「ブライダルドレスはどのような物なのかよくわからない。」
「ドレス選びをする時はどのような流れでするのか教えて欲しい。」
「お気に入りのドレスで予算オーバーしないためにはどうするべきか知りたい。」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、ブライダルドレスに関する基礎知識やドレス選びの段取り、ドレスレンタルでコストダウンする方法について詳しく解説します。
ぜひこの記事をご覧ください。
□ブライダルドレスとは
結婚式に欠かせないアイテムであるブライダルドレスですが、実際にはどのようなものなのかわからない方が多いのではないでしょうか。
ブライダルドレスとは、もともと貴族の花嫁が着用していた洋服といわれています。
現在は白いウェディングドレスが定番ですが、昔は赤や青のようなカラードレスが多いといわれており、セレブのフォーマルファッションでした。
ブライダルドレスは、日本で広まったのは明治時代です。
オランダと交流していた長崎の結婚式で、初めて日本でブライダルドレスを着用されました。
しかし、当時の結婚式ではヨーロッパ風の結婚式が一般的ではなかったので、一般人に出回ることはありませんでした。
そして、実際に一般人が着用するようになったのは昭和時代からです。
そのきっかけは、昭和34年に行われた上皇后美智子様の結婚式です。
この結婚式でDiorのブライダルドレスを着用され、その姿をテレビやパレードに集まった人たちが見たことがきっかけとなり、ブライダルドレスが女性の憧れとなりました。
それから1960年代ごろから一般人がブライダルドレスを着用するようになりました。
それでは、ブライダルドレスはレンタルと購入のどちらが多いのでしょうか。
結論から言いますと、全体の8割以上の方がレンタルをしています。
その中でも、既製品のドレスを着用している方がとても多く、オーダーメイドのドレスを選択する方は非常に少ないです。
もちろんリーズナブルなオーダーメイド品もありますが、オーダーメイドというとやはり高額であるというイメージが定着していると考えられます。
ただし、購入している方の中では、オーダーメイドの方が多いです。
購入するのであれば、自分らしく着こなしができるという理由からオーダーメイドが人気です。
□ドレス選びの段取りとは
お気に入りのドレスを見つけても、他の人が着用してしまっている場合ですと、そのドレスの着用はできません。
つまり、ドレスは早い者勝ちとなってしまうということです。
結婚式でドレスを着用する場合は、式場が確定次第、早めにドレスを選択することをおすすめします。
ここでの注意点は、結婚式でドレスを着用する場合、ドレスの着用の予約は結婚式場の予約をしてからが鉄則であることです。
結婚式の計画が具体的に決定していなくても、憧れているドレスに早く袖を通して花嫁気分を味わいたいという方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
実際、人気のショップやブランドであればそれだけ試着の予約をすることが難しく、結婚式の半年やそれ以上前から予約できる場合もあります。
ただし、結婚式の日時や式場が決まっていない状態で試着をし、お気に入りのドレスを見つけても結婚式当日には既に予約が入っていて最初からドレス選びをやり直しになるケースがあることを頭に入れておきましょう。
そのようなケースを避けるためにも、結婚式場の予約を先にすることをおすすめします。
なお、Mai BRIDEでフォトウェディングを行う時には、衣装選びから撮影まで当日で行うことも可能です(※一部店舗を除く)。
衣装をお取り寄せする場合は1週間以上前に店頭にて相談いたします。
また、ドレスを試着、選択する前に、どのようなドレスを着用したいのかをイメージすることも大切です。
ネットや雑誌などで自分が着用してみたいドレスのデザインを考えましょう。
そして、実際に試着をする時に、そのドレスのデザインについて伝えて、相手にどのようなドレスを試着したいのかを伝えられるようにすることをおすすめします。
どのようなドレスを着用したいのかイメージすることがおすすめな理由は、1回の試着で着用できるドレスの数が限られているからです。
状況にもよりますが、1回のドレスの着用時間は2時間程度であることがほとんどで、その時間内に着用できるドレスは2から4着程度です。
そのような理由で限られた時間の中で充実した試着をするためには、イメージを固めておくことがおすすめです。
もちろん、試着回数は1回で決めなければならない訳ではありません。
実際には、3回程度の試着で決定している方が多いです。
また、ドレスを選択するときは、理想のドレスを選ぶと終了という訳ではなく、そのドレスの合わせたアクセサリーや小物、ブーケなども選ぶ必要があることを頭に入れておきましょう。
そして、試着をするのですが、その際は必ず予約をしましょう。
予約が必要な理由は、ドレスの着用は1人ではできないからです。
普段洋服を購入するためにお店に行くときは、試着から購入まで1人でできるため、予約をすることなく気軽にお店に足を運べます。
しかし、ドレスは簡単に1人で着られる物ではありません。
ほとんどのケースでスタッフと一緒に選択、試着することとなります。
もちろん、試着できるブースの数や対応可能なスタッフの数は限られていますから、試着の時には予約をする必要があります。
そして、実際に挙式を挙げる1ヶ月前くらいに選択しておいたドレスがぴったり着られるのかのチェックや、小物が準備できているのかを確認するためにも、最終フィッティングを行います。
もしドレスのサイズが合わない場合は、サイズの変更やお直しをしてもらいましょう。
□ドレスレンタルでコストダウンする方法とは
1つ目の方法は、ドレスの予算を小物の予算で調節することです。
憧れの場所に立つためのドレスは1番に似合うお気に入りのドレスを着用したいですよね。
ドレスを決める時には、費用の総額を決定した上でどれくらいのお金をドレスに使えるのか予算を決める必要があります。
ただし、お気に入りの一着を見つけたとしても、どうしても予算をオーバーしてしまう恐れがあります。
そのように予算を超えてしまう恐れがあるなら、小物のような他のアイテムで予算を調節することをおすすめします。
少しデザインが異なる小物に変更することによって、合計では予算内に収まる可能性があります。
2つ目の方法は、シンプルなドレスを選ぶことです。
特にドレスに対するこだわりがない場合は、装飾が少ないシンプルなドレスにすることをおすすめします。
このようなドレスは一般的に価格がリーズナブルな傾向があります。
ドレスが控えめな分、ヘアメイクや小物、ブーケなどで個性を演出することもおすすめです。
□レンタルする時の注意点とは
注意点は、試着をする時は1人で行くのではなく、新郎や家族に付き添ってもらうことです。
その理由は、1人ではチェックしきれないからです。
ドレスの後ろ姿やシルエットの確認は、たとえ鏡があったとしても自分では難しいです。
従って、試着したドレス姿を他人にチェックしてもらうことや、ドレス姿をカメラで撮影してもらい、その場でチェックすることをおすすめします。
また、第三者の視点から見た印象を取り入れることも非常に大切です。
□まとめ
今回は、ブライダルドレスに関する基礎知識やドレス選びの段取り、ドレスレンタルでコストダウンする方法について詳しく解説しました。
この記事があなたのお悩みを解決できていると幸いです。
この記事を参考にしてあなたがお気に入りの1着を見つけられることを祈っています。