結婚式は洋装か和装どっちにする?白無垢と色打掛どっちにするか迷う方も必見!

結婚式の衣装にはどのような種類があるかご存知でしょうか。
洋装が定番ですが、伝統的な和装も人気があります。
結婚式は、普段は着用できない華やかな衣装で着飾れるイベントです。
どのような衣装を選ぶべきかと迷ってしまう方もいるかもしれません。
今回は、「和装」と「洋装」それぞれの結婚式や衣装の魅力について詳しくご紹介していきます。

□結婚式の衣装の種類

結婚式の衣装といえば、「洋装」のウェディングドレスが定番ですが、伝統的なスタイルである「和装」も根強い人気があります。

洋装には、「ウェディングドレス」や「カラードレス」「タキシード」があります。
ウェディングドレスは花嫁が憧れる王道のスタイルと言えます。

ウエディングドレスの種類は「Aライン・プリンセスライン・マーメイドライン・スレンダーライン・エンパイアライン」などがあります。
自分の体型に似合うウェディングドレスとは、気になる箇所をカバーしながら、より美しいシルエットを作り上げてくれるものです。
どのようにドレスを選べば良いか分かりにくいですよね。
予算や理想のイメージ、体型カバーしたい部分を事前に決めておくことが重要です。

フォトウェディングで根強い人気を誇るのが和装コーデです。
和装コーデとは「白無垢」「色打掛」「紋付袴」などの伝統的な婚礼衣装のことです。
白無垢は、平安時代から婚礼の際に着用されていたと伝えられている日本古来の正装です。
白には、何色にも染まっていない状態で嫁ぎ先にいくという意味が込められています。
全身白に染まる白無垢だからこそ、小物で差し色を入れるとオシャレ感を演出できます。

絢爛豪華な色打掛は、かつては武家の正装として生まれた婚礼衣装でした。
色打掛に入っている柄の多くは吉祥文様と呼ばれる縁起の良い柄や、季節の花を取り入れたものが人気です。

和装の小物として受け継がれているのが「懐剣、はこせこ、末広、抱え帯、帯締め」の5点です。
これらは同じ色・素材でセットになっており、小物の色選びは色打掛の印象を左右するでしょう。
どれも武家の母から娘へと贈られた嫁入り道具が、今でも小物として残っているのは素敵ですよね。

□洋装婚のおすすめポイント

洋装婚の結婚式は教会やチャペルで行うのが一般的です。
新婦の母が新婦にウエディングベールをかける「ペールダウン」から始まり、父親とバージンロードを歩くなど、両親とのセレモニーを通して、思い出も作れるのも魅力です。

神父の前で誓いの言葉や誓いのキスなど王道の結婚式のイメージから洋装婚は根強い人気があります。
チャペルでの挙式は、親族以外のゲストも参加できるので、ゲストをたくさん呼びたい方におすすめです。

洋装は和装よりもお色直しに時間がかからないため、ゲストを長時間待たせることもなく、ゲストとの時間を多く取れるのも嬉しいポイントです。

□和装婚のおすすめポイント

和装は日本人ならではの民族衣装です。
和装は華やかな格式の高さに加えて、日本人らしさを感じられる点に魅力を感じます。
何枚もの布を重ねて着付ける「和装」は、襦袢や襟の色、帯の柄、小物のデザインなど自分で選べるアイテムが多いため、洋装よりアレンジがしやすいのが特徴です。
また、肌の露出が少なく、体のラインを出したくない方にとって非常に魅力的です。

和装婚は両親や親戚など年齢層の高いゲストにも評価が高いスタイルです。
厳格なイメージが強い和装婚ですが、実は和装婚の中にもいくつか種類があります。

*神前式

神社や神殿での神前式は「神様にふたりの結婚を報告する」という日本古来の結婚式のスタイルです。
両家の結びつきを重視する式であることから、参列は両家親族に限るところが多いですが、最近では親しい友人の参列も認められているところもあります。
式の流れは古来から伝わる儀式が今でも採用されていることから、日本人であることを改めて感じられる婚礼スタイルです。

*仏前式

神様ではなく、仏様と両家のご先祖様の前で結婚の誓いを立てるのが「仏前式」です。
お寺で執り行われることが多く、仏教の教えに基づいて進められるため、厳かで神秘的な雰囲気を好む方におすすめの婚礼スタイルです。
近年では宗派間の縛りのルールは減りつつあるものの「仏前式」を挙げる場合は両家の宗派を事前に確認しておくとよいでしょう。
最近では、挙式はキリスト教式で行い、披露宴のお色直しで和装をする和婚も増えています。

□和装と洋装の結婚式で実際にかかる費用

洋装と和装の費用を比べると、約10万円ほど和装が割高である傾向です。
和装は、生地の量や質、刺繍に職人の手が加わっていること、管理が必要なことなどの理由から、どうしても割高になります。

新婦が和装へお色直しをする場合には、新郎も併せて和装にお色直しする必要があります。
新郎の紋付羽織袴に約10万円分の費用がかかります。
カラードレスのお色直しの際に、新郎のタキシードも併せて着替える場合、約8万円の費用が加わります。
もちろん、洋装でも選ぶ衣装の種類によって高価なものはあるので、一概には言えませんが、一般的には和装へお色直しをする方が費用がかかることが多いでしょう。

□演出でもドレスと和装ではバリエーションが違う!

結婚式のお色直しの後の演出をどのようにするか楽しみにしている方も多いでしょう。

ドレスの場合の演出では、新郎新婦がそれぞれ違う砂を1つの器に注ぎ入れる「サンドセレモニー」や「ケーキ入刀」が挙げられます。
別々の人生を歩んできた2人が1つの家族になるという意味合いが込められています。

和装の場合の演出では、鏡開きやだるまの目を入れるセレモニーが人気です。
既存の演出を工夫して、各テーブルに小さな樽を用意し、中にはお酒ではなくプチギフトを入れておくタイプが人気を博しています。
ここでは、挙式での人気演出について紹介します。

*ペールダウン

教会式の定番でもあるベールダウン。
ベールを母親が下ろすことによって、「花嫁の安全と幸せ」を願いながら最後の役目を果たすことを意味しています。
家族だけの前室で行うこともありますが、最近はチャペル入り口でセレモニーとして取り入れられることが多いです。

*ダーズンローズ

ダーズンローズは、新郎がゲストから花を一本ずつ受け取り、花束にして新婦にプロポーズする演出です。
別名ブーケセレモニーとも呼ばれています。
花束を受け取った新婦は、一本だけを選び取り、神父の胸元に飾ることで誓いが成立します。

*紅差しの儀

紅差しの儀とは、和装の際に花嫁に母親が口紅を塗ってあげることで、娘の門出を母親が送り出す意味を込めた儀式です。
一般的にヘアメイクを行う部屋に母親に来てもらう、プライベートな演出です。

□まとめ

今回は、洋装と和装のそれぞれの魅力について紹介しました。
どちらの衣装を選ぶべきか迷ってしまう方は、洋装と和装の両方を選ぶことも検討してみましょう。
前撮り・後撮りや色直しを活用して、和装と洋装どちらも楽しめる方法もあります。
洋装と和装両方着用したいと考えている方におすすめなのが、フォトウェディングです。
Mai BRIDEでは、マイブライドのオリジナルドレスはもちろん、人気のJILLSTUARTや、Irida maison、KIYOKO HATA×marryなど、たくさんのレンタルドレスをご用意しています。
フォトウェディングをご検討の方は、ぜひ一度お問合せください。

白無垢にあう髪型って?前髪あり・なしのヘアスタイルも紹介!

白無垢とは、日本の伝統的な花嫁衣装であり、白一色で統一された和服のことを指します。
花嫁の人気が非常に高い白無垢ですが、なぜ真っ白なのか、色打掛との違いは何なのかをご存知でしょうか。
また、和服の象徴とも言える白無垢に洋髪を合わせるのはありなのでしょうか。
このように白無垢に関してわからないことがある方も多いでしょう。

そこで今回は白無垢の概要や、白無垢に合わせる前髪あり・なしのヘアスタイルなどについてご紹介します。
結婚式の前撮りで白無垢を検討されている方はぜひご覧ください。

□白無垢とは?

和婚に欠かせない衣装の白無垢は、着物に羽織る色打掛のことです。
基本的には、白無垢に合わせて着物や小物、装飾品など全てを白に揃えます。
以下では、白無垢の意味を解説します。

*白無垢が持つ意味

結婚式における和装は白無垢、色打掛、引き振袖、振袖の4種類あります。
その中でも白無垢は和装の代表格とされ、婚礼衣装の中では最も格式が高い衣装となっています。

白無垢の歴史は古く、室町時代に武家の婚礼衣装として始まりました。
白無垢の白さは神聖を表しており、「嫁いだ先の家風に染まる」といった意味合いがあったのです。

一方で、近年は色打掛の人気も非常に高まっています。
色打掛はカラーが豊富で、染や刺繍で模様を表現できるため華やかさが際立ちます。
白無垢とは違った雰囲気を演出できるのです。

*新郎のスタイル

白無垢に合わせる新郎のスタイルは紋付き袴が一般的です。
種類はいくつかありますが、最も格式が高いのは黒五つ紋付き羽織袴です。
両方の胸元、袖、背中の5箇所に家紋が入ります。

複数のカラーが選べる袴もありますが、格式が少し下がるため神社によっては着用できない場合があります。
そのため、色付きの袴はお色直しや前撮りでの着用を検討すると良いでしょう。

*白無垢に合う挙式スタイル

白無垢で行える挙式は神前式、仏前式、人前式の3種類です。
その中でも白無垢挙式の代表格とされるのが神前式です。
日本古来の宗教である新道にのっとったスタイルであり、神社や神殿などで挙式を挙げられます。

ウェディングドレスと白無垢をどちらも着たいとお考えの方は前撮りやフォトウェディングがおすすめです。
その際はぜひMai BRIDEをご利用ください。

□白無垢にどんな髪型を合わせる?前髪あり・なしのヘアスタイルについて紹介!

