ウェディングドレスをレンタルするときの流れとは?

ウェディングドレスをレンタルされる方は多く、自分たちもそうしようと考えているカップルは多いです。
一方でその流れを知らない方は多く、不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回の記事では、ウェディングドレスのレンタルについてご紹介していきます。

□ウェディングドレス選びの流れ

まずは「ウェディングドレス探し」です。
ここでは最初に着たいドレスのイメージを固めます。
かわいらしいプリンセスラインにするか、おしゃれなAラインにするか、個性的なエンパイアラインにするかなど、選択肢はたくさんあります。
雑誌・インターネットを使用しながら情報を集め、イメージを固めていきましょう。

続いて「ドレスショップでの試着」です。
ドレスのイメージが固まり次第、ドレスショップで気になるウェディングドレスを試着します。
候補を絞り込んでいくイメージです。
ショップスタッフに希望を伝える際は、情報収集した際の雑誌の切り抜きやネットの画像を実際に見せることで、口頭で伝えるよりも情報伝達が容易です。
挙式の6か月前を目安に、ドレスショップでの試着を行いましょう。

挙式の3~4か月くらいになったら、ウェディングドレスの決定・予約をします。
結婚式の3~4か月前にはドレスが決まることをあらかじめ知っておくことで、逆算して計画だてられます。
ドレスが決まり次第、アクセサリーやベール、シューズ、グローブといったアイテムも決めていきます。
和装の場合も同様で、和装が決まり次第それを軸としてアイテムを決めるイメージです。

挙式の1か月くらい前になったら、最終フィッティングを行います。
挙式に向けてダイエットをしたりエステに行ったりした場合、衣装の着心地が変わっている可能性があります。
ウエストや胸周りのサイズが気になる方や違和感を感じる方はしっかり伝え、調節してもらうようにしてください。

最近はサイズ調節できるドレスも多いため、一度確認してみることが何より大切です。
心配な方は、サイズ調節できるかについてドレス選びの段階で確認しておきましょう。

そして最後に、ドレスの引き渡しです。
会場と提携しているドレスショップの場合、ショップから会場に直接届けられますし、終わった後も会場からショップに直接返却されることが一般的です。
提携していないショップからのレンタルの場合。その点に関しては前もって確認しておきましょう。

□ショップの試着予約時に気をつけておきたいポイントとは

まず予約時にやることを挙げておきます。
予約段階ですべきことは以下の通りです。

・気になるショップに試着日の予約を入れる
・挙式スタイルやドレスの好みといった情報はあらかじめまとめておく
・予約の際に「所要時間」「試着可能なドレスの数」「撮影可能か」「当日の持ち物・服装」について確認
・好みのドレスが分かる切り抜きや式場のパンフレットを用意しておく
・試着時の持ち物の用意

ドレスショップの殆どは、予約制です。
試着したいショップが決まり次第、試着日の予約をしておきましょう。
ショップが式場の提携店の場合は会場の担当者に、提携外の場合は電話だったり、ショップのサイトだったりから予約します。

予約時には、先ほど紹介したポイントを参考にいくつかの情報について確認しておきましょう。
式場の情報も、ドレス選びにおいて大切な要素です。

コツとして、家族や友人、彼と一緒に行ってみるのがおすすめです。
第三者の忖度ない意見は、ドレス選びにおいて役立つはずです。
できればカメラで衣装姿を撮影してもらい、自分の目の届かないところも確認できると良いでしょう。

□スムーズにドレス選びをするためのポイント

1つ目のポイントは、予約することです。
前述したように、ドレスショップの殆どは予約必須です。
アポなしで来店すると試着できないこともありますし、中には完全予約制のショップも存在します。

2つ目は、あらかじめ自分のドレスの好みを知っておくことです。
試着と言っても試着数には限りがありますし、限りが無くても多くのドレスを全て着ることは不可能です。
手当たり次第ではなく自分の好きなドレスを考えておくことで、ドレス選びがとても楽になります。

ショップの方に好みを伝えるだけで、候補が大幅に絞られるでしょう。
イメージは言葉だけでなく写真で伝えるのも、大切なポイントです。

3つ目は、写真を撮ることです。
写真を撮る際は、正面、後ろ、上半身の写真を撮ります。
写真に残せばすぐにドレス姿を様々な方向から確認できるだけでなく、迷ったときに見返すこともできるためです。

また、ドレスの中には何度も試着できないものもあります。
これも、写真を撮っておくのが大切な理由です。

4つ目は、付き添ってもらった人の意見を大切にすることです。
ウェディングドレスを着るのは花嫁ですが、自分の好みだけでなく他人の意見に耳を傾けることも時として重要です。
最終的に決めるのは花嫁ですが、身近な人の意見も参考にするのがおすすめです。

□ウェディングドレスの費用相場

ゼクシィの行った調査によると、一番多いのが「30~35万円」で19.9%、続いて「20~25万円」で17.0%、15万円未満で13.2%となっています。
平均すると27.6万円となります。
なお、カラードレスの場合平均は24.9万円です。
また、着数なのですが、2着の花嫁が61.3%と最も多い結果となっています。

□試着当日の流れ

まずは「インタビューシート(カウンセリングシート)」に記入を行います。
記入内容は以下の通りです。

・氏名
・電話番号など連絡先
・挙式スタイル
・結婚式場名
・レンタルか購入か
・サイズ
・ドレスの希望
・予算

続いて、カウンセリングシートをもとにドレス選びを行います。
しっかり式場や好みのドレスのイメージができていれば、スタイリストさんが最適な提案をしてくれます。
理想の雰囲気に合いそうなものが分かるので、意見はよく聞いておきましょう。

その後はカタログだったり実際のドレスを見たりしながら、試着するドレスを決めます。
お店によっては試着数が決まっていることもあるので、注意が必要です。

そしていよいよ試着です。
着付けはスタイリストさんがしてくれるので、安心して試着しましょう。

ポイントは、ドレスに対する感想は素直に伝えることです。
繰り返すうちに、スタイリストさんも好みを理解してくれるでしょう。
撮影が可能なドレスショップの場合、この段階でドレス姿を撮影します。

注意が必要なのは、ドレス試着中に気分が悪くなったら遠慮なく言うことです。
補正力の強いブライダルインナー、慣れないドレスは体調を悪くする要因であるためです。

最後に見積もりを行います。
レンタルの場合、ドレス自体の料金に保険料・クリーニング料金もかかることが多いです。

見積もりをして問題が無かったら、契約と仮予約です。
ここでは契約書にサインし、内金・申込金を支払います。
この代金はお店によって様々で、ドレス代の20~30%ほどです。

□まとめ

今回の記事ではウェディングドレス選びの流れや予約時にすべきことなどを紹介しました。
ウェディングドレスは一生で殆ど着ることの無い衣装です。
だからこそ丁寧に選んでいく必要がありますし、そのためにも今回紹介した情報をお役立てください。

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