最近では、スマートフォンのカメラ機能の性能が上がっており、写真を撮影する機会が増えてきています。
しかし、スマートフォンでの自撮りや写真撮影で、写りが悪くてがっかりしたことがある方も多いでしょう。
その結果、写真撮影に消極的になってしまう方もいらっしゃいます。
写真撮影をするときには、自然な笑顔で撮影したいものです。
そこで、今回は写真写りを良くするために、顔の適切な角度や口元をほぐす方法、目線などについてご紹介します。
□写真写りを良くするための基本的なポイント
1つ目は顔の角度を変えることです。
スマートフォンやカメラでの写真撮影、自撮りにおいて写真写りが悪いと感じる方は、真正面から撮影している可能性が高いでしょう。
多くの場合、人間の顔は左右対称ではないため真正面から撮影してしまうと歪んで見えることがあります。
そのため、顔の角度を変えることをおすすめします。
顔の角度を変えて、斜めから写真を撮ることで、顔の歪みが解消され写真写りが良くなりやすくなります。
また、自分の顔を良く見て左右どちら側から撮影すると写真写りが良くなるのかを把握することも大切です。
自分の中で写真写りが良くなる、自信が持てると思える顔のことを利き顔と言ったりもします。
効き顔を見つけ、そちら側から撮影することで写真写りが良くなるでしょう。
また、下側からではなく上側から撮影することで顔の輪郭がすっきりとします。
自分の得意な角度を見つけて撮影すると良いでしょう。
2つ目は自分がどう見えているかを知り、他人の写真を研究することです。
俳優やモデルは撮られ上手だと感じるでしょう。
その理由は、自分がどう写るか撮影前から理解しているためです。
俳優やモデルは、撮られる、見る、弱点を知る、それを直すといった工程を何回も繰り返しているため自分がどう写るのかが経験則でわかっているのです。
そのため、美しく撮ってもらうには、まず自分がどう見えているのかを知りましょう。
何度も自撮りを繰り返すことで、表情や自分の写り方を研究すると良いでしょう。
また、他人の写真を経験することも大切です。
特に、雑誌がおすすめです。
表情や姿勢に共通点が多くあり、顎の引き方や口の明け方、姿勢、角度などを研究すると良いでしょう。
自分と似た顔のモデルや骨格が似ているモデルのポーズは真似してみましょう。
□表情が不自然な場合の対策は?
*口元をほぐす
写真写りを良くする方法の1つとして口元をほぐすことが挙げられます。
写真を撮影する際には、緊張してしまい表情が硬くなりがちですが、少し緩んだ自然な笑顔で撮影することで写真写りが良くなります。
具体的な方法は、写真撮影の前に唇を尖らせて、「う」「い」という口の形をすることです。
この形を何度か繰り返すことで口元の緊張がほぐれるのです。
また、撮影前に自然な会話をすることによっても緊張がほぐれ、自然な笑顔で撮影できやすくなります。
*目は意識して大きめにする
目を大きく開くことで目の筋肉が働きます。
目の筋肉に連動して顔全体の筋肉が上に移動することで顔全体がスッキリするのです。
その結果、目元がぱっちり大きくなります。
*軽く口角を上げる
自然な笑顔とは、軽く口を開いて上の歯を見せる笑顔だと言われています。
しかし、この表情を実現するのは意外に難しいものです。
そんな時は、口を閉じたまま頬の筋肉を動かすようにして、軽く口角を上げてみると良いでしょう。
洗面台で鏡を見て練習することで、自然に柔らかい表情を作れるようになるでしょう。
*前向きな気持ちを持つ
写真を撮影する前から「自分はカメラ写りが悪い」という意識を持ってしまうとその気持ちが顔に出てしまいます。
苦手意識を持ってしまうこともあると思いますが、前向きな気持ちや楽しい気持ちを持つことが重要です。
カメラを向けられると苦手意識を持ってしまう方は、「カメラは怖くない」と心の中で呟いてみるのも良いでしょう。
*顔をこわばらせないようにする
上記のような対策をしても顔がこわばってしまう方もいらっしゃるでしょう。
その場合、カウントダウンをしてもらうと良いでしょう。
どのタイミングで写真を撮影するのかわからない状態で自然な笑顔を作り続けるのは難しいことです。
そもそもどんな表情でも同じ表情をキープするのは難しいのです。
□全体的にくすんでいる時の対策は?
顔の角度や表情が良くても全体的にくすんだ印象となってしまう場合があります。
以下のポイントを押さえるだけで、かなり写真写りが良くなるでしょう。
*明るく照らす
光が少ない室内や日陰で撮影するとくすんだ印象となってしまいます。
屋外であれば、日当たりの良い場所、室内であれば昼間でも照明をつけて窓の近くで撮影すると良いでしょう。
ただし、屋外で撮影する場合は「逆光」だと逆効果になります。
逆光とは撮影される人が太陽を背にして写真を撮影されることです。
写真を撮影する人が太陽を背にして撮影しましょう。
そうすることで、撮影される人は太陽の光を浴びられるため明るくなります。
*身だしなみを整える
スマートフォンなどで急に撮影する場合は困難ですが、事前に撮影することがわかっているのであれば直前に身だしなみを整えましょう。
手櫛(てぐし)で髪の毛を整えて、顔のテカリを抑えると良いでしょう。
また、顔だけでなく衣服を整えるだけでも印象が全く異なります。
*姿勢を伸ばして中央に
背筋が伸びていなければ、くすんだ印象となってしまいます。
上に伸びる意識を持って、背筋を伸ばすだけで明るい印象になります。
また、カメラレンズによってはフレームの端っこで撮影すると歪んでしまうことがあります。
そのため、写真撮影の際には、出来るだけカメラフレームの中央で撮影しましょう。
意識して場所を確保しておくことも大切です。
□目線はどのように変えるべき?
写真撮影の際には、カメラレンズを見てしまう方が多くいらっしゃいます。
しかし、写真写りを良くするためにはカメラレンズではなく、カメラレンズの少し上を見る必要があります。
カメラレンズの少し上を見ることで、自然光が目に入りやすくなるためです。
陽の光や街灯の光が目に入ることで、よりキラキラして映るようになります。
目がキラキラしていれば、明るい印象となり結果として写真写りが良くなるのです。
□清潔感を出す方法とは?
性別に関係なく、清潔感がなければ写真写りが悪くなります。
特に、髪の毛や眉毛、髭などの毛の処理をしっかりしておかないと汚く見えてしまうのです。
写真を撮影する可能性がある日の前日には、しっかりと整えておくことをおすすめします。
また、顔が大きく写ってしまう方は、髪の毛のセットも大変重要です。
髪型によって顔が小さく見えることもあるため、自信を持って撮影できるようにしっかりとセットしておきましょう。
□まとめ
今回は写真写りを良くするために、顔の適切な角度や口元をほぐす方法、目線などについてご紹介しました。
写真写りを良くするためには、姿勢や表情など技術的な側面もありますが、写真撮影に対する意識や想いなど気持ちの側面も関係しています。
また、自分がどのように写っているのか研究することも大切です。
自信が持てる角度や表情、ポーズなどを見つけましょう。
そして、写真に苦手意識がある方は、自撮りを繰り返して、写真慣れしましょう。
当社は、自然な表情を引き出して撮影いたします。
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