和装の代表格である白無垢にはどのような髪型を合わせれば良いのでしょうか。
以下では、白無垢に合わせる前髪あり・前髪なしのヘアスタイルについてご紹介します。

*前髪あり

和装に限らず言えることですが、前髪があれば可愛らしい印象を与えられます。
綺麗さよりも可愛さを演出したい方は、前髪ありにすると満足できる仕上がりになるでしょう。
また、おでこが隠れ、顔の見える面積が小さくなるため、小顔効果も期待できます。

前髪の長さを揃えたり、前髪を眉上の長さにしたりするのも良いでしょう。
可愛さに加えてモダンな印象になります。
おしゃれな方におすすめの髪型と言えます。

一方で、ある程度長さがある前髪であれば、おでこを隠しながらどちらかの方向に前髪を流すのも良いでしょう。
しっかりとしたスタイルに仕上がるため、より好感が持てるでしょう。

*前髪なし

前髪なしのヘアスタイルは綺麗な印象になり、大人っぽい印象に仕上がります。
また、白無垢の雰囲気と合わさって、色っぽさも演出できるでしょう。

さらに、オールバックにしておでこを出したスタイルも人気です。
表情がよく見えるため、大人っぽさの中にも快活な印象を与えられるでしょう。

前髪なしでよりおしゃれにしたい方は、編み込みがおすすめです。
髪の毛が崩れやすい方でも、編み込みで固めておくことで崩れる心配がありません。

□白無垢に合わせる装飾品や髪飾りは?

1つ目は角隠しです。
日本髪にするのであれば、一枚布を巻き付ける角隠しを合わせるのも良いでしょう。
基本的にはかつらの日本髪に合わせますが、地毛結いや新日本髪に合わせるケースもあります。

かつら以外で角隠しを使用したい場合は、スタイリストに確認すると良いでしょう。

2つ目は綿帽子です。
綿帽子は頭にふんわりと被るものですが、実は白無垢のみに合わせられるアイテムです。
一度は被りたいと憧れる方が多いアイテムの一つです。
顔が少し隠れるため、より奥ゆかしい印象になるでしょう。

3つ目はかんざしです。
伝統的な日本髪ではかんざしといった髪飾りが決められていることもあります。
特に、べっ甲の髪飾りはより美しい印象を与えるでしょう。

4つ目は生花です。
洋髪と胡蝶蘭を組み合わせるスタイルは、白無垢に合わせるスタイルの中でも人気が高くなっています。
華やかでありながらも、白無垢の奥ゆかしい雰囲気を邪魔しません。

また、枝や木の実も和装によく合うアイテムです。
色味をおさえることで、派手になりすぎないでしょう。

5つ目はドライフラワーです。
生花ではなく、ドライフラワーを飾るとよりおしゃれな印象になります。
たくさんのドライフラワーをカチューシャのように飾るのも良いでしょう。
ブーケと花材を合わせることで、統一感が生まれます。

6つ目は金箔・銀箔です。
髪に金箔を散らすことで一気に和の雰囲気になります。

一方で、銀箔にすると透明感がプラスされます。
涼やかでまるで雪のような雰囲気に仕上がるでしょう。

7つ目は水引です。
水引を使った髪飾りもおすすめのアイテムです。
水引は自由自在に曲げられるため、さまざまなアレンジに使えるでしょう。

8つ目はつまみ細工です。
つまみ細工のヘッドドレスは、非常に美しい印象を与えます。
白無垢の清楚なイメージにぴったりのアイテムと言えるでしょう。
特に、鶴のつまみ細工は結婚式にぴったりのおめでたい髪飾りです。

□白無垢をよりおしゃれに!着こなし方のポイントとは?

最後に白無垢をよりおしゃれに着こなすポイントをご紹介します。
着こなしを工夫することでより美しい白無垢姿を実現しましょう。

1つ目は白無垢に洋髪を合わせることです。
白無垢には和髪が基本ですが、最近は洋髪と合わせるスタイルも人気です。
洋髪は髪型そのものの自由度が高いため、様々な装飾品と合わせられます。

また、お色直しで着るドレススタイルを考慮した髪型を作れるため、着替えの時間を短縮できるといったメリットもあります。

2つ目は小物類にアクセントカラーを取り入れることです。
白無垢は全て白で統一するのが基本ですが、部分的にカラーを取り入れることでよりモダンに印象に仕上がります。
白無垢に華やかさをプラスしたい方におすすめです。

3つ目はネイルにワンポイントを入れることです。
ネイルにラメやストーン、パールなどワンポイントを入れることで白無垢の美しさをより引き出せます。

また、さりげない華やかさも演出できるためおすすめです。
ネイルの色は白やベージュ、ピンクなど白無垢に馴染むカラーが良いでしょう。

□まとめ

今回は白無垢の概要や、白無垢に合わせる前髪あり・なしのヘアスタイルなどについてご紹介しました。
白無垢は婚礼衣装の中でも最も格式が高い衣装です。
白無垢には基本的に和髪を合わせますが、前髪ありの場合は、可愛らしい印象を、前髪なしの場合は綺麗な印象を与えます。

また、白無垢に装飾品や髪飾りを合わせることで、白無垢の美しさをより引き立たせられるのです。
結婚式の前撮りを検討されている方は、ぜひMai BRIDEまでお問い合わせください。

ウェディングドレスの着こなし方法とは?前髪によって与える印象とは?

結婚式をイメージする際に多くの女性が迷うのが和装にするか洋装にするかというポイントではないでしょうか。
和装と洋装のどちらを選択するかによって式の内容や、参列可能なゲストの人数も変わってきます。
そこでこの記事では洋装に焦点を当てて、ウェディングドレスについて解説します。
ウェディングドレスの着こなし方や、ウェディングドレスに似合う髪型、前髪によって与える印象などをご紹介します。
ウィディングドレスの着用を予定されている方や、和装と洋装のどちらにするか迷っている方もぜひご覧ください。

□洋装の種類とは?

洋装の結婚式は教会や結婚式場に併設されたチャペルで行うのが一般的です。
バージンロードを歩いたり、誓いの言葉を述べたりなど憧れの挙式スタイルを実現できます。
そもそもはキリスト教徒のための施設であるため、場所によっては使用にあたって条件があったり、事前に講習を受ける必要があったりします。

そんな洋装の結婚式に着用するのはウェディングドレスやお色直しのカラードレスが一般的です。
最近はウェディングドレスのみで式から二次会まで通す方もいらっしゃいます。
とにかく費用を抑えたい方は洋装を検討すると良いでしょう。

また、ウェディングドレスからカラードレスへのお色直しは時間を短縮できるといったメリットもあります。
カラードレスに着替えて、ヘアメイクを変更するだけであるため、ゲストをおもてなしする時間を大切にしたいとお考えの方は、洋装がおすすめでしょう。

一方で、せっかくの結婚式ですから、和装と洋装どちらも着たい方は和装を先に着るのが一般的です。

□ウェディングドレスの選び方

ウェディングドレスを選ぶ際の大きなポイントは「雰囲気」、「デザイン」、「会場との相性」の3つです。

自分が好きと感じる雰囲気や、自分に似合うデザイン、会場との相性も考慮すればより素敵な結婚式となるでしょう。
以下では、ウェディングドレスを選ぶ際のポイントをさらに細かく解説します。

*雰囲気

まずは、どんな雰囲気の花嫁になりたいかを考えます。
可愛い、大人っぽい、ナチュラルなど好きな雰囲気を見つけましょう。
花嫁たちが憧れるさまざまな雰囲気からしっくりくるものを選ぶと良いでしょう。

プリンセスのような可愛い花嫁になりたい方は、華やかさの中に程よい甘さを効かせたドレスがおすすめです。
ロマンチックなデザインのドレスが人気を集めています。
シルエットが美しく、格別の存在感を放つため夜景での前撮りもおすすめです。

飾りすぎず自然体が良いとお考えの方は、ナチュラルなドレスがおすすめです。
肩の力を抜いたエフォートレスなドレスは、少人数婚や家族だけの結婚式にも映えるため人気が高まっています。

より綺麗な印象に仕上げたい方は王道の美しさをアピールできるクラシカルなドレスがおすすめです。
シンプルでありながらもより上質な雰囲気を演出できます。

大人っぽい印象に仕上げたい方は、エレガントなドレスがおすすめです。
360度どこから見てもオーラを放てるため、主役としての存在感をアピールできるでしょう。

個性的な印象に仕上げたい方は、抜け感や小技が効いたスタイリッシュなドレスがおすすめです。
個性やセンスが光る、洗練された雰囲気を演出したい方にぴったりでしょう。

*デザイン

自分に似合うドレスを見極める際のポイントの一つに、体型に合ったデザインを選ぶことが挙げられます。

例として、首の短さでお悩みの方は、Vネックで縦のラインを印象付けると良いでしょう。
また、ピスチェで空間を持たせるのもおすすめです。

身長が低くてもバランス良く見せたい方は、ハイウェストや装飾で高い位置にポイントを作ると良いでしょう。
視線を上に集めることでよりスタイルが良く見えます。

*会場との相性

ドレスと会場との雰囲気がマッチしていれば、花嫁の美しさもより引き立ちます。
また、前撮りやフォトウェディングを考えている方は、ロケーションに映えるドレスを選ぶと良いでしょう。

例として、自然光が差し込む明るい会場であれば、光を通して透け感が高まる素材のドレスと着用すると良いでしょう。
ふわふわとしたスカートや袖が柔らかい印象を与えるドレスであれば、光に包まれてより存在感を放てます。

また、屋外や開放感のある会場では、スレンダーやエンパイアなどのナチュラルなドレスが良いでしょう。
動くたびになびく素材のドレスを着用することでより爽やかな印象を与えられます。

□洋装に合わせる髪型とは?

