結婚式の前撮りは、一生に一度の特別な瞬間を形に残す大切なイベントです。
しかし、どのようにすれば最高の一枚が撮れるのか、多くの人が悩むポイントでもあります。
せっかく、衣装やメイクも万全に整えて挑むのだからこそ、納得のいく盛れる写真を残したいですよね。
そこでこの記事では、前撮りの盛れるポーズや、後悔しない撮影にするためのポイントをご紹介します。
悔いのない一枚を必ず残すためにも、最高の前撮り撮影を叶えるためのポイントを、ぜひこの記事で掴んでください。
□前撮りとは？どんなメリットがあるの？
＊前撮りとは？
「前撮り」とは、結婚式の前に独立して行われる、特別な写真撮影のことをいいます。
前撮り撮影は「別撮り」とも称され、専門の撮影チームやプロフェッショナルなカメラマン、ヘアメイクアーティストと共に行います。
前撮りの魅力の一つは、結婚式当日とは異なるスタイルでの撮影が可能なことです。
例えば、結婚式ではウェスタンスタイルのドレスを選ぶ場合でも、前撮りでは和装での撮影を楽しめるのが特徴です。
それでは、前撮りには一体どんなメリットがあるのでしょうか。
＊前撮りの3つのメリット
1.自由な衣装選び
結婚式では通常、1〜2着の衣装しか選べませんが、前撮りではその制限がありません。
そのため、好きなデザインや色、スタイルの衣装を選び、その多様性を楽しめます。
つまり、結婚式では着用できなかった「あのドレス」や「あの和装」を着て、心からの笑顔で撮影する絶好の機会なのです。
2.リラックスした撮影環境
結婚式当日はスケジュールがタイトで、写真撮影にゆっくりと時間をかける余裕はありません。
しかし、前撮りではそのような制約がなく、自分たちのペースで、心からリラックスした表情で撮影ができます。
また、事前にカメラマンやヘアメイクさんとコミュニケーションを取ることで、自分たちの理想に近い写真を撮ることが可能です。
3.好きな場所での撮影
前撮りはスタジオだけでなく、自分たちにとっての特別な場所で撮影することも可能です。
例えば、初めて出会った場所や初デートのスポット、または自然が美しい場所など、選択肢は無限に広がっています。
そのため、幻想的な一枚や映画のワンシーンのようなカットなど、夫婦二人の望む理想の一枚が残せるはずです。
□前撮りのプランや費用について
「結婚式の写真は、当日だけで十分」と思っていたご夫婦も、前撮りのメリットに触れるうちに、少しずつ興味が湧いてきたのではないでしょうか。
それでは、前撮りにはどんなプランがあって、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
ここからは、前撮りのプラン内容と平均費用について探っていきましょう。
＊前撮りのプラン内容
前撮りのプランは多種多様ですが、基本的には以下のような内容が含まれています。
・撮影
・データ
・衣装
・着付け＆ヘアメイク
・ロケ地
・小物一式
・その他オプション
これらの基本プランに加えて、オプションを追加すればするほど、費用は高くなります。
費用を考えるうえでは、「スタジオ撮影とロケーション撮影のどちらにするのか」、「衣装はいくつ着られるのか」、こうした点が特に注意するべきポイントです。
また、撮影のカット数やデータの受け取り方、アルバム作成の有無なども、前撮りの費用を大きく左右します。
そのため、予算を超えないように気を付けながら、追加のオプションを調整する必要があるでしょう。
＊平均費用
前撮りにかかる費用の平均は、スタジオ撮影で17万8,000円、ロケーション撮影では18万1,000円が平均費用になっています。
このように、希望するプランや追加するオプションにもよりますが、基本的にはスタジオ撮影と比較すると、ロケーション撮影の方が費用は高めになると考えておいてください。
□最高の一枚を撮るために！盛れる前撮りのポーズをご紹介！
1.顔隠しポーズ
SNSに投稿しやすい顔隠しポーズは、新郎新婦の仲の良さを感じさせる素敵なポーズです。
このポーズは、特に若いカップルに人気で、その理由は多岐にわたります。
例えば、顔が部分的に隠れることで、表情に緊張が出にくく、自然体の写真が撮れるのが一つの魅力です。
