違う世界で生きてきたことを表現し、結婚によって歩み寄る、というストーリーを表しています。
次に、プロポーズのシーンを再現した構図です。
こちらも先ほどの構図と同様に、ストーリーを再現したものになっています。
アルバムを開いたときに、プロポーズのシーンが残っているのは素敵ですね。
□和装ブライダルフォトの定番ポーズとは?
次にご紹介するのは和装でのブライダルフォトです。
結婚式ではドレスを着る方が多いので、別撮りのブライダルフォトでは和装で撮影する、という方も多くいらっしゃいます。
そのような方に向け、和装の魅力を生かしたポーズをご紹介していきます。
まずは、2人で並んで正座の構図です。
和装のブライダルフォトでは、この構図が最初に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
こちらの構図は定番のものとして知られていて、年賀状の写真にも使えます。
2人が寄り添い、幸福感を感じさせる1枚でありながら、清々しい雰囲気もありますね。
次に、庭園を散歩している構図です。
カメラを意識しない、普段の2人の姿を1枚におさめられます。
2人の日常の風景を切り取っているようで素敵ですね。
最後に着物をメインに撮影する構図です。
ドレス同様に、着物も後から見返せるようにしておくと良いでしょう。
□よりおしゃれな写真を撮るコツとは?
ここまでブライダルフォトの構図例を紹介してきましたが、おしゃれに撮影するにはいくつかコツがあります。
事前に仕上がりのイメージを膨らませて撮影に臨むようにしましょう。
ここでは、構図や撮影場所に分けて、撮影のコツを解説していきます。
まず、写真の構図を工夫しましょう。
例えば、花嫁、花婿を中心とした構図ではなく、2人とカメラの間隔を通常より空けることで、景色を切り取ったような写真に仕上げられます。
景色の中に花嫁、花婿が並んでいるという構図にすることで、奥行きや高さに幅が出て、ポスターのように飾れる1枚となるでしょう。
アルバムだけではなく、ポスターのように仕上がっている写真があるのも素敵ですよね。
次に、撮影場所にこだわることが大切です。
屋内のスタジオ撮影、屋外のロケーション撮影それぞれにメリットがあります。
スタジオ撮影では、照明を利用して雰囲気を柔軟に変えられます。
また、ハウススタジオでの撮影では、空間の雰囲気に引き込まれて自然な写真が撮れます。
ロケーション撮影では、自然の中やビーチといった、屋内では表現できない開放感のある撮影が可能です。
ハウススタジオ同様、その場の雰囲気に引き込まれて、自然な写真を撮影できるでしょう。
最後に、小物を活用して写真を引き立てることが大切です
よく使われるものだと、ガーランドやバルーン、お花などがあります。
このような小物を適度に取り入れることで、写真をおしゃれに仕上げられます。
小物の使い方によっては、写真をユニークに仕上げることができます。
近年人気であるのが額縁で、額縁を花嫁・花婿が持ち、「額縁の中に収まった2人」というシーンを表現できます。
小物をうまく利用して、面白い構図を考えるのも良いですね。
□後悔のないブライダルフォトにするためには?
最後に、ブライダルフォトで後悔しないために、重要なことを解説します。
それは、どのような写真を、なんのために撮るかを具体的にイメージすることです。
撮影する目的を整理し、希望のポーズや構図を、優先順位をつけてあらかじめ考えておきましょう。
どうしても撮りたいポーズや構図がある場合には、イメージに近い写真を用意するのがおすすめです。
また、写真撮影では、視線がとても大切です。
カメラ目線、あえてカメラを意識しないなど、視線によって写真の仕上がりは大きく変わります。
そのため、イメージに近い写真が用意できていれば、モデルさんはどこを見ているかを知っておくと役立つでしょう。
□まとめ
今回は、ブライダルフォトのおすすめの構図やポーズについて紹介しました。
具体的な写真のイメージを膨らませる上で、お役に立てますと幸いです。
Mai BRIDEでは、スタジオ撮影だけでなく、ロケーション撮影も承っておりますのでぜひご相談ください。