*ロング・ミディアム

ロング・ミディアムのヘアスタイルの中で圧倒的に人気なのがローシニヨンです。
ローシニヨンは耳下や襟足など低めの位置で髪の毛をまとめるスタイルです。
特に、抜け感を持たせたスタイルの人気が高く、シーンを問わず映えるのも人気の理由の一つです。

*ボブヘア

ボブヘアで人気のアレンジはプチボニーです。
後ろで一つに結ぶことでシルエットに動きが生まれ、横顔や後ろ姿のアクセントになります。
後れ毛をゆるく結び、リボンを結べばさらにドレス映えするでしょう。

*ショートヘア

ショートヘアの場合は、毛先を少し遊ばせるだけでより軽やかな印象になります。

一方で、タイトにまとめるとかっこいい仕上がりになります。
インパクトのあるヘッドドレスやイヤリングと合わせることで、より華やかでおしゃれな印象になるでしょう。

□前髪によって与える印象について

1つ目は斜め分け前髪です。
ウェディングフォト撮影でも王道の前髪であり、きっちり分けるとより清楚な雰囲気になります。
また、ゆるいウェーブをつければ柔らかい雰囲気に仕上がります。

2つ目はぱっつん前髪です。
ぱっつん前髪はガーリーな印象を与え、重めにすることでよりキュートに仕上がります。
また、透け感のあるシースルーバングにすれば垢抜けた印象になるでしょう。

3つ目はセンター分け・オールバックです。
センター分けやオールバックによっておでこを出すスタイルにすると上品な雰囲気になるでしょう。
前髪がシンプルなため、大きめのアクセサリーやティアラもよく映えます。

□ウェディングドレスの着こなしポイントをご紹介!

最近は、一般的な結婚式と異なる、型にはまらない自由なスタイルのカジュアルウェディングの人気も高まっています。
そんなカジュアルウェディングでは、ウェディングドレスの自由度もさらに広がります。
以下では、ウェディングドレスの着こなしをご紹介します。

1つ目はセパレートタイプのドレスです。
カフェやゲストハウスでのウェディングを選ぶことが多いカジュアルウェディングでは、セパレートの動きやすいドレスが人気です。

2つ目はカシュクールのウェディングドレスです。
カシュクールのドレスと着用すれば女神のような印象を与えられます。
女性らしいエレガントさがありながら、カジュアルシーンにぴったりでしょう。

3つ目はサッシュベルトです。
カジュアルウェディングでも正統派のウェディングドレスを着たいといった方は多くいらっしゃいます。

そんな方は、サッシュベルトを使用すると良いでしょう。
ベルトを巻くだけで、一気にカジュアルさを演出できます。

□まとめ

ウェディングドレスの着こなし方や、ウェディングドレスに似合う髪型、前髪によって与える印象などをご紹介しました。
洋装に合わせる髪型はさまざまな種類がありますが、それぞれ与える印象が異なります。
そのため、演出したい雰囲気を考えた上で、髪型を考えましょう。

また、前髪によっても印象は大きく変わるため、前髪にもこだわることでより素敵な印象を与えられるでしょう。
結婚式の前撮りをお考えの方は、お気軽にMai BRIDEにご相談ください。

フォトウェディングの時期を決めるポイント!季節ごとの魅力とは?

結婚式のスタイルの1つであるフォトウェディングは、撮影スタイルやプランが多様化しています。
挙式と同時にフォトウェディングを行うことも可能です。
晴れの結婚衣装姿を、様々な演出方法で再現できることから、自分らしい作品を残すことができます。
今回は、フォトウェディングのロケーション撮影のおすすめの時期や注意点について紹介します。

□フォトウェディングとは?

フォトウェディングとは、結婚式のスタイルの1つで、結婚式の代わりに行う写真撮影です。
従来、結婚式は日頃お世話になっている皆様を招待して、感謝の気持ちを伝えるのが一般的でしたが、昨今さまざまなスタイルの結婚式が行われるようになってきました。
フォトウェディングは、新郎新婦のお二人や親族で行うことが多いのが特徴です。
結婚式は行わないけど、結婚の思い出は形に残しておきたい、というカップルにおすすめです。

フォトウェディングのメリットは、費用が抑えられることと、記念に残る作品を残せることです。
一般の結婚式の準備に比べ、招待客が少ないため、費用が抑えられます。
新郎新婦の予定だけで日取りが決められるため、自分達の予定に合わせてスケジュールを合わせられるのもメリットです。

また、スタジオ撮影だけでなく、チャペルや思い出の地といったロケーションでの撮影も可能です。
大好きなペットと一緒の撮影ができ、一般の結婚式では撮影できない写真が実現できることも人気の1つです。

フォトウエディング用に撮影した写真は、さまざまな用途に活用できます。
結婚報告や友人へのお披露目、年賀状などの用途が一般的です。
また、暑中見舞いにも使っていただけるでしょう。

□「ロケーション撮影」の特徴

結婚式は人生に一度の大イベントです。
フォトウェディングには「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」の2種類があります。
スタジオ撮影を思い浮かべる方が多かったと思いますが、スタジオを抜け出して屋外で撮影できます。
今回は、ロケーション撮影に絞って詳しく解説します。

ロケーション撮影は屋外で撮影する方法です。
四季を通して、その季節ならではの自然の美しさの中で撮影をすることができるので、ロマンチックな雰囲気の写真に仕上がるのが魅力です
また、意外性のある写真を撮ることができるのも、ロケーション撮影のメリットの1つです。
自分らしさを表す作品を作り上げられ、一生の思い出に残る写真となるでしょう。

ロケーション撮影のおすすめのスポットについて紹介します。

*チャペル

多くの女性が憧れるチャペルで、神聖な空間に囲まれながら撮影できます。
挙式を上げなくても、結婚式らしさが記念に残るため人気のスポットです。

*ドレスで緑に囲まれたガーデン

自然の光りに包まれた緑豊かなガーデンもおすすめです。
緑と純白ドレスとのコントラストが美しく、思い出に残るシーンを演出できます。

*和装が似合う日本庭園

日本の伝統衣装である和装は一度は着てみたいものですよね。
自然が感じられる庭園や寺院で、記憶に残る一枚が撮れます。
好みの季節に合わせた撮影も可能で、人気なのは桜が咲き誇る春の時期です。
空に舞い上がる花びらと共に幻想的な作品が出来上がります。

□フォトウェディングの時期・季節を決めるポイント

フォトウェディングには、様々な用途があります。
挙式をする上で前撮り・後撮りとして活用される方や、挙式をするに撮影だけ行う方など様々です。
結婚式の前撮りであれば、挙式日より2〜3か月前のタイミングに撮影を行うのが最適でしょう。
フォトウェディングを行う時期を決めるポイントとして、「予約が取りやすい時期を選択すること」「早めの予約を心がけること」「風景にマッチした時期を選ぶこと」などが挙げられます。

一般的に予定が取りやすい時期とされているのは、1〜3月、6〜9月です。
繁忙期と比較して費用が抑えられたキャンペーンが行われる可能性もあります。
季節にこだわりのない方や、天気に影響されたくない方におすすめです。

ロケーション撮影でおすすめの時期は、春と秋です。
暑すぎず寒すぎないため、ヘアメイクが崩れにくいことも魅力的です。
洋装は露出が多く、薄手なものが多いため寒い時期には向いていません。
華やかな緑や紅葉と真っ白なウェディングドレスとのコントラストを楽しめます。
一緒に撮りたい対象を決めておくと、撮影を希望する時期も決まりやすくスムーズです。

□フォトウェディングは挙式当日?前撮りと後撮りどちらがおすすめ?

