フランス風ウェディングドレスとは?レンタルする際に注目したいポイントとは?

「フランスの結婚式文化は日本とどのように異なるのか知りたい。」
「フランスのドレスのトレンドは何か教えて欲しい。」
「ドレス選びを成功させるためのポイントは何かわからない。」
このようにお考え方は多いのではないでしょうか。
この記事では、フランスの結婚式文化やドレスのトレンド、ドレス選びを成功させるためのポイントについて詳しく解説します。
ぜひ、この記事を参考にしてくださいね。

□フランスの結婚式文化とは

日本以外の国では、結婚式についてどのような文化があるのか知りたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
例えば、フランスではどのような結婚式をしているのでしょうか。
いくつかのフランスの結婚式の文化を紹介いたします。

1つ目は、招待状についてです。
フランスでは、結婚式の準備はかなり時間をかけて行われます。
日本のように結婚式場やホールで行われることはほとんどなく、およその出席人数を確認した後にレストランやホテルに事前にケータリングや料理の注文をします。

そして、招待状には2つのスケジュールがあります。
1つは式、もう1つはパーティーについてです。
式については参加するかどうかを知らせる必要は特にありませんが、パーティーは予約をする必要があるため、招待状を受け取り次第、早急に返事をすることが良いとされています。

2つ目は、ウェディングドレスについてです。
日本では、新郎新婦の2人で相談したり試着したりすることによってどのドレスを着用するのか決めることが主流となっていますが、フランスでは大きく異なります。
一般的に、母親と選ぶことがほとんどで、新婦が着用するドレスは結婚式の当日まで新郎には絶対見せません。

また、フランスでは結婚前に同棲することが一般的となっておりますが、結婚式の前夜はそれぞれの家で寝ることが風習とされています。
翌日にドレスアップしたパートナーの姿を楽しみに眠ります。

3つ目は、前撮りについてです。
日本では、式の何ヶ月か前に写真スタジオなどで前撮りをすることがありますが、フランスでは、式の当日の朝にすることが多いです。
そして、スタジオではなく外での撮影が一般的となっております。

4つ目は、結婚式についてです。結婚するためには自分、もしくは両親が生活している街の市役所に行く必要があります。
結婚したい日時の数ヶ月前に市役所に必要書類を提出して、結婚する日を予約します。

そして、市役所での結婚式は20から30分程度で、新郎新婦の両者と双方の保証人がゲストの前で書類にサインをして、その後に市長がサインをして結婚が成立します。
そして結婚が成立した後は、結婚の証となる家族手帳が配布されます。
この手帳は非常に大切なもので、子供が誕生したときにはその手帳にあらたな情報が追加されます。

そして市役所での結婚式の後は、そのまま結婚パーティーに進むこともありますし、教会での宗教的な結婚式へと移ることもあります。
教会での結婚式をする場合は、新郎新婦は数ヶ月前に神父のもとへ足を運び、イベントのための準備をする必要があります。

□フランスのウェディングドレスのトレンドとは

先ほどはフランスの結婚式に関する文化を紹介しました。
そこで、気になるのはフランスではどのようなドレスを着用しているかですよね。
おしゃれな印象が強いフランスでは、近年、どのようなドレスが流行しているのでしょうか。

1つ目は、背中にレースをすることです。
背中を見せたいが、見せることが恥ずかしいとお考えの方は多いのではないでしょうか。
そのような時には、レースを活用して上手に背中を隠すという方法があります。
背中をおしゃれにできますよ。

それ以外にも、背中のレースはシンプルなドレスと相性抜群です。
背中にレースがあることによって、ギャップができますよ。

2つ目は、ドレスの上にブラウスやカーディガンを着用することです。
このようにすることによって、フェミニン過ぎないカジュアルな印象を与えられます。
また、結婚式の終了後にも普段着として着用できます。
特別感を感じられる普段着になりますね。
中でも黒いカーディガンはロックシックと呼ばれる、フランス人が好きなギャップスタイルを作っています。

3つ目は、少し透け感がでるドレスです。
背中の代わりに足を少し見せたいとお考えの方にぴったりなスタイルです。
上はレースや身体にぴったりな織物で、下はチュールなどで少し透明で足が見えます。

4つ目は、白色以外のドレスも着用することです。
ドレスというと白色のイメージが強いですが、近年では、モダンな印象を与えられるグレーのドレスも人気です。
全体的にグレーを使うドレスもありますが、白いドレスの上にグレーなチュールや柄を加えることで白とグレーのコントラストが美しくなりますよ。

また、グレーといってと淡いグレーや濃いグレーといってように、色調が様々あります。
このように濃淡が異なる2つのグレーを合わせるドレスも非常に素敵です。

5つ目は、季節によってドレスを選ぶことです。
その季節に応じて着用するドレスを決めることによって、季節感を演出しましょう。

□フランスのドレスブランドとは

1つ目は、LAURE de SAGAZANです。
こちらのブランドは全てフランスのハンドメイドで、シンプルで控えめななかでも上品さを感じられるドレスブランドです。
繊細でアンティークなデザインをしています。
背伸びしすぎないナチュラルな雰囲気の中で結婚式をしたい人におすすめです。

2つ目は、Delphine Manivetです。
こちらは2015年に日本で販売を開始している、フランス人のデザイナーが手がけているドレスです。
最大の魅力はシンプルで洗練されたデザインや、おしゃれなレース使いです。

3つ目は、PRONUPTIA PARISです。
1958年にパリで開業した老舗ブランドで、北米や南米など、国際的に人気があります。
シンプルでエレガントなドレスやカクテルドレスも素敵です。
あなたに合った1着を選んでみてはいかがでしょうか。

□ドレス選びのポイントとは

1つ目のポイントは、ショップの事前予約をすることです。
予約をすることなく訪問してしまうと、試着できないケースもあることを頭に入れておきましょう。

2つ目は、前もってどのようなでデザインのドレスを試着するのか決めておくことです。
たくさんのドレスの中から手当たり次第試着していくよりも、自分が理想としているドレスのデザインや結婚式の雰囲気をイメージして選択しましょう。
来店する前にイメージしておくことによって、スムーズに試着をすすめられますよ。

3つ目は、写真を撮影しておくことです。
写真を残しておくことによって、後から振り返られます。
たくさん試着しているとどのドレスにするのか迷いますよね。
正面だけでなく、後ろや上半身からも写真を撮影しておくことで、より正確に判断しやすくなります。

4つ目は、他人の意見を参考にすることです。
自分の好みで決めることも良いですが、自分が似合っていると思うものと、他人が見て似合うと思うものは違うことがあります。
自分が好みであるだけでなく、人の目から見て素敵だと思ってもらえるように、他人の意見も参考にしましょう。

□まとめ

今回は、フランスの結婚式文化やドレスのトレンド、ドレス選びを成功させるためのポイントについて詳しく解説しました。
この記事があなたのお悩みを解決できていると幸いです。
あなたに合った特別な1着を見つけ出しましょう。