色打掛に似合う体型とは?自分に合ったスタイルを見つけよう!

結婚式や前撮りで和装を考えている花嫁で、色打掛の自分に似合う判断基準がよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
また、色のバリエーションが豊富すぎて選ぶときに迷ってしまいますよね。
実は、色打掛は色や柄だけでなく、体型や骨格、小物とのバランスで選ぶことがポイントです。
今回は自分にぴったりな色打掛の見つけ方について解説します。

□色打掛の基礎知識

色打掛とは、白以外の打掛を総称したもので、柄や色が入っている華やかな和装衣装です。
その歴史は室町時代の中期からとされています。
武家の女性が着ていた着用物で、格式の低い着物とされていました。
しかし、江戸時代になると、裕福な町娘の間で色打掛が主流の衣装となり、礼服として認識されるようになっていきます。

現代では、色打掛は白無垢と同格の婚礼衣裳とみなされています。
ただ、色打掛を着た後には白無垢を着用できないというルールがあります。
これは、色打掛が「嫁ぎ先での生まれ変わり」を意味しているためです。
和装を検討している方は、婚礼衣装の着用ルールに注意しましょう。

色打掛の特徴として挙げられるのが、刺繍・箔・螺鈿などの装飾品の細工の豪華さです。
白無垢にはない豪華絢爛で華やかさを演出できます。

□色打掛に似合う体型って?

ここでは色打掛を「クールな印象」と「あたたかい印象」の2つに分けてそれぞれどのような体型が似合うのかご紹介します。

*クールな印象の色打掛に似合う体型

青みがかったうすだいだい色で顔の輪郭が細めの方が似合います。
凛とした涼しげな印象に仕上げられるでしょう。

細身で身長が高い方ははっきりとした原色、丸みのある体型で身長が高い方はくすんだ色がおすすめです。
身長が低い方は全体的に明るめの色のものを選ぶと良いでしょう。

*あたたかな印象の色打掛に似合う体型

黄身がかったうすだいだい色で顔の輪郭が丸みを帯びている方が似合います。
優しく可愛らしい印象に仕上がります。
細身で身長が高い方は深めの暖色、丸みのある体型で身長が高い方は渋みのある暖色がおすすめです。

□骨格タイプ別似合う色打掛

色打掛という名称から、色を重視して選ぶべきだと考えがちかもしれません。
ただ、色打掛は多色使いなため、全部似合う色の打掛ってなかなかありません。
そこで重要なのは、骨格に合わせた柄の選定です。
柄の大きさや柄域など、色ではなく柄に注目するのも1つの選定方法です。

ここでは、骨格のタイプ別に似合う色打掛について紹介します。
骨格タイプは「ストレート・ウェーブ・ナチュラル」の3つです。

*骨格ストレートの場合

骨格ストレートは、バストやヒップ位置が高く、立体的なメリハリボディが特徴です。
きちんと感のある柄スタイルが得意で、「規則的なもの」や「直線的なもの」が似合います。
また、大きめの柄が施されているものもおすすめです。

*骨格ウェーブの場合

骨格ウェーブは、華奢で柔らかな脂肪の質感をお持ちで腰の横張りが強く、女性らしいボディが特徴です。
「曲線的な柄」や「小さめの柄」が華奢で曲線的な骨格とバランスが取れていて似合います。

*骨格ナチュラルの場合

骨格ナチュラルは、手足が長く関節が大きくしっかりしていることから、スレンダーボディーが特徴です。
無造作でカジュアルな柄スタイルが得意です。
「自然をモチーフとした柄」や「幾何学柄」が似合います。
また、大きめの柄が施されているものもおすすめです。
スタイルダウンして見えがちな和装姿も骨格に合わせて選ぶことで、理想の花嫁姿を演出できます。

□自分に似合う色打掛の選び方とは?

色打掛を選ぶ際、色や柄、骨格だけでなく、小物づかいのバランスも合わせて選ぶ必要があります。

婚礼における色打掛の基本となる小物には、「掛下・半襟」があります。
掛下は色打掛の下に着る着物で、無地が基本で、色のバリエーションは豊富です。
半襟は長襦袢の襟に縫い付けるもので、刺繍や色柄が入っていたりします。

そのほか身につける小物は、「懐剣、はこせこ、末広、抱え帯、帯締め」の5点です。
これらは同じ色、素材でセットになっています。
この小物セットの色選びは色打掛の印象を左右するでしょう。

色打掛のメインカラーと合わせた同系色の小物で揃えると、統一感が出て調和のとれたイメージに仕上がります。
色打掛の主要カラーと反対色の小物をアクセントに加えるのもいいでしょう。
襟元にアクセントカラーを入れると、顔周りを引き締めてくれます。

小物だけでなく、顔の雰囲気に合わせたカラー選びも重要です。
日本らしいイエロー系やオークル系の肌色には、赤の色打掛が似合います。
赤が選ばれることが多い理由は、肌色が大きく関係しています。

色打掛は帯をしないことから背中に色柄が配置されている場合が多いため、試着をするときは正面だけでなく、後ろ姿も必ず目視で確認することをおすすめします。
実際、挙式中も後ろ姿を見られる場面は多いからです。
鏡では後ろ姿が見えにくい場合には、写真を撮って確認することをおすすめします。

□色に込められた意味とは?

色打掛の色を選ぶ際に、色の意味を知ると見方が変わり、選択の幅が広がるかもしれません。
ここでは婚礼衣装に選ばれることの多い「赤・金・ピンク・青・黒」の人気の5色について紹介します。

人気の高い王道カラーといえば「赤」です。
赤は生命や太陽を象徴する色で、古来より魔除けの力があるとされてきました。
また、赤は血の色であることから、「嫁ぎ先の色に染まる」という意味も込められています。
鮮やかな朱赤をはじめ、落ち着いた茜色まで豊富なバリエーションがあります。
日本人の肌色に合う色なので、迷ったときにはまずは赤を試着してみるといいでしょう。

「金」は高貴や神聖といった意味合いが込められており、大変おめでたい色です。
昔から貴重な存在であった金は、縁起のいい色であるため、婚礼衣装に多く取り入れられています。

「ピンク」は愛情を象徴しているとされています。
挙式にふさわしい色です。
実際に着用すると、顔を明るく見せてくれる効果もあります。
春を連想させる色でもあるため、新しい人生を始める花嫁に適しています。
ピンクは柔らかい印象に仕上げられるため、赤だと印象が強すぎるという方におすすめです。

「青」は高潔・純潔など清らかなイメージを持つ色です。
挙式では「サムシングブルー」という何か青いものを身につけていると幸せになれるという言葉もあります。
大人の女性には濃い青や紺色がよく似合います。

「黒」は「嫁ぎ先以外の色には染まらない」という決意を表す色です。
武家の娘の正装だった由縁があることから、格式が高く、凛とした美しさを演出できる色です。
シンプルな黒地でも、小物やで色を加えるとおしゃれ感も高まります。
おしゃれな着こなしを楽しみたい大人の花嫁に人気な色です。

□まとめ

裾が長く華やかで、手の込んだ色柄が施された美しい色打掛は、白無垢と同様に花嫁しか着られない特別な婚礼衣装です。
日頃から和装に親しんでいないと、自分一人で判断するのは難しいものです。
第三者の客観的な感想にも耳を傾けましょう。
似合う色打掛が見つかったら、小物とのコーディネートも楽しんで、自分らしいスタイルの完成を目指しましょう。
Mai Brideでは、様々なサイズやデザインの衣装を数多くそろえています。
衣装のレンタルをお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。
あなたに合った素敵な衣装が見つかることを祈っております。

フォトウェディングでおすすめの小物とは?

近年、フォトウェディングで小物・小道具を使って撮影するカップルが増えています。
撮影スタイルも多様化しており、自分らしさを演出したいというニーズが増大しています。
小物を使うことでユーモアのある構図や、華やかな写真が実現できます。
「どんなポーズをとったらいいのかな?」と迷ったときにも、小物は心強い味方です。
今回は、フォトウェディングでおすすめの小物や撮影までの注意点、撮影スタイルについて紹介します。

□フォトウェディングの衣装の種類

フォトウェディングで使用される服装は大きく3パターンに分けられます。
ここでは、代表的な3パターンの衣装についての情報をざっくりと解説いたしますので、参考にしてみてください。

*洋装コーデ

洋装コーデとは、「ウェディングドレス」や「カラードレス」「タキシード」が当たります。
花嫁が憧れる王道のスタイルと言えます。
ウェディングドレスのようにボリュームたっぷりの主役ドレスを一度は着てみたいですよね。

新婦の洋装コーデであるウエディングドレスやカラードレスには、形や色、柄など豊富なバリエーションが揃っています。
ウエディングドレスの種類は「Aライン・プリンセスライン・マーメイドライン・スレンダーライン・エンパイアライン」などがあります。
自分の体型に似合うウェディングドレスとは、気になる箇所をカバーしながら、より美しいシルエットを作り上げてくれるものです。

どのようにドレスを選べば良いか分かりにくいですよね。
予算や理想のイメージ、体型カバーしたい部分を事前に決めておくことが重要です。
全身のバランスだけでなく、デコルテラインや袖の形、コサージュの位置も意識して、似合うドレスを探しましょう。