挙式と同時にフォトウェディングを行う場合、挙式の前に行うか、後に行うかどちらが良いのでしょうか。
ここでは、フォトウェディングを挙式当日に行う場合と前撮り・後撮りの場合それぞれのメリットを紹介します。

*挙式当日と同時に行うメリット

準備が一回で済むのが最大のメリットと言えます。
また、挙式会場を利用したスタジオ撮影ができ、ロマンチックな雰囲気を演出できます。
また、挙式の様子もフォト撮影をして記念に残すことが可能です。
新郎新婦だけでなく、親族と一緒に写真撮影を行えます。

*前撮り・後撮りで行うメリット

挙式とは別のウェディング衣装で写真撮影ができます。
挙式でウェディングドレスを着用した場合には、前撮り・後撮りで和装を着用できます。
挙式とは別のロケーションで撮影ができることもメリットとして挙げられます。
挙式当日だとバタバタしてしまいますが、スケジュールの余裕を持って行うことが可能です。
休みが取れたタイミングや都合のよい時にフォトウェディングを行えばよいので、十分な事前準備が可能です。

□フォトウェディングを行う際の注意点とは?

1つ目は、価格だけで決めないことです。
価格だけでフォトウェディングのプランを決めると、満足のいく撮影内容でない時、後悔することになりかねません。
また、和装や洋装など、プランによって衣装が異なるため、事前にどのような衣装で撮影したいのか考えておく必要があります。

申し込んだ後に「手に入れられるデータが少ない」「衣装のバリエーションが少ない」といった問題が多くみられます。
フォトウェディングは一生の思い出に残る大切なイベントです。
価格も重要ですが、決して価格だけで決めないようにしましょう。

2つ目は、衣装や小物などの持ち込みが可能か確認しておくことです。
衣装などの持ち込みをする場合、追加料金がかかるところもあります。
自分達らしい作品を残したい場合には重要な項目なので事前に確認しておきましょう。

3つ目は、ヘアメイクの仕上がりイメージを伝えておくことです。
憧れの衣装を身につけて写真を撮影する訳ですから、ヘアメイクも重要です。
ヘアメイクに関しては、どのような雰囲気の髪型にしたいのかを考えた上で伝えるようにしましょう。

□まとめ

フォトウェディングを行う季節選びのポイントと、おすすめの季節を紹介しました。
春や秋は気候という側面から見ると非常に人気です。
人気な季節での撮影をしたい方は半年前から、遅くても3ヶ月前から準備を始めていれば安心ですので、早い時期から用意することを意識してくださいね。
撮影場所から時期、衣装までいちからつくりあげ、イメージや理想を超えるような最高のショットを残しましょう。

Mai BRIDEでは、非常に多くの衣装を取り揃えております。
何か気になることや分からないことなどあれば、お気軽にお問い合わせください。

色打掛に似合う体型とは?自分に合ったスタイルを見つけよう!

結婚式や前撮りで和装を考えている花嫁で、色打掛の自分に似合う判断基準がよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
また、色のバリエーションが豊富すぎて選ぶときに迷ってしまいますよね。
実は、色打掛は色や柄だけでなく、体型や骨格、小物とのバランスで選ぶことがポイントです。
今回は自分にぴったりな色打掛の見つけ方について解説します。

□色打掛の基礎知識

色打掛とは、白以外の打掛を総称したもので、柄や色が入っている華やかな和装衣装です。
その歴史は室町時代の中期からとされています。
武家の女性が着ていた着用物で、格式の低い着物とされていました。
しかし、江戸時代になると、裕福な町娘の間で色打掛が主流の衣装となり、礼服として認識されるようになっていきます。

現代では、色打掛は白無垢と同格の婚礼衣裳とみなされています。
ただ、色打掛を着た後には白無垢を着用できないというルールがあります。
これは、色打掛が「嫁ぎ先での生まれ変わり」を意味しているためです。
和装を検討している方は、婚礼衣装の着用ルールに注意しましょう。

色打掛の特徴として挙げられるのが、刺繍・箔・螺鈿などの装飾品の細工の豪華さです。
白無垢にはない豪華絢爛で華やかさを演出できます。

□色打掛に似合う体型って?

ここでは色打掛を「クールな印象」と「あたたかい印象」の2つに分けてそれぞれどのような体型が似合うのかご紹介します。

*クールな印象の色打掛に似合う体型

青みがかったうすだいだい色で顔の輪郭が細めの方が似合います。
凛とした涼しげな印象に仕上げられるでしょう。

細身で身長が高い方ははっきりとした原色、丸みのある体型で身長が高い方はくすんだ色がおすすめです。
身長が低い方は全体的に明るめの色のものを選ぶと良いでしょう。

*あたたかな印象の色打掛に似合う体型

黄身がかったうすだいだい色で顔の輪郭が丸みを帯びている方が似合います。
優しく可愛らしい印象に仕上がります。
細身で身長が高い方は深めの暖色、丸みのある体型で身長が高い方は渋みのある暖色がおすすめです。

□骨格タイプ別似合う色打掛

色打掛という名称から、色を重視して選ぶべきだと考えがちかもしれません。
ただ、色打掛は多色使いなため、全部似合う色の打掛ってなかなかありません。
そこで重要なのは、骨格に合わせた柄の選定です。
柄の大きさや柄域など、色ではなく柄に注目するのも1つの選定方法です。

ここでは、骨格のタイプ別に似合う色打掛について紹介します。
骨格タイプは「ストレート・ウェーブ・ナチュラル」の3つです。

*骨格ストレートの場合

骨格ストレートは、バストやヒップ位置が高く、立体的なメリハリボディが特徴です。
きちんと感のある柄スタイルが得意で、「規則的なもの」や「直線的なもの」が似合います。
また、大きめの柄が施されているものもおすすめです。

*骨格ウェーブの場合

骨格ウェーブは、華奢で柔らかな脂肪の質感をお持ちで腰の横張りが強く、女性らしいボディが特徴です。
「曲線的な柄」や「小さめの柄」が華奢で曲線的な骨格とバランスが取れていて似合います。

*骨格ナチュラルの場合

骨格ナチュラルは、手足が長く関節が大きくしっかりしていることから、スレンダーボディーが特徴です。
無造作でカジュアルな柄スタイルが得意です。
「自然をモチーフとした柄」や「幾何学柄」が似合います。
また、大きめの柄が施されているものもおすすめです。
スタイルダウンして見えがちな和装姿も骨格に合わせて選ぶことで、理想の花嫁姿を演出できます。

□自分に似合う色打掛の選び方とは?

色打掛を選ぶ際、色や柄、骨格だけでなく、小物づかいのバランスも合わせて選ぶ必要があります。

婚礼における色打掛の基本となる小物には、「掛下・半襟」があります。
掛下は色打掛の下に着る着物で、無地が基本で、色のバリエーションは豊富です。
半襟は長襦袢の襟に縫い付けるもので、刺繍や色柄が入っていたりします。

そのほか身につける小物は、「懐剣、はこせこ、末広、抱え帯、帯締め」の5点です。
これらは同じ色、素材でセットになっています。
この小物セットの色選びは色打掛の印象を左右するでしょう。

色打掛のメインカラーと合わせた同系色の小物で揃えると、統一感が出て調和のとれたイメージに仕上がります。
色打掛の主要カラーと反対色の小物をアクセントに加えるのもいいでしょう。
襟元にアクセントカラーを入れると、顔周りを引き締めてくれます。

小物だけでなく、顔の雰囲気に合わせたカラー選びも重要です。
日本らしいイエロー系やオークル系の肌色には、赤の色打掛が似合います。
赤が選ばれることが多い理由は、肌色が大きく関係しています。

色打掛は帯をしないことから背中に色柄が配置されている場合が多いため、試着をするときは正面だけでなく、後ろ姿も必ず目視で確認することをおすすめします。
実際、挙式中も後ろ姿を見られる場面は多いからです。
鏡では後ろ姿が見えにくい場合には、写真を撮って確認することをおすすめします。

□色に込められた意味とは?

色打掛の色を選ぶ際に、色の意味を知ると見方が変わり、選択の幅が広がるかもしれません。
ここでは婚礼衣装に選ばれることの多い「赤・金・ピンク・青・黒」の人気の5色について紹介します。

人気の高い王道カラーといえば「赤」です。
赤は生命や太陽を象徴する色で、古来より魔除けの力があるとされてきました。
また、赤は血の色であることから、「嫁ぎ先の色に染まる」という意味も込められています。
鮮やかな朱赤をはじめ、落ち着いた茜色まで豊富なバリエーションがあります。
日本人の肌色に合う色なので、迷ったときにはまずは赤を試着してみるといいでしょう。

「金」は高貴や神聖といった意味合いが込められており、大変おめでたい色です。
昔から貴重な存在であった金は、縁起のいい色であるため、婚礼衣装に多く取り入れられています。

「ピンク」は愛情を象徴しているとされています。
挙式にふさわしい色です。
実際に着用すると、顔を明るく見せてくれる効果もあります。
春を連想させる色でもあるため、新しい人生を始める花嫁に適しています。
ピンクは柔らかい印象に仕上げられるため、赤だと印象が強すぎるという方におすすめです。

「青」は高潔・純潔など清らかなイメージを持つ色です。
挙式では「サムシングブルー」という何か青いものを身につけていると幸せになれるという言葉もあります。
大人の女性には濃い青や紺色がよく似合います。

「黒」は「嫁ぎ先以外の色には染まらない」という決意を表す色です。
武家の娘の正装だった由縁があることから、格式が高く、凛とした美しさを演出できる色です。
シンプルな黒地でも、小物やで色を加えるとおしゃれ感も高まります。
おしゃれな着こなしを楽しみたい大人の花嫁に人気な色です。

□まとめ

裾が長く華やかで、手の込んだ色柄が施された美しい色打掛は、白無垢と同様に花嫁しか着られない特別な婚礼衣装です。
日頃から和装に親しんでいないと、自分一人で判断するのは難しいものです。
第三者の客観的な感想にも耳を傾けましょう。
似合う色打掛が見つかったら、小物とのコーディネートも楽しんで、自分らしいスタイルの完成を目指しましょう。
Mai Brideでは、様々なサイズやデザインの衣装を数多くそろえています。
衣装のレンタルをお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。
あなたに合った素敵な衣装が見つかることを祈っております。

フォトウェディングでおすすめの小物とは?

