皆さんはブライダルフォトを撮影する時のメイクが通常のメイクと違うことをご存知ですか。
結婚に関するイベントは人生において貴重な機会なので、できるだけ事前情報を知っておきたいという方も多いでしょう。
今回はブライダルフォトのメイクの違いや、メイクをしてくれる担当に自分の希望を伝えるポイントを解説します。
□普段のメイクとブライダルメイクの違いは何?
女性の皆さんはお仕事や外出時に普段からお化粧をする機会が多いでしょう。
もちろん結婚式や披露宴では、特にメイクに気合を入れますよね。
このようなイベントでのメイクをブライダルメイクと呼びますが、これはウェディングドレスをはじめ、身につけるものや会場の雰囲気に合わせて施されます。
ドレスなどは普段身につけるものではないので、普段通りのメイクだと違和感を感じる場合があります。
では、具体的に結婚関連のイベントでのお化粧は、普段とどのように違うのでしょうか。
それは、ブライダルメイクは濃いということです。
メイクが濃いと聞くと「嫌だな」と思われる方もいるかもしれませんね。
しかし、そこにはしっかりと理由があります。
ここでは、メイクが濃い理由を具体的に3つご紹介します。
1つ目は、メイクが衣装に埋もれて地味に感じないようにするためです。
日頃から着ている服でブライダルメイクをすると濃く感じますが、ドレスはボリュームや華やかさが大幅に上がります。
そのような服に普段のままのメイクを合わせると、相対的に顔回りが薄く感じ、バランスが悪い印象を与える原因になります。
ファッションは全体から見た雰囲気が大事なので、華やかなドレスに合わせると濃いメイクでも意外と違和感がなく受け入れられるでしょう。
2つ目は、遠くから見ても美しく見えるようにするためです。
結婚式は、大きな空間で行われることも多いですよね。
普段のメイクだと、遠くに座っている方からは顔回りがぼんやり映って見える可能性があります。
どの参列者から見ても、顔回りがはっきり見えるようにメイクを濃くしています。
3つ目は、写真での映りを良くするためです。
結婚式は人生において一大イベントなので、写真や動画が撮影される機会も多くあるでしょう。
自分の手元のカメラだけでなく、参列者のカメラにも自分の姿が収まります。
そう考えると、「写真写りを良くしたい」と思う方が多いでしょう。
仮にメイクが普段通りである場合は、正面からフラッシュが焚かれたときに、目元の影がぼんやりとした印象になる可能性があります。
そのことを考慮して、普段より濃いメイクの方が写真写りが良く見えます。
上記の3つの理由で普段より濃いメイクが主流になっています。
□メイクのリハーサルをおすすめする理由
結婚イベントの化粧は普段と異なることを解説しましたが、それに伴って注意点があります。
それは、メイクのリハーサルを行うことです。
リハーサルを行うことをおすすめする理由を3つご紹介します。
1つ目は、ぶっつけ本番だと自分の化粧イメージと異なる可能性があるからです。
例えばメイクを担当する方に「大人の雰囲気を出したい」とオーダーしても、人によって大人っぽさの定義は違うでしょう。
そのため、言葉で細かく言ったはずなのに、思っていたのと違う雰囲気になったという状況になる可能性があります。
自分の理想を一度形にしておくことで、本番のメイクを理想通りにできるでしょう。
2つ目は、予想外に時間がかかって式に遅れる可能性を少なくできるからです。
結婚式や披露宴では時間の余裕があまりなく、少ない時間で着替えやメイクのお色直しをする必要があります。
予想外のことが発生しても余裕をもって対応できるように、リハーサルをすることをおすすめします。
3つ目は本場に向けて準備が出来るからです。
実際にメイクをしてもらうと、本番までに新たに準備する必要のあることが頭に浮かんできます。
本番だとそのような準備は時間的に不可能なので、まだ時間に余裕があるうちにリハーサルをしておくと良いでしょう。
ここまでにリハーサルをした方が良い理由を3つ紹介しましたが、Mai BRIDEのフォトウェディングプランはヘアメイクのリハーサルの代わりとして利用できます。
ぜひ、ご活用ください。
□ブライダルフォトのメイクで自分の希望を的確に伝えるためのポイントを解説
先ほど、ヘアメイクをする際に自分の希望が伝わらない可能性があると紹介しましたが、伝わりやすくするためにはどうすると良いのかをご紹介します。
1つ目は、写真を見せて説明することです。
「百聞は一見に如かず」ということわざもあるように、視覚情報で説明すると言葉で話すよりも伝わりやすいです。
例えば、希望の髪形、ドレス、和服やアクセサリーなどの写真をインターネットで検索して「良いな」と思ったものを保存し、メイク時に見せると効果的でしょう。
また、普段の化粧で意識しているポイントを伝えるのも良いですね。
2つ目は優柔不断すぎる方や、メイク担当の方にプレッシャーがかかるオーダーには気をつけましょう。
プレッシャーに関してはメイク担当の方はプロですが、皆さんと同じ人間です。
当然プレッシャーを過剰にかけられると、緊張して普段の実力を発揮しにくくなるかもしれません。
また、雑誌で気になったメイクのすべてに印を付けていて、方向性や目指す雰囲気が定まっていない場合もメイク担当の方が困るでしょう。
メイクで迷うのはほとんどの方が通る道なので仕方ありません。
しかし、メイクをするまでに方向性は決めておくと良いでしょう。
3つ目は、イメージに近い有名人を伝える方法です。
テレビで大人気の憧れの人に近づきたいと思う時はありますよね。
そのような場合は何々さん風と伝えると、メイクしてくれる方がイメージしやすくなる可能性があります。
しかし、知らない方もいると思うので、その時はモデルとする人の写真を見せると効果的でしょう。
また、仕上がった時の質感を重視する場合は「ふわっとした感じ」や「緩い感じ」なども抽象的ですが、伝わる可能性が高いです。
4つ目は、肌に合わない化粧品がある場合は伝えることです。
化粧品も各々の体質や肌によって相性があります。
そのような化粧品を「結婚式だから」と言って無理に使用し続けると肌に負担がかかります。
以前に肌荒れを起こした化粧品の種類や、逆に普段使用していて相性が良い化粧品を伝えると、メイク担当の方も配慮してくれます。
また、何が合って何が合わないのか分からないという方もいらっしゃいますよね。
そのような方は、化粧の相性を確認するタイミングとしてリハーサルを活用することをおすすめします。
5つ目は、個性を出したい場合はモード系にすることです。
近年は緩めの編み込みヘアが人気ですが、人気が出過ぎて参列者の方々と新婦の髪型が一緒になる場合があります。
「他の方と被りたくない」と考えている方には、モード系の雰囲気を取り入れると周りと差を付けられるので、おすすめです。
このような5つのポイントを意識すると、理想のメイクが伝わる可能性が高くなり、満足するメイクに仕上がるでしょう。
項目が多かったので整理すると、「誰々風という言葉」「写真を添えて説明する」を特に意識すると良いです。
メイク担当の方と自分の認識のずれを修正してくれるので、写真は用意しておくと安心でしょう。
あまりファッション用語を知らない方も、最低限の参考資料として写真があると説明が楽になりますね。
□まとめ
今回はブライダルフォトと普段のメイクの違いや、メイクをしてくれる担当者に自分の希望が伝えるためのポイントを解説しました。
Mai BRIDEは、ドレスから和服、タキシードまで圧倒的な数の衣装を用意しております。
気になった方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。