結婚式の前撮りにブーケは必要?ブーケがあるメリットや値段相場について解説!

結婚式の前撮りやフォトウェディングでブーケを用意するかどうか、お悩みの方は多いでしょう。
そこでこの記事ではブーケを用意するべきなのか、どれほどの費用が必要なのかなどについて解説していきます。

□前撮りでブーケは必要?

ほとんどの場合、ブーケは前撮りやフォトウェディングを行っているスタジオでレンタルできます。
ただ、結婚式会場が用意している前撮りやフォトウェディングプランにブーケの貸し出しが含まれていないことがあるのであらかじめ確認しておくようにしましょう。

貸し出しが行われていない場合には、会場が提携している花屋に別料金で依頼したり、ご自身で持ち込んだりする必要があります。

結婚式を開催しない代わりに行うフォトウェディングや、チャペルや挙式会場で行う前撮りでは、ブーケが必要になる場面が多いです。

そのため、ブーケを用意しておくと良いでしょう。
ブーケを持っていないと特別感が出なかったり、花嫁が手持ち無沙汰に見えてしまったりするため、結婚の記念になる撮影がしたいとお考えならぜひとも用意しておきましょう。

しかし、和装での撮影や前撮りの場合であればブーケが必要ないケースもあります。
最近は結婚式前に前撮りを行う方が増えてきており、結婚式でブーケを用意するなら、前撮りではブーケを使わなくても良いと考える方が増えてきているようです。

また、和装で撮影する場合もブーケは必需品ではありません。
スタジオ撮影やロケーション撮影ともに、ブーケではなく小物を持って撮影するスタイルが増えているからです。

□前撮りにブーケを用意するメリットを解説します!

では、前撮りにブーケを用意するメリットには何があるのでしょうか。
今回ご紹介するメリットは「きれいにポージングできる」「写真が色鮮やかに見える」「写真のバリエーションの幅が広がる」の3つです。
それぞれ詳しく解説します。

1つ目はきれいにポージングできることです。
みなさんはデートの最中にカメラを向けられたとき、どのようなポーズをとっていますか。
顔に力を入れてキメ顔をつくったり、あえて目線を外したり、ピースサインを作ったりする方が多いのではないでしょうか。

では前撮りではどのようなポーズが良いのでしょうか。
ポーズの指導をプロのカメラマンにしてもらえるといえど、多くの方はドレス撮影が初めてで緊張してしまいますよね。
このときに重宝するのがブーケです。
ブーケを手に持つと、自然と上半身のポーズが決まってくるでしょう。

ブーケはポージングを助けてくれるので、自信を持ってきれいな姿勢で写真撮影ができるのです。

2つ目は写真が色鮮やかに見えることです。
ブーケを持って写真撮影するだけで、写真の中の世界が華やかになり、非日常感を演出できます。
例えば、ビーチでウェディングドレスの撮影をする場合を考えてみましょう。

青色の海と白のウェディングドレスだけでも非常に素敵な写真が撮れるでしょう。
ここに色鮮やかなブーケが加わることで、さらに見栄えが良くなります。

3つ目は写真のバリエーションの幅が広がることです。
ブーケは結婚式で使用する小道具で、主に花嫁さんが持つアイテムです。
しかし、前撮りでブーケを使用すると、さまざまなバリエーションの写真が楽しめます。
ブーケを使用する際に意識したいのが全体の大きさや色です。

造花で細かい部分が安っぽかったり、作りが雑であっても写真ではあまり表れません。

□ブーケを用意するのに必要な値段を解説します!

ここまでブーケを用意するメリットを解説してきましたが、ブーケの用意には一体どれくらいのコストがかかるのでしょうか。
ブーケを用意するメリットと同時に値段についても気になる方が多いでしょう。

結論から申し上げますと、ブーケ一個あたり平均3.1万円かかります。
とはいえ、ブーケの値段は素材によって大きく異なり、生花であれば4.0万円、造花であれば1.4万円、プリザーブドフラワーであれば2.0万円です。
このようにブーケの種類は主に3つですが、どうしても安くブーケを用意したければ、手作りすると良いでしょう。

百均の造花だけを利用するなら、2000円以下で作ることも可能です。
レンタルであれば5000円から7000円程の費用が一般的です。
購入するのであれば、少なくとも5000円は用意しておくと良いでしょう。
ただ、5000円台のブーケは種類が少ないので、選択肢を増やしたければ8000円ほど用意しておくと苦労しません。

□生花と造花のメリットをご紹介!

ブーケには生花と造花があることを知っていただけたでしょうか。
ここではそれぞれのブーケのメリットをご紹介します。

まずは生花ブーケです。
生花ブーケの最大のメリットは、本来花が持っている質感や香りを楽しめることです。
花びら1つ1つが持つ色鮮やかなグラデーションや、艶やかな美しさは造花では演出できません。
生花を使うと、上品で優雅な雰囲気を醸し出せます。

とはいえ、そのままの状態では長持ちしないことに注意しなければなりません。
そんなときにおすすめなのが生花を加工して作る「アフターブーケ」という方法です。
この方法を使うと、生花を半永久的に保管できます。
押し花にしたり、ドライフラワーにしたりすることで、大切なブーケを違う形で残せます。

また、ブーケを使用した後は観賞用として、プリザーブドフラワーに加工することも可能です。
プリザーブドフラワーにすると、水を交換したりお手入れをしたりする必要がなく、元来花が持っている美しさをキープできます。
そのため、花に強いこだわりをお持ちの方はこの保存方法を取り入れると良いでしょう。

次は造花ブーケです。

造花ブーケは生花ブーケとは違って長期的な保存が可能です。
そのため、結婚式当日と同じブーケをそのまま使用できます。
加えて、結婚式後もずっと保管できるため、結婚式の思い出をいつまでも残しておけるというメリットも存在します。
特別なメンテナンスが必要ないため、結婚式後も部屋のインテリアとして活用できます。

また、造花ブーケは生花ブーケと比較して低コストで用意できます。
最近では造花ブーケを製造する技術が格段にアップし、遠目で見ると生花ブーケとの区別がつかないほどです。
造花ブーケは可能な限りコストを抑えてブーケを準備したいとお考えの方におすすめです。

□ブーケの代表花には何がある?

ブーケといえばみなさんはどんな花を思い浮かべるでしょうか。
ここではブーケの代表花をいくつかご紹介します。

1つ目はバラです。
バラは白や赤、ピンクのようなさまざまな種類があり、ブーケによく用いられます。
色や形によってさまざまなイメージを演出できるのでぜひ使ってみてくださいね。

2つ目はカラーです。
カラーはカールしたような独特なフォルムで、上品で落ち着いた印象を与えてくれます。

3つ目はかすみ草です。
小さくて可愛らしい花が集まったかすみ草は、ブーケのアクセントとして使われます。
白やピンクなど、カラーバリエーションが豊富です。

4つ目はガーベラです。
これは細長い花びらが何重にも重なっていて、ボリューム感があります。
カラーバリエーションが豊富で、ラウンドブーケやオーバルブーケによく用いられます。

□まとめ

結婚式の前撮りにブーケが必要かどうか、どれくらいの費用がかかるのか、解説しました。
また、生花と造花それぞれの特徴についてもわかっていただけたでしょうか。
結婚式やその前撮りは人生で最大のイベントの1つです。
お気に入りの花を使ってぜひ成功させてくださいね。