近年、フォトウェディングで小物・小道具を使って撮影するカップルが増えています。
撮影スタイルも多様化しており、自分らしさを演出したいというニーズが増大しています。
小物を使うことでユーモアのある構図や、華やかな写真が実現できます。
「どんなポーズをとったらいいのかな?」と迷ったときにも、小物は心強い味方です。
今回は、フォトウェディングでおすすめの小物や撮影までの注意点、撮影スタイルについて紹介します。

□フォトウェディングの衣装の種類

フォトウェディングで使用される服装は大きく3パターンに分けられます。
ここでは、代表的な3パターンの衣装についての情報をざっくりと解説いたしますので、参考にしてみてください。

*洋装コーデ

洋装コーデとは、「ウェディングドレス」や「カラードレス」「タキシード」が当たります。
花嫁が憧れる王道のスタイルと言えます。
ウェディングドレスのようにボリュームたっぷりの主役ドレスを一度は着てみたいですよね。

新婦の洋装コーデであるウエディングドレスやカラードレスには、形や色、柄など豊富なバリエーションが揃っています。
ウエディングドレスの種類は「Aライン・プリンセスライン・マーメイドライン・スレンダーライン・エンパイアライン」などがあります。
自分の体型に似合うウェディングドレスとは、気になる箇所をカバーしながら、より美しいシルエットを作り上げてくれるものです。

どのようにドレスを選べば良いか分かりにくいですよね。
予算や理想のイメージ、体型カバーしたい部分を事前に決めておくことが重要です。
全身のバランスだけでなく、デコルテラインや袖の形、コサージュの位置も意識して、似合うドレスを探しましょう。

*和装コーデ

フォトウェディングで根強い人気を誇るのが和装コーデです。
和装コーデとは「白無垢」「色打掛」「紋付袴」などの伝統的な婚礼衣装のことです。
日本ならではの婚礼衣装は厳かで格式の高い雰囲気を演出できます。

日本の婚礼衣装で最も格式が高いとされているのが白無垢です。
豪華な柄刺繍や白無垢の素材感がフォトウェディングの撮影場面でもかなり映えます。
全身白に染まる白無垢だからこそ、小物で差し色を入れるとオシャレ感を演出できます。

個性豊かな色柄を選ぶことができる色打掛も人気の高い和装衣装です。
白無垢と違い、打掛に入っている柄や刺繍から好みの色打掛を選ぶという楽しみ方もできます。
色打掛に入っている柄の多くは吉祥文様と呼ばれる縁起の良い柄や、季節の花を取り入れたものが人気です。

*カジュアルコーデ

近年流行を見せているフォトウェディングのスタイルとしてカジュアルスタイルの存在も忘れてはいけません。
私服やフォーマルな服装を着て、自分達らしい雰囲気のフォト撮影を楽しむスタイルです。
スポーツ観戦が好きなカップルが揃いの特別ユニフォームを制作して着用するパターンもあります。
自分達らしい個性を出した写真を残したい方におすすめです。

カジュアルな衣装を選べることで、動きやすくロケーション撮影に行きやすいのも魅力です。
真っ白なウェディングドレスにデニムを合わせたカジュアルドレスコーデや、柄シャツとウェディングドレスを合わせたビンテージスタイルなどが人気です。


□洋装に合わせた小物

1つ目は、赤い糸です。
ふたりの運命の赤い糸を、撮影でリアルに再現できるアイテムです。
赤い糸に針金を通してDIYできるのも人気の理由の一つです。
ウェディングドレスやカラードレスなどの洋装には「LOVE」の赤い糸がしっくりきそうですね。

2つ目は、フォトプロップスです。
フォトプロップスとは、台詞付きの吹き出し・帽子などのモチーフがついた棒のことを言います。
人気なものは、無料テンプレートが配布されているため、簡単に手作りが可能なアイテムです。

3つ目は、ウェディングフラッグです。
木の棒に文字が書かれた布を巻いて垂らした「旗」のことを言います。
「Bast Day Ever(人生最高の日)」と書かれたウェディングフラッグを持って後ろ向きショットが流行っています。

4つ目は、オブジェです。
特に人気のオブジェは、LOVEオブジェやイニシャルオブジェです。
通販や100円均一などで簡単に購入できるため、自分好みのデコレーションを施すことが可能です。
2人のイニシャルオブジェを取り入れることによって、簡単に特別感が出る写真を撮影できます。

5つ目はリングピローです。
チャペルで模擬結婚式をイメージしたり、フォトウェディングと一緒に挙式も計画する場合にはぜひ用意をおすすめします。
婚約指輪、結婚指輪ともにオーダーから納品まで1カ月はかかるため、早めに準備をしましょう。

□和装に合わせた小物

1つ目は、和傘です。
竹や和紙で作られた和傘は和装にピッタリです。
色柄も豊富なので、購入する場合には着物と合わせるのもおすすめです。
ふたりで相合傘ショットなんていうのもステキですね。

2つ目は、扇子プロップスです。
扇子に好みの造花や飾りを貼りつけたり、文字を書いたりして使います。
扇子プロップスには漢字やひらがななど、日本語を書くと和の雰囲気が一層アップ。
いろいろなポーズで使えるので、ぜひ好みの扇子プロップスを用意したいですね。

3つ目は、和風ブーケです。
洋装コーデに連想されがちなブーケですが、和装に合わせた和風ブーケも注目されています。
丸いピンポンマムやダリアなど和風の花を使ったり、和の生地や組紐、水引を使ってアレンジした和風ブーケは、着物によく似合います。

□フォトウェディングの注意点とは?

1つ目は、プランの内容を事前に確認しておくことです。
和装や洋装など、プランによって衣装が異なるため、事前にどのような衣装で撮影したいのか考えておく必要があります。
特に確認しておきたいことは、写真データはどれくらいで手に入るのか、衣装は何着含まれているのか、アクセサリーや小物はプランの料金に含まれているのかなどです。

2つ目は、衣装やヘアメイクを確認することです。
憧れの衣装を身につけて写真を撮影する訳ですから、自分が好みのデザインの衣装がそろっているか気になりますよね。
後悔しないためには事前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。
また、ヘアメイクに関しては、どのような雰囲気の髪型にしたいのかを考えた上で伝えるようにしましょう。

3つ目は、ブライダルフォトの使い道を決めておくことです。
記念に残すために撮影するとお考えの方が多いかと思います。
しかし、前撮りを行うメリットには、日頃お世話になっている方へのご報告用や友人へのお披露目、両親へのプレゼント用などに完成した写真を活用できることが挙げられます。

撮影前の事前準備として、緊張がほぐれるように事前に撮影者とコミュニケーションをとることをおすすめします。
緊張して表情がかたくなってしまうと、満足できる写真を撮影できない可能性もあります。

□まとめ

今回は、フォトウェディングの基礎知識やアイテム選びのポイント、撮影に関する注意点について詳しく解説しました。
この記事があなたのお悩みを解決出来ていると幸いです。
Mai BRIDEでは、様々なサイズやデザインの衣装を数多くそろえています。
衣装のレンタルをお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。
この記事を参考にして、ぜひ貴重なフォトウェディングを成功させてくださいね。

フォトウェディングは入籍前?入籍後?理想のタイミングとは?

一生で大切なイベントである結婚式、お二人の特別な時間を記録するフォトウェディングは近年注目を集めています。
撮影するタイミングによって、種類や呼び方が異なるのをご存知でしょうか。
今回は、フォトウェディング、前撮り、後撮りの違いやそれぞれのメリットについて詳しく紹介します。
参考になれば幸いです。

□フォトウェディングの種類について

フォトウエディングとは、結婚式のスタイルの1つで、結婚式の代わりに行う写真撮影です。
従来、結婚式は日頃お世話になっている皆様を招待して、感謝の気持ちを伝えるのが一般的でしたが、昨今さまざまなスタイルの結婚式が行われるようになってきました。
細かい部分までプロがチェックをしながら撮影するので、モデルのような写真を残すことが可能です。
結婚式は行わないけど、結婚の思い出は形に残しておきたい、というカップルにおすすめです。

また、フォトウェディングには「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」の2種類があります。

*スタジオ撮影

あらかじめセッティングされたスタジオで屋内で撮影を行う方法です。
天候の影響を受けないため、撮影のタイミングをお二人のスケジュールに合わせて決められます。
撮影日は丸1日、予定を空けておく必要があります。

*ロケーション撮影

ロケーション撮影は屋外で撮影する方法です。
四季を通して、その季節ならではの自然の美しさの中で撮影をできるので、ロマンチックな雰囲気の写真に仕上がるのが魅力です
また、意外性のある写真を撮ることができるため、自分たちらしい作品ができ、一生の思い出に残る写真となるでしょう。

ロケーション撮影として選ばれる人気のスポットは、基本的に美しい景色や四季折々の景色を楽しめる場所です。
ここでは、ロケーション撮影のおすすめのスポットについて紹介します。

1. ビーチ・海

主に洋装が楽しめる撮影スポットです。
太陽の光が白い砂浜と白いドレス、透き通った海に反射して美白効果が倍増します。
海は和気あいあいとした雰囲気で撮影でき、自然な笑顔を引き出せる最高のロケーションです。
特に人気リゾート地の沖縄では、海外のようなビーチフォトが撮影できる場所として人気があります。

2. チャペル・結婚式場

和装・洋装どちらも楽しめる撮影スポットです。
フォトウェディングのみの結婚式を考えている方にとっては、挙式体験ができる唯一の機会です。
結婚式本番とは違う衣装でフォトウェディングを楽しみたい方にもおすすめです。

3. 街の風景

都会の景色や並木の街道を背景にするロケーション撮影が近年注目されています。
何気ない街の風景の中で、華やかな衣装を着た二人は非日常感を演出できるでしょう。

4. 2人の思い出の場所

思い出の場所でロケーション撮影を行いたいというカップルは多くいます。
スタジオ撮影にはない大きな魅力と言えます。
場所によっては撮影が難しい場合や予約が必要な場合があります。
実施する際には、事前の下調べや、撮影プランの問い合わせが必要です。

□前撮り・後撮りの違いについて

前撮りとは、名前の通り、結婚式前に撮影を行うもので、結婚式・披露宴を上げる前提の写真撮影です。
前撮りをする場合、撮影した写真は結婚式で活用する目的であることがほとんどです。

後撮りとは、結婚式の後に撮影するもので、結婚式・披露宴の開催が前提の写真撮影です。
後撮りの場合、費用を貯めてから撮影でき、スケジュールを急がなくて良いため、自分たちのペースでおこなえます。
また、挙式当日の写真が満足いかなかった場合に、再び撮り直せます。

フォトウェディングと前撮りや後撮りと異なるポイントは、結婚式・披露宴の開催の有無です。
フォトウェディングは写真だけの結婚式というスタイルです。
一般的には、新郎新婦2人で行うものですが、最近は親族を招待したり、新婚旅行を兼ねてリゾート地でフォトウェディングを楽しむカップルもいます。

□前撮りのメリット

1つ目は、入籍報告に前撮りで撮った写真を使えることです。
今や入籍報告は当たり前にSNSで行われる時代です。
なんとなく二人で自撮りした写真より、プロの方にとってもらった写真の方が、目に止まり伝わりやすくなります。
入籍報告以外にも挙式当日のプレゼントや年賀状に活用できます。

2つ目は、親族に喜ばれることです。
結納や入籍のご報告の際に、前撮りした写真をアルバムで持参すると親族で盛り上がること間違いなしです。
娘・息子の晴れ姿を見るのは成人式ぶり、なんてご両親もいらっしゃるかと思います。
立派に成長した姿を見せることで、感謝を伝えることができます。

□後撮りのメリット

1つ目は、結婚式で満足いかなかったシーンやポーズを再現できることです。
挙式当日の撮影は、式場内での撮影であるため場所が限られていたり、時間的な制約も大きいと思います。
そのためカット数が少なく、写りが悪かったり、したかったポーズができなかったなんてことが起こりかねません。
後撮りでは、後悔のある部分を再度撮影できるため、よりお気に入りのショットを残せるでしょう。

2つ目は好きな季節を選べることです。
結婚式の日取りは、ゲストのスケジュール次第で時期が決まってしまうこともあります。
前撮りをするにしても、結婚式を基準にして決めるため、希望する季節に撮影できないことがあります。
しかし、後撮りを行えば、結婚式の時期に関係なく、時間的な余裕を持って撮影時期を決められます。

3つ目は、ハネムーンを兼ねて撮影できることです。
ハネムーン先でも撮影できるのも後撮りのメリットです。
ハネムーンで有名観光スポットを訪れる場合には、おしゃれで映えた写真を残せるでしょう。

□婚約期間中に撮るエンゲージメントフォトとは?

エンゲージメントフォトとは、プロポーズを受けてから結婚式までの期間に行う撮影のことです。
欧米では婚約した後に、エンゲージメントフォトを行うのが一般的でした。
近年では日本国内でもおしゃれカップルを中心に普及し始めています。

フォトウェディングとエンゲージメントフォトは、撮影時の服装がフォーマルかカジュアルかに大きな違いがあります。
フォトウェディングは、結婚式で着るウェディングドレスとタキシードなどのフォーマルな装いで撮影をおこないます。
一方でエンゲージメントフォトは、普段着やワンピースなどカジュアルな装いで撮影を行います。

服装もメイクも自由なエンゲージメントフォトでは、映画の登場人物になりきって撮影できます。
お二人が好きな映画のワンシーンを再現するのも素敵ですよね。

結婚式の日程が未定でも活用できるタイミングがあるかもしれないと、記念に撮る方も多いようです。
また、結婚式当日のウェルカムボードやムービーに利用できるのも人気の理由です。

□まとめ

今回は、フォトウェディングの撮影方法について詳しく紹介しました。
前撮りは写真データを活用できるところ、後撮りは結婚式の写真の後悔をカバーしてくれるところにメリットがあります。
撮影のタイミングについてはお二人で話し合って決めることをおすすめします。

フォーマルなフォトウェディングと違って、日常の一部を切り取ったような撮影ができるのがエンゲージメントフォトの特徴です。
自然体のお二人の姿を写真に残すことができるでしょう。
フォトウェディングについて、お悩みの方はぜひ1度 Mai BRIDEにご相談ください。

和装を考えている方へ!色打掛と白無垢どっちを選ぶ?

結婚式や前撮り、フォトウエディングの機会で和装を選ぶときに、人気の高い「白無垢」と「色打掛」。
どちらにも甲乙つけがたい魅力があり、なかなか着る機会のない衣装なので、どっちにしようか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、「白無垢」と「色打掛」、どっちを選ぶべきなのかについてお伝えします。
それぞれの和装の特徴や、和装を選ぶときのポイントについてもあわせてご紹介しますので、衣装選びの参考にしていただけると幸いです。

□白無垢と色打掛とは?

まずは、「白無垢」と「色打掛」が、それぞれどのような和装なのかについて解説します。

「白無垢」は、全身を白一色で一貫した和装で、婚礼衣装で最も格式高い和装とされています。
掛下や打掛、下着から小物まですべてを白でコーディネートしたもので、刺繡も白で統一されています。
白には「嫁ぎ先の家風に染まる」意味合いも込められていて、婚礼の衣装に相応しい色です。

白無垢の中にも、「正絹(しょうけん)」と「化繊(かせん)」2種類の生地があります。

天然素材の「正絹」は、少し黄色みのある白色で、美しい光沢感に魅力があります。
着崩れしにくい衣装であるので、長時間の撮影にもピッタリです。

「化繊」は、化学繊維からできている衣装で、発色の良い白色が特徴です。
ウエディングドレスのような「白」の衣装で臨みたい方におすすめします。

対して「色打掛」は、柄や色を取り入れた華やかな和装です。
掛下に帯を締め、その上から羽織る裾が長い着物のことを「色打掛」と言います。
色打掛には様々な色合いや柄があり、たくさんのバリエーションからお気に入りの1着を見つけられますよ。
豪華な絵柄には、「花嫁が幸せになれますように」と願いが込められているので、記念写真を収めるときにもピッタリな衣装です。
現在では、「白無垢」とほぼ同格の格式の高い和装として扱われているため、婚礼衣装として人気があります。

□前撮りで着るべきなのは白無垢?色打掛?

白無垢と色打掛、どっちを着るかで迷った時には、「自分の好み」と「試着してしっくりくること」を大切にしましょう。
せっかくの機会だからと、派手なものや豪華な装飾がついているものに目が行き、自分の好みをなおざりにしてしまうと、理想の写真とできあがった写真がかけ離れてしまうかもしれません。
写真を残すのはあなた自身なので、自分の好みを大切にしてくださいね。

ただし、和装を眺めていて良さそうなのが見つかっても、着てみると「何か違う気がする」と思うこともあります。
お気に入りの1着を見つけるためには、とにかくたくさん試着してみましょう。
「いまいちだな」と思った衣装が、着用してみるとしっくりくることもあるので、積極的に試着してみてください。

また、前撮りでどっちを着るかを選ぶ際には、写真を撮る「背景」をヒントにしてください。
白無垢には上品でおしとやかな雰囲気があり、色打掛には彩り華やかで豪華な特徴があります。
シンプルな背景をバックに撮るのであれば、穏やかな雰囲気に合わせて「白無垢」を着用し、素敵な雰囲気の1枚を残してみましょう。
華やかな場所で写真を撮るのであれば、色合い豊かな「色打掛」を選ぶと、ぱぁっと色鮮やかで映えますよ。

それ以外にも、理想のイメージに合わせるのも1つの方法です。
和装を着る「意図」に合わせて、どっちを着るか選びましょう。
古風で日本らしい雰囲気の写真を収めたいなら「白無垢」、明るく映える写真を残したいなら「色打掛」を選ぶのもおすすめです。

□白無垢と色打掛どっちを着るかで迷ってしまったら、こんな選び方はいかが?

