結婚式の前撮りを和装で撮ると相場はどれくらい?

結婚式はウェディングドレスで撮るから、前撮りは和装で撮りたいという方は多いです。
しかし和装で撮る場合の費用について知らないという方、そもそも前撮りにかかる費用を知らないという方は多いでしょう。

そこで今回の記事では、前撮りについて費用を軸に解説していきます。
前撮りに適した時期などもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

□結婚式の前撮りの平均費用は?

前撮りは「スタジオ撮影」と、スタジオ以外の屋外で撮影する「ロケーション撮影」に分けられます。
それぞれ費用相場が異なってくるので、分けて紹介します。

*スタジオ撮影の場合

「ハナユメ」が行った調査によると、スタジオ撮影の平均費用は15.4万円です。
費用分布としては、「10~20万円」が46.3%、「1~10万円」が29.7%、「20~30万円」が16.4%、「30万円以上」が7.7%です。

*ロケーション撮影の場合

ロケーション撮影の場合、前撮りの平均費用は16.7万円となっており、スタジオ撮影よりも1万円程高くなっています。
費用分布としては、「10~20万円」が41.8%、「1~10万円」が21.6%、「20~30万円」が18.0%、「30万円以上」が9.3%です。

□和装前撮りの費用相場はどれくらい?

ゼクシィが2017、2018年に行った調査によると、前撮りの費用相場の最頻値は5~10万円の費用帯で、続いて10~15万円の費用帯となっています。
2014年に同じくゼクシィが行った調査によると、和装前撮りは非常に人気ということが分かっています。
式本番はウェディングドレスを着る方も、当日と違う衣装が着られるという理由で和装を選ばれる方は多いです。

中にはロケーションにこだわって遠方まで赴いたり、衣装にこだわったりする方もいらっしゃいます。
総額50万円かけた方もいらっしゃるため、費用相場は目安であり幅が広いことも分かります。
撮影した写真は形として残りますが、形として残らない思い出を重視するのも良いでしょう。

□相場を左右する要素は?

前撮りの相場を左右する要素は、主に以下の通りです。
・スタジオ撮影かロケーション撮影か
・衣装数

最近ではロケーション撮影を行うカップルも増えてきています。
人気の理由は、その季節ならではの背景で撮影できたり、二人の思い絵の場所でも撮影できることです。

映画のワンシーンのような素敵な写真や、インパクトの強い写真を残せるのが大きな魅力でしょう。
最近では海辺であったり、緑の生い茂る公園といった個性的な場所での撮影も増えてきています。

一方でスタジオ撮影が魅力的なことは言うまでもありません。
チャペルといった結婚式を行うような場所で撮影するのも良いでしょう。

また、費用を左右する要素としてもう一つ大きいのが、衣装数です。
ドレス・和装のいずれかを選ぶカップルがいる一方、両方着て撮影に臨むカップルも多いです。
中にはウェディングドレス、カラードレス、白無垢、色打掛と4着の衣装を着て撮影する方もいらっしゃいます。
一生に一度の思い出作りとして、沢山衣装を着るのも良いでしょう。

□結婚式の前撮りの費用を安くするためには?

節約するための方法の1つ目は、スタジオ撮影にすることです。
結婚式の前撮りをするとなると、スタジオ撮影かロケーション撮影か選ぶことになります。
ここでスタジオ撮影を選ぶことで、費用の節約になります。

ロケーション撮影の方が割高な理由は、移動費やフォトグラファーの遠征費なども発生するためです。
そのためスタジオ撮影の相場が10万円程である一方、ロケーション撮影は15万円以上が相場となります。
もちろん費用面以外でも比較すべきですが、スタジオ撮影の方が一般的に費用は抑えられることを覚えておきましょう。

2つ目は、衣装数を少なくすることです。
レンタルする衣装の数を減らせば、結婚式の前撮り費用を抑えられます。
プランの中には何着までレンタルできるか書いてあるので、それより多く借りないことでオプション料金も発生しません。
多くの衣装を着たい方は、そもそも1着しか着られないプランを選ばないことも大切です。

3つ目は、平日に撮影することです。
基本的に土日よりも平日の方が、撮影費用は安くなります。
理由は土日の方が撮影される方が多いことです。

なかなか平日に撮影できない方もいらっしゃるでしょうが、できれば平日に撮ることで費用を抑えられます。
どうしても土日に撮影することになってしまった場合、可能な限り早く予約しておくことをおすすめします。
着たいとお考えの衣装がレンタルできない可能性もあるため、土日の撮影の予約は早めに行いましょう。

また、時期によっても費用は変わってきます。
具体的には、撮影に適した気候である春・秋は高く、気候の厳しい夏・冬の費用は高くなりがちです。
土日ではなく平日にするように、春・秋ではなく夏・冬に撮影することで費用は抑えやすいです。

それから、観光地で撮影する場合は、観光シーズンは避けるのがおすすめです。
移動費がかかるだけでなく、撮影時間が制限されることもあるためです。

4つ目は、和装ではなく洋装を選ぶことです。
実は和装の方が着付けの手間の分高くなる傾向にあります。
具体的には、和装は4~10万円が費用の目安で、洋装は3~7万円が費用の目安です。
あくまでも目安ではありますが、和装の方が少し高いことが分かります。

もちろん和装を着たいとお考えの方は和装を選んでも問題ありません。
どちらにするか悩んでいる場合、洋装の方が抑えられると覚えておきましょう。

5つ目は、オプションを付けないことです。
オプションを付けると当然費用は高くなるため、オプションは減らすようにしましょう。

具体的には、以下のようなオプションがあります。
・衣装のレンタル数を増やす
・撮影カット数を増やす
・撮影人数を増やす
・小物をレンタルする
・アルバムや写真を増やす

これらオプションが気になる方は、あらかじめレンタル数が多かったり、カット数が多かったりするプランを選ぶのがおすすめです。
オプションは1つだけ増やしても同様にかかるため、契約段階で必ず自分たちのプランについて確認しておきましょう。

6つ目は、出張撮影サービスの利用です。
出張撮影サービスとは、プロのカメラマンが撮影してくれるサービスです。
ただし費用は自分で用意しなければなりませんし、前撮りの会社であれば受けられるサービスも受けられません。
どちらの方が費用が安くなるかについては検討する必要がありますし、どちらが高くなるか分からない方は会社に依頼するのがおすすめです。

□前撮りをする時期について

あるアンケートによると、前撮りの時期は「1~2か月前」が28%、「1か月未満」が22%、「2~3か月未満」が16%、「3~4か月未満」が11%、「その他」が13%となっています。
前撮りで撮影した写真を結婚式で利用したい場合は1か月以上前に行うようにするのがおすすめです。
理由は、撮影から納品まで時間がかかることです。

□まとめ

今回の記事では、前撮りの費用について、和装を中心に解説してきました。
和装で撮ると洋装よりは高くなりますが、結婚式当日にウェディングドレスを着るので前撮りは和装で撮影する、と考える方も多いです。
先輩花嫁たちの意見も集めつつ、自分にあった衣装を選びましょう。

Mai BRIDEでは結婚式の前撮りを行っております。
洋装から和装まで、お求めやすい物から比較的高価なものまで、幅広い衣装をご用意しております。
前撮りを検討しているという方は、Mai BRIDEまで一度お気軽にご相談ください。