フォトウェディングにおいて準備するものは何?

前撮りやフォトウェディングにおいて、どんなものを用意すれば良いのかがわからない、どんなものがレンタル可能なのかがわからないという疑問をお持ちの方が多いでしょう。
せっかくの機会ですので、トラブルなく、一生の記念になるような特別な写真を撮影したいはずです。

そこでこの記事ではフォトウェディングで準備するもの、忘れてはいけないもの、あると便利なものに分けて解説します。
それぞれのアイテムに関して詳しく解説もしますので、ぜひ参考にしてください。

□フォトウェディングでは多くのものがレンタル可能?

フォトウェディングにおいて必要なものは、基本的に全てレンタルが可能です。
レンタルできるものの料金はプラン料金という、小物や衣装、ヘアメイクを含んでいるセット料金として設定されているためです。
また、衣装のクオリティによってグレードを設定している会社が多いため、プラン料金で貸し出しが設定されているアイテムしか利用できません。

そのため、どうしてもグレードが高い衣装やアイテムを使用したいのであれば、料金が加算されることがあるので注意しましょう。
確かに小物の貸し出し無料のアイテムも中には存在しますが、かつらのようなメンテナンスが必要なアイテムもあります。

どのアイテムがどれくらいの料金でレンタルできるのかは事前に確認するようにしてください。
一般的にスタジオでレンタル可能なものを以下に挙げておきます。

・新郎新婦の衣装
・ブーケやベール
・アクセサリー類
・撮影用の小物
・履き物

□早い段階から準備を始めましょう!

フォトウェディングを成功させるには、早い段階からの準備が必要です。
確かにスタジオからの説明があるのでそれほど深く考えないかもしれませんが、しっかり準備して撮影する機会は人生の中でもそれほど多くはありません。
せっかく撮影するのですから素敵なものに仕上げたいでしょう。

しかし、早い段階からの準備と言われても、何から始めれば良いのかわからない方も多いはずです。
そこでここでは準備をするにあたって重要なポイントをご紹介します。

まずは衣装の下に着用する肌着類を用意しましょう。
これに加えて、撮影で使用する小物の用意や、被写体になるご自身のコンディションなど、整えるべきものはたくさんあります。

特にご自身のコンディションに関しては、フォトウェディングの数日前から始めて間に合うようなものではありません。
直前から準備し始めても追いつかないことが多いので、早くから準備してください。

準備をするにあたって何が大切になってくるのかというと、撮影会社とのコミュニケーションです。
撮影で使用するアイテムの中には、すでに準備されているものや追加の料金がかかるもの、使用不可なものなど、たくさんのルールが定められていることが多いです。

せっかく念入りに準備したのに、持ち込みができなかったら残念でしょう。
これは、撮影会社とのコミュニケーション不足から起こるものです。
そのため、事前に何を持ち込むのか、何がプランに含まれているのか、新郎新婦にはどんなアイテムが必要なのかをしっかり話し合っておくことが大切だと言えます。

□事前に準備するべきものとは?

フォトウェディングで用意するべきものは何なのでしょうか。
ここでは男性と女性に分けて解説します。

まずは男性です。
和装でフォトウェディングを行う場合はVネックやUネックの肌着、ステテコや白足袋を用意しましょう。
洋装の場合は靴下を用意しておくと安心です。

次は女性です。
和装の場合は補正用のタオルや花嫁肌着、和装用のストッキングや白足袋が必要です。
洋装で撮影を行う場合はウェディングドレス用のインナーとストッキングが必要です。

□忘れてはいけないものをご紹介!

次にご自身で用意しなければいけなく、忘れてはいけないアイテムをご紹介します。

*指輪

当然ですが、結婚指輪や婚約指輪はご自身で用意しなければなりません。
演出で使用するのも良いですし、写真を残すために持参しても良いでしょう。

*靴

お色直しで何度も靴を履き替える方も多いです。
普段履かないようなヒールを履きたかったり、お揃いのスニーカーで撮影したかったりするときはご自身の靴を用意することがおすすめです。
靴擦れしたときのことを考えて、バンドエイドも持ってきておくと安心でしょう。

*撮影の指示書

前撮りでよくあるトラブルとして、打ち合わせの内容と実際の内容が異なることが挙げられます。
打ち合わせの時にこちらの希望を伝えていたのに、実際に用意されていたのは全く違ったものだったということが起こりえます。

相手がプロだったとしても、それを100パーセント言葉で汲み取るのは案外難しいものです。
このようなトラブルを防ぐために、言葉だけで伝えるのではなく、SNSやインターネットから集めたイメージ画像を用意しておくと良いでしょう。
目で見て伝わるイメージを用意しておくと誤解が生まれる心配がありません。

□持参した方が良いものを解説!

ここまで事前に準備するべきものと忘れてはいけないものを解説してきました。
これらはフォトウェディングに必須と言えるものですが、あったら便利なアイテムも当然存在します。
ここでは持参した方が良いアイテムをいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1つ目はスマートフォンです。
スマートフォンは常に持ち歩いている方が多いかもしれませんが、これは非常に便利なアイテムです。
当時はプロの方に撮影をお任せするからと、カメラを持ってこない方がいらっしゃいますが、これは非常にもったいないです。

撮影とは別に少し違った角度からの写真を残してもらうことで、思い出がより深いものになるでしょう。
時間さえあれば、どうすれば思い出に残るような写真が撮れるのかについても相談できます。

2つ目は飲み物です。
ロケーション撮影の場合は特にですが、喉が渇いてしまうことが多いです。
休憩時間中に水分補給したいという方は飲み物を持ってくると良いでしょう。
夏になると熱中症や脱水症状になる方が多いので、気をつけてください。

ただ、逆に飲みすぎてしまうと撮影中にお手洗いに行きたくなりますので飲む量は適度に抑えておきましょう。

3つ目は防寒具やタオルのような寒暖対策グッズです。
ロケーション撮影がある場合は、当然ですが、外の環境が私たちに大きな影響を及ぼします。
冬であれば寒いためカイロやコートのような防寒具が必要ですし、夏であれば暑いので日焼け止めやタオル、うちわのようなアイテムが必要です。

4つ目はメイク道具です。
当日はヘアメイク担当の方がメイクしてくれるので、基本的にご自身が普段から使用しているメイク道具は必要ありません。

しかし、まれに当日のメイクが肌に合わないという方がいらっしゃいます。
そのため、心配であればメイク道具を持参しておくと良いでしょう。

□まとめ

フォトウェディングにおいて用意するべきものを解説しました。
スマートフォンといった、普段私たちが使っているものから、衣装といった普段使わないものまでたくさんあることが分かったでしょう。

何を用意すれば良いのかイメージが湧きましたでしょうか。
忘れてはいけないものから、あったら便利なものまで多くのアイテムを紹介しました。
忘れものをしてしまっては、せっかくの撮影を気分が上がらないまま過ごすことになってしまいます。

準備を万全にしておいて損することはありませんので、今回の記事を参考に、入念に準備を進めるようにしてください。