*和装コーデ

フォトウェディングで根強い人気を誇るのが和装コーデです。
和装コーデとは「白無垢」「色打掛」「紋付袴」などの伝統的な婚礼衣装のことです。
日本ならではの婚礼衣装は厳かで格式の高い雰囲気を演出できます。

日本の婚礼衣装で最も格式が高いとされているのが白無垢です。
豪華な柄刺繍や白無垢の素材感がフォトウェディングの撮影場面でもかなり映えます。
全身白に染まる白無垢だからこそ、小物で差し色を入れるとオシャレ感を演出できます。

個性豊かな色柄を選ぶことができる色打掛も人気の高い和装衣装です。
白無垢と違い、打掛に入っている柄や刺繍から好みの色打掛を選ぶという楽しみ方もできます。
色打掛に入っている柄の多くは吉祥文様と呼ばれる縁起の良い柄や、季節の花を取り入れたものが人気です。

*カジュアルコーデ

近年流行を見せているフォトウェディングのスタイルとしてカジュアルスタイルの存在も忘れてはいけません。
私服やフォーマルな服装を着て、自分達らしい雰囲気のフォト撮影を楽しむスタイルです。
スポーツ観戦が好きなカップルが揃いの特別ユニフォームを制作して着用するパターンもあります。
自分達らしい個性を出した写真を残したい方におすすめです。

カジュアルな衣装を選べることで、動きやすくロケーション撮影に行きやすいのも魅力です。
真っ白なウェディングドレスにデニムを合わせたカジュアルドレスコーデや、柄シャツとウェディングドレスを合わせたビンテージスタイルなどが人気です。


□洋装に合わせた小物

1つ目は、赤い糸です。
ふたりの運命の赤い糸を、撮影でリアルに再現できるアイテムです。
赤い糸に針金を通してDIYできるのも人気の理由の一つです。
ウェディングドレスやカラードレスなどの洋装には「LOVE」の赤い糸がしっくりきそうですね。

2つ目は、フォトプロップスです。
フォトプロップスとは、台詞付きの吹き出し・帽子などのモチーフがついた棒のことを言います。
人気なものは、無料テンプレートが配布されているため、簡単に手作りが可能なアイテムです。

3つ目は、ウェディングフラッグです。
木の棒に文字が書かれた布を巻いて垂らした「旗」のことを言います。
「Bast Day Ever(人生最高の日)」と書かれたウェディングフラッグを持って後ろ向きショットが流行っています。

4つ目は、オブジェです。
特に人気のオブジェは、LOVEオブジェやイニシャルオブジェです。
通販や100円均一などで簡単に購入できるため、自分好みのデコレーションを施すことが可能です。
2人のイニシャルオブジェを取り入れることによって、簡単に特別感が出る写真を撮影できます。

5つ目はリングピローです。
チャペルで模擬結婚式をイメージしたり、フォトウェディングと一緒に挙式も計画する場合にはぜひ用意をおすすめします。
婚約指輪、結婚指輪ともにオーダーから納品まで1カ月はかかるため、早めに準備をしましょう。

□和装に合わせた小物

1つ目は、和傘です。
竹や和紙で作られた和傘は和装にピッタリです。
色柄も豊富なので、購入する場合には着物と合わせるのもおすすめです。
ふたりで相合傘ショットなんていうのもステキですね。

2つ目は、扇子プロップスです。
扇子に好みの造花や飾りを貼りつけたり、文字を書いたりして使います。
扇子プロップスには漢字やひらがななど、日本語を書くと和の雰囲気が一層アップ。
いろいろなポーズで使えるので、ぜひ好みの扇子プロップスを用意したいですね。

3つ目は、和風ブーケです。
洋装コーデに連想されがちなブーケですが、和装に合わせた和風ブーケも注目されています。
丸いピンポンマムやダリアなど和風の花を使ったり、和の生地や組紐、水引を使ってアレンジした和風ブーケは、着物によく似合います。

□フォトウェディングの注意点とは?

1つ目は、プランの内容を事前に確認しておくことです。
和装や洋装など、プランによって衣装が異なるため、事前にどのような衣装で撮影したいのか考えておく必要があります。
特に確認しておきたいことは、写真データはどれくらいで手に入るのか、衣装は何着含まれているのか、アクセサリーや小物はプランの料金に含まれているのかなどです。

2つ目は、衣装やヘアメイクを確認することです。
憧れの衣装を身につけて写真を撮影する訳ですから、自分が好みのデザインの衣装がそろっているか気になりますよね。
後悔しないためには事前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。
また、ヘアメイクに関しては、どのような雰囲気の髪型にしたいのかを考えた上で伝えるようにしましょう。

3つ目は、ブライダルフォトの使い道を決めておくことです。
記念に残すために撮影するとお考えの方が多いかと思います。
しかし、前撮りを行うメリットには、日頃お世話になっている方へのご報告用や友人へのお披露目、両親へのプレゼント用などに完成した写真を活用できることが挙げられます。

撮影前の事前準備として、緊張がほぐれるように事前に撮影者とコミュニケーションをとることをおすすめします。
緊張して表情がかたくなってしまうと、満足できる写真を撮影できない可能性もあります。

□まとめ

今回は、フォトウェディングの基礎知識やアイテム選びのポイント、撮影に関する注意点について詳しく解説しました。
この記事があなたのお悩みを解決出来ていると幸いです。
Mai BRIDEでは、様々なサイズやデザインの衣装を数多くそろえています。
衣装のレンタルをお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。
この記事を参考にして、ぜひ貴重なフォトウェディングを成功させてくださいね。

フォトウェディングは入籍前?入籍後?理想のタイミングとは?

一生で大切なイベントである結婚式、お二人の特別な時間を記録するフォトウェディングは近年注目を集めています。
撮影するタイミングによって、種類や呼び方が異なるのをご存知でしょうか。
今回は、フォトウェディング、前撮り、後撮りの違いやそれぞれのメリットについて詳しく紹介します。
参考になれば幸いです。

□フォトウェディングの種類について

フォトウエディングとは、結婚式のスタイルの1つで、結婚式の代わりに行う写真撮影です。
従来、結婚式は日頃お世話になっている皆様を招待して、感謝の気持ちを伝えるのが一般的でしたが、昨今さまざまなスタイルの結婚式が行われるようになってきました。
細かい部分までプロがチェックをしながら撮影するので、モデルのような写真を残すことが可能です。
結婚式は行わないけど、結婚の思い出は形に残しておきたい、というカップルにおすすめです。

また、フォトウェディングには「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」の2種類があります。

*スタジオ撮影

あらかじめセッティングされたスタジオで屋内で撮影を行う方法です。
天候の影響を受けないため、撮影のタイミングをお二人のスケジュールに合わせて決められます。
撮影日は丸1日、予定を空けておく必要があります。

*ロケーション撮影

ロケーション撮影は屋外で撮影する方法です。
四季を通して、その季節ならではの自然の美しさの中で撮影をできるので、ロマンチックな雰囲気の写真に仕上がるのが魅力です
また、意外性のある写真を撮ることができるため、自分たちらしい作品ができ、一生の思い出に残る写真となるでしょう。

ロケーション撮影として選ばれる人気のスポットは、基本的に美しい景色や四季折々の景色を楽しめる場所です。
ここでは、ロケーション撮影のおすすめのスポットについて紹介します。

1. ビーチ・海

主に洋装が楽しめる撮影スポットです。
太陽の光が白い砂浜と白いドレス、透き通った海に反射して美白効果が倍増します。
海は和気あいあいとした雰囲気で撮影でき、自然な笑顔を引き出せる最高のロケーションです。
特に人気リゾート地の沖縄では、海外のようなビーチフォトが撮影できる場所として人気があります。

2. チャペル・結婚式場

和装・洋装どちらも楽しめる撮影スポットです。
フォトウェディングのみの結婚式を考えている方にとっては、挙式体験ができる唯一の機会です。
結婚式本番とは違う衣装でフォトウェディングを楽しみたい方にもおすすめです。

3. 街の風景

都会の景色や並木の街道を背景にするロケーション撮影が近年注目されています。
何気ない街の風景の中で、華やかな衣装を着た二人は非日常感を演出できるでしょう。

4. 2人の思い出の場所

思い出の場所でロケーション撮影を行いたいというカップルは多くいます。
スタジオ撮影にはない大きな魅力と言えます。
場所によっては撮影が難しい場合や予約が必要な場合があります。
実施する際には、事前の下調べや、撮影プランの問い合わせが必要です。

□前撮り・後撮りの違いについて

前撮りとは、名前の通り、結婚式前に撮影を行うもので、結婚式・披露宴を上げる前提の写真撮影です。
前撮りをする場合、撮影した写真は結婚式で活用する目的であることがほとんどです。

後撮りとは、結婚式の後に撮影するもので、結婚式・披露宴の開催が前提の写真撮影です。
後撮りの場合、費用を貯めてから撮影でき、スケジュールを急がなくて良いため、自分たちのペースでおこなえます。
また、挙式当日の写真が満足いかなかった場合に、再び撮り直せます。

フォトウェディングと前撮りや後撮りと異なるポイントは、結婚式・披露宴の開催の有無です。
フォトウェディングは写真だけの結婚式というスタイルです。
一般的には、新郎新婦2人で行うものですが、最近は親族を招待したり、新婚旅行を兼ねてリゾート地でフォトウェディングを楽しむカップルもいます。

