フォトウェディングで準備するものとは?唯一無二の写真を残すためのポイントとは?

フォトウェディングで後悔しないためには、準備や打ち合わせをしっかり行うことが大切です。
お互いが一番大切だと思っている要素を話し合い、自分たちだけのプランを作成すると良いでしょう。
フォトウェディングは「結婚の思い出を残す」というシンプルなプランであるからこそ、費用や準備が手軽です。
衣装やプラン、撮影方法を全て自分たちで決められる、自由度が高い撮影だからこそ、悩む事柄は多いと思います。
今回はそんな悩みに対して、自分たちらしい納得のいく写真を残せるように、ポイントを紹介します。

□フォトウェディングとは?

フォトウェディングとは、今注目されている結婚式の1つのスタイルです。
結婚式の記念に写真撮影をする「写真だけの結婚式」です。
式はあげないものの、婚礼衣装を着て写真撮影を行います。

結婚式の前後でフォトウェディングを楽しむ人も増えており、その場合には「前撮り」や「後撮り」と呼ばれています。
結婚式は行わないけど、結婚の思い出は形に残しておきたい、というカップルにおすすめです。

フォトウェディング用に撮影した写真は、さまざまな用途に活用できます。
結婚報告や友人へのお披露目、年賀状などの用途が一般的です。

非常にシンプルな結婚イベントに思われますが、複数のメリットが存在します。
ここでは、フォトウェディングを行うメリットについて紹介します。

*結婚式と比較して安く済むこと

ゲストを招く結婚式の平均相場は約300万円です。
これと比較するとフォトウェディングは非常に安く行えます。
フォトウェディングの相場は10から40万円です。

オプションの有無やカット数、衣装の数によっても価格は変わりますが、結婚式を行うよりもリーズナブルです。
場合によっては、結婚式を行う10分の1の費用で行えます。

*準備がほぼ必要ないこと

結婚式の一般的な準備期間は3から6ヵ月とされています。
会場自体の予約は式の8ヵ月前で、ゲストをもてなすためのさまざまな準備も必要であるため、時間と労力が必要です。

一方、フォトウェディングでは基本的に1回から2回くらいの打ち合わせ以外に必要な準備はありません。
衣装選びも撮影当日に行うプランもあるため、撮影自体を含めて1日で終えられます。
シーズンにこだわりがない場合には、前もって予約する必要もありません。

*気を遣わずに自由に撮影できること

結婚式のようにゲストに気を使う必要がなく、自由度が高いことがフォトウェディングの魅力です。
2人だけの撮影も可能ですし、プランによってはご親族の方を招待することも可能です。

Mai BRIDEでは、写真を撮影する際に、夫婦の2人だけではなく、家族や子どもも一緒に衣装を着て撮影できます。
他の写真館よりも家族衣装が豊富なので、様々な衣装からお選びいただけます。

*さまざまなスポットで撮影が可能なこと

撮影方法のひとつであるロケーション撮影を選択すれば、チャペルや庭園、ビーチ、観光名所、2人の思い出の地、街中などさまざまな場所での撮影が可能です。
結婚旅行を兼ねて、思い出づくりと共に撮影に望むこともできます。
結婚式の当日の写真撮影ではできないシチュエーションで写真を残せるのが、フォトウェディングの魅力です。

□フォトウェディングのスケジュール

ここでは、フォトウェディングの流れを紹介します。
スタジオによって多少異なりますが、基本的なスケジュールは以下の通りです。

1.スタジオ選び
2.打ち合わせ
3.撮影日までの準備
4.撮影当日
5.写真選び

問い合わせから撮影までにかかる期間は1から2ヵ月とされています。
複数の撮影方法があるため、撮影スタイルについて迷う人も多いはずです。
そんな時は、どんな写真を撮りたいのかイメージすると決めやすくなります。

「問い合わせ」の際には、撮影の希望日や衣装の持ち込みの可否について確認しておくと良いでしょう。
土日祝日や「大安」などお日柄の良い日に撮影したい人は、この時点で伺っておくと良いでしょう。

「打ち合わせ」では、衣装選びや当日の段取り、撮影プランを決めます。
スタジオによっては打ち合わせが不要なところもあるため、確認しておきましょう。
その場合、撮影当日に打ち合わせと衣装選びを行うことになります。

「撮影までの準備」では、持ち物の準備のほかに、セルフケアも開始しましょう。
婚礼衣装は露出が多いため、ダイエットを開始したり、ブライダルエステに通ったりするのも手段のひとつです。
撮影当日を、良いお肌で迎えるために、撮影1カ月前には生活・睡眠リズムを整えておくと良いでしょう。
撮影時には結婚指輪のアップ撮影をされることが多いため、ネイルや指先のケアを忘れないようにしてください。

持ち物に関しては、下着や肌着は持参が基本なので、用意しておきましょう。
ただ、レンタルや購入ができるスタジオもあるため確認しておくと良いでしょう。

「撮影当日」の段取りは、3から5時間かけて写真撮影を行い、30分から2時間かけて写真選びを行うのが一般的です。
ヘアメイクや着替え、移動を経て撮影が開始されます。
体力的には大変だと思いますが、「時間が経つにつれリラックスできた」という声もあります。
モデルになりきって色々なポーズを撮ってもらいましょう。

撮影終了後は「写真選び」です。
選んだ写真は郵送されるか、スタジオで直接受け取ることが一般的です。
2から3週間後にデータと共に受け取れる場合が多いです。
アルバムは、1から2ヵ月ほどかかることが多いので気長に待ちましょう。

□フォトウェディングで準備するもの

フォトウェディングで失敗しないためには、用意周到な準備が必要です。
撮影をスムーズに行うためにも、持っておくと安心な持ち物について紹介します。

一般的に持ち物として指定されることが多いのは次のアイテムです。
和装では、新婦の方は「肌襦袢(はだじゅばん)・裾よけ・白足袋・補正用タオル」です。
肌襦袢と裾よけは、和装時の肌着のことです。

洋装では、新婦の方は「ストッキング・ブライダルインナー」です。
新郎の方は和装・洋装問わず「シャツ・靴下または白足袋」があれば大丈夫です。

肌着類以外にも「結婚指輪・撮影用小物」の準備が必要です。
定番のアイテムはスタジオにある場合も多いため確認しておきましょう。

持っておくと安心な持ち物としては、「飲み物・スニーカー・日傘」などが挙げられます。
ロケーション撮影の場合、長時間にわたる移動があります。
体力を維持するためにも、暑さや寒さ対策のグッズは重要です。

□2人らしい1枚を撮影するためのポイントとは?

オリジナリティ溢れる写真を撮るためには、小物の活用が必要不可欠です。

フォトウェディングでは最低でも50から100カット撮影します。
その際に、すべて小物なしでポーズを決めるのは大変です。
特に撮影に慣れていない方は、自然な笑顔を作るのにも一苦労です。
そこで、小物を取り入れることで自然とポーズが生まれ、2人らしさが演出できます。

小物選びの際に重要なのは、「どんな写真を撮りたいかイメージすること」です。
お互いの共通の趣味や出会った場所などから連想されるアイテムを持ち合うのもおすすめです。
自分達らしさを出した撮影はいつまでもいい思い出として残り続けます。

□まとめ

今回は、フォトウェディングを行う上で知っておくべきポイントについて紹介しました。
フォトウェディングで小物を使いたい際には、スタジオで借りられるものなのか確認しておくと良いでしょう。
持ち込む際には料金がかかる場合もあるため、その意味でも事前確認が必要です。
自分達のイメージに合う小物を上手に活用し、記念になる1枚を残しましょう。
フォトウェディングを行う機会は早々ないため、後悔のないように自分らしい前撮りのイメージして検討してみてください。