結婚式の前撮りにおける男性の衣装はどうする?

「結婚式の前撮りで男性の衣装はどうすべきだろう」
このように、前撮りで男性側が気をつけるべきことを知りたい、という方は多いでしょう。
今回の記事では、男性がすべきことを中心に、前撮りについて解説していきます。

□結婚式の前撮りのメリット

まずは前撮りのメリットを確認していきましょう。

1つ目のメリットは、じっくり撮影しながら理想を求められることです。
前撮りの最大の利点は、撮影のみに集中できることでしょう。
結婚式当日は、写真を撮りはしますが忙しく、撮影のみに集中するのは難しいです。
ゲストもいらっしゃいますし、自分たち以外のことも考えなければなりません。

前撮りであれば、そのような心配はいりません。
入念に打ち合わせをするので写真の細部にもこだわれますし、当日も撮影のみに集中可能です。
また、前撮りで写真をとりながら「結婚式ではこういう写真が撮りたいな」とイメージができるかもしれません。

2つ目は、結婚式では着られない衣装を着用できることです。
結婚式で洋装を着る場合は前撮りでは和装というように、結婚式では着られない衣装を着られるのもメリットの1つです。
実際、前撮りをした方の中でも多くの方が衣装を色々着られる点に魅力を感じています。

3つ目は、前撮りの写真は結婚式の装飾アイテムになることです。
前撮りの写真は、思い出を残すこと以外にも様々な利用方法があります。
たとえば結婚式のウェルカムスペースの装飾にしたり、ペーパーアイテムに使ったりと、幅が広いです。

ただし、結婚式に利用する場合は「スケジュール」に気をつける必要があります。
アイテムとして利用する場合は、加工や編集に時間が必要となるためです。

4つ目は、結婚式の雰囲気を知れることです。
前撮りは、着なれない衣装や慣れない雰囲気に慣れるチャンスです。
つまり前撮りは結婚式の予行演習になるので、当日にも生きるでしょう。
また、前撮りではヘアセットやメイクもしてもらえます。
これについても、本番の予行演習になるでしょう。

5つ目は、二人の特別な時間を過ごせることです。
前撮りを二人で行う場合に限りますが、ゲストがいないので周囲を気にせず時間を過ごせます。
前撮り自体が良い思い出になるでしょう。

□前撮りの新郎の衣装について検討しておくべきこと

前撮りの衣装で気をつけておくべきなのは、パートナーと意見を合わせることです。
特に「花婿と花嫁のバランス」についてはしっかり話し合っておく必要があります。
ここでは、話し合う際に注意しておくべきことを4つ紹介します。

1つ目は、花嫁と花婿の衣装の「格」「雰囲気」を合わせることです。
衣装選びをする際に重要なバランスですが、より具体化すると「格」と「雰囲気」を合わせることが大切になります。
逆にバランスが悪いと不自然になってしまいます。

2つ目は、撮影場所やコンセプトに合わせることです。
フォトウェディングにはスタジオで撮影する「スタジオ撮影」と、屋外で撮影する「ロケーション撮影」があります。

どのようなコンセプトで撮影するか、あらかじめパートナーとすり合わせておきましょう。
そしてそのコンセプトに合わせて場所や衣装、撮影方法を決めてくと、バランスの良い写真が撮れます。

3つ目は、トータルコーディネートの統一感です。
新郎は「ジャケット」「シャツ」「ネクタイ」「小物」の雰囲気を統一すれば、全体が引き締まります。
スタジオやロケーションとの統一感まで意識できればベターでしょう。

4つ目は、何着着るかです。
あらかじめ衣装を何着着るかについて、パートナーと話し合っておきましょう。
服装の方向性についても話し合っておけるとさらに良いです。

□スキンケアや身だしなみの注意点

準備の中には、少し時間を要するものもあります。
ぜひ済ませておけるように、よく計画立てておく必要があります。
ここでは時間がかかりがちな、スキンケアや身だしなみについて注意点をご紹介します。

1つ目は、美容室での髪型やヘアカラーのチェックです。
撮影日の前日までには行っておきましょう。
特に、普段セルフカラーで髪を染めている場合、色むらができていないか、髪にダメージがないかチェックしておく必要があります。

また、カラーやパーマをする方は、2から3日前に予約しておくことをおすすめします。
それらによるダメージが強かったり、まだ髪を扱いきれなかったりといった状態で撮影に臨まないようにするためです。

2つ目は、スキンケアとハンドケアです。
撮影時、お肌は意外にアップすることもあります。
そしてスキンケアは、1日で完結できるものではありません。
可能であれば、撮影に1か月前くらいからはベストな状態にできるようにしていきたいです。

また、時期によってケアの方法も変えましょう。
夏場であればニキビや赤みが出ないようにする必要がありますし、冬場であれば乾燥しないように保湿に気をつける必要があります。

さらにハンドケアについても注意できればベターです。
ハンドケアは忘れがちですが、入念にケアしておきましょう。

□撮影前日にすること

撮影日前日にしておきたいことは2つあります。

1つ目は、爪と眉のチェックです。
これらは意外に目立つので、忘れずにチェックしておきましょう。
最近整えたばかりという方も、前日には確認しておくことをおすすめします。

2つ目は、睡眠をしっかりとることです。
これも以外に疎かになってしまいがちなポイントです。
仕事のスケジュールは特に注意が必要な点でしょう。

睡眠不足だと、肌のコンディションも悪くなっていまいます。
前日はできるだけしっかり睡眠をとりましょう。

□前撮りの準備不足による失敗談

最後に、前撮りの失敗談をご紹介します。
失敗しないために、ぜひ参考にしてみてください。

1つ目は、「費用が想像以上にかかった」というものです。
打ち合わせを進めていざ撮影となったとき、通常プランには含まれていないもので欠かせないものが出てくることがあります。
その都度オプション料金が発生し、想像以上に費用がかかってしまうケースは非常に多いです。

プランを決める際は、プランの金額以外の無いようにも注意を払う必要があります。
自分たちのしたい撮影にプランが適しているか、まず確認しましょう。

2つ目は、ヘアメイクです。
自分で考えていたものと異なるイメージのヘアメイクになってしまった、というケースもあります。
対策としては、スタッフとコミュニケーションをしっかり取ることが挙げられるでしょう。
その他にもスタッフにしてもらうことがあれば、その際の情報伝達はしっかり行うことで失敗を防げる確率が高まります。

3つ目は、写真の仕上がりに関する後悔です。
撮影が終わっていざ写真を見たときに「あれ、イメージと違う」となってしまうケースもあります。
対策としては、スタジオの写真をあらかじめ見ておくことで、自分たちの撮りたいものとマッチしているかを確認できます。

これら失敗は、どれも準備の段階で気をつけておくことで、発生確率を下げることができます。
準備段階を疎かにしないようにしましょう。

□まとめ

今回の記事では、新郎側がすべきことを中心に、前撮りについて解説してきました。
新婦やスタッフとのコミュニケーションをしっかり取り、理想の前撮りをできるようにしましょう。
当社では前撮りやフォトウェディングといったサービスを提供しています。
これらサービスに少しでも興味があるという方は、お気軽にお問い合わせください。