□前撮りのメリット

1つ目は、入籍報告に前撮りで撮った写真を使えることです。
今や入籍報告は当たり前にSNSで行われる時代です。
なんとなく二人で自撮りした写真より、プロの方にとってもらった写真の方が、目に止まり伝わりやすくなります。
入籍報告以外にも挙式当日のプレゼントや年賀状に活用できます。

2つ目は、親族に喜ばれることです。
結納や入籍のご報告の際に、前撮りした写真をアルバムで持参すると親族で盛り上がること間違いなしです。
娘・息子の晴れ姿を見るのは成人式ぶり、なんてご両親もいらっしゃるかと思います。
立派に成長した姿を見せることで、感謝を伝えることができます。

□後撮りのメリット

1つ目は、結婚式で満足いかなかったシーンやポーズを再現できることです。
挙式当日の撮影は、式場内での撮影であるため場所が限られていたり、時間的な制約も大きいと思います。
そのためカット数が少なく、写りが悪かったり、したかったポーズができなかったなんてことが起こりかねません。
後撮りでは、後悔のある部分を再度撮影できるため、よりお気に入りのショットを残せるでしょう。

2つ目は好きな季節を選べることです。
結婚式の日取りは、ゲストのスケジュール次第で時期が決まってしまうこともあります。
前撮りをするにしても、結婚式を基準にして決めるため、希望する季節に撮影できないことがあります。
しかし、後撮りを行えば、結婚式の時期に関係なく、時間的な余裕を持って撮影時期を決められます。

3つ目は、ハネムーンを兼ねて撮影できることです。
ハネムーン先でも撮影できるのも後撮りのメリットです。
ハネムーンで有名観光スポットを訪れる場合には、おしゃれで映えた写真を残せるでしょう。

□婚約期間中に撮るエンゲージメントフォトとは?

エンゲージメントフォトとは、プロポーズを受けてから結婚式までの期間に行う撮影のことです。
欧米では婚約した後に、エンゲージメントフォトを行うのが一般的でした。
近年では日本国内でもおしゃれカップルを中心に普及し始めています。

フォトウェディングとエンゲージメントフォトは、撮影時の服装がフォーマルかカジュアルかに大きな違いがあります。
フォトウェディングは、結婚式で着るウェディングドレスとタキシードなどのフォーマルな装いで撮影をおこないます。
一方でエンゲージメントフォトは、普段着やワンピースなどカジュアルな装いで撮影を行います。

服装もメイクも自由なエンゲージメントフォトでは、映画の登場人物になりきって撮影できます。
お二人が好きな映画のワンシーンを再現するのも素敵ですよね。

結婚式の日程が未定でも活用できるタイミングがあるかもしれないと、記念に撮る方も多いようです。
また、結婚式当日のウェルカムボードやムービーに利用できるのも人気の理由です。

□まとめ

今回は、フォトウェディングの撮影方法について詳しく紹介しました。
前撮りは写真データを活用できるところ、後撮りは結婚式の写真の後悔をカバーしてくれるところにメリットがあります。
撮影のタイミングについてはお二人で話し合って決めることをおすすめします。

フォーマルなフォトウェディングと違って、日常の一部を切り取ったような撮影ができるのがエンゲージメントフォトの特徴です。
自然体のお二人の姿を写真に残すことができるでしょう。
フォトウェディングについて、お悩みの方はぜひ1度 Mai BRIDEにご相談ください。

和装を考えている方へ!色打掛と白無垢どっちを選ぶ?

結婚式や前撮り、フォトウエディングの機会で和装を選ぶときに、人気の高い「白無垢」と「色打掛」。
どちらにも甲乙つけがたい魅力があり、なかなか着る機会のない衣装なので、どっちにしようか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、「白無垢」と「色打掛」、どっちを選ぶべきなのかについてお伝えします。
それぞれの和装の特徴や、和装を選ぶときのポイントについてもあわせてご紹介しますので、衣装選びの参考にしていただけると幸いです。

□白無垢と色打掛とは?

まずは、「白無垢」と「色打掛」が、それぞれどのような和装なのかについて解説します。

「白無垢」は、全身を白一色で一貫した和装で、婚礼衣装で最も格式高い和装とされています。
掛下や打掛、下着から小物まですべてを白でコーディネートしたもので、刺繡も白で統一されています。
白には「嫁ぎ先の家風に染まる」意味合いも込められていて、婚礼の衣装に相応しい色です。

白無垢の中にも、「正絹(しょうけん)」と「化繊(かせん)」2種類の生地があります。

天然素材の「正絹」は、少し黄色みのある白色で、美しい光沢感に魅力があります。
着崩れしにくい衣装であるので、長時間の撮影にもピッタリです。

「化繊」は、化学繊維からできている衣装で、発色の良い白色が特徴です。
ウエディングドレスのような「白」の衣装で臨みたい方におすすめします。

対して「色打掛」は、柄や色を取り入れた華やかな和装です。
掛下に帯を締め、その上から羽織る裾が長い着物のことを「色打掛」と言います。
色打掛には様々な色合いや柄があり、たくさんのバリエーションからお気に入りの1着を見つけられますよ。
豪華な絵柄には、「花嫁が幸せになれますように」と願いが込められているので、記念写真を収めるときにもピッタリな衣装です。
現在では、「白無垢」とほぼ同格の格式の高い和装として扱われているため、婚礼衣装として人気があります。

□前撮りで着るべきなのは白無垢?色打掛?

白無垢と色打掛、どっちを着るかで迷った時には、「自分の好み」と「試着してしっくりくること」を大切にしましょう。
せっかくの機会だからと、派手なものや豪華な装飾がついているものに目が行き、自分の好みをなおざりにしてしまうと、理想の写真とできあがった写真がかけ離れてしまうかもしれません。
写真を残すのはあなた自身なので、自分の好みを大切にしてくださいね。

ただし、和装を眺めていて良さそうなのが見つかっても、着てみると「何か違う気がする」と思うこともあります。
お気に入りの1着を見つけるためには、とにかくたくさん試着してみましょう。
「いまいちだな」と思った衣装が、着用してみるとしっくりくることもあるので、積極的に試着してみてください。

また、前撮りでどっちを着るかを選ぶ際には、写真を撮る「背景」をヒントにしてください。
白無垢には上品でおしとやかな雰囲気があり、色打掛には彩り華やかで豪華な特徴があります。
シンプルな背景をバックに撮るのであれば、穏やかな雰囲気に合わせて「白無垢」を着用し、素敵な雰囲気の1枚を残してみましょう。
華やかな場所で写真を撮るのであれば、色合い豊かな「色打掛」を選ぶと、ぱぁっと色鮮やかで映えますよ。

それ以外にも、理想のイメージに合わせるのも1つの方法です。
和装を着る「意図」に合わせて、どっちを着るか選びましょう。
古風で日本らしい雰囲気の写真を収めたいなら「白無垢」、明るく映える写真を残したいなら「色打掛」を選ぶのもおすすめです。

□白無垢と色打掛どっちを着るかで迷ってしまったら、こんな選び方はいかが?

なかなか着る機会のない和装だからこそ、1つの衣装しか選べないのは窮屈ですよね。
どの和装を着るかで迷ってしまったら、次のようなポイントに着目して、和装を選んでみるのもおすすめです。

*季節やロケーションに合わせる!

決め手に困ったときは、季節を考慮してみましょう。
深みのある深緑や紅葉をバックグラウンドに写真を撮るときには、シンプルな白無垢が非常に映えます。
色打掛にも、植物や動物をモチーフにした柄のものがたくさんあるので、季節やロケーションに合わせたものを選ぶと、ぐっと雰囲気の高まった写真が撮れますよ。

*白無垢は羽織ってしっくりきたものを選ぼう!

先程説明したように、白無垢には「正絹」と「化繊」の2種類があり、それぞれ色味に若干の違いがあります。
また、1つ1つ刺繍や裏地、縁取りも細かく違っているのが白無垢の特徴です。
そのため、見ているときと着てみた後とでは、印象が変わってきます。
実際に羽織ってみて、1番しっくりくるものを見つけましょう。

*色打掛は顔うつりが良いものがおすすめ

王道の色打掛は「赤」ですが、顔立ちがきりっとした人には黒のものが良く似合いますし、華やかな写真を残したい方には、金色の色打掛が理想にピッタリです。
色選びで迷った時には、顔うつりが良いものを選ぶのがポイントです。
気に入ったものがあったら、まずは試着して鏡の前に立ってみましょう。
顔うつりが分かりづらかったら、他の人に確認してもらってください。

□白無垢をおしゃれに着こなすアイデアとは?

シンプルな白無垢がどこか物足りなく感じる方は、ちょっとした工夫でより一層おしゃれに着こなせます。

*中に着るものを色付きにする

白無垢を着用する際は、中に白色の掛下や半襟を着ることが普通ですが、最近は、中に着るものにアクセントカラーを入れることによって、華やかな雰囲気を出す花嫁も増えてきています。
色付きの掛下を着ることで、顔色も明るく見えますよ。

*小物を使ってアレンジ

白無垢には、胸元の合わせに差し込む箱状の「筥迫(はこせこ)」や、懐にさしておく短刀の「懐剣(かいけん)」をはじめとした、小物が欠かせません。
これらの小物はバリエーションも豊富で、たくさんの色や柄があります。
自分好みのアイテムで、シンプルな白無垢にアクセントを加えてみてください。

*草履にもこだわる

以前は、白無垢には白の草履が一般的でしたが、最近は色や柄の入った草履を合わせることも人気になっています。
あえて赤やゴールドの派手な草履を合わせることで、おしゃれな着こなしができますよ。

□色打掛の模様を意味から捉える!