さらに、顔を隠すアイテムとしてブーケや帽子、扇子などを使うことで、そのアイテムが二人の個性やテーマ性を強調する役割も果たしてくれますよ。
2.座っておしゃべりポーズ
リラックスした表情で撮れる「座っておしゃべりポーズ」は、自然体の二人を最高に表現してくれます。
このポーズは、特に長い付き合いのカップルや、お互いの個性を大切にしたいカップルにおすすめです。
また、このポーズはロケーションによっても雰囲気が大きく変わるため、撮影場所選びも重要です。
例えば、ビーチでの撮影ならば、カジュアルでリラックスした雰囲気が強調され、歴史的な建物の前では、より格式のある写真になるでしょう。
さらに、座る高さを変える、例えば段差や階段を利用することで、視線の高さを変えられるため、より多角的な写真を楽しめますよ。
3.背中合わせポーズ
背中合わせのポーズは、二人の信頼関係や絆を象徴する美しいポーズです。
このポーズは、特に結婚を控えたカップルに意味があり、深い愛情を感じさせます。
また、背中合わせのポーズは、特に夕暮れ時の柔らかい光と相性が良く、ロマンチックな一枚が撮れます。
このように、背中合わせのポーズは多くのバリエーションと表現力を持っているので、ぜひとも一枚は撮っておきましょう。
□前撮りで後悔しないために！盛れる前撮りの4つのポイント！
1.場所の選定
スタジオ撮影とロケーション撮影、それぞれにメリットとデメリットがあります。
スタジオ撮影は天候に左右されず、照明や小物にこだわれるのが大きな利点です。
さらに、スタジオならではのセットや背景も利用でき、特定のテーマやコンセプトに沿った写真が撮れます。
一方で、自然の光と風景を活かしたロケーション撮影も魅力的です。
自然の中での撮影は、その場その場の光や風、季節の花々といった要素が加わり、一枚一枚がオリジナルの作品として輝きます。
ただし、天候に依存する点や、許可が必要な場所もあるため、事前のリサーチと準備が必要です。
2.時期の考慮
撮影時期は、挙式前の3ヶ月〜1ヶ月が一般的ですが、季節感を出したい場合はその限りではありません。
桜の季節や紅葉の時期など、独自のテーマ性を持たせることも可能です。
また、特定のイベントや祭りが行われる時期に合わせて撮影することで、その地域ならではの文化や風物を背景にすることもできます。
ただし、季節やイベントによっては多くの人で賑わう可能性があるため、混雑を避けるための計画も重要です。
3.衣装の選び方
前撮りでは、結婚式で着ることのない多種多様な衣装を楽しめます。
和装やカジュアルな服装も選択肢に入れて、多角的に自分たちを表現しましょう。
さらに、テーマ性に合わせた特別な衣装や、趣味や職業を反映した衣装も考慮に入れるのがおすすめです。
例えば、二人が出会った場所や共通の趣味にちなんだ衣装を選ぶことで、より思い出深い一枚が撮れますよ。
4.演出の工夫
前撮りはプロのカメラマンが撮影するため、細かい演出やアングルにこだわれます。
自分たちらしい一枚を求めて、積極的に意見を出し合いましょう。
例えば、特定のポーズや表情、小道具の使用など、自分たちの個性を最大限に活かす方法を考えることが重要です。
また、カメラマンとのコミュニケーションも非常に大切です。
事前に撮影のイメージや希望をしっかりと伝え、当日はそのフィードバックを元に最高の一枚を目指しましょう。
□まとめ
前撮りは、多くのカップルにとって一生に一度しかない、非常に特別なイベントとなります。
それほど貴重な機会だからこそ、何をどう撮るのか、どのような演出を加えるのか、こうしたポイントを事前にしっかりと計画することが大切です。
計画を立てる過程で、自分たちが何を一番大切にしたいのか、どのようなテーマやコンセプトで写真を撮りたいのかを明確にしていきましょう。
さらに、盛れる最高の一枚を撮るためには、多くのポイントを考慮する必要があります。
場所の選定から衣装や撮影のタイミング、そして演出まで、この記事で紹介してきた各ポイントは、それぞれが前撮りの成功に大きく寄与します。
特に、自分たちの個性やストーリーを最大限に活かす方法を考えることで、単なる記念写真以上の、深い意味を持つ一枚が撮れますよ。