ウェディングフォトの前撮りは一生残る思い出です。
綺麗なドレスをより綺麗に着こなすためには、自分の体がベストな状態で撮影に臨む必要があります。
そのためにはセルフケアの期間を設ける必要があります。
今回は、ウェディングフォト前撮り前日までにしておきたいセルフケアについてご案内します。
□前撮り前にやるべき美容関係準備リスト
前撮り前におすすめの美容は、美容院・ネイル・シェービング・エステです。
ここでは、おすすめの施術期間と合わせてそれぞれの美容方法について紹介します。
まずは美容院についてです。
1週間前に施術することがおすすめです。
1週間なら髪の毛はほとんど伸びないので髪型があまり崩れません。
また、仮にカラーの仕上がりに満足がいかなかった場合にも、お直しする余裕があります。
前撮りでアップスタイルを希望する場合には、鎖骨ラインまでの髪の長さであれば十分です。
結婚式の前日や当日にトリートメントやスタイリング剤をつけることはおすすめしません。
トリートメントをつけることで、ヘアセットが崩れやすくなったり、ボリュームが出しづらくなってしまうからです。
次にネイルについてです。
前撮りでは手元のショットも何枚か撮るため、衣装の雰囲気に合わせたネイルをすると良いでしょう。
前撮りのネイルの際には、ジェルネイルかネイルチップを利用される方が多いです。
ジェルネイルの方がネイルチップより割高になりがちです。
ただ、ジェルネイルはデザインが豊富であり、取れる心配がないのが特徴です。
それぞれにメリット・デメリットが存在するので検討してみてください。
前撮りの3日前から前日までにすると良いでしょう。
ジェルネイルは持ちが良いため、1週間前でも良いでしょう。
ネイルチップの場合には、完成まで時間がかかるため、お直しする可能性も考えてなるべく早く依頼しておきましょう。
次にシェービングについてです。
シェービングを行う方は少ないように感じます。
ただ、シェービングには複数のメリットが存在しています。
シェービングを行うことで、美容効果を期待できます。
また、角質がとれることで肌がツルツルになり、化粧ノリが良くなります。
特に和装の場合には、うなじを処理するためにも利用することをおすすめします。
前撮りの1週間から3日前までにすると良いでしょう。
初めての方は、赤みが出る可能性もあるため、肌トラブルが起きないか1ヵ月前に一度お試しすることをおすすめします。
最後にエステについてです。
エステは必ず受けなければならないということはありませんが、結婚式に向けてブライダルエステに通っている方は、前撮りの日程を伝えておくと良いでしょう。
近年は痩身エステや美肌エステ、小顔エステなど目的に合わせた施術方法が存在しています。
痩身エステでは、マイナス5キロを目指すのであれば3ヵ月前から始めると良いでしょう。
美肌・小顔エステを受けるタイミングは、前撮りの1週間から前日までがおすすめです。
□前撮り前に日頃できること
ここでは、自宅でできるメンテナンス方法について紹介します。
1つ目は、パックを毎日つけることです。
期間に目安はありませんが、前撮りの1週間前からは毎日行うことをおすすめします。
その際、日常で使うようなお得用ではなく、普段より少し高めのパックを使うことをおすすめします。
パックの効果としては、みずみずしい肌を実現することです。
化粧水に比べてうるおいを長時間キープできる商品が多いのが特徴です。
肌荒れが起きやすく継続的に肌をケアしたい方や、使った直後から効果を感じられるような美容商品を求めている方におすすめです。
2つ目は、美容ドリンクを毎日飲み続けることです。
美容ドリンクは肌にハリを与え、化粧ノリをよくする効果があります。
美容ドリンクは、そこそこお値段がするものだという印象をお持ちの方が多いと思います。
しかし、この期間だけだと考えて、美容ドリンクに頼ってみても良いかもしれませんね。
3つ目は、自宅でトリートメントを行うことです。
ホームケアで行うトリートメントの頻度は、毎日行っても構いません。
コンディショナーは髪の毛の表面をコーティングするのみなので、髪の内部補修、表面を整える効果のあるトリートメントを毎日行うことで、より深いケアを期待できます。
ヘアサロンのトリートメントは油分が含まれているものが多いため、式前日の施術は控えた方が良いでしょう。
しかし、ホームトリートメントの場合には、式前日に行っても構いません。
□ブライダルエステとは?
和装前撮りを行う際に忘れてはいけないのが、ブライダルエステです。
和装は露出が少ないのでブライダルエステのことを忘れがちになりやすいですが、実は、和装こそブライダルエステをする必要があります。
ここでは、和装前撮りのために知っておきたいブライダルエステについて解説します
和装にブライダルエステは必要かどうかについては、結論から申しますと必要です。
和装は襟元が大きく開いているため、産毛があると目立ちます。
ブライダルエステで施術を受ける箇所は「うなじ・手・顔」です。
和装の前撮りでの髪型はアップスタイルがほとんどで、うなじが露出します。
和装でかつらを着用する場合には、水白粉というものを塗布する必要があり、産毛があると産毛に粉がかかり、目立ってしまいます。
顔もうなじ同様で、顔の産毛もしっかり剃ってもらいましょう。
産毛だけでなく、日頃のスキンケアも重要です。
露出が少ない分露出している部分が注目され、肌荒れしていると目立ちます。
吹き出物が気になる場合には、余裕を持って施術を早めに行うようにしましょう。
そこで、忘れがちなのが手の処理です。
前撮りでは、手のカットも多いため、お手入れをしておきましょう。
ブライダルエステで肌のキメを整えておくことも大切です。
□前日に行うべきセルフケアとは?
ここでは、前撮りの前日に行うべきセルフケアについて紹介します。
*全身のマッサージ
前撮りの前日にまでなったら、普段のケアでコンディションを整える程度にすることも重要です。
リンパを流すようにマッサージすることで、翌日のむくみが軽減されます。
*お風呂の入り方
むくみを防止するために、前日は39度のぬるめのお湯に15分つかるようにしましょう。
熱いお風呂に長く入るのは逆効果です。
15分の入浴のうち、最初の5分は体全体を浴槽に沈め、残りの10分は半身浴にすると効果的です。
*しっかりと睡眠をとる
睡眠不足は、目の下のクマや肌荒れを引き起こします。
撮影中に体力が尽きて表情が暗くなってしまったりいいことはありません。
良質な睡眠を取れるよう、夜ふかしは厳禁です。
□前撮り前日にしてはいけないこととは?
ここでは、前日にしてはいけないことについて紹介します。
前日にシェービングやエステなどの実施は避けましょう。
前日に特別なことをすると、肌トラブルの原因になりかねません。
1ヵ月前にお試しを行い、トラブルがなければ、最低でも前撮りの2日前までに済ませておきましょう。
また、前日にお酒を飲み過ぎることはやめましょう。
飲み過ぎると体調が悪くなるだけでなく、寝不足を引き起こしたり、顔色が悪くなったりむくみが出てしまう可能性もあります。
外での飲み会への参加は少なくとも1週間前までにしておきましょう。
□まとめ
今回は、前撮りの前日までの準備期間に行っておくべきセルフケアについて紹介しました。
どのセルフケアも、前日にトラブルが起きないように、時間的余裕を持って施術をスタートさせると良いでしょう。
やり過ぎてしまったり、慣れないことをあえてするのは避けたほうが賢明です。
自分らしい姿を残せるよう、いつも以上に自分を労ってあげる期間にしましょう。