フォトウェディングは入籍前?入籍後?理想のタイミングとは?

一生で大切なイベントである結婚式、お二人の特別な時間を記録するフォトウェディングは近年注目を集めています。
撮影するタイミングによって、種類や呼び方が異なるのをご存知でしょうか。
今回は、フォトウェディング、前撮り、後撮りの違いやそれぞれのメリットについて詳しく紹介します。
参考になれば幸いです。

□フォトウェディングの種類について

フォトウエディングとは、結婚式のスタイルの1つで、結婚式の代わりに行う写真撮影です。
従来、結婚式は日頃お世話になっている皆様を招待して、感謝の気持ちを伝えるのが一般的でしたが、昨今さまざまなスタイルの結婚式が行われるようになってきました。
細かい部分までプロがチェックをしながら撮影するので、モデルのような写真を残すことが可能です。
結婚式は行わないけど、結婚の思い出は形に残しておきたい、というカップルにおすすめです。

また、フォトウェディングには「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」の2種類があります。

*スタジオ撮影

あらかじめセッティングされたスタジオで屋内で撮影を行う方法です。
天候の影響を受けないため、撮影のタイミングをお二人のスケジュールに合わせて決められます。
撮影日は丸1日、予定を空けておく必要があります。

*ロケーション撮影

ロケーション撮影は屋外で撮影する方法です。
四季を通して、その季節ならではの自然の美しさの中で撮影をできるので、ロマンチックな雰囲気の写真に仕上がるのが魅力です
また、意外性のある写真を撮ることができるため、自分たちらしい作品ができ、一生の思い出に残る写真となるでしょう。

ロケーション撮影として選ばれる人気のスポットは、基本的に美しい景色や四季折々の景色を楽しめる場所です。
ここでは、ロケーション撮影のおすすめのスポットについて紹介します。

1. ビーチ・海

主に洋装が楽しめる撮影スポットです。
太陽の光が白い砂浜と白いドレス、透き通った海に反射して美白効果が倍増します。
海は和気あいあいとした雰囲気で撮影でき、自然な笑顔を引き出せる最高のロケーションです。
特に人気リゾート地の沖縄では、海外のようなビーチフォトが撮影できる場所として人気があります。

2. チャペル・結婚式場

和装・洋装どちらも楽しめる撮影スポットです。
フォトウェディングのみの結婚式を考えている方にとっては、挙式体験ができる唯一の機会です。
結婚式本番とは違う衣装でフォトウェディングを楽しみたい方にもおすすめです。

3. 街の風景

都会の景色や並木の街道を背景にするロケーション撮影が近年注目されています。
何気ない街の風景の中で、華やかな衣装を着た二人は非日常感を演出できるでしょう。

4. 2人の思い出の場所

思い出の場所でロケーション撮影を行いたいというカップルは多くいます。
スタジオ撮影にはない大きな魅力と言えます。
場所によっては撮影が難しい場合や予約が必要な場合があります。
実施する際には、事前の下調べや、撮影プランの問い合わせが必要です。

□前撮り・後撮りの違いについて

前撮りとは、名前の通り、結婚式前に撮影を行うもので、結婚式・披露宴を上げる前提の写真撮影です。
前撮りをする場合、撮影した写真は結婚式で活用する目的であることがほとんどです。

後撮りとは、結婚式の後に撮影するもので、結婚式・披露宴の開催が前提の写真撮影です。
後撮りの場合、費用を貯めてから撮影でき、スケジュールを急がなくて良いため、自分たちのペースでおこなえます。
また、挙式当日の写真が満足いかなかった場合に、再び撮り直せます。

フォトウェディングと前撮りや後撮りと異なるポイントは、結婚式・披露宴の開催の有無です。
フォトウェディングは写真だけの結婚式というスタイルです。
一般的には、新郎新婦2人で行うものですが、最近は親族を招待したり、新婚旅行を兼ねてリゾート地でフォトウェディングを楽しむカップルもいます。

□前撮りのメリット

1つ目は、入籍報告に前撮りで撮った写真を使えることです。
今や入籍報告は当たり前にSNSで行われる時代です。
なんとなく二人で自撮りした写真より、プロの方にとってもらった写真の方が、目に止まり伝わりやすくなります。
入籍報告以外にも挙式当日のプレゼントや年賀状に活用できます。

2つ目は、親族に喜ばれることです。
結納や入籍のご報告の際に、前撮りした写真をアルバムで持参すると親族で盛り上がること間違いなしです。
娘・息子の晴れ姿を見るのは成人式ぶり、なんてご両親もいらっしゃるかと思います。
立派に成長した姿を見せることで、感謝を伝えることができます。

□後撮りのメリット

1つ目は、結婚式で満足いかなかったシーンやポーズを再現できることです。
挙式当日の撮影は、式場内での撮影であるため場所が限られていたり、時間的な制約も大きいと思います。
そのためカット数が少なく、写りが悪かったり、したかったポーズができなかったなんてことが起こりかねません。
後撮りでは、後悔のある部分を再度撮影できるため、よりお気に入りのショットを残せるでしょう。

2つ目は好きな季節を選べることです。
結婚式の日取りは、ゲストのスケジュール次第で時期が決まってしまうこともあります。
前撮りをするにしても、結婚式を基準にして決めるため、希望する季節に撮影できないことがあります。
しかし、後撮りを行えば、結婚式の時期に関係なく、時間的な余裕を持って撮影時期を決められます。

3つ目は、ハネムーンを兼ねて撮影できることです。
ハネムーン先でも撮影できるのも後撮りのメリットです。
ハネムーンで有名観光スポットを訪れる場合には、おしゃれで映えた写真を残せるでしょう。

□婚約期間中に撮るエンゲージメントフォトとは?

エンゲージメントフォトとは、プロポーズを受けてから結婚式までの期間に行う撮影のことです。
欧米では婚約した後に、エンゲージメントフォトを行うのが一般的でした。
近年では日本国内でもおしゃれカップルを中心に普及し始めています。

フォトウェディングとエンゲージメントフォトは、撮影時の服装がフォーマルかカジュアルかに大きな違いがあります。
フォトウェディングは、結婚式で着るウェディングドレスとタキシードなどのフォーマルな装いで撮影をおこないます。
一方でエンゲージメントフォトは、普段着やワンピースなどカジュアルな装いで撮影を行います。

服装もメイクも自由なエンゲージメントフォトでは、映画の登場人物になりきって撮影できます。
お二人が好きな映画のワンシーンを再現するのも素敵ですよね。

結婚式の日程が未定でも活用できるタイミングがあるかもしれないと、記念に撮る方も多いようです。
また、結婚式当日のウェルカムボードやムービーに利用できるのも人気の理由です。

□まとめ

今回は、フォトウェディングの撮影方法について詳しく紹介しました。
前撮りは写真データを活用できるところ、後撮りは結婚式の写真の後悔をカバーしてくれるところにメリットがあります。
撮影のタイミングについてはお二人で話し合って決めることをおすすめします。

フォーマルなフォトウェディングと違って、日常の一部を切り取ったような撮影ができるのがエンゲージメントフォトの特徴です。
自然体のお二人の姿を写真に残すことができるでしょう。
フォトウェディングについて、お悩みの方はぜひ1度 Mai BRIDEにご相談ください。