結婚式の前撮りと後撮りは両方行うべき?それぞれの特徴を解説!

結婚式の別日に写真撮影を行うことを「別撮り」と言い、この別撮りはさらに「前撮り」と「後撮り」に分けられます。
そこでよく以下のような疑問が生まれます。
「結婚式の前撮りと後撮りは両方行うべきか」

結論としては、それぞれにメリットがあるため、行っても良いし行わなくても良いということになります。
今回の記事では、前撮りと後撮りのメリットをそれぞれ解説していきます。
この記事を読むことで、自分でどうすべきか判断できるようになると思います。
ぜひ参考にしてみてください。

□別撮りとは?

改めて別撮りの定義を確認しておくと、「結婚式の当日とは別の日に衣装を着て写真を撮ること」を別撮りと言います。
そして式以前に撮影を行うのを「前撮り」、式以後に行うのを「後撮り」と言います。

現状では、前撮りを行うカップルの方が後撮りを行うカップルよりも多いです。
これには、前撮り特有の利点が関係してきます。
一方で後撮りにも特有のメリットは存在するので、ここからはそれぞれ解説していきます。

□前撮りのメリットをご紹介!

ここからは、前撮りのメリットを紹介していきます。

1つ目のメリットは、撮影した写真やデータを式の当日に飾ったり、演出に使ったりできることです。
具体的には、以下のような使用法が挙げられます。
・式でゲストをお迎えする際のウェルカムボードに
・式の招待状に
・披露宴でのプロフィールムービーやオープニングムービーに

2つ目は、衣装を楽しめることです。
前撮りであれば、衣装を思う存分楽しめます。
例えば思い出の場所で出会った当時の服装を再現してみたり、紅葉をバックに着物で撮影したり、海を背景にドレスで撮影したりできます。

結婚式ではチャレンジしにくい衣装を着てみることも可能です。
ミニ丈のドレスや、ドレスにカジュアルな靴を合わせてみるなどができます。

このように、式で着た衣装とは異なる系統の衣装や、気になっていたけど結局着なかった衣装を着られます。
色々な衣装を着るために前撮りをする方もいらっしゃいますので、気になる衣装がある方は前撮りをおすすめします。

3つ目は、ゆとりをもって写真を撮れることです。
式当日は、何かと忙しくなってしまいます。
衣装を着た後も演出の確認をしたり、座り続けていないといけなかったりと、実は大切な家族との時間はあまり多く取れません。

一方で前撮りであれば、写真撮影に多くの時間を費やせます。
そのため、大切な方との思い出を写真として残しておきたいという方に、前撮りは特におすすめです。

4つ目は、二人の思い出の場所で撮影できることです。
撮影場所の自由度の高さも、前撮りの特徴です。
二人の出会った場所やプロポーズした場所などで撮影してみるのも良いかもしれません。

撮影した写真をムービーなどに使用すれば、二人の思い出をゲスト全員に共有できます。
また、撮影場所に知り合いがいれば、その方たちにも結婚の報告ができます。

□後撮りのメリットをご紹介!

ここまでは前撮りのメリットを紹介してきましたが、後撮りにももちろんメリットが存在します。
ここからは、後撮りのメリットについて紹介していきます。

まず、前撮りの多くのメリットを、後撮りも持ち合わせています。
色々な衣装を着られたり、ゆとりを持って撮影できたり、いろいろな場所で撮影できたりといったメリットは共通しています。
一方で、撮影した写真を式当日に使用できないという点は前撮りのみのメリットです。
そしてもちろん、後撮りにしかないメリットもいくつか存在します。

1つ目は、スケジュール調整の容易さです。
後撮りには、前撮りに比べスケジュール調整が容易というメリットが存在します。
というのも、前撮りは式当日までに撮影しなくてはいけませんが、後撮りには「いつまでに撮影しなければならない」というきまりがないためです。

これにより、好きな季節や時期に撮影できるというメリットがあります。
たとえば式当日が6月である場合、前撮りでは紅葉を背景にした写真は撮りづらいです。
撮ろうとした場合、高い計画性が求められます。
一方で後撮りであれば、春の挙式であっても秋の写真を撮影できます。

また、心にゆとりを持てる点も大きいです。
式までの期間は非常に忙しいことが予想されますし、前撮りであれば撮影中も式のことを考えてしまい集中できない、ということが多々あります。
後撮りであればこのような心配もありません。

2つ目は、撮影場所の確保も容易であることです。
ロケーション撮影の場合、人気の撮影スポットの予約はなかなか取れません。
そのため、前撮りの場合は式までに予約が取れずに断念、ということも起こりえます。
後撮りでは余裕をもって予約でき、予約を取りやすいのも大きなメリットです。

3つ目は、新婚旅行のついでに撮影できることです。
よくあるのが、新婚旅行先で後撮りしたという話です。
たしかに旅行先であれば素晴らしいロケーションがあるでしょうし、なにより楽しい気持ちで撮影できるため、素晴らしい写真が撮れるでしょう。

□後撮りの撮影時期やタイミングをご紹介!

ここまでは後撮りのメリットを紹介してきました。
後撮りには様々なメリットがありますが、以下のようなお悩みをよく聞きます。
「後撮りの撮影時期の自由度が高すぎて、逆にいつ撮影すれば良いか分からない」
ここからは、おすすめの撮影時期やタイミングを紹介します。

後撮りの時期は、いま述べたように決まっていません。
撮影直後に撮らなくてはいけないというきまりもありません。

撮影する時期で多いのが、挙式の数か月~1年後での撮影です。
結婚式を終えて一息ついてから撮影される方が多い印象です。
中には妊娠している方もいるので、マタニティフォトを兼ねる方もいらっしゃいます。
お子さんがいる方は、子供と一緒に撮影することを優先して時期を決める方もいらっしゃいます。

一方で注意したいのが、先延ばしにし過ぎないことです。
先延ばしにし過ぎると、撮影に対する気持ちも薄らいでしまいますし、夫側が乗り気じゃなくなるというケースもあります。
そのため、結婚式後に大まかな撮影計画をお二人で話し合っておけるとベストです。

□別撮りをする場合に決めるべきポイントとは?

1つ目は、撮影時期を決めておくことです。
そのためにも、別撮りに求める判断基準を決めておきましょう。
季節感のある景色を背景に撮りたいのか、着たい服を着れる季節にするのかなど、人によって要望は様々でしょう。
これらを考慮して、撮影時期を決めておきましょう。

人気のスポットの場合、予約が取れないということも多々あります。
撮影時期を早めに決めておくことで、予約もしやすいです。

2つ目は、撮影場所を決めることです。
まずはスタジオ撮影かロケーション撮影かを考えましょう。
それが決まり次第、日程を考慮しつつ予約しましょう。

□まとめ

今回の記事では、別撮りについて解説してきました。
別撮りには「着たい衣装を着れる」、「ゆとりを持って撮影できる」というメリットが共通してあります。
これに加えて前撮りには「披露宴やムービーで写真を使用できる」というメリットがあり、後撮りには「撮影時期に制限がない」、「撮影スポットの予約もしやすい」というメリットがあります。

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