フォトウェディングと前撮りの違いとは?費用に違いはある?

「フォトウェディングや前撮りといった言葉を聞いたことはあるけど、違いは分からない」
このような方は多いのではないでしょうか。
どちらのサービスもとてもおすすめできるものですが、その前にまず特徴を知っておく必要があるでしょう。

今回の記事ではそれぞれの特徴や費用を、比較しながらご紹介します。
前撮りやフォトウェディングに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

□前撮りとフォトウェディングの違いとは?

結婚式の前撮りとフォトウェディングについて、違いが良く分からない方も多いでしょう。
ここではそれぞれの特徴をご紹介しますので、ぜひ比較してみてください。

まずが結婚式の前撮りです。
前撮りとは、結婚式以前の日に、和装や洋装などを着た新郎新婦が写真撮影することです。
結婚式と別の日に行う写真撮影を「別撮り」と言い、結婚式の前か後かで「前撮り」「後撮り」と呼ばれます。

たとえば結婚式でウェディングドレスを着た場合、前撮りで和装を着るといたかたもいらっしゃいます。
このように、当日とは異なる衣装を着られるのが前撮りの魅力です、

一方でフォトウェディングとは、結婚式や披露宴を行わずに、写真撮影だけを行う結婚式のスタイルです。
いわば写真だけの結婚式で、フォト婚とも呼ばれます。

結婚式は行わないですが、結婚式で着るようなウェディングドレスとタキシード、白無垢と紋付袴といった衣装で撮影を行います。
現在では人気になりつつあり、様々なプランが増えてきました。

以上が前撮りとフォトウェディングの違いです。
挙式してそれより前の日に写真撮影をするのが前撮り、挙式せずに写真撮影だけを行うのがフォトウェディングです。

□フォトウェディングと前撮りのそれぞれの費用

フォトウェディングと前撮りの費用は、実はあまり変わりません。
費用を左右するのは撮影場所です。
撮影場所によって、「スタジオ撮影」か「ロケーション撮影」に分けられます。

費用の目安ですが、スタジオ撮影の売位は5~10万円程です。
一方でロケーション撮影の売、10~30万円程となります。
理由は、ロケーション撮影の場合、移動費、フォトグラファーの出張費、ロケ地によってはその場の使用量が発生することです。

ここでスタジオ撮影の例を挙げてみます。
50カットの撮影、3カットの納品データ、レンタル衣装・小物、ヘアメイクを含む基本桜蘭を4万円と仮定します。
ここにオプションとして、10カットの追加、ドレスのアップグレードをしてそれぞれ1万円、3万6千円したとします。
合計は86000円です。

この場合、そもそもカット数が多いプランを選び、納得できるドレスのプランを選べていればより費用を抑えられた可能性はあります。
ただし、このような事例は多いことも事実です。
そのため、プランを決定する際に以下の点は確認しておきましょう。

・納品カット数
・ヘアメイクの有無
・基本衣装の詳細

□どんな人に前撮り・フォトウェディングはおすすめ?

*前撮りが向いている人とは?

まず、いろいろな衣装を着てみたいカップルの場合、前撮りは向いています。
衣装を沢山着られること自体思い出になりますし、実際様々な衣装を着るために別撮りをされる方は多いです。
沢山衣装を着て楽しみたい方に、前撮りは向いているでしょう。

また、写真撮影に集中したいカップルにも、前撮りは向いています。
というのも、結婚式当日は忙しく、写真撮影に集中できないという方も多いです。
前撮りであれば比較的余裕を持って撮影に臨めますし、好みの写真を残せる可能性も高まります。

*フォトウェディングが向いている人とは?

まず、入籍のみしているカップルに、フォトウェディングは向いています。
挙式や披露宴を何らかの理由でしない場合、フォトウェディングをすることで記念となるでしょう。

また、女性の方ならウェディングドレスを着たいという方も多いはずです。
フォトウェディングをすることで、その夢を叶えられます。

また、理由があって結婚式をしなかったカップルにも、フォトウェディングは向いています。
結婚式がなんとなくいや、という方も中にはいらっしゃいます。
一方でそんなに盛大ではなくともなにか記念を残したいというカップルの場合、フォトウェディングは向いているでしょう。

最後に、結婚してから式を上げずに時間が経ったカップルにも、フォトウェディングは向いています。
「今さら結婚式をしてもなあ」
このようにお考えの場合、フォトウェディングをして記念を残すことをおすすめします。

□フォトウェディングのメリット

1つ目のメリットは、準備に比較的手間がかからないことです。
結婚式の場合、招待状や演出用のアイテムを用意する必要があり、準備に時間がかかります。

一方でフォトウェディングの場合、そのような細かい準備は必要ありません。
こだわり次第で準備すべきことも増えますが、結婚式の準備の中でも大変な「招待状制作」や「ムービー制作」の必要が無くなります。
打ち合わせの回数も少なく済むので、手間は比較的かからないと言えるでしょう。

また、フォトウェディングの場合、家族や知人を呼ばないことも可能です。
そのため、自分たちのスケジュールのみ考えれば良いのもメリットでしょう。

2つ目は、撮影シーン・衣装にこだわれることです。
結婚式場を選ぶ場合は式場の好み以外にも、アクセスや予算、その他様々な情報のバランスを見て決定する必要があります。

フォトウェディングの場合は自分の好みに合うスタジオやロケーションを選べば完了です。
旅行先など遠方でも撮影できます。
また、お色直しにかかる時間を気に売る必要もなく、着たい衣装を着られます。

□フォトウェディングの注意点

1つ目は、プラン内容を確認しておくことです。
通常、フォトウェ絵ディングのプランには以下の内容が含まれています。

・衣装レンタル
・小物レンタル
・着付け
・ヘアメイク
・撮影

これらのオプションがしっかり含まれているか、あらかじめ確認しておきましょう。
スタジオによって基本プランに含まれる内容は変わってきます。
また、衣装の持ち込み料やオプションの有無に関しても確認しておけると効果的です。

2つ目は、ヘアメイク・ポージングのイメージをしっかり伝えることです。
ヘアメイク・ポーズは、写真の仕上がりに大きく影響します。
まずは出来る限りイメージを固め、端的に伝えることが大切です。
自分の理想のイメージを伝えるのも良いでしょう。

3つ目は、天候に気をつけることです。
ロケーション撮影の場合、天候にも気を配る必要があります。
ただし、天候が悪くても雨や曇りが趣のある写真につながることもあります。
延期する場合は候補日をいくつか用意したり、撮影する場合は天候によっていくつかプランを考えておくといった対策をすると良いでしょう。

□まとめ

今回の記事ではまず前撮りとフォトウェディングの違いをご紹介し、それぞれの費用、それぞれが向いている人の特徴をご紹介いた後に、フォトウェディングのメリット・注意点をご紹介しました。
それぞれメリットがあり、おすすめできるものです。
自分たちの状況を鑑みて、フォトウェディングや前撮りをしてみてください。

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