30代・40代の大人の花嫁に似合う和装探し!

30代・40代でフォトウェディングを考えてる方で、どのような衣装を選べばいいか悩みますよね。
ウエディングフォトとは、結婚式をする代わりに結婚式の衣装を着て写真撮影のみをするスタイルです。
大人の魅力を引き出すため、仕上がりに上質さを追求したいもの。
ただ、たくさんの選択肢の中から選ぶのは大変だと思います。
そこで今回は、大人のフォトウェディングを成功させるために押さえるべきポイントをご紹介します。

□30代・40代と大人の花嫁に似合う和装!

結婚式をしない「ナシ婚」が多くなりつつある今、写真だけでも残そうとフォトウェディングを希望される方がとても増加しています。
また、最近は幅広い年齢層の花嫁様がフォトウェディングを希望しています。
そんな中、露出があるウェディングドレスは年齢が上がるにつれ懸念される傾向があります。

そこで、30代・40代の花嫁に人気が高い婚礼衣装は「和装」です。
和装は肌の露出が少なく、色味や柄が豊富にあるため上品な雰囲気のイメージがお好きな方に特におすすめです。

和装には「白無垢・色打掛・引き振袖・振袖」の4種類があります。
今回は、大きく分けて「白無垢」と「色打掛」の2種類について、後に詳しくご紹介します。

フォトウェディングには「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」の2種類があります。

衣装やヘアメイク、データが揃った撮影方法がスタジオ撮影です。
結婚式さながらのウェディングフォトを残せるでしょう。

ロケーション撮影とは四季折々の素敵なシーンで撮影することです。
お二人の思い出の地や、季節によって現れる美しいスポットなどで撮影できます。

現在は、フォトウェディングの種類も多様化してきています。
Mai BRIDEでは30種類以上のスタジオの中から撮影スタジオを選択していただけます。
また、衣装も2700着以上用意しているためお好きな衣装を選んで撮影いただけます。

□白無垢とは?

白無垢は、和装の婚礼衣装の中でも格式の高い正礼装です。
白無垢は室町時代の武家の婚礼衣装でした。
白には、「嫁いだ先の家に染まる」という意味があり、婚礼の衣装に相応しいとされています。
白無垢は着物から小物、装飾品まで白に揃えるのが基本です。

白無垢に合わせた新郎の衣装は、紋付き袴が一般的です。
最も格式が高い袴が、黒五つ紋付き羽織袴です。
黒地の羽織の胸元と袖、背中の5箇所に家紋が施されています。

白無垢は白で統一されているため、見た目はどれも同じに見えてしまうかもしれません。
しかし、素材や織り方、柄などさまざまな違いがあります。
それぞれに種類があり、意味合いも異なります。

生地の素材は「正絹・化繊・交織」の3種類です。
正絹は、絹のみを使った生地で、若干黄味がかっているのが特徴です。
よりナチュラルな雰囲気を演出したい方におすすめです。
化繊は、化学繊維だけで織られた生地で、真っ白なのが特徴です。
交織は、上2つの生地のいいとこ取りをした生地です。
縦糸を絹、横糸を化学繊維で仕立てており、色合いも2つの中間色です。

織り方には「緞子・錦織」の2種類があります。
緞子は表面が滑らかになるように仕上げ、錦織は刺繍を浮き上がらせるように仕上げます。
緞子は美しい光沢が特徴で、錦織は重厚感を演出できるのが特徴です。

白無垢には「吉祥文様」という柄が施されています。
吉祥の象徴とされている「松竹梅」や長寿の象徴とされている「菊・鶴」などの植物柄や動物柄が一般的です。
縁起の意味も理解しながら自分に合うものを選ぶと良いでしょう。

□色打掛とは?

白一色ではなく、豊富な色味が入った婚礼衣装を「色打掛」と言います。
現代では、結婚式のお色直しで新婦がお召しになるのが一般的です。
これは、色打掛を着た後には白無垢を着用できないというルールがあるためです。
色打掛が「嫁ぎ先での生まれ変わり」を意味しているのです。

色打掛の特徴として挙げられるのが織り染めや刺繍・箔です。

白無垢同様、刺繍の柄には意味が込められています。
鶴や亀には、不老不死や夫婦円満の意味があります。
花車には、幸せが運ばれてくるといった意味があります。
鳳凰は、幸せの象徴とされています。
それぞれの柄に縁起のいい意味が込められているので、加味しながら選ぶのも良いでしょう。

□大人こそが似合う色打掛

大人婚の花嫁が色打掛を選ぶときにはいくつかのポイントがあります。
ここでは、そのポイントについて詳しくご紹介します。

*生地が軽い素材を選ばない

30代・40代で和装を着る場合、安い生地を使用した色打掛を着用すると軽い印象に見えてしまいます。
正絹を選ぶことで、重厚感のある印象を演出できます。
色や柄も重要ですが、生地選びも慎重に行いましょう。

*上品な髪型を意識する

30代・40代の大人な花嫁さんが上品さや落ち着きを演出するときに重要なのが、「髪型」と「髪飾りのボリューム感」です。
意外かもしれませんが、髪型をシンプルなアレンジにするととても上品に見えます。
ただ、落ち着いたシンプルな髪型に合わせて小さい髪飾りを取り入れるのは良くないです。
そうすると、ボリューム感が足りず老けて見えてしまう原因になります。

つまり、髪飾りはボリュームのあるものを着用するのがポイントです。
立体的であるものや全方向で着用感があるものがおすすめです。

*華やかな色打掛を選ぶ

鮮やかな色の色打掛を着用すると、顔周りがパッと明るくなり顔映りが良くなります。
和装の結婚式で写真を撮影する際も顔映りが良くなり、素敵な写真を残せるでしょう。

白地の色打掛は、派手に見えすぎず上品な印象に仕上がります。
そこに、鶴や菊などの詩集を大胆にあしらえば、主役級の存在感を放ちます。
赤を基調とした刺繍はモダンな雰囲気を演出し、同世代から目上の方まで好感度が高いでしょう。
メインカラーを緑色にして、色柄を金色にすることで、お祝い感を演出できます。
レトロな配色と古典的な柄を施すことで、カラフルな配色でも落ち着いた雰囲気を演出できます。

□自分に合う色打掛の色の選び方

色打掛を選ぶ際のポイントは、自分の顔色が明るく写るかどうかです。
色選びは次の2工程で行うことをおすすめします。

*メインカラーを決める

色打掛の種類は大変多く、全ての着物を試着するのは困難です。
そこで、ざっくりとした枠を決めておくとそのあとの選定がスムーズです。
メインカラーを決める基準は好きな色や季節に合わせた色で構いません。
挙式の雰囲気に合うかどうかで決めてもいいでしょう。

*肌の色別で細かい色合いを絞り込む

自分の肌色の系統には、似合う色のグループがあります。
メインカラーに組み合わせて、より似合う色を探してみましょう。
最近では、パーソナルカラー診断も行えるので実際に受けてみてもいいでしょう。

日本人らしいオークル系の肌色には、赤の色打掛が似合います。
肌色だけでなく、顔立ちでも似合う色は変わってきます。
可愛らしい顔立ちにはクリーム系の色、凛々しい顔立ちにはブラックや金色など高級感のあるものがおすすめです。

□まとめ

今回は、30代・40代の大人婚のフォトウェディングの事情について紹介しました。
どのような写真を撮影したいのかを事前に考えておくことによって、撮影がスムーズに進みます。
イメージを固めて、それを伝えることで納得できる撮影ができるでしょう。
この記事があなたのお悩みを解決できていると幸いです。