結婚式の前撮りにあるメリットにはどんなものがある?

「結婚式の前撮りって何だろう」
「写真撮影をすること以外よく分からない」
このように、前撮りに関して疑問をお持ちの方は多いでしょう。
近年人気になってきつつある前撮りですが、よく知らない方も多いはずです。

そこで今回の記事では、最初に前撮りを似た言葉である「後撮り」や「フォトウェディング」と比べつつ開設した後、メリット、活用方法について解説します。
また、いざ前撮りをすると決まったときの参考にできる事前チェックポイントもご紹介します。

□結婚式の前撮りとは?

結婚式の前撮りとは、結婚式よりも前の時期に、結婚式で着るような衣装を身に着けて行うウェディングフォトの撮影です。

「結婚式でも撮影するのに、前撮りも行うの」
このように疑問に思われる方もいらっしゃいます。

しかし、結婚式当日では写真撮影以外に気を配ることが沢山あり、何かと忙しいものです。
撮影場所や撮影枚数も限られますし、取れるポーズや構図なども限定されます。

そのため、前撮りは「こんなシチュエーションで撮りたい」、「こだわって写真を撮りたい」と考える方に選ばれる傾向にあります。
また、前撮りには他にも使用法があるので、そちらも後述します。

前撮りと対置される言葉として、「後撮り」があります。
これは結婚式が終わってから行うウェディングフォトの撮影です。
一般に結婚式以外で行う撮影を別撮りと言い、結婚式の前後で「前撮り」、「後撮り」と呼ぶことになります。

「結婚式で撮れなかった構図がある」
「結婚式で着られなかった衣装がある」
このような不満をお持ちの方の場合、結婚式の後撮りをする傾向にあります。
なお、行うことは前撮りとほとんど変わりません。

これらの言葉に似たものとして、「フォトウェディング」があります。
別撮りとの最大の違いは、フォトウェディングの場合は結婚式自体は挙式しないことです。
フォトウェディングは「写真だけの結婚式」とも呼ばれます。

フォトウェディングと似た言葉として「ウェディングフォト」がありますが、こちらは結婚式の写真です。
これは「別撮り」、「ブライダルフォト」とも呼ばれており、結婚式や別撮り、フォトウェディングで撮影された写真の総称です。

□前撮りを行うメリットとは?

前撮りを行うメリットの1つ目は、結婚式に使えることです。
主に、以下のような用途で利用されます。

・結婚式でゲストを迎えるウェルカムボード
・結婚式の招待状
・プロフィールムービー、オープニングムービーといった披露宴の演出

2つ目は、好きな衣装を思い切り楽しめることです。

前撮りであれば、結婚式で着る予定の無い衣装も着られます。
紅葉シーズンであればロケーション撮影で和装を合わせるのも良いでしょうし、お二人の思い出の場所で私服で撮影することも可能です。
結婚式でチャレンジしにくいミニ丈のウェディングドレスを着ることも可能です。
お二人で、お二人だけの楽しみかたを探してみてください。

3つ目は、余裕を持って撮影できることです。
結婚式当日は忙しく、大事な家族との写真を撮る時間を確保しにくいです。
前撮りであれば、家族を招待することで写真をたくさん残せます。

家族を呼びたくない方は、呼ばずにお二人の時間をゆったり過ごすことも可能です。
結婚式にない余裕を持てるのが、3つ目のメリットです。

4つ目は、撮影する場所を自由に選べることです。
お好きなスタジオを探して思う存分撮影することもできますし、お二人の思い出の場所や旅行先で撮影することも可能です。
お二人の出会った場所、プロポーズ場所、趣味の場所など、場所の自由度がとても高いのも、魅力の1つです。
ぜひお気に入りの場所で撮影してみてください。

□前撮りで撮影した写真はどう使う?

前撮りで撮影した写真には、様々な使用法があります。
ここではいくつか使用例をご紹介するので、前撮りをするか否かの参考にしてみてください。

・ウェルカムボード
・会場装飾
・ペーパーアイテム
・会場で使用する演出用ムービー
・自分たち用のアルバム
・両親へギフト用のアルバム
・結婚報告はがき
・年賀状

注意が必要なのは、これらアイテムとして使用する場合は撮影データを受け取る必要があることです。
最近では撮影データを受け取れるところも増えてはいますが、アルバム・写真を使用した商品としての納品がやはりメインです。

プランを選択する際に、データ納品ができるプランを選ぶことでこの問題は回避できます。
撮影した写真を利用したいと考えている方は、プラン成約前の段階でデータ納品が可能かを確認しておきましょう。

□前撮りの事前チェックポイントを紹介します!

1つ目の事前チェックポイントは、持ち物です。
身に着けるものとして、基本的には以下の点を確認しておきましょう。

・和装用の肌襦袢
・足袋
・ドレス用インナー
・ストッキング
・アクセサリー

他にも、婚約指輪やティアラといった小物も、必要であれば用意します。
ただし、アイテムの中には準備に時間がかかるものもあります。
たとえば婚約指輪は購入後納品まで1か月ほど、繁忙期であればそれ以上かかることもあります。
アイテムはできるだけ余裕を持って用意できるように心がけましょう。

また、小物ついては二人の共通の趣味の物や、思い出のアイテムなどもおすすめです。
お二人の色が出て、他にない写真を撮れます。

2つ目は、スケジュール・天候です。
ロケーション撮影を検討している場合、天気予報の確認は必須です。

さらに天候が悪くなった場合の対応も考えておけるとベターです。
天候が多少悪くなっても続行するか、延期する場合は候補日はいつにするか、季節によって持ち物を考えるなど、工夫をすることが大切です。
たとえば夏であれば暑さ対策、冬であれば寒さ対策が必要です。

3つ目は、写真の構図・ポーズです、
取ってほしい構図やポーズがある場合、事前に伝えるようにしましょう。
伝える際はできるだけ口頭で伝えるのではなく、文字を使って指示書を作ったり、理想の写真があればそれを直接見せるのが効果的です。

ポーズについてですが、撮影は30分~1時間あります。
短いと思われがちですが、ポーズ案をいくつか考えておかないと同じような写真ばかりになってしまいます。

4つ目は、コンディションです。
撮影準備に時間をかけすぎて睡眠不足になってしまったという方もいらっしゃいます。
撮影準備はできるだけ余裕を持って行い、最高のコンディションで臨みましょう。

□前撮りの楽しみ方

前撮りでは楽しむことが重要です。
写真写りが良くなるだけでなく、撮影自体が最高の思い出になります。

楽しみ方ですが、準備をしっかりして撮影に臨むことが大切です。
他のことに気を取られていると楽しめませんし、撮影への集中も出来ません。
しっかり準備して、楽しんで前撮りを行いましょう。

なお、写真撮影は緊張する方も、あまり心配する必要はないと思います。
大抵の方は撮影していくうちに笑顔のカット数が増えていきます。
あまり心配をせずに、リラックスして撮影に臨むようにしてください。

□まとめ

今回の記事では前撮りの特徴やメリット、活用方法、事前のチェックポイント、注意点をご紹介しました。
前撮りには多くのメリットがありますし、お二人の思い出にもなります。
興味のある方は、一度検討してみてください。

Mai BRIDEでは、結婚式の前撮りも行っています。
前撮りの興味をお持ちの方、何か疑問点をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせくださいね。