結婚式の前撮りは名前が知られるようになってきましたが、後撮りについてはご存じですか。
実は後撮りには前撮りには無い「余裕を持って撮影できる」「好きな時期に撮影できる」といったメリットもあり、非常におすすめの撮影方法です。
そこで今回の記事では、まず「結婚式の後撮りとは何か」というところから、そのメリット、確認しておくべきポイント、費用、撮影をいつまでに行うべきかというところまでご紹介します。
結婚式の別撮りを検討してる方は、ぜひ参考にしてみてください。
□結婚式の後撮りとは?
後撮りとは、別撮りの一種で、結婚式よりも後に行う撮影です。
前撮りと対置される言葉です。
それぞれにメリットはありますが、今回の記事では後撮りについて解説していきます。
まずは後撮りの場所を解説していきます。
場所は前撮りと同様、スタジオや屋外、スタジオ以外の建物です。
なお、スタジオでの撮影は「スタジオ撮影」、屋外またはスタジオ以外の建物での撮影を「ロケーション撮影」といいます。
続いて費用についてです。
費用相場も、前撮りとあまり変わらないことが多いです。
費用を左右するのは結婚式の前・後ということ以外の要素です。
ただし、スタジオ撮影よりもロケーション費用の方が費用は高くなりやすいです。
実際にゼクシィの2018年の調査によると、ロケーション撮影の方が2万円程高くなっています。
□結婚式の後撮りの4つのメリット
結婚式の別撮りには様々なメリットがありますが、後撮りには特有のメリットもあります。
ここでは結婚式の後撮りの4つのメリットを紹介します。
1つ目は、「結婚式でできなかったシーン・ポーズで撮影できること」です。
式当日の撮影は場所や時間が限られていることが多いです。
そのためできるポーズも制限されてきます。
そしてしたかったポーズができずに後悔、というケースも多いです。
後撮りでは、結婚式当日にはできなかったポーズであったり、シーンだったりを試せます。
2つ目は、好きな季節に撮影できることです。
結婚式・前撮りでは、時期が決まってきます。
結婚式であればゲストのスケジュールに合わせる必要がありますし、前撮りも結婚式前に行う必要があります。
後撮りであれば、結婚式の時期に関わらず、ゲストの予定を気にすることもなく、撮影時期を決定できます。
好きな季節に撮影するのも良いでしょうし、撮影に適した春や秋に撮影するのも自由です。
3つ目は、前撮りよりも気持ちに余裕がある状態で撮影できることです。
結婚式前は決めることもすべきことも多く、準備にバタバタしてしまうことも多いです。
一方後撮りであれば、ゆとりを持って準備できます。
細かいところまで決められるので、満足のいく撮影になるでしょう。
4つ目は、ハネムーンの一緒に撮影できることです。
後撮りはハネムーンの旅行先でも撮影でき、それもメリットの1つです。
ハネムーン先が有名な観光スポットである場合、フォトジェニックな写真を残せます。
たとえば沖縄であれば、海をバックに美しい写真を残せます。
撮影時代も思い出に残ること間違いなしです。
まとめると、後撮りのメリットは以下の4点です。
・結婚式でできなかったシーンやポーズで撮影できる
・好きな季節に撮影できる
・前撮りと比べて余裕をもって撮影できる
・ハネムーンを兼ねて撮影できる
前撮りにしかない利点があるので、後撮りは非常におすすめの撮影方法といえます。
□後撮りをする場合に決めるべきポイント
まず決めるべきポイントは4つあり、それらを決めることで具体的なプラン決めをしやすくなります。
ここではそれらポイントをご紹介します。
1つ目は、撮影時期を決めることです。
ロケーション撮影を検討している場合、季節選びも重要になってくるでしょう。
ただし、人気のシーズンは予約を早めにする必要があります。
桜・紅葉のシーズンといった季節感のある景色が楽しめる時期のロケーション撮影は、非常に人気です。
2つ目は、誰に撮影を依頼するか決めることです。
約半数の人は、結婚式場専属のフォトグラファーや業者に依頼します。
一方で、SNSなどで見たフォトグラファーに直接依頼する方もいらっしゃいます。
この際に確認しておきたいのは、どんな雰囲気の写真を撮る方なのかを事前に確認しておくことです。
人によって取る写真のテイストは変わってきます。
自分たちのイメージに合った写真を撮る方なのか、確認しておきましょう。
3つ目は、撮影場所決めです。
まずはスタジオ撮影かロケーション撮影かを決めます。
スタジオによって雰囲気や撮影する写真のイメージも変わってくるため、ホームページで以下の点を確認しておく必要があります。
・セット
・設備
・小物
一方でロケーション撮影の場合は、スタジオ撮影以上にバリエーションがあります。
非常に世界観や雰囲気が変わってくるので、まずはイメージを固めるのも良いかもしれません。
他にも、「実際に写真が撮れるか」、「撮影場所への許可撮りが可能か」などを確認しておきましょう。
またロケーション撮影の場合は天候が悪い場合の対応も確認しておきましょう。
4つ目は、衣装です。
式当日と同じ衣装にする方もいらっしゃいますが、他の衣装を着たいということで別の衣装を着る方も多いです。
撮影場所によって衣装を決める方も多くなってきています。
特にロケーション撮影の場合は、撮影スポットとの相性を考えて衣装を決めるのもおすすめです。
5つ目は、予算決めです。
別撮りの撮影費用は10から20万円ほどかかります。
これを目安に予算を決めていきましょう。
まとめると、プラン決定の前に決めておくべきことは、以下の5点です。
・撮影時期決め
・撮影する人決め
・撮影場所決め
・衣装決め
・予算決め
実際に後撮りを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
□後撮りの費用
先述したように、結婚式の後撮りには10から15万円ほどかかります。
プラン内容によって費用は非常に変わってきますので、その点は押さえておきましょう。
費用を抑える方法を以下に挙げます。
・土日祝日ではなく平日に撮影する
・衣装を持ち込む
・ウェディングドレス以外の衣装を持ち込む
□後撮りはいつまでに行う?
前撮りが「結婚式当日までの撮影」であることに比べ、後撮りは特に時期の制限がありません。
結婚式の1か月後でも1年後でも、好きな時期に撮影可能です。
撮りたいイメージがあり、それに合った季節がある場合は非常に大きなメリットです。
また、結婚式を経て撮影したいイメージが固まっているでしょう。
ただし、時間が空きすぎると、「今さら撮影するの」となるケースもあるようです。
そのため、後撮りの撮影まで空きができた場合、結婚記念日の撮影といった意味付けができると良いかもしれません。
□まとめ
結婚式の後撮りには「当日にできなかったシーン・ポーズで撮影できる」「好きな季節を選べる」「結婚式前よりも余裕をもって撮影できる」「ハネムーンと一緒に撮影できる」といったメリットがあります。
プラン決め前には、「撮影時期」「誰に撮影してもらうか」「撮影場所」「衣装決め」「予算決め」をしておくと良いでしょう。
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