色打掛は同じ色のものでも、様々な柄が装飾されているので、着たいカラーが決まっていても、どの1着を選ぶかで迷ってしまうかもしれません。
そのような時には、柄の持つ「意味」に着目してみるのも良いですよ。

例えば、「鶴」の柄には、長生きや夫婦和合の意味合いが込められていて、「檜扇(ひおうぎ)」は末広がりで縁起が良く、「鳳凰(ほうおう)」は平和の象徴として描かれています。
その他にも、「松竹梅」にはそれぞれ、長寿・子孫繁栄・生命力が込められていて、貝合わせに使う貝をしまっておく「貝桶」は、運命の人に巡り合った花嫁にピッタリのモチーフとして描かれています。

おめでたい日だからこそ、縁起の良い柄のものを選んでみましょう。

□まとめ

白無垢と色打掛は、それぞれ捨てがたい魅力があり、なかなか着る機会のない衣装だからこそ、どっちを着るか決める時にはついつい迷ってしまうものです。
どっちを選ぶか決めきれないときは、それぞれの和装の特徴を把握したうえで、「自分の好み」と「着用してしっくりくること」を大切にしてください。

選んだ衣装を実際に着るのは、あなた自身です。
後悔のない素敵な思い出を作るためにも、色々なことを加味したうえで、お気に入りの1着を見つけましょう。

理想の前撮りまでにすることとは?事前準備が欠かせない!

近年は、挙式を控えた恋人の約7割が前撮りを行っています。
いざ前撮りをすると決まっても、何を準備する必要があるのか、どんなスケジュールで進んでいくのか、気になることはたくさんあると思います。
そこで今回は、前撮りのプラン内容や費用相場を紹介し、事前に必要な準備について詳しく紹介します。
前撮りを考えている方に参考になる内容です。

□前撮り撮影決定までにすること

そもそも前撮りとは、結婚式とは別の日にウェディングフォトを撮影することです。
結婚式当日に撮影するケースもありますが、挙式と披露宴の前後や合間にはタイミングがなくゆっくり撮影できないケースがほとんどです。
前撮りや後撮りは、挙式を控えたカップルの約7割が行っています。
前撮りや後撮りには、記録を残すという目的だけでなく、結婚式のような幸せな時間が増えるという魅力もあるようです。
また、挙式はせずに写真だけ残すことを「フォトウェディング」と言います。

一言に「前撮り」といっても様々な選択肢があり、近年では撮影の仕方から残し方まで多様化しています。
衣装や背景、レタッチの雰囲気や修正など撮る人や場所によっていろんな作品を作れます。
前撮りを行うことを決定したら、まずは「どんな雰囲気の写真が撮りたいかイメージすること」が重要です。
イメージする際のポイントは、「撮影場所・衣装・予算・参加者」です。
前撮りの撮影場所には、式場やスタジオ、ロケーションなど様々な選択肢があります。

イメージしている写真はどこなら叶えられるか事前に調べておきましょう。
その際に、フォトウェディングのサイトや雑誌を見ながら考えることをおすすめします。

また、事前に写真をどう活用するか考えておくことも重要です。
前撮りの写真は記録でもありますが、結婚式やその後に活用できれば一石二鳥です。
挙式のウェルカムボードや招待状などに使うことが可能です。
使用用途を決めることで、「小物や手元ショットも多めに」などとカメラマンに要望しやすくなります。

□花嫁の美容でやるべきこと

実際に前撮りを終えた方の多くが後悔するのが「ヘアメイク」です。
結婚式の準備に追われ、前撮りまで気が回らない人が多いようです。
結婚式当日だけでなく前撮りから自分に似合う好みのスタイルをしっかりと伝えられるようにしましょう。

普段の濃さのメイクだとライティングで飛んでしまうため、普段より濃くすることをおすすめします。
ここで重要なのがベースメイクです。
少し厚塗りかと思うくらいが、撮影だと素肌っぽく見せることができます。
メイクを任せる場合には、自身の好みに合わせてしっかりとカウンセリングを行うようにしましょう。

結婚式当日には、まつ毛や眉毛のケア、エステサロンなどに通う方が多いですが、意外にも前撮りの時には忘れてしまう方がいます。
新婦の美容面の準備がどうしてもおろそかになりがちです。
写真の満足度はもちろんですが、結婚式当日のトラブルに備えて一度やってみるのがおすすめです。

前撮りを検討し始めた頃から、早めの美容ケアを開始しましょう。
お肌の細胞が変わるには3ヵ月かかると言われているため、肌質向上に向けてスキンケアやエステに通うのであれば3ヵ月から6ヶ月前に始めることをおすすめします。
美容面の準備でおすすめなのがシェービングです。
顔や背中、デコルテの産毛を剃って、衣装から見える部分を綺麗に整えることができます。

□必要な持ち物とは?

必要な持ち物は、衣装が和装か洋装かによって変わります。
一般的に持ち物として指定されることが多いのは次のアイテムです。
和装では、「肌襦袢(はだじゅばん)・裾よけ・白足袋」です。
肌襦袢と裾よけは、和装時の肌着のことです。
洋装では、「ストッキング・ブライダルインナー」です。
おおむね、直接身につける肌着類は、自身で持っていく必要がある場合が多いです。
レンタルすることもできますが、その場合には利用料がかかる場合もあるため、スタジオに確認するようにしましょう。

また、撮影用の小物や小道具を自分で用意して持って行く人もいます。
たとえばヘアアクセサリーや結婚指輪、傘や扇子などです。
撮影小物にこだわってくると、金銭的にも準備の面でも負担が大きくなってしまいます。
そんな時は、前撮り以外にも使えるものがないか意識して選択する方法もおすすめです。
前撮りの段階で先のイメージまで出来ていないとなかなか難しいですが、早めに計画を立てることに損はないので、撮影前に当日以降も使えるものはないか考えてみてください。
完成イメージに合わせて、事前に準備しておくのも良いでしょう。
その場合にも、スタジオによっては持ち込み料がかかる場合があるため、事前に確認するといいでしょう。
また、定番のアイテムはスタジオにある場合も多いため確認しましょう。

□見積もりを出してもらう

前撮りの事前準備には「見積もり」を行うようにしましょう。
予算内におさまりそうか確認することは重要です。

撮影プランの基本項目は「撮影料・衣装代・小物・ヘアメイク・レタッチ・データ・持ち込み料・移動費」です。
安いプランだと、写真データが1枚分しかもらえなかったり、そもそもデータがついていない場合が多いです。
プランを選ぶ時には、どこまでプランに含まれていてどこからプラン外(オプション)になるのかチェックしておくことが大切です。

撮影プランで「スタジオかロケーションか」の違いは、費用に大きく影響します。
スタジオの場合では、8万円から12万円が相場です。
一方、ロケーションの場合には8万円から20万円が相場です。
スタジオ撮影と比べてロケーションの価格帯はやや高めの傾向にあります。

見積もりで気をつけたいのが、オプション料金です。
撮影カット数に応じてプランが組まれている場合がほとんどのため、詳細をチェックするようにしましょう。
また、誰に撮影してもらうか、誰にヘアメイクをしてもらうかなども追加の指名料として全体の価格に影響します。

□準備不足による失敗談とは?

ここでは、前撮りの準備不足による失敗談をご紹介します。

*費用が思ったよりかかった

通常プランには無いようなものが、撮影において欠かせないものが出てくることがあります。
その都度オプション料金が発生する事態に陥ります。
理想の前撮りを、適切な価格で実現できるようなスタジオ選びを心がけましょう。

*ヘアメイクが思ったものと違う

ご自身が考えていたものとは異なるヘアメイクになってしまうケースが多いです。
事前にスタッフの方と意見をすり合わせて、満足のいくヘアメイク・撮影になるようにコミュニケーションをとっていきましょう。

*写真の仕上がり

いざ写真を撮った後に、仕上がりが満足のいくものではなかったら悲しいですよね。
スタジオで撮影された写真を事前に見ておき、満足のいくものか確認しておきましょう。
また、写真の修正・レタッチ技術についても事前に確認しておくことをおすすめします。

これらのように、せっかくの前撮りで後悔しないためにもしっかりと準備することが大切です。

□まとめ

今回は、前撮りを行う際に必要な事前準備について紹介しました。
理想の前撮りを実現するには、担当のスタッフとのコミュニケーションが重要です。
自分の要望を明確に伝えられるように、資料を用意しておくとスムーズな話し合いが可能となります。
前撮りを行う機会は早々ないため、後悔のないように自分らしい前撮りのイメージして検討してみてください。

結婚式の前撮り・後撮りについて!前撮りの割合は?

結婚式を控えて、前撮りや後撮りなどのフォトウェディングの必要性について悩んでいる方も多いでしょう。
フォトウエディングは、人生のイベントである結婚式を思い出として残せられるだけでなく、さまざまなメリットが存在します。
そこで今回は、前撮り・後撮りの割合や必要性について解説していきます。

□前撮り・後撮り写真って何?割合はどれくらい?

結婚式の前後に行う前撮りや後撮りとは、結婚式の別の日にウェディング姿を撮影することです。
近年では、和装での前撮りの需要も増加しています。
結婚式当日に記念撮影をする方もいますが、挙式と披露宴の合間はやることが多く、ゆっくり撮影できない場合がほとんどです。
そこで多くのカップルは、前撮りや後撮りを活用しています。
また、挙式をせずに写真だけで残す「フォトウエディング」を活用しているカップルも増加しています。

前撮り・後撮りの動向調査を行うと、約7割のカップルが実施していることがわかりました。
実施した動機には、「挙式や披露宴と異なる衣装を着られるから」であったり、「撮影した写真を挙式や披露宴に利用したかったから」という意見が挙げられます。
前撮りの衣装は、従来はウエディングドレスが圧倒的な人気を誇っていましたが、近年は和装の1つである「白無垢」の人気が上昇しています。
白無垢の中に着る掛下・半襟を白で統一することが多いですが、最近では、色付きの掛下・半襟を用いることで多様なコーディネートを組むことができます。
和装を着こなすアイテムが増えたのが、人気上昇の要因であると考えられます。

撮影場所は、スタジオ撮影とロケーション撮影に分けられます。
人気の撮影場所は、チャペルや教会が挙げられます。
全体的には、屋内での撮影のニーズが高い傾向が見られます。

和装の場合には神社仏閣や季節を感じられる場所の人気が高いです。
撮影場所を選ぶ基準としては、「イメージする写真が撮れそうだから」や「SNSを見て興味を持ったから」など、写真のイメージから撮影場所を選ぶ方が多いです。

□前撮り・後撮り写真にかかる料金は?

前述の通り、前撮り・後撮りにはスタジオ撮影とロケーション撮影という2つの種類があります。
スタジオ撮影とはその名の通り、屋内のフォトスタジオで撮る撮影方法です。
ロケーション撮影は、教会や庭園などの屋外で撮る撮影方法です。

スタジオかロケーションか、というのは費用に影響します。
ここでは、それぞれの費用相場について見ていきましょう。

スタジオの場合では、9万円程度が平均額です。
一方、ロケーションの場合には10万円程度が平均額です。
スタジオ撮影と比べてロケーションの価格帯はやや高めの傾向にあります。
この理由はロケーション撮影では移動費が必要になるからです。

その他の要因で、費用に差が出る主なポイントは「衣装のグレード」「撮影シーンの数」「データの納品方法」の3つです。
これらの選択によって、数万から数十万のまでの大きな差を生み出します。
こだわりを持って写真を残したい場合には、2人にあった撮影プランを探しましょう。

費用を見積もる際に気をつけたいのが、オプション料金です。
撮影カット数に応じてプランが組まれている場合がほとんどのため、詳細をチェックするようにしましょう。
また、誰に撮影してもらうか、誰にヘアメイクをしてもらうかなど、追加の指名料も全体の価格に影響します。
安いプランだと、写真データが1枚分しかもらえなかったり、そもそもデータがついていない場合が多いです。
プランを選ぶ時には、どこまでプランに含まれていてどこからプラン外(オプション)になるのかチェックしておくことが大切です。

□前撮りをするメリット

*撮影した写真を多様に活用できること

前撮り写真の活用方法として、結婚式当日のウェルカムボードや演出ムービーなどに活用できます。
また、前撮り写真で年賀状やハガキを作成して、結婚報告をすることもできます。
多忙や距離的な問題でなかなか、結婚報告をできない人に送るのに適しています。
このようにとった写真を多様な形で活用できるのが前撮りのメリットの1つです。
ただ、ウェディングアイテムへの加工には時間がかかるため、結婚式の3ヶ月前を目安にスケジュールを立てることをおすすめします。

□後撮りをするメリット

*新婚旅行と同時に撮影可能なこと

後撮りは新婚旅行と一緒に撮影できます。
その地域にしかないロケーションで、オリジナリティ溢れる写真を残せます。
写真を振り返った時に新婚旅行の思い出も振り返ることができます。
ただ、プランによっては丸一日かかる場合もあるため、日数は余裕を持って確保しておきましょう。

*結婚式の後悔が生かせられること

結婚式で撮れなかった衣装やポーズを改めて実現できるのも、後撮りのメリットです。
撮影カットが少ないといった不満も後撮りで解消することができます。
結婚式を終えてから撮影に臨めるため、表情やポーズの改善ができます。

*コンディションを整えられる

結婚式前は多忙であることから、心身の状態や美容にかける時間が少ない場合も多いです。
後撮りならゆっくりと心身の調子を取り戻せます。

この他にも、前撮りと後撮りに共通したメリットが複数存在します。
1つ目は、色々な衣装を着用できることです。
結婚式当日とは異なる衣装を着用することが可能で、洋装か和装も選べます。

2つ目は、希望するポーズやシチュエーションで写真が撮れることです。
結婚式当日では、ゆっくりと撮影できないため、納得のいく写真を複数撮ることが困難です。
しかし、撮影のためだけの時間を設けることで、理想の作品を作り上げられます。

□セルフ前撮りとは?

セルフ前撮りとは、業者に依頼せずに自分達だけでウェディングフォトを撮る方法のことです。
友人に依頼する方も複数います。
費用を抑えたい方や、撮影したいロケーションが複数ある方、こだわりが強い方におすすめの方法です。
セルフ前撮りは、費用・時間に囚われることのない、自由な撮影方法と言えます。
ただ、必要なアイテムを自分達で手配する必要があるため、負担が大きいとも言えます。

衣装を手配する場合、持ち運ぶ都合があるため、畳んでもシワになりにくい素材や家で選択できるものを選ぶといいでしょう。
花嫁衣装といえば、やはりウェディングドレスですよね。
ウェディングドレスを手配する方法は、購入とレンタルの2つの方法があります。
購入する場合、ネット通販で探すと安いものなら1万円から3万円程度で手配できます。
ウェディングドレスではなく、丈が長めの白ワンピースでナチュラルに仕上げるのも素敵です。
アクセサリーやブーケなどの小物を取り入れることで、シンプルな衣装でも十分雰囲気を演出できます。

ただ、和服でのセルフ前撮りは難しいのが現実です。
「着付け代金が高額であること」や「重くて動きづらいこと」、「着崩れしやすい」などのデメリットが大きいためです。
和装でフォトウエディングをしたい場合には、業者に依頼することをおすすめします。

□まとめ

今回は、前撮り・後撮りについて詳しく解説しました。
7割の人が結婚式の前撮り・後撮りを実施しており、欠かせないイベントの1つになっています。
前撮り・後撮りで後悔しないよう、余裕のあるスケジュールを立てるようにしましょう。
また、業者の方とのコミュニケーションは理想の写真を作り上げる上で重要な工程ですので、怠らないように気をつけましょう。
今回の記事が参考になれば幸いです。

ウェディングドレスでの写真の撮り方!ただ撮るだけではダメ?

フォトウェディングは結婚の記念に撮影されることが多いです。
別日を設けずに結婚式当日に撮るケースもあります。
そんな一生に残る結婚写真は、絶対に失敗したくありませんよね。
素敵な写真を仕上げるには、衣装の選び方や撮り方が重要です。
そこで今回は、結婚写真を撮る際の注意点について詳しく紹介します。

□ウェディングドレスの写真の撮り方のコツ

結婚式当日や前撮り時に、後から「あの写真も撮っておけばよかった」と後悔しないように、あらかじめカメラアングルを決めておきましょう。
最低でも「全身」「上半身」「後ろ姿」の3点は押さえておきたいです。
余裕があれば「サイド」「360度の動画」も撮ることをおすすめします。
撮影する位置でウェディングドレスや和装の見え方は変わってくるので、細かい部分も撮影しておきましょう。

婚礼衣装を着用する時には恥ずかしがらずにポーズを取ることがポイントです。
ウエストラインに両手を添えたポーズがおすすめです。
背筋を伸ばすこと、あごを引くこと、胸を張ること、肩の力を抜くことを意識しましょう。
姿勢を良くするだけで見栄えがよくなります。
あごを引くと目線が下がりがちになりますが、そこで意識して目を挙げてみましょう。
こうすることで自然に上目遣いになり、目が開き、目力がでます。
猫背気味かもと自覚がある人は、普段から意識すると良いでしょう。

専門のカメラマンに撮ってもらえる場合には、指示通りに動けば良いでしょう。
ただ、カメラをまっすぐ見るのが苦手な場合には、レンズの少し上を見ると良いでしょう。

□ドレスの試着で意識すべきポイント

ウエディングドレスの試着では、普段はあまり着ることのないドレス姿に気分が高まると思います。
ただ、試着時には注意すべきポイントがいくつか存在します。

衣装を試着する時に必ず行っておくことは写真撮影です。
写真で残しておくことで、自分1人で決めるのが難しい時に、旦那さんや両親と一緒に写真を確認しながら検討できます。
衣装を比較する時に参考になるので必ず撮影しておきましょう。
試着の目的は、お気に入りの1着を見つけることなので、そのポイントを確認しつつチェックしましょう。

写真撮影をするときのポイントはポーズやカットを統一することをおすすめします。
ポーズやカットはバラバラになると、見返す時に比較しづらくなるので要注意です。
撮り方を統一することで、衣装のデザインも検討しやすくなります。

撮影位置でありがちな間違いは、花嫁と同じ目線で撮影することです、
被写体と同じ目線で撮影すると、顔が大きく映り、全体のバランスが悪くなります。
ウエスト位置で撮影すると、全体のバランスが良くなります。
衣装のイメージや雰囲気が分かり、他の衣装と比較しやすくなります。
ウエスト位置より下からしゃがんで撮影すると、小顔に見え、一層雰囲気のある写真に仕上がります。

□ドレスを決定する際に意識するべきこと

衣装合わせは、会場の打ち合わせが始まる前後で試着できているのが理想です。
試着希望日の2週間前には予約の問い合わせを入れて、衣装の決定は式の4ヶ月前を目安にしておくと良いでしょう。
式準備が忙しくなる前に決めておくと安心できるので、余裕を持って準備しましょう。

ドレスの選び方のポイントは、「自分が好きなデザインを知ること」「体型に合うデザインを選ぶこと」「結婚式場の雰囲気に合わせること」の3つです。

自分が着てみたいと思うデザインを決めておけば、衣装選びをスムーズに進めることができます。
「こんな花嫁になりたい」という雰囲気をきちんと把握しておきましょう。
SNSや雑誌をチェックするのがおすすめです。

体型や顔立ちによって似合うデザインは人それぞれ変わります。
例えば下半身が気になる場合には、スカート部分にボリュームのあるAライン型がおすすめです。
長所は活かし、コンプレックスは隠せるデザインがそれぞれの体型に合わせて存在します。

ドレスが自身に似合っているのはもちろんですが、結婚式場の雰囲気に合っているかも気にしておきたい所です。
例えば、格式の高い結婚式場なら露出を控えたり、豪華な結婚式場ならプリンセスラインのドレスにしたりすると良いでしょう。

依頼先によって異なりますが、衣装打ち合わせと同タイミングでブーケも決定します。
ブーケは衣装とコーディネートしてこそのアイテムなので打ち合わせには試着時の写真を持っていくことをおすすめします。

□フォトウェディングはプロに任せる?セルフで撮影?

フォトウェディングの撮影方法は業者に依頼してプロに任せる方法と、セルフで仕上げる方法があります。
自己流にこだわりのある方にはおすすめですが、仕上がりが不安な方にはプロに依頼することをおすすめします。
衣装やメイク、ヘアセットまで一式行ってくれる業者もありますので、プロならではの仕上がりが期待できます。
一生に残る大切な写真になるので、後悔のないよう、ぜひプロに任せて最高のフォトウェディングにしましょう。

前撮りや後撮りなどの別日を設けてウエディングフォトを撮影するのもおすすめです。
前撮りを活用することで、結婚式当日のウェルカムボードや演出ムービーや、結婚報告用の年賀状やハガキを制作できます。
また、後撮りを活用することで、結婚式での後悔を生かして改善できます。
これらの方法を活かすことで、結婚式当日とは異なる衣装を着用することができ、洋装か和装も選ぶことができます。
スタジオ撮影だけでなく、ロケーション撮影も可能なため、希望するポーズやシチュエーションを複数試すことができます。

□セルフで撮影する際に用意すべきものとは?

ここでは、結婚式当日や結婚式の前後で、セルフで撮影する場合に必要なものについて紹介します。
セルフで撮影する場合には、業者に依頼せずに自分達だけでウェディングフォトを撮ることになります。

ただ、カメラマンを友人に依頼する方もいます。
費用を抑えたい方や、撮影したいロケーションが複数ある方、こだわりが強い方におすすめの方法です。
セルフ撮影は、自由な撮影方法と言えますが、必要なアイテムを自分達で手配する必要があるため、負担が大きいとも言えます。

衣装を手配する場合、持ち運ぶ都合があるため、畳んでもシワになりにくい素材や家で選択できるものを選ぶといいでしょう。
ウェディングドレスを手配する方法は、購入とレンタルの2つの方法があります。
購入する場合、ネット通販で探すと安いものなら1万円から3万円程度で手配できます。
ウェディングドレスではなく、丈が長めの白ワンピースでナチュラルに仕上げるのも素敵です。
アクセサリーやブーケなどの小物を取り入れることで、シンプルな衣装でも雰囲気を演出できます。

そして、セルフ撮影でおすすめの時期は「春・秋」です。
桜や紅葉などの自然風景が美しいこの時期は、ロケーション撮影が適しています。
セルフ撮影では、撮影場所の決定から機材の調達など全ての段取りを自分達で行う必要があります。
撮影場所は基本的にどこで撮影しても大丈夫なのですが、「撮影前にロケハンすること」「第三者が写り込まない場所であること」この2点はおさえておきましょう。

撮影で必要な機材は「カメラ・三脚・リモートシャッター」の3点が必須です。
カメラは好みのもので構いませんが、解像度の高い高性能カメラをおすすめします。
リモートシャッターを用いることで手ブレ防止になります。

□まとめ

今回は、結婚写真を撮る際の注意点について、衣装の選び方や撮り方など、多方面から解説しました。
事前の準備が重要であり、ポーズを決めたり、映りを研究しておくことをおすすめします。
念入りに準備したフォトウエディングは格別の仕上がりになります。
今回紹介した内容が参考になれば幸いです。

前撮りの和装の種類とは?色打掛の人気色とは?

結婚式の当日とは別の日に、新郎新婦お2人の写真を収める「前撮り」。
結婚式以外の日に撮影するので、お気に入りの場所で、落ち着いた雰囲気の中、お2人の素敵な記念写真を残せます。
また、結婚式本番とは違った服装で撮影できるのも、前撮りが人気のポイントです。

今回は、前撮りの服装の中でも、特に人気の高い「和装」について解説します。
色打掛の人気色をはじめとした、皆様の疑問にお答えしますので、是非参考にしてみてください。

□色打掛とは?

まず、先程紹介した「色打掛」についてご説明します。
色打掛とは、掛け下と呼ばれる着物に帯を締め、その上から羽織る裾が長い着物のことです。
掛け下から小物まで、すべて白で統一された「白無垢」に対して、柄や色を取り入れた華やかな和装のことを「色打掛」と言います。
現在では、「白無垢」とほぼ同格の格式の高い和装として扱われているため、結婚式でも非常に人気が高いです。
豪華な絵柄が描かれている色打掛には、「花嫁が幸せになれますように」と、願いが込められているので、記念写真を収めるときにもピッタリな衣装です。

□色打掛の人気色5選!色の意味を解説

色打掛には様々な色合いがあるため、どの色にしたら良いのか迷ってしまうかもしれません。
そこでここでは、色打掛の人気色5選をご紹介します。
色打掛の人気な色を知って、ご自身が和装を選ぶときの参考にしてください。

1つ目は、王道の「赤」です。
流行に流されず、万人受けする王道色である赤は、色打掛の中でも1番人気が高い色です。
「赤」は太陽を表した神聖な色で、魔除けの意味合いが込められています。
見た目の華やかさも抜群なので、幸せな1枚を撮るのにピッタリです。

同じ赤色の中でも、派手な朱赤から、落ち着いた雰囲気の茜系の色合いまで、様々な種類があります。
色選びで困ったら、まずは赤系の色打掛を選んでみるのも良いかもしれません。

2つ目は、豪華で派手な「金色」です。
見た目の華やかさと豪華さもさることながら、金色には「高貴」や「神聖」をはじめとした、縁起の良い意味合いが込められています。
高級感のある金色の色打掛を選べば、記憶に残る印象深い1枚を撮影できますよ。

3つ目は、かわいさの象徴「ピンク」です。
愛情やかわいらしさの象徴である「ピンク」は、花嫁の衣装にピッタリな色です。
桜や桃の「春」の色でもあるため、これから新たな人生を迎えるにあたっても、相応しい色となっています。

また、ピンクには顔色を明るく見せてくれる効果があります。
赤に比べて、柔らかく可憐な雰囲気に仕上がるので、落ち着いた雰囲気の写真を撮りたい方におすすめです。

4つ目は、さわやかな「青」です。
「清潔」や「誠実」を表す、さわやかな青の色打掛も、近年人気が高まっています。
控えめなかわいらしさを演出したい方は水色、大人な女性の魅力を醸し出したい方は濃い青を選ぶと、ぐっと雰囲気が高まります。
また、青色を取り入れることで、「サムシングブルー」をアピールできますよ。

5つ目は、エレガントな「黒」です。
きりっとシックな黒の色打掛も、大人な女性に人気です。
「嫁ぎ先以外の色には染まらない」決意の意味も込められています。
小物やブーケで色味にアクセントをつけると、より一層おしゃれ感も高まりますよ。

□その他の和装の種類について紹介

色打掛以外の和装にも興味を持っている方のために、「白無垢」と「黒引き振袖」についてご紹介します。

「白無垢」は、全身を白一色に統一した和装です。
白い掛下に白の打掛を羽織り、下着から小物まですべてを白でコーディネートしたもので、婚礼衣装で最も格式高い和装とされています。
白には「嫁ぎ先の家風に染まる」意味合いも込められていて、婚礼の衣装に相応しい色です。
花嫁衣装の中でも、ダントツの清らかさがあります。

「黒引き振袖」は、引き振袖の中で最も格式の高いものです。
かつては、武家の婚礼衣装として着用されていたのがこちらの和装。
エレガントで落ち着きのある衣装で、大人の女性たちから人気があります。
先程述べたように、黒には「嫁ぎ先以外の色には染まらない」気持ちも込められていて、花嫁の衣装にピッタリです。
振袖は未婚女性が着るものなので、結婚式や前撮りが振袖を着用できる最後のチャンスですよ。

□白無垢と色打掛どっちを選ぶ?

前撮りの衣装として特に人気の高い和装が「白無垢」と「色打掛」。
そのため、どちらを選ぶかでお悩みになっている方も多いのではないでしょうか。

どちらを着用するかを決めるうえでは、それぞれの和装の特徴を知り、実際に着用してみて、自分の好みを確かめることが大切です。
そこでここでは、「白無垢」と「色打掛」どっちにするかを選ぶ際のポイントについてお伝えします。

前撮りでどちらを着るか選ぶ上では、写真を撮る「背景」に合わせるのがおすすめです。
白無垢には上品でゴージャスな雰囲気があり、色打掛には華やかで彩り鮮やかな特徴があります。
シンプルな背景をバックに撮るのであれば、穏やかな雰囲気に合わせるために「白無垢」を着用し、華やかな場所で写真を撮るのであれば、色合いが鮮やかな「色打掛」を選ぶと良いでしょう。

また、理想のイメージに合わせるのも1つの方法です。
古風で日本らしい雰囲気の写真を収めたいなら「白無垢」、明るく映える写真を残したいなら「色打掛」を選ぶのもおすすめです。

和装を着て、写真を撮るのはあなた自身です。
色々なことに気を配りすぎて、自分の好みや理想を忘れないようにしてくださいね。

□色打掛の色はどう選ぶ?

色打掛を着用すると決めたら、次は色選びに迷ってしまいますよね。
色打掛の色選びで悩んだら、次の4つのポイントを意識してみてください。

*メインカラーを決める!

まずは、色打掛のメインカラーを決めましょう。
1つ1つ時間をかけて検討していたら、前撮りまでに間に合いません。
できるだけ早く、メインの色を何色にするかを決めてしまいましょう。
自分の好きな色や季節に合わせれば、後悔のない色選びができますよ。

*自分の肌色や顔立ちに合わせてみる!

メインカラーを決めたら、自分の肌色や顔立ちと照らし合わせて色を絞っていきましょう。

ブルーベースでしゅっとした顔立ちの方には、涼しげでクールビューティーな色打掛が良く似合います。
凛とした大人な1枚を撮れますよ。

日本人らしいイエロー系・オークル系の肌色で、丸みのある優しい印象の顔立ちの方には、温かみのある色打掛がすごく映えます。
かわいらしい女性の1枚を残せますよ。

*後ろ姿にも気を配って!

色打掛は帯を締めないため、背中側に華やかな装飾が施されているものが多いです。
そのため、試着をする際には、後ろ姿にもしっかり気を配りましょう。
鏡で確認しづらい場合は、写真を撮って確認してみてみてください。
写真を見ることで、より細部まで確認できるので、自分に合う1着を見つけられますよ。

*納得できるまで試着してみる!

お気に入りの1着を見つけても、実際に着てみたら「何かイメージと違う」と感じることもあります。
気になる色打掛があったら、積極的に試着してみましょう。
見た目と着た後の感覚では、印象が変わってきます。
最初の印象が「好みと違う」「自分には似合わない」と思ったものでも、実際に着てみると「意外と良いじゃん」と思うこともあります。
楽しみながら、たくさん試着してみてください。

□まとめ

幸せな雰囲気の1枚をしっかり残すためには、お気に入りの衣装で前撮りすることがとても大切です。
和装で撮影をされる方は、撮影場所や理想のイメージに合わせて、色打掛と白無垢どっちを選ぶのかや、色打掛でもどの色を選ぶのか決めましょう。
色打掛の人気色や、それぞれの和装の特徴を把握し、自分の肌色や顔立ちとベストマッチするのはどの衣装なのか、しっかり熟考してみてください。
なかなか着る機会のない和装を着用するからこそ、自分好みのお気に入りの1着を見つけて、撮影に臨みましょう。

結婚式をしない写真のみの結婚!?フォトウェディングとは?

「結婚式」それは夫婦の2人にとって一世一代の晴れ舞台です。
結婚を思い出や写真に残すために結婚式を挙げます。
しかし、近年では結婚式といっても1つではなく、さまざまな形の結婚式が存在します。
豪華な結婚式からシンプルな結婚式までさまざまありますが、好みは人それぞれです。
自分の好みの結婚式を探しましょう。
今回は、最近よく耳にするようになった結婚式をしない写真のみの「フォトウエディング」について紹介します。
さらに、フォトウエディングのメリットや費用、注意点なども紹介します。
フォトウエディングについて気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。

□結婚式をしない写真のみの結婚!フォトウエディングとは?

フォトウエディングとは、どのような結婚式を指すのでしょうか。
フォトウエディングとは結婚式を挙げない、写真だけの結婚式を意味します。
一般的な結婚式では行われる挙式や披露宴をフォトウエディングでは行いません。
この形式の結婚式は写真を撮ることのみです。

フォトウエディングはフォトスタジオだけではなく、海辺やチャペルなどの自分好みの場所でも撮影ができます。
さらには、和装も選べるので比較的自由に撮影ができます。

□フォトウエディングのみを行うメリット

では、フォトウエディングは一般的な結婚式と違ってどのようなメリットがあるのでしょうか。
メリットを知ってフォトウエディングについての魅力を知りましょう。

*婚礼衣装が着られる

フォトウエディングではウエディングドレスを着られます。
ウエディングドレスは本来結婚式でしか着ないものなので、結婚式を挙げなければウエディングドレスを着ることはありませんでした。
そのため、ウエディングドレスをきた花嫁姿には多くの人が憧れています。
フォトウエディングならこのような憧れを自由に叶えられます。

自分の好みのウエディングドレスを身にまとい写真として記念に残せるので、納得のいくまでウエディングドレスを選んでください。
さらに、自分の好きな衣装を1着だけではなく複数の種類のウエディングドレスを着用して写真を撮ることもできるので、さまざまなウエディングドレスを楽しめます。

*準備の手間の少なさ

準備に手間がかからないこともメリットの1つです。
挙式をする場合、式場や関係者との打ち合わせが何度も必要です。
打ち合わせだけでなく、誰を招待するのか、席次の決定など、さまざまな手間がかかります。

それに比べるとフォトウエディングは数回の打ち合わせで済みますし、招待する人も選ばずに済みます。
結婚を記念として気軽に写真に残せることがフォトウエディングのメリットです。

*他人への配慮が少ない

一般的な結婚式では、招待する人に気を遣う必要があります。
上司や先輩などの目上の人には、特に気を遣うでしょう。
招待する人によっては、特別に何か用意しなければいけないようなこともあります。

しかし、フォトウエディングでは人を招待しないので自由度が高く、2人の希望が比較的通りやすくなっています。
また、フォトウエディングでは、両親や特定の友人のみを招待して撮影できる場合があります。

□フォトウエディングはいつ撮るのが良い?

フォトウエディングは自分たちの好きなタイミングで撮影できます。
では、いつ撮影することがおすすめなのでしょうか。
撮影するタイミングを選ぶ方法を4つ紹介します。

1つ目は、2人の記念日で選ぶ方法です。
記念日に撮影すると、覚えやすい上により一層特別な日になります。
どちらかの誕生日や付き合った記念日、入籍日などにフォトウエディングを挙げるのがおすすめです。

2つ目は、お日柄でフォトウエディングを挙げる日を決める方法です。
記念日にフォトウエディングを挙げたいという気持ちより、縁起を重視したいという人におすすめです。
六曜では大安に、また、一粒万倍日や天赦日などのさらに縁起の良い日にフォトウエディングを挙げると良い気持ちで新婚生活を送れるでしょう。

3つ目は、写真がきれいに撮れる日にフォトウエディングを挙げる方法です。
具体的に言うと、春や秋などの景色がきれいな季節です。
春は桜、秋は紅葉が美しい場所がたくさんあり、場所を選べばとても美しい自分好みの写真が撮れるでしょう。
また、この季節は気温も夏や冬に比べて穏やかなので、楽に撮影を進められます。

4つ目は、費用でフォトウエディングを選ぶ方法です。
費用を抑えたいという場合には、閑散期にフォトウエディングを挙げることがおすすめです。
6〜8、1〜2月あたりはフォトウエディングでは閑散期となっているため、費用が抑えられる場合があります。
閑散期だからといって、写真の質が落ちるわけではないので安心してください。

□フォトウエディングの費用相場

フォトウエディングを挙げるにはどれくらい費用がかかるのでしょうか。
多くの人が気になるところです。
フォトウエディングは撮影場所や、ドレス、撮影枚数などによって、費用は大きく変動するので、おおよその相場を知っておきましょう。

フォトウエディングは大きく分けて2種類に分けられます。
それは、会社側が用意したスタジオで撮影するスタジオ撮影と、好みの景色のある屋外で撮影するロケーション撮影があります。

スタジオ撮影の場合では、撮影費用、衣装費用、着付けやヘアメイクなどと写真データ1カットまたは台詞写真1枚で約10万~15万円が相場です。
できるだけ費用を抑えたい人や、屋外での撮影が面倒と感じる人にはスタジオ撮影がおすすめです。

一方、ロケーション撮影の場合では、屋外の撮影であるため、撮影枚数が増える傾向にあります。
そのため、撮影料はスタジオ撮影よりも高くなります。
ロケーション撮影の場合は、約15万~20万円くらいが相場となっています。

また、スタジオ撮影やロケーション撮影とは別に、追加の注文や衣装の変更、土日の撮影などでも追加料金がかかる場合があるので、しっかりと確認しておきましょう。

□失敗談から学ぶフォトウエディングの注意点とは?

フォトウエディングでは事前選びやリサーチをしていないと後悔することもあります。
例えば、費用や写真の質、サービスの質は事前に確認しておかないと、撮影が終わった後に「別料金のものが意外と高かった」「写真の撮り方に不満があった」などの後悔をすることになります。

また、両親や友人に直接祝って貰いたい気持ちや晴れ姿を見せてあげたい気持ちは残ってしまうかもしれません。
このような気持ちを持っているのならば、フォトウエディングに少しアレンジして自分たちの思う結婚式にできる場合があります。

家族や友人に祝ってもらいたいならば、家族や友人を呼んで撮影をしたり、撮影後に食事をしたりできます。
また、簡単な挙式も挙げられるので、実際の結婚式気分を味わえます。

□まとめ

フォトウエディングについて興味を持ちましたか。
フォトウエディングのメリットとして、「婚礼衣装が着られる」「準備の手間の少ない」「他人への配慮が少ない」などが挙げられます。
また、ロケーション撮影ならば、自分たちの好きな季節や好きな風景で写真も撮れるので、撮影するときだけではなく、撮影場所を選ぶ過程も楽しめます。
フォトウエディングを失敗に終わらさないためにも、事前に注意するべき点を確認して、最高のフォトウエディングにしましょう。
フォトウエディングをお考えの方は、ぜひMai BRIDEにご相談ください。

和装前撮りの持ち物とは?今っぽい前撮りを可能にするアイデアとは?

近年は、和装での前撮りや結婚式、いわゆる「和婚」の需要が高まってきていますよね。
それは挙式だけでなく、前撮りでも和装の需要が高まっています。
慣れない和装で準備漏れがないか不安に思う方も多いかと思います。
衣装やアクセサリーを準備するのはもちろんのこと、下着なども自分で用意する必要があります。
また、こだわりのハンドメイドアイテムなどを撮影に持ち込む場合もあるでしょう。
このように、前撮りに必要なアイテムは細かなものが多いため、入念なチェックが必要です。
今回は、和装の前撮りに必要な持ち物についてご紹介します。

□貸し出し可能なアイテム

前撮りの種類は、「スタジオ」撮影と「ロケーション」撮影の2つに分けられます。
「スタジオ撮影」は、基本的に屋内での撮影となるため、天候に左右されることがありません。
ゆったりと撮影できるのがメリットです。
また、プロによる照明で美しい写真に仕上がります。

「ロケーション撮影」とは、屋外で撮影することです。
和装では神社仏閣や庭園などの美しい風情漂う場所が人気です。
和装の前撮りで貸し出しが可能なアイテムは撮影方法によって異なるため事前に確認しておきましょう。

一般的にスタジオ側で貸し出し可能なことが多いアイテムは以下のアイテムです。
・新郎新婦の衣装
・ベール
・グローブ
・ヘッドドレス
・ネックレス
・ブーケ
・アクセサリー
・和装小物
・履物

和装小物とは、「筥迫(はこせこ)、懐剣(かいけん)、末広(すえひろ)」などのことです。
筥迫とは、新婦の和装小物であり、胸元に差し込む小さな化粧小物入れのことです。
懐剣とは、新婦の和装小物であり、打掛を着る際に帯にさす短剣のことです。
末広とは、新郎の和装小物であり、扇子のことです。

これら以外にも、和装には人目に触れることのない小物が複数存在します。
スタジオによって貸し出し可能なアイテムは異なるので、事前に確認するようにしましょう。

□自分で用意する必要がある持ち物

続いて、自分で用意する必要があるアイテムについて紹介します。
一般的には、婚約指輪と下着と靴(ウェディングシューズ)だけで問題はありません。
ロケーション撮影をする場合や、お色直しで何着も変える方は、靴の用意が必須です。
普段履かないような高いヒール・ウェディングシューズを使用する場合には、負担を減らせるように、中敷や滑り止めシールを貼ることをおすすめします。

また、近年は手作りのヘアアクセサリーや小物などを持ってくる方が増えています。
満足のいく写真を残せるように事前に撮影の指示書を作ってきても構いません。
前撮りのありがちなトラブルとして、打ち合わせの際に言葉で要望していても、実際に用意されたものが想像と異なったものだという話はよく聞きます。
言葉だけで完全に要望を汲み取るのは、いくらプロでも難しいため、イメージ画像をまとめた指示書を用意しておくことをおすすめします。

□和装の種類とは?

和装といえば「白無垢」をイメージする方が多いでしょう。
白無垢は嫁いだ先の家の色に染まります、といった意味が込められていると言われています。
とはいえ、現代ではそこまで深く意味を込めて衣装選びをする花嫁様は少数で、「色仕掛」の需要が高まっています。
また、赤の色仕掛には、嫁いだ先の家の「血」という意味合いが含まれており、色によって色打掛にも意味が含まれています。

白無垢と色打掛には「打掛」と「着物の色」の違いがあります。
打掛とは、女性の和装の種類の1つです。
花嫁が着る格式の高い婚礼衣装とされ、小袖の上から打ち掛けるようにして羽織る着物のことです。

「白無垢」が婚礼衣装として用いられるようになったのは鎌倉時代です。
着物にはグレードがあり、その昔位の持つ貴族のみが格式の高い着物を着ることを許されていました。
その最上級にあたるものが白無垢でした。
身に着けるすべてのアイテムは白で統一されています。
白一色のものだけでなく、白地に金や銀の刺繍などが施された打掛もあります。
刺繍の模様は、鶴・鳳凰・松竹梅などの吉祥文様が良いとされています。
白無垢で挙式を行う際には、「綿帽子」を着用します。

「色打掛」が用いられたのは室町時代が始まりとされています。
白無垢とは対照的に、色打掛は色を取り入れた打掛のことです。
色柄の種類が豊富なことが特徴です。
白無垢と同様に、正礼装の花嫁衣装です。
色打掛で挙式を行う際には、「角隠し」を着用します。

元々、色打掛は白無垢よりも格下とされており、お色直し用の衣装という位置付けでした。
しかし、今では同格の衣装として扱われており、色打掛も挙式や前撮りの定番衣装となっています。

□節約ポイント

和装で前撮りを行う際の費用相場は、10万円程度です。
ただ、衣装のグレードや衣装数、撮影枚数によってオプション料金がかかるため、多めに見積もっておきましょう。
また、アルバムの作成やカット数を増やすことによる増額が考えられます。
思わぬ出費を避けるために事前に確認しておきましょう。

ロケーション撮影の場合には、スタッフの交通費もかかります。
そのため、一般的には、ロケーション撮影の方がスタジオ撮影よりも割高になる傾向があります。

前撮り費用の節約ポイントとしては、平日の撮影が挙げられます。
土日より1万円程度安く設定している業者が多くあります。
衣装のクオリティを落とすことなく費用を抑えられる方法なのでぜひ参考にしてみてください。

衣装は費用を節約できる大きなポイントです。
実物ではなく写真という形の前撮りでは、高い衣裳を着ても仕上がりが大幅によくなるわけではありません。
特にロケーション撮影では、衣裳と背景の風景との見栄えのよさが写真の出来上がりを左右します。
費用を抑えた衣裳でも、衣裳の魅力と風景の魅力がマッチしていれば、見ごたえのある写真が撮れます。

前撮りの費用で、意外にも圧迫するのがアルバム代です。
アルバムはデータさえあれば自分でも作成できます。
節約するならデータだけを受け取るのも1つの方法です。

□前撮りの雰囲気を上げるアイデアとは?

まず、前撮りで和装を着用する際の着こなし方法について紹介します。

和装の中に着る掛下・半襟を白で統一することが多いですが、最近では、色付きの掛下・半襟を用いることで華やかな雰囲気を演出できます。
また、顔色も明るく見えるためおすすめです。

和装を着用する際には筥迫や懐剣といった小物が必要です。
最近では和装小物自体の色や柄のバリエーションが豊富になっています。
色付きや柄入りの小物を合わせることで、アクセントとなり自分らしいアレンジができます。

和装小物だけでなく、撮影の際に小物を使うのもアイデアの1つです。
紙風船やシャボン玉、お手玉など和装に合う遊べる小物を用意することで写真に動きがでます。
遊んでいる風景を撮影してもらうことで、自然な表情を残せます。
2人らしさを演出する場合には、趣味や好きなものを取り入れることをおすすめします。

結婚指輪や婚約指輪を持参することで、一気にウェディング感のある写真になります。
手元だけを写すことで、プロポーズなどの画を再現できます。

□まとめ

今回は、和装の前撮りに必要な持ち物についてご紹介しました。
前撮りで必要なアイテムや衣装は「貸し出しできるもの」と「用意するもの」の2種類があり、自分が使用するアイテムがどちらかなのか確認しておくようにしましょう。
また、自分で手配したアイテムには「持ち込み料」が発生する場合もあるため、必ずスタジオに確認しておきましょう。
撮影日の間近に慌てないためにも、必要なアイテムの準備は早めに始めておいてくださいね。