なかなか着る機会のない和装だからこそ、1つの衣装しか選べないのは窮屈ですよね。
どの和装を着るかで迷ってしまったら、次のようなポイントに着目して、和装を選んでみるのもおすすめです。

*季節やロケーションに合わせる!

決め手に困ったときは、季節を考慮してみましょう。
深みのある深緑や紅葉をバックグラウンドに写真を撮るときには、シンプルな白無垢が非常に映えます。
色打掛にも、植物や動物をモチーフにした柄のものがたくさんあるので、季節やロケーションに合わせたものを選ぶと、ぐっと雰囲気の高まった写真が撮れますよ。

*白無垢は羽織ってしっくりきたものを選ぼう!

先程説明したように、白無垢には「正絹」と「化繊」の2種類があり、それぞれ色味に若干の違いがあります。
また、1つ1つ刺繍や裏地、縁取りも細かく違っているのが白無垢の特徴です。
そのため、見ているときと着てみた後とでは、印象が変わってきます。
実際に羽織ってみて、1番しっくりくるものを見つけましょう。

*色打掛は顔うつりが良いものがおすすめ

王道の色打掛は「赤」ですが、顔立ちがきりっとした人には黒のものが良く似合いますし、華やかな写真を残したい方には、金色の色打掛が理想にピッタリです。
色選びで迷った時には、顔うつりが良いものを選ぶのがポイントです。
気に入ったものがあったら、まずは試着して鏡の前に立ってみましょう。
顔うつりが分かりづらかったら、他の人に確認してもらってください。

□白無垢をおしゃれに着こなすアイデアとは?

シンプルな白無垢がどこか物足りなく感じる方は、ちょっとした工夫でより一層おしゃれに着こなせます。

*中に着るものを色付きにする

白無垢を着用する際は、中に白色の掛下や半襟を着ることが普通ですが、最近は、中に着るものにアクセントカラーを入れることによって、華やかな雰囲気を出す花嫁も増えてきています。
色付きの掛下を着ることで、顔色も明るく見えますよ。

*小物を使ってアレンジ

白無垢には、胸元の合わせに差し込む箱状の「筥迫(はこせこ)」や、懐にさしておく短刀の「懐剣(かいけん)」をはじめとした、小物が欠かせません。
これらの小物はバリエーションも豊富で、たくさんの色や柄があります。
自分好みのアイテムで、シンプルな白無垢にアクセントを加えてみてください。

*草履にもこだわる

以前は、白無垢には白の草履が一般的でしたが、最近は色や柄の入った草履を合わせることも人気になっています。
あえて赤やゴールドの派手な草履を合わせることで、おしゃれな着こなしができますよ。

□色打掛の模様を意味から捉える!

色打掛は同じ色のものでも、様々な柄が装飾されているので、着たいカラーが決まっていても、どの1着を選ぶかで迷ってしまうかもしれません。
そのような時には、柄の持つ「意味」に着目してみるのも良いですよ。

例えば、「鶴」の柄には、長生きや夫婦和合の意味合いが込められていて、「檜扇(ひおうぎ)」は末広がりで縁起が良く、「鳳凰(ほうおう)」は平和の象徴として描かれています。
その他にも、「松竹梅」にはそれぞれ、長寿・子孫繁栄・生命力が込められていて、貝合わせに使う貝をしまっておく「貝桶」は、運命の人に巡り合った花嫁にピッタリのモチーフとして描かれています。

おめでたい日だからこそ、縁起の良い柄のものを選んでみましょう。

□まとめ

白無垢と色打掛は、それぞれ捨てがたい魅力があり、なかなか着る機会のない衣装だからこそ、どっちを着るか決める時にはついつい迷ってしまうものです。
どっちを選ぶか決めきれないときは、それぞれの和装の特徴を把握したうえで、「自分の好み」と「着用してしっくりくること」を大切にしてください。

選んだ衣装を実際に着るのは、あなた自身です。
後悔のない素敵な思い出を作るためにも、色々なことを加味したうえで、お気に入りの1着を見つけましょう。

理想の前撮りまでにすることとは?事前準備が欠かせない!

近年は、挙式を控えた恋人の約7割が前撮りを行っています。
いざ前撮りをすると決まっても、何を準備する必要があるのか、どんなスケジュールで進んでいくのか、気になることはたくさんあると思います。
そこで今回は、前撮りのプラン内容や費用相場を紹介し、事前に必要な準備について詳しく紹介します。
前撮りを考えている方に参考になる内容です。

□前撮り撮影決定までにすること

そもそも前撮りとは、結婚式とは別の日にウェディングフォトを撮影することです。
結婚式当日に撮影するケースもありますが、挙式と披露宴の前後や合間にはタイミングがなくゆっくり撮影できないケースがほとんどです。
前撮りや後撮りは、挙式を控えたカップルの約7割が行っています。
前撮りや後撮りには、記録を残すという目的だけでなく、結婚式のような幸せな時間が増えるという魅力もあるようです。
また、挙式はせずに写真だけ残すことを「フォトウェディング」と言います。

一言に「前撮り」といっても様々な選択肢があり、近年では撮影の仕方から残し方まで多様化しています。
衣装や背景、レタッチの雰囲気や修正など撮る人や場所によっていろんな作品を作れます。
前撮りを行うことを決定したら、まずは「どんな雰囲気の写真が撮りたいかイメージすること」が重要です。
イメージする際のポイントは、「撮影場所・衣装・予算・参加者」です。
前撮りの撮影場所には、式場やスタジオ、ロケーションなど様々な選択肢があります。

イメージしている写真はどこなら叶えられるか事前に調べておきましょう。
その際に、フォトウェディングのサイトや雑誌を見ながら考えることをおすすめします。

また、事前に写真をどう活用するか考えておくことも重要です。
前撮りの写真は記録でもありますが、結婚式やその後に活用できれば一石二鳥です。
挙式のウェルカムボードや招待状などに使うことが可能です。
使用用途を決めることで、「小物や手元ショットも多めに」などとカメラマンに要望しやすくなります。

□花嫁の美容でやるべきこと

実際に前撮りを終えた方の多くが後悔するのが「ヘアメイク」です。
結婚式の準備に追われ、前撮りまで気が回らない人が多いようです。
結婚式当日だけでなく前撮りから自分に似合う好みのスタイルをしっかりと伝えられるようにしましょう。

普段の濃さのメイクだとライティングで飛んでしまうため、普段より濃くすることをおすすめします。
ここで重要なのがベースメイクです。
少し厚塗りかと思うくらいが、撮影だと素肌っぽく見せることができます。
メイクを任せる場合には、自身の好みに合わせてしっかりとカウンセリングを行うようにしましょう。

結婚式当日には、まつ毛や眉毛のケア、エステサロンなどに通う方が多いですが、意外にも前撮りの時には忘れてしまう方がいます。
新婦の美容面の準備がどうしてもおろそかになりがちです。
写真の満足度はもちろんですが、結婚式当日のトラブルに備えて一度やってみるのがおすすめです。

前撮りを検討し始めた頃から、早めの美容ケアを開始しましょう。
お肌の細胞が変わるには3ヵ月かかると言われているため、肌質向上に向けてスキンケアやエステに通うのであれば3ヵ月から6ヶ月前に始めることをおすすめします。
美容面の準備でおすすめなのがシェービングです。
顔や背中、デコルテの産毛を剃って、衣装から見える部分を綺麗に整えることができます。

□必要な持ち物とは?

必要な持ち物は、衣装が和装か洋装かによって変わります。
一般的に持ち物として指定されることが多いのは次のアイテムです。
和装では、「肌襦袢(はだじゅばん)・裾よけ・白足袋」です。
肌襦袢と裾よけは、和装時の肌着のことです。
洋装では、「ストッキング・ブライダルインナー」です。
おおむね、直接身につける肌着類は、自身で持っていく必要がある場合が多いです。
レンタルすることもできますが、その場合には利用料がかかる場合もあるため、スタジオに確認するようにしましょう。

また、撮影用の小物や小道具を自分で用意して持って行く人もいます。
たとえばヘアアクセサリーや結婚指輪、傘や扇子などです。
撮影小物にこだわってくると、金銭的にも準備の面でも負担が大きくなってしまいます。
そんな時は、前撮り以外にも使えるものがないか意識して選択する方法もおすすめです。
前撮りの段階で先のイメージまで出来ていないとなかなか難しいですが、早めに計画を立てることに損はないので、撮影前に当日以降も使えるものはないか考えてみてください。
完成イメージに合わせて、事前に準備しておくのも良いでしょう。
その場合にも、スタジオによっては持ち込み料がかかる場合があるため、事前に確認するといいでしょう。
また、定番のアイテムはスタジオにある場合も多いため確認しましょう。

□見積もりを出してもらう

前撮りの事前準備には「見積もり」を行うようにしましょう。
予算内におさまりそうか確認することは重要です。

撮影プランの基本項目は「撮影料・衣装代・小物・ヘアメイク・レタッチ・データ・持ち込み料・移動費」です。
安いプランだと、写真データが1枚分しかもらえなかったり、そもそもデータがついていない場合が多いです。
プランを選ぶ時には、どこまでプランに含まれていてどこからプラン外(オプション)になるのかチェックしておくことが大切です。

撮影プランで「スタジオかロケーションか」の違いは、費用に大きく影響します。
スタジオの場合では、8万円から12万円が相場です。
一方、ロケーションの場合には8万円から20万円が相場です。
スタジオ撮影と比べてロケーションの価格帯はやや高めの傾向にあります。

見積もりで気をつけたいのが、オプション料金です。
撮影カット数に応じてプランが組まれている場合がほとんどのため、詳細をチェックするようにしましょう。
また、誰に撮影してもらうか、誰にヘアメイクをしてもらうかなども追加の指名料として全体の価格に影響します。

□準備不足による失敗談とは?

