「後撮りをするメリットを教えて欲しい。」
「後撮りに必要となる費用や後撮りをする時期について詳しく知りたい。」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
結婚式の写真にあまり満足できないという理由で後撮りを計画しているものの、いつ撮影するべきか、どれくらいの費用がかかるのかよくわかりませんよね。
この記事では、後撮りのメリットや後撮りにかかる費用、おすすめ時期について詳しく解説します。
ぜひこの記事を参考にしてください。
□後撮りのメリットとは
そもそも、後撮りとは、結婚式の後にウェディングフォトを撮影することです。
結婚式では、その当日に記念撮影をすることがあるため、別の日に撮影する必要はないとお考えの方が多いのではないでしょうか。
当日では、挙式と披露宴の間や前後は忙しくなるケースが多いため、ゆっくり撮影できないこともあるのです。
そこで、理想的な写真を撮影するために、多くのカップルは結婚式とは別の日に撮影をしています。
式の別の日に撮影する方法としては、後撮りの他にも前撮りがあります。
前撮りはその名の通り、結婚式よりも前の日に撮影をするため、ウェディングアイテムに利用できるという特徴があります。
ペーパーアイテムやウェルカムアイテムのようなアイテムに利用するために撮影の時にオーダーをする方もたくさんいらっしゃいます。
それでは、後撮りをする時のメリットは一体何でしょうか。
メリットの1つ目は、時間をかけて2人らしい写真を残せることです。
後撮りを手がけるスタジオやフォトグラファーは、2人が撮影したい雰囲気やイメージに合わせて、シチュエーションを作り込んでくれます。
結婚式のように忙しくなることがなく、撮影のためだけに時間を作ることによって、普段では撮影できないような2人らしい写真を撮影できます。
2つ目は、結婚式では着用できない衣装での写真を残せることです。
ゲストとふれあう時間を確保したいという理由から、結婚式ではお色直しの回数を少なくするカップルも少なくありません。
「もっと違う衣装も着用したかった。」
このように思う方もたくさんいらっしゃるでしょう。
大切な思い出となる訳ですし、普段は着用できない衣装だからこそ様々な種類の衣装を着たいですよね。
結婚式では洋装だったものの、和装の写真も残して家族に見せてあげたいというような式とは異なる種類の衣装を着用したいという希望でも、後撮りで叶えられます。
3つ目は、希望する時間や雰囲気の中で撮影できることです。
衣装だけでなく、小物などを活用して2人で撮影したい雰囲気を作り出し、写真に収められます。
2人の思い出をたっぷり詰め込んで、個性豊かな写真を撮影しましょう。
「どのような場所で撮影するのか教えて欲しい。」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
後撮りや前撮りの撮影場所としては、大きく分けてスタジオ撮影とロケーション撮影の2種類あります。
スタジオ撮影とは、写真スタジオや結婚式会場内のスタジオで写真撮影をすることです。
チャペルのような空間での撮影や、小物やセットを活用した撮影ができます。
照明にもこだわれるため、2人の世界観を作り込んだ中で撮影できます。
ロケーション撮影とは、屋外や施設のような様々なシチュエーションで撮影することです。
場所によっては許可を取る必要がありますが、森や海のような自然の中だけでなく、綺麗な町並みの中でも撮影できます。
それだけでなく、季節によって異なる雰囲気の中で撮影できることも大きな特徴です。
桜や紅葉、イルミネーションの中など、同じ場所でも時間帯や季節によって異なる空間で撮影できます。
□後撮りにかかる費用とは
それでは、後撮りにはどのような費用が必要となるのでしょうか。
一般的に、撮影場所によって金額は異なりますが、後撮りの費用の平均額は10万円程度といわれています。
アルバムのようなオプションによっても必要となる金額は変動するため、余裕を持って資金計画をたてることをおすすめします。
また、一般的には、スタジオ撮影よりもロケーション撮影の方が高額になる傾向にあることを頭に入れておきましょう。
その理由は、ロケーション撮影の方が移動費や会場使用料が必要となるからです。
それでは、それ以外ではどのようなケースだと撮影で費用が上がりやすいのでしょうか。
1つ目のポイントは、撮影衣装の種類や着数です。
もちろんのことですが、撮影するときによりたくさんの衣装を着用する方が費用は高額になります。
また、種類としては、ウェディングドレスよりも和装の方が費用が高い傾向にあります。
2つ目は、撮影する曜日です。
一般的に、撮影する費用は平日より土日や祝日の方が高額になります。
それだけでなく、季節にも注意が必要です。
春や秋には撮影が多くなるため、撮影時間が限定されてしまう恐れがあります。
□後撮りをする時期とは
結論から言いますと、後撮りをするべきタイミングは特にありません。
結婚式の2週間後から1ヶ月後にするケースや、結婚式の1年後にするケースもあります。
ここからは、後撮りをするおすすめのタイミングを紹介します。
1つ目は、結婚記念日や妊娠、出産です。
後撮りは結婚式からどれだけ時間が経っても問題ありません。
結婚記念日や妊娠・出産などの節目に後撮りをする夫婦もたくさんいらっしゃいます。
2つ目は、結婚式から1年後以内のようなあまり時間が経っていないタイミングです。
先ほど記載したように、後撮りをするタイミングに期限はありません。
しかし、結婚式というイベントの熱が冷めないうちに後撮りをした方が楽しめるとお考えの方はたくさんいらっしゃいます。
結婚式の写真にあまり満足できないため、後撮りしたいけどパートナーがあまり賛同してくれないケースがあります。
後撮りのタイミングにお悩みの方は、熱が冷めないようなできるだけ早いタイミングにすることをおすすめします。
後撮りの予定を後延ばしにしたままにしていると、気持ちの変化だけでなく妊娠・出産のような家庭環境の変化が生じる可能性もあります。
新居の引っ越しや新婚旅行などのような忙しい日々も結婚直後は続きますので、どの時期だと落ち着くのかを考えた上で予約しましょう。
□写真の受け取り方について解説!
「アルバムかデータか、どのように写真を受け取るべきか迷っている。」
このようにお考えの方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
写真を受け取る時には、データだけでなく、アルバムという形で受け取ることも可能です。
一般的には、アルバムでの受け取りの方が高額になる傾向にあります。
どちらかお悩みの方は、写真をどのように使いたいのかをイメージすることをおすすめします。
例えば、SNSに使用したい場合は、データで受け取ることがおすすめです。
それに対して、形あるもののとして両親のような親しい人にプレゼントしたいお考えの方は、アルバムにして受け取ることがおすすめです。
後撮りをする時はどのような目的かを考えた上で、写真の受け取り方も十分に検討しましょう。
□まとめ
今回は、結婚式の後撮りのメリットや結婚式の後撮りにかかる費用、おすすめ時期について詳しく解説しました。
この記事があなたのお悩みを解決できていると幸いです。
余裕を持って資金計画をたて、2人の思い出をたっぷり詰め込んであなたにとって満足できる写真を撮影しましょう。