ここでは、前撮りの準備不足による失敗談をご紹介します。

*費用が思ったよりかかった

通常プランには無いようなものが、撮影において欠かせないものが出てくることがあります。
その都度オプション料金が発生する事態に陥ります。
理想の前撮りを、適切な価格で実現できるようなスタジオ選びを心がけましょう。

*ヘアメイクが思ったものと違う

ご自身が考えていたものとは異なるヘアメイクになってしまうケースが多いです。
事前にスタッフの方と意見をすり合わせて、満足のいくヘアメイク・撮影になるようにコミュニケーションをとっていきましょう。

*写真の仕上がり

いざ写真を撮った後に、仕上がりが満足のいくものではなかったら悲しいですよね。
スタジオで撮影された写真を事前に見ておき、満足のいくものか確認しておきましょう。
また、写真の修正・レタッチ技術についても事前に確認しておくことをおすすめします。

これらのように、せっかくの前撮りで後悔しないためにもしっかりと準備することが大切です。

□まとめ

今回は、前撮りを行う際に必要な事前準備について紹介しました。
理想の前撮りを実現するには、担当のスタッフとのコミュニケーションが重要です。
自分の要望を明確に伝えられるように、資料を用意しておくとスムーズな話し合いが可能となります。
前撮りを行う機会は早々ないため、後悔のないように自分らしい前撮りのイメージして検討してみてください。

結婚式の前撮り・後撮りについて!前撮りの割合は?

結婚式を控えて、前撮りや後撮りなどのフォトウェディングの必要性について悩んでいる方も多いでしょう。
フォトウエディングは、人生のイベントである結婚式を思い出として残せられるだけでなく、さまざまなメリットが存在します。
そこで今回は、前撮り・後撮りの割合や必要性について解説していきます。

□前撮り・後撮り写真って何?割合はどれくらい?

結婚式の前後に行う前撮りや後撮りとは、結婚式の別の日にウェディング姿を撮影することです。
近年では、和装での前撮りの需要も増加しています。
結婚式当日に記念撮影をする方もいますが、挙式と披露宴の合間はやることが多く、ゆっくり撮影できない場合がほとんどです。
そこで多くのカップルは、前撮りや後撮りを活用しています。
また、挙式をせずに写真だけで残す「フォトウエディング」を活用しているカップルも増加しています。

前撮り・後撮りの動向調査を行うと、約7割のカップルが実施していることがわかりました。
実施した動機には、「挙式や披露宴と異なる衣装を着られるから」であったり、「撮影した写真を挙式や披露宴に利用したかったから」という意見が挙げられます。
前撮りの衣装は、従来はウエディングドレスが圧倒的な人気を誇っていましたが、近年は和装の1つである「白無垢」の人気が上昇しています。
白無垢の中に着る掛下・半襟を白で統一することが多いですが、最近では、色付きの掛下・半襟を用いることで多様なコーディネートを組むことができます。
和装を着こなすアイテムが増えたのが、人気上昇の要因であると考えられます。

撮影場所は、スタジオ撮影とロケーション撮影に分けられます。
人気の撮影場所は、チャペルや教会が挙げられます。
全体的には、屋内での撮影のニーズが高い傾向が見られます。

和装の場合には神社仏閣や季節を感じられる場所の人気が高いです。
撮影場所を選ぶ基準としては、「イメージする写真が撮れそうだから」や「SNSを見て興味を持ったから」など、写真のイメージから撮影場所を選ぶ方が多いです。

□前撮り・後撮り写真にかかる料金は?

前述の通り、前撮り・後撮りにはスタジオ撮影とロケーション撮影という2つの種類があります。
スタジオ撮影とはその名の通り、屋内のフォトスタジオで撮る撮影方法です。
ロケーション撮影は、教会や庭園などの屋外で撮る撮影方法です。

スタジオかロケーションか、というのは費用に影響します。
ここでは、それぞれの費用相場について見ていきましょう。

スタジオの場合では、9万円程度が平均額です。
一方、ロケーションの場合には10万円程度が平均額です。
スタジオ撮影と比べてロケーションの価格帯はやや高めの傾向にあります。
この理由はロケーション撮影では移動費が必要になるからです。

その他の要因で、費用に差が出る主なポイントは「衣装のグレード」「撮影シーンの数」「データの納品方法」の3つです。
これらの選択によって、数万から数十万のまでの大きな差を生み出します。
こだわりを持って写真を残したい場合には、2人にあった撮影プランを探しましょう。

費用を見積もる際に気をつけたいのが、オプション料金です。
撮影カット数に応じてプランが組まれている場合がほとんどのため、詳細をチェックするようにしましょう。
また、誰に撮影してもらうか、誰にヘアメイクをしてもらうかなど、追加の指名料も全体の価格に影響します。
安いプランだと、写真データが1枚分しかもらえなかったり、そもそもデータがついていない場合が多いです。
プランを選ぶ時には、どこまでプランに含まれていてどこからプラン外(オプション)になるのかチェックしておくことが大切です。

□前撮りをするメリット

*撮影した写真を多様に活用できること

前撮り写真の活用方法として、結婚式当日のウェルカムボードや演出ムービーなどに活用できます。
また、前撮り写真で年賀状やハガキを作成して、結婚報告をすることもできます。
多忙や距離的な問題でなかなか、結婚報告をできない人に送るのに適しています。
このようにとった写真を多様な形で活用できるのが前撮りのメリットの1つです。
ただ、ウェディングアイテムへの加工には時間がかかるため、結婚式の3ヶ月前を目安にスケジュールを立てることをおすすめします。

□後撮りをするメリット

*新婚旅行と同時に撮影可能なこと

後撮りは新婚旅行と一緒に撮影できます。
その地域にしかないロケーションで、オリジナリティ溢れる写真を残せます。
写真を振り返った時に新婚旅行の思い出も振り返ることができます。
ただ、プランによっては丸一日かかる場合もあるため、日数は余裕を持って確保しておきましょう。

*結婚式の後悔が生かせられること

結婚式で撮れなかった衣装やポーズを改めて実現できるのも、後撮りのメリットです。
撮影カットが少ないといった不満も後撮りで解消することができます。
結婚式を終えてから撮影に臨めるため、表情やポーズの改善ができます。

*コンディションを整えられる

結婚式前は多忙であることから、心身の状態や美容にかける時間が少ない場合も多いです。
後撮りならゆっくりと心身の調子を取り戻せます。

この他にも、前撮りと後撮りに共通したメリットが複数存在します。
1つ目は、色々な衣装を着用できることです。
結婚式当日とは異なる衣装を着用することが可能で、洋装か和装も選べます。

2つ目は、希望するポーズやシチュエーションで写真が撮れることです。
結婚式当日では、ゆっくりと撮影できないため、納得のいく写真を複数撮ることが困難です。
しかし、撮影のためだけの時間を設けることで、理想の作品を作り上げられます。

□セルフ前撮りとは?

セルフ前撮りとは、業者に依頼せずに自分達だけでウェディングフォトを撮る方法のことです。
友人に依頼する方も複数います。
費用を抑えたい方や、撮影したいロケーションが複数ある方、こだわりが強い方におすすめの方法です。
セルフ前撮りは、費用・時間に囚われることのない、自由な撮影方法と言えます。
ただ、必要なアイテムを自分達で手配する必要があるため、負担が大きいとも言えます。

衣装を手配する場合、持ち運ぶ都合があるため、畳んでもシワになりにくい素材や家で選択できるものを選ぶといいでしょう。
花嫁衣装といえば、やはりウェディングドレスですよね。
ウェディングドレスを手配する方法は、購入とレンタルの2つの方法があります。
購入する場合、ネット通販で探すと安いものなら1万円から3万円程度で手配できます。
ウェディングドレスではなく、丈が長めの白ワンピースでナチュラルに仕上げるのも素敵です。
アクセサリーやブーケなどの小物を取り入れることで、シンプルな衣装でも十分雰囲気を演出できます。

ただ、和服でのセルフ前撮りは難しいのが現実です。
「着付け代金が高額であること」や「重くて動きづらいこと」、「着崩れしやすい」などのデメリットが大きいためです。
和装でフォトウエディングをしたい場合には、業者に依頼することをおすすめします。

□まとめ

今回は、前撮り・後撮りについて詳しく解説しました。
7割の人が結婚式の前撮り・後撮りを実施しており、欠かせないイベントの1つになっています。
前撮り・後撮りで後悔しないよう、余裕のあるスケジュールを立てるようにしましょう。
また、業者の方とのコミュニケーションは理想の写真を作り上げる上で重要な工程ですので、怠らないように気をつけましょう。
今回の記事が参考